【TESオンライン】アップデート45(DLCダンジョン付き)は PC版3月10日、コンソール版3月25日にスタート( スキングラード城で暮らそう!)

2025年になり、ESOではまだ10周年のアニバーサリー系の催しは継続中です(これはコンソールESOがスタートしたのは2015年でコンソールファンにとっては今年が10周年の為)。それで、昨日のESO Liveで今年最初のアップデートになるU45について少し明らかになりました。アップデート45は、例年とおり2つのグループダンジョンのDLCになります。

しかし、「あれ?」っていつもと違うと感じているファンも多いかと思いますが、今年は「グローバルイベント」がなくて、例年なら年末年始でESOの新シナリオの予測が飛び交うはずが今年はそういうのもありません。既に去年、今年はいつもとは違う形で新システムが導入されて行く事が発表されていて、極端な言い方をすれば「システムができ次第、随時発表」と言う形がとられて行くようです。

既にESO Liveで話されたアップデート45の簡単な概要は公式の記事になっています。

なので、これに補足する感じでLiveで聞いた事を書いていきます。

 

アップデート45について

3陣営の旗の炎上は何を意味するのか?

DLCダンジョンは三旗戦争が舞台

1年ぶりの新ダンジョンになりますが、今回はシロディールの三旗戦争がストーリーの舞台になっているようです。場所は両方がウェストウィールドにあるようで、TES4のオブリビオンをプレイした事がある人なら、実はスキングラードと言うのは帝都のすぐ隣に位置している事を知っていると思います。

その為、シロディールとは与し易いのかもしれないけど、こういう展開から見れても、まだ暫くは拠点はウェストウィールドが中心にありそうで、同時に今年はPvPのシロディールのテストも予定されています。

 

スキングラード城がプレイヤーの家になる?

今年の前半用なのか、新しい家が2つほど用意されていて、一つはMirrorisleと言う名前で、これは鏡の破片が多く配置されているイセリア関係の家かもしれません。

そしてもう一つはなんとスキングラード城! Liveでも当然見る事が出来たけども、相当大きな屋敷で動画見てても家具上限700ではまたも足りない可能性の規模の家。

多分、古いTESファンの多くが、TES4で入手可能だったスキングラードのローズソーン邸(メイド付きのTES4最高価格の家)がほしかった筈だけど、前にも書いた通り、どう探してもローズソーン邸はこのESOの時代には存在してなくて、北の壁の辺がその位置。個人的にはスキングラードはTESにおけるホームタウンで、スカイリム時代でもノルドのクセして「出身地はスキングラード」と気取っていたりしました。

だから、スキングラードに家を買う! と言うモチベショーン維持の為に、スキングラード城とは例の無敵の吸血鬼だったハシルドア伯爵が住んでいたところか? と写真を比較してみたところ、そんな感じのようです。(写真拡大化)

UESPのTES4のスキングラード 赤丸がスキングラート城

赤丸がESOのスキングラード城の家あたり

ジュリアノスの聖堂の位置から見ると、両方が完全に一致。ESOの時代から見れば、ここは将来多くの人の憧れになるハシルドア伯爵が住む場所になる予定のところですw

そう考えるとこの家を持つのも良い感じに思えて来ます。ただ、ゴールドロードには既に何軒か家を持っている人も多いかと思うので、買うか買わないかはプレイヤー次第です。(自分もほしいけど、最近家を貰ったりしすぎてそれらの内装が追いついてないのが問題。現在は船のフェアウィンドの内装やってます)

 

今年のチケット交換アイテムのテーマは「ジュリアノス」

スキングラードには大きなジュリアノス聖堂がありますが、そのジュリアノスが今年のイベントチケット交換アイテム(破片)のテーマになっているそうです。

そう言えば、去年、ゴールドロードがスタートした初日にスキングラードの聖堂に行ってジュリアノスを拝んでいたら、隣の御方も熱心に手を合わせて祈っているわけ。

実はこの方、UESPの方で「あああ」「やっぱ同類」みたいなww こういうロープレやってんのってやっぱり古いTESファンが多いし、ゲームの中でも生活のルーティンが出来ていたりね。聖堂見たら、リアルの生活みたいにちゃんとそこに寄る事を忘れない。

ところで、このジュリアノスと言うのは、多くの人は知恵とか学問の神様と認識していると思うけど、実はこの神様の出自は、最も知恵とか学問とは無縁だと考えられて来たノルドが信仰していた神様でwww ノルドからはジュナールと呼ばれ、フクロウのトーテムは彼を意味し、数学と北欧言語の父的な存在でした。しかし、ノルドはそういう教養をあまり好まない為、ノルドの中では段々と忘れ去られた神になって行き、興味深いのは、聖アレッシアが人間とエルフの共存の為、このエルフからも好まれそうなジュリアノスの存在を利用しようとしたみたいな記述もある事です。

アップデート45のDLCダンジョンの一つは、聖蚕の僧侶達の寺院のようなところが舞台だそうで、聖蚕の僧侶の団体はタイバー・セプティムによって設立され星霜の書を守ったり学ぶ集団で、ジュリアノスは星霜の書や帝国時代の白金の塔とも強いつながりがあります。現在、ジュリアノスはやはり魔法を尊ぶブレトンや後に帝国を築くインペリアルの信仰対象となって行きます。

もう一つ興味深いのは、ジュリアノスは「矛盾の領域」も司っていて、呪いの方程式さえ唱える… とされているんだけど、何なんだろう? 個人的なジュリアノスの思い出と言えば、彼が作ったペリナルの盾をレヤウィン近くのギミックだらけの場所に探しに行った… と言う事だけです。TES4をプレイしていない人にとっては、更に影が薄い神様になっている可能性もあります。

 

コンソール版でアドオンが使用できるようになる

これはコンソール版の人が待ちに待っていた事かもしれないし、ZOSの話では「Coming soon」と言う事です。

PC版のプレイヤーは、アドオン無しでプレイしなくてはいけないコンソール環境について殆ど考えないかもしれないけど、今はサンスパイアの神殺しの称号は以前よりはやや簡単になったとは言われているものの、この試練がスタートした頃の激難しい頃の話。アドオンを使ってグループ管理できるPCプレイヤーに対し、コンソール版のプレイヤーグループが神殺しを最初に獲得したのはPC版の1年後。その時、英語公式フォーラムで「おめでとうー!!」コールが湧き上がり、その時、それくらいアドオンがある恩恵はデカイ… と言う事が話題になりました。

そのせいなのか、最近のシロディールを見ててもわかるように、現在多くのコンソールプレイヤーがPC版に移籍して来ていて、コンソール版の人たちに話を聞いたら、コンソール版のシロディールの過疎化はPCより深刻なもので、彼らはアドオンが使いたいと言うより、人が沢山いるシロディールでプレイしたかったんだとか。だから、今も多分PvPに関してもコンソールから人は流出し続けていて、しかし、コンソールでもアドオンが使えるとなれば、そういう流出も止まる可能性もあります。

自分はシロディールでコンソールサーバー出身のボールグループとか個人とか色々と戦って来たけど、彼らはアドオンがない環境で鍛えられて来たせいなのか、明らかにプレイが上手い人達が多いし、コンソールから来たプレイヤーはPC版の為にキャラを育て直さなくてはいけないからCPが低いんだけど、それすら感じさせないというか。

しかし、CP低くて強い人達が居ると、こういう人たちに「チート、チート」連呼するPCプレイヤーも居て、個人的にはいつもそれを見て悲しくなるんだけど、PvPと言うのは難しい環境で鍛えられて行くものと個人的には思っているし、自分もPvPに関係するアドオンを一切使わずに今はハードコアプレイをやっております。

「使えるものは何でも使うべき」と考える人達も居れば、ある程度それらを制限して厳しい環境での練習を好む人も居れば、PvPと一言で言っても結構違ったりします。

 

アップデート45で予定されている制限付きPvPテスト

こういう話のあと、今回のシロディールのテストの話をするのは好きな流れですw いよいよシロディールで待望のテストがスタートします。これは一種のサーバーのストレステストで、クラス毎に使えるセットとアビリティを制限して、その限られた種類の入力しかない状態で、シロのパフォーマンスがどう反応するかを見るものです。

公式記事にはこう書いてあります。

シロディールの勇者テストキャンペーン

第45弾アップデートでは、新しいテストPvPキャンペーン「シロディールの勇者」の初期段階をお試しいただけます。テストキャンペーン「シロディールの勇者」で、あなたと仲間のプレイヤーはアビリティ、属性、アイテムなどについて、特定クラスのビルドに固定されます。このテストは単純化されたアビリティに対するサーバーの反応を監視し、データを収集することで、今後のシロディールとアビリティの計画を立てるためのものです。

このテストでは「シロディールの勇者」のクラスセットが7つ利用でき、一部機能(クラウンストアの内容やクラステンプレートに含まれていないアイテムなど)へのアクセスが制限されます。「シロディールの勇者」キャンペーンで、全競技者のパワーレベルは同等になり、スキルが決め手になります!

第45弾アップデートでは、「シロディールの勇者」キャンペーンのテストが初期段階であることにご留意ください。今後はさらにオプションが追加され、より洗練された体験ができるようになります

過去にもセットやアビリティが制限されるテストが何度かあって、プロックやバフに頼り切った戦い方をして来た人にとっては再勉強の機会になる可能性もあります。公式も書いている通り、操作と戦闘の基礎行動がどんだけ出来るのか、サーバーのストレステストだとは言え、そういうものが出てしまう可能性もあります。

しかし、個人的な考えを言わせてもらうと、今だって殆どの人がクラス毎に同じようなセットとアビリティを使っていて(要するにメタ)、多様性なんてあんまりないようなものなんですよ。

そんで早速パクトの仲間にこのテストについて聞いてみたんだけど、「多様性がないシロは面白くない」とか(先に言ったとおり既にシロはメタだらけで多様性はないから)、やっぱり乗り気ではない人も多くて、一番苦労しそうなのはオーケンリング使ったワンバービルドの人たちで、バフも自分達で地道に積み上げるしかない可能性があります。

しかし、この期間は前のテスト同様、プロックとグループバフに頼ったボールグループは殆ど走らない可能性もあるので(ただ日本のグループはいつもちゃんと参加してます)、PvPと言う意味では非常に興味深い期間にもなりそうです。ボンブもプルもボールグループもないベーシックなシロをこの期間楽しみましょう。(しかし、一個だけ、このテストに喜んで参加するだろうグループを一つ知っているw)

 

ZOSはPVPの改善について質問や意見を募集中

これも個人的には意外なZOSの行動すぎて、いよいよシロディールを無視し続ける事が不可能になったようにさえ見えて来るのが…ww

1月13日までこのスレッドでPvPに関する意見とか質問とかを受け付けているようです。英語アカウントがないとここには投稿出来ないんだけども、皆がどんな質問をZOSにするのか、読むだけでも面白そうです。

 

緑(盗賊)のチャンピオンスキルの改善 その他

そしてこれが最後の話題です。いつも長くてすみません。

この緑のチャンピオンスキルの調整を待っていたファンも実は多いかと思ってます。緑のチャンピオンスキルは、盗賊だけではなくクラフト系や戦闘以外のアクティビティに深く関係していて、戦闘に関係ないから今まで放置されているように見えて来たけども、これはバーに入れるスキルじゃなくて常駐スキルにしてほしいと思うものが実に多かったりもします。この一部が常駐スキルになるようです。うまく改善される事を祈ってます。

その他、騎乗のスピードの変更もあって、「最高速度を劇的に上昇させることなく、初期の移動速度が大幅に上昇しています」とあります。去年、アルカニストとしてに久々にニューキャラを育てたけど、うざいのはレベル低いキャラは足も馬の足も遅い事で、その為に「熟練騎手」のセット(移動速度と騎乗速度を30%増加)をレベル10毎に作って、そしたらメチャクチャ快適でした。多分、この騎乗スピードの改善も新キャラ救済の措置なのかもしれません。

あともう一つ、「ムンダス・ストーンの恩恵の値の可視性も高まっています」とあるんだけど、これはどういう意味だろう?

また「変装グッズ」がコレクションアイテムになるの?

どうであれ、1月13日のPTSメンテナンスの時にアップデート45のテスト用暫定パッチが来る筈なので、それを読めば更に詳しい事がわかる筈です。また何かあれが記事にする予定です。
 

 

追記: 今後のESOの予定

よく更新が遅れますが、ESOの予定はこのサイトのサイドバーにいつも張り出しているので(下記の写真と同じもの)、必要な時は見てください。

良い週末と連休をお過ごしください。
(また誤字脱字があるかと思いますが、あとで修正しておきます。すいません。シロに行ってきまーす!)

Makoto

TESはOblivionから。ESOには”Gills J”で参戦。 音楽geek(Soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。ゲームは「英語がわかる」と言うだけで決して得意ではありません。既婚 強い分野: 音楽、Wordpress、車、ネットセキュリティ、誤字脱字

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