【TESオンライン】新DLC「デッドランド」は11月1日(月)スタート決定 今日の公式ESO Liveで話された事のまとめ(Armory Systemはシロディール・試練・トライアルでは使えない…他)

既に一昨日の日本の夜から「ブラックウッドの恵み」イベントと同時に今年の第4期ストーリーDLC「デッドランド」のプロローグクエストがスタートしました。現在、ESOは「ブラックウッド」一色になってますが、今日の早朝にZOS公式のESO Liveがあり、更に「デッドランド」とアップデート32について色々な事がそこで話される事になりました。Live後半はESOの公式フォーラムの質問にZOSの関係者が答える事になり、多くの人が知りたい事が明らかになったりしました。今日はその話しをざっと纏めたいと思っています。以下が公式のLiveの録画動画です。

 

第4期DLCシナリオ「デッドランド」はPC版では11月1日スタート

 
現在、PTSでは次期アップデート32(デッドランド)のテストが進んでいて、いつも5週間のテスト期間がある為、多くの人が11月早々に「デッドランド」が正式スタートすると考えていたと思います。その通りで、正式にPC版では11月1日、コンソール版は11月16日にスタートする事が発表になりました。

いつもコンソール版がPC版より遅れる理由は幾つかあると思うけども、最大の理由は各プラットフォーム(Xbox、PS)の審査を通らなくてはいけないと言う事で、ちょっとしたパッチのアップデートでもこの審査が必要らしく、その為、PC版に比べるとアップデートが「容易ではない」と言う理由があるそうです。

そして、前の「ブラックウッドの恵み」のイベント記事にも追記しておきましたが、イベントのタスク達成100%になった時の「隠し景品」が実は「ブラックウッド」DLC本体だったと言う事で、ブラックウッドを所持している人は、イベントの達成率100%になれば全員が無料でDLC「ブラックウッド」をプレイ出来る事になります。

 

2022年よりESOがスペイン語に正式対応

これは、ESOの日本語版をプレイしているファンにとっては殆ど関係ない話しだけども、2022年よりESOが公式にスペイン語に対応して、スペイン語版のプレイが可能になります。

世界の言語人口を考えると、世界で話者が4番目に多いスペイン語にESOが対応してなかった事はジョークのような話しにも見えたりして、シロディールのチャットでもたまに南米の仲間達が話すスペイン語が飛び交う事があります。

これだけ人口が居るスペイン語圏のプレイヤーがどうやってESOをプレイしていたか?と言うと、当然英語を理解出来る人達も居ると思うし、それ以外の場合は、有志がその翻訳をして言語パッチを配布していたそうで、まるでTES3-4の時の日本語パッチのような感じでした。

実は自分は言語に非常に興味がある為、前にこういう記事を書いた事がありました。

:file;  超余談: 世界の言語から見たESO

しかし、ESOのシナリオの多さはソロゲーのTESシリーズに比べても半端ない大量のもので、スペイン語圏の有志は大変すぎる…とか思っていただけに、同じESOのファンとしてスペイン語圏のファン達の苦労が減る事を嬉しく思っています。来年からESOは、英語、日本語、ドイツ語、フランス語、ロシア語(字幕のみ)、スペイン語に対応する事になります。

実はコロナの影響で、暫くフランス語版やドイツ語版の吹き替えが遅れて字幕のみの配布になったとも聞いているし、そういう環境の中でも日本語版はいつも順調に翻訳も吹き替えも来る事になって、日本語公式には本当に感謝しなくてはいけないし、「ブラックウッド」のシナリオでも日本人のノリに合わせた翻訳と声優さん達の名演もあります。母国語版をいつもプレイ出来る事について、この場を借りて、日本語版のDMMには再び感謝申し上げたいと思います。

 

その他、ESO Liveで話された事

 
実は今回は英語公式フォーラムで集めたファンからの質問に答えるコーナーがあって、それにリッチ・ランバート氏とゲームデザインのリーダーであるロブ・ギャレット氏がその質問に答えてくれる事になりました。興味深い答えがかなりあったので、わかる限りで書いておきます。

(実はこのコーナーで管理人は大居眠りをこいて、後から動画を見返さなくてはいけなくなりました。そのせいで色々と遅くなってしまいましたw)

 

「デッドランド」ではドレモラの生活と言うのを掘り下げている

ライランスと暫く一緒に暮らしてみて(自分の家にはNPC客としてライランスが居ます)、彼女から人間とドレモラの違いを聞かされる事もあって、それは食事に関係する事だったり、睡眠が殆ど必要無い事とか…。

ライランスはモラグバルのドレモラだから、デッドランドのメエルーンズ・デイゴン配下のドレモラとは少し違うかもしれないけど、今日のESO Liveの話しでは「デッドランド」のシナリオではドレモラやデイドラが日常どういう生活を送っているのかにも焦点が当てられているといいます。

座って何かを食べるオグリム

確かにTES4のオブリビオンでは際限なくドレモラやデイドラが湧いて、その時にドレモラの厳しい階級社会に触れる本があったものの、ドレモラが何食べて、どんなコミュニティで生活しているか?とかまでは想像は出来ても知る事はなかったし、そこをデッドランドでは掘り下げているそうです。

 

PvPでセット装備「闇の収束」技が壁上や砦内の人を引っ張り出してしまう事について

これは、先日もサブサイトの方にも書いたけど、シロディールの最強系グループのリーダーが質問してくれた事で、多くの人が「迷惑」と今も問題視している事です。

ZOSのロブさんの話しでは、これは全く意図してなかった事で、今頑張って修正中との事のようです。(これを聞いて安心したシロディーラーは沢山居る筈!)

 

Armory System(日本語名: 武装台)について

Armory Systemについては、前に少しだけ説明をしてあるのでそれを参考にして下さい。

:file;  装備、ビルド、チャンピオンのセットを簡単に変更する事が出来る”ARMORY SYSTEM”

以下が今日のESO Liveで話された事です。

Armory systemが使える場所について
最近PvPのシロディールで装備やビルドを簡単に変える事が出来るArmory Systemが使えるのか? と言う質問が結構あって、ZOSの方では「シロディール、アリーナ、試練はダメ」と答える事になりました。

この理由と言うのは、特にリーダーボード(ポイントの順位)があってそれによって報酬が決まるようなコンテンツでは、Pay to win(金を払えば強くなれる)を助長させる可能性がある為とのこと。誰でも最初はArmoryのスロットが2つ所持していて、後はクラウンストアでそのスロットを買う事になるのかもしれないけど、最高10個までこのスロットを持つ事が出来る為、もしアリーナや試練、シロディールに多くのビルドを持ち込んでそのシチュエーションによって簡単に変えられたとしたら、スロットを沢山保持している人が有利になる…と言う事なのかもしれません。

またこのArmory Systemと言うのは、短時間にビルドや装備をガチャガチャと変える事を目的にはしておらず、あくまでもPvP装備からPvE装備に着替えるとか、ダンジョンのタンクがソロ探検用にDPS装備に着替えるような事を目的にしていて、戦闘有利をそれによって引き出すものでは無いような事も言ってました。

シロディールについての補足を書いておけば、アドオンが使えるPC版では、去年さらに厳しく「プレバフ(pre-buff)」と呼ばれるものが厳しく制限される事になりました。このプレバフと言うのは、敵を見つけて「戦闘中」になる前にある装備で有利なバフを発動させる事で、そのバフを発動させたまま装備変更アドオンで別の有利になる装備に変えて戦闘に入る…と言う事を当たり前にしている人達が居ました。

過去プレバフ装備として名を馳せた中には人気装備の「賢明な錬金術師」もあったし、これらは「戦闘中で無いとバフが発動しない」と言うものに変えられて、去年プレバフ禁止になった人気装備の中には「第7軍団」や「エルフ殺し」もありました。

去年プレバフ禁止になった装備について、日本語公式パッチノートを参照して下さい。

こういう事からPvPのコンテンツでアドオンによってガチャガチャと頻繁に装備を変える人達は、ZOSはそういう事は決して歓迎していない…と言う事を知っておかなくてはいけないようにも思っています。

しかし、グループダンジョンではArmory Systemは普通に使えると言う事で、現在知っておくべき事は、リーダーボードがあるようなコンテンツではArmory Systemは使えないと言う事に思います。

Armory Systemにムンダスストーンを含む予定は無いのか?
現在、Armory Systemでは実に多くの事を登録出来る予定で、「装備、アビリティバー(変異を変えて登録可能)、チャンピオンスロットのスター、パラメータ(HP、マジカ、スタミナ)、ウェアウルフと吸血鬼の呪いのON/OFF(昨日、実はこれについて質問を頂きましたw)」。これらをセットとして登録しておけば、キー1つで簡単にその登録されたスロットを切り替えてキャラに適用させる事が出来ます。

しかし、この中にムンダスストーンも含めてほしい…と言う意見も多いらしく、現段階ではこれについては「約束できない」と言う事でした。当然、これらもZOSの中では考慮されているものの、それが本当に採用されるか?とか、いつ採用されるか? については現代階では言えない…との事のようです。

コンパニオンの装備にもArmory Systemを導入する予定はあるのか?
現時点では、1人のコンパニオンを多くのロールや装備で使う人はあまり居ないと思うし、その予定は無いそうです。

 

古遺物の手がかり(リード)にはRNGの改善は無いのか?

前回のESO Liveの時「RNGの改善」について語られて、RNGと言うのは「運ゲー」の事を意味しています。欲しい装備がある時、アップデート32からは持っていないアイテムが優先的に取得できるシステムが導入されます。これについては、先日書いているので、それを参照下さい。

:text;  特定のアイテムを取得する為にダンジョンを何度もやらなくて良くなる?(RNGの改善)

こういう「運ゲー」要素を改善するような事が古遺物の手がかり(リード)に採用されないのか? と言う質問に対しては、RNGの改善と言うのは、あくまでもスティッカーブックの範囲の中の話しで、それに登録されていない武具は優先的に拾えるようになるけども、それ以外ではその適用はないとのこと。しかし、将来的にはこれらも考える可能性はある…と言う事で、それを考えるより、まずは今はそれ以上の沢山の装備があります…と言うのが、リッチ・ランバート氏の答えでした。

 

コールドストレージ導入について

先日、ESOのサーバーにシャーディングとコールドストレージと言うものがパフォーマンス改善の為に導入されると言う話しを公式の記事を交えてする事になりました。

それで、現在その導入の作業は定例メンテナンスの度に少しづつ追加で行われていて、今日のESO Liveの話しでは、アカウントのコールドストレージは来週にONになる予定で(来週10/4にメンテナンスがあるのでその後からか?)、既にXboxのEUサーバーで起動しているとの事。

実は、ここのところ英語公式フォーラムでXboxのサーバーがクラッシュ地獄になっている話しが出ていて、この原因については詳しくは聞いてないけども、もしかしたらこれが影響していた可能性がある?

それで、アカウントのコールドストレージって何? と思う人も多いと思うし、先日もコールドストレージと言うのはよく使われるデータと殆ど使われないデータを差別化して別々にストレージ収納する事で読み込み等を早くする事だと書く事になりました。これをアカウント毎に適用する事らしく、頻繁にログインして来るESOのアカウントと今は殆どESOにログインして来ないアカウントを別々に保管する事を意味するそうです。非アクティブなアカウントがコールドストレージの方に置かれるそうです。

その為、久しぶりにESOをプレイしてみようかなーと言うプレイヤーが久々にログインした場合、アカウントはコールドストレージの方に保管されている為、アカウントをコールドストレージからアクティブなアカウントのストレージに移す為に2-3分の時間が必要になって、少しログイン画面で待たされる事があるそうです。(← ここ大事)

今のところ、この非アクティブなアカウントと見なす基準は、180日位を検討していると言う事で、約半年ESOにログインしてないアカウントがコールドストレージに保管されると言う感じかもしれません。しかし、暫くESOをプレイしてなかったプレイヤーでも、2-3分待てば問題なくゲームが出来る筈なので、プレイヤーはそれほど意識しなくて良い問題だと思っています。

しかし、ZOSの方でもアカウントのデータだけにこの処理には慎重になっていて、「データを失いたくない」と言う事で(こういう事を言われるとデータが飛んだらとか逆に不安になるけどもw)、一度に1つづつサーバーに導入して行くと言う事で、自分達が活動するPC北米サーバーは来週かどうかはわからないものの、何か問題が起きた時の為に、こういう事を現在ZOSがやっている…と言う事だけは覚えておいて下さい

 

サーバー(ハード)のアップデートについて

今年の1月、ESO Liveでブラックウッドの発表があった時、ZOS代表のマット・フィラー氏はその冒頭で、「今年はサーバーアップデートする」と言っていました。

上の写真がその時のマット・フィラー氏の言葉だけども、しかし、未だにシロディールにパフォーマンスが酷いまま…だとか、その他の場所でも「なんかゲームが重くね?」と言う事があったりで、「本当のサーバーがアップデートされてんの?」と言う疑問が多くのプレイヤーの中にありました。確かに1月の時点でも、「サーバーを変えたからと言って、一気にパフォーマンスが改善されるような事は無い」とは言っていたけども…。

それについて、今回はリッチ・ランバート氏が答えてくれて、幾らかアメリカはワクチンの流布が進んで少し普通の生活が戻って来たとは言え、日本同様にコロナのパンデミックの影響を受けまくりで、それによって予定もかなり狂ってしまっているとの事。「サーバーのアップデート」と一言で言えるような事でも、まずはサーバーのハードを入手して、それをバーンインして(簡単に言えば稼働試験)、テストをする必要があって、今年の終わり前では、まだ準備が出来ていないとの事。

これは個人的な意見だけども、現在、PC系のハード系はコロナのせいで部品調達が非常に難しい状態にあるとも聞いているし、物は違うけども、PCゲームに必要なグラボも品薄・値上がりでとんでもなくなっている時がありました。サーバー業界も同様な事が起きているかもしれないし、これは少し我慢するしか無いのかもしれません。
 

その他にも幾つかあったと思うけど(かなり記憶が抜け落ちて来てますw)、現段階で気になった話しはこれ位だと思うし、また何か思い出したら追記しておきます。

現在、ESOではイベント中の週末で、楽しい休日をお過ごし下さい。

Makoto

TESはOblivionから。ESOには”Gills J”で参戦。 音楽geek(Soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。ゲームは「英語がわかる」と言うだけで決して得意ではありません。既婚 強い分野: 音楽、Wordpress、車、ネットセキュリティ、誤字脱字

4件のフィードバック

  1. Shuka より:

    収束落とし修正されるんですね。EPのふみちゃんがめっちゃやってくるんで直るのは助かります。
    アーモリー、流石に戦場の中ではダメなのね……道中雑魚と〇〇ボスでは1タンクで、〇〇ボスでは2タンクでって感じでやれば試練の高速化が狙えると思っていたんですが……まあP2Wになるくらいなら仕方ないですね。

    • Makoto より:

      Shukaさんへ

      今朝PTSパッチ7.2.2が来て、砦や壁に居る人は「闇の収束」で引き出せないように修正する件がそこに含まれていました!
      自分もArmoryシステムについては「試練はいいんじゃね?」とか思いましたが、試練は試練でギルド間のかなり激しい争いがあるとか聞いた事があるし、一部の海外ギルドではその争いに疲れて活動縮小したところがあるとも言うし、PvPの自分が想像できる以上の厳しい争いがPvEにもあるのかもしれませんね。しかし、ギルド同士が戦っているのは一見PvPだけに見えても、実際はPvEの成果においてもそうですし、ストア系ギルドも激しく売上やストアの立地も争ってますし、ESOは色々な所にギルド同士の戦いがありますよねw

      • Shuka より:

        PvEはスコアと言う形で明確にランク付けされますからね。旧パッチでのスコアを記録して保存してあるサイトもあります。
        日本プレイヤーの周り見た感じだと、PvEではそこまで争い激しくないというかそもそもスコア争える立場じゃない感じはありますね。
        私は旧パッチのv黒薔薇のUS鯖レコードを持っていますが、あの時は同じ戦術を使う相手がいなかったから取れただけなので……。
        同じ攻略法だとPing差の火力で絶対に負けます。

        • Makoto より:

          Shukaさんへ

          ブラックローズのベテランは陣形の位置取りとかメチャクチャきついとか聞いて来たので、それはすごい記録ですよー!!
          Pingもやっぱりそういうシビアな場所では影響するんですね。PvPでは実はプライムタイムのシロに居てもそういう事はあまり感じた事はなかったんですが、もしかしたら既にシロディールは遅延が酷すぎてそういう差もわからなくなっているのかもしれない…とさえ思えて来ましたw 確かにPvPのシロのランクは長時間そこに居座れば上位狙う事は難しくない場合も多いでしょうし(自分は長時間居ない方ですがw)、PvEは単純に参加した人の上手さに影響しますよね。

Shuka へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)