【TESオンライン】要注意: ESOをカスタムでルートインストールしている場合、ESOのアンインストールでドライブが空になるバグ → DMM日本語版には”影響なし”とのこと

9/27追記 修正予定スケジュール

DMMの日本語版はこの問題に関係ありませんが、英語版の場合、現在、この問題修正について審査中で、それで問題ない場合は後日修正の日程を発表するとのこと。

次から次に色々な問題が来てくれるESOではございますが、特定の環境におけるESOのアンイストール問題についてZOSより少し深刻な問題の報告がありました。

最初に言っておきますが、普通に推奨フォルダ(最初にゲームをインストールした時に自動的に設定されたフォルダ)にESOのゲームをインストールしている人にはこの問題は全然関係ありません。

問題は、推奨フォルダ以外のドライブのルートにESOのファイルを置いている人で、CドライブにESOのゲームを直起きしている人はまず居ないと思いつつ、しかし、そういう状態でESOのゲームをアンイストールした場合、色々なものが入っていたCドライブの中が全く空になってしまう… と言う恐ろしい事が起きる問題です。今、例としてCドライブをあげているけど、他のドライブも同様です。

ゲームのアンイストールなんてしないよ… と言う人も居るかもしれませんが、ゲームの調子悪い時にアンイストール&再インストールする事で解決する場合があるので、ESOの推奨フォルダ以外にESOのゲームファイルを置いている人は、必ずこの記事を読んで注意してください。

追記 DMM日本語版の場合

DMMのESO日本語公式からこの件について返事を頂きました。ありがとうございます。

“基本的にDMM日本語版のESOはDMMフォルダの中に保存されるはずですので、今回の問題には影響しない認識でございます。”

と言う事で、日本語版のファンは安心してください。

しかし、日本語版はOKでも英語版でプレイしている人もいるかもしれないので、英語版でプレイしている人は以降の記事も読んでください。

 

ZOSからの公式の報告

 
ますはZOSから文章を訳します。

 Update on Custom PC Drive Installs at Root Level

皆さんへ。

ESO(エルダー・スクロールズ・オンライン)をドライブのルートフォルダにカスタムインストールした場合に影響を及ぼす問題が確認されました。

推奨されているデフォルトの「ZeniMax Online」サブフォルダ(または任意の名前付きサブフォルダ)ではなく、ドライブのルート階層(例: C:\ や E:\)にESOを意図的にインストールし、「アンインストール」を実行しようとすると、そのドライブの全コンテンツが削除されてしまいます。

デフォルト設定でインストールしたユーザーや、ドライブ内のサブフォルダにESOをインストールしたユーザーはこの問題の影響を受けません。この問題は、ESOをインストールする際に意図的にルート階層を選択された一部のユーザーに影響するもので、私たちは可及的速やかに修正プログラムを提供するよう取り組んでいます。

公式な修正が完了するまでの間、ESOをドライブのルートにインストールされている方は、以下の手順でこの問題を回避していただくようお願いいたします。現在、ESOをルートドライブにインストールされている方向けに、いくつかの一時的な回避策をご用意しています。

ルートインストールしている場合、安全なゲームのアンイストール
  • 英語版
    ゲームが完全にインストールされている場合、「Launcher」フォルダ、アンインストーラー、そして「eso」ゲームフォルダを選択し、Shift+Deleteキーを押してください。これにより、アンインストーラーを実行したのと同様に、関連ファイルがすべて完全に削除されます。
  • DMMの日本語版
    先に追記した通り、DMM日本語版は心配の必要はありません。
サブフォルダへの移動
  • 英語版
    • アンインストールする予定がない場合は、「Launcher」フォルダ、アンインストーラー、そしてゲームフォルダを、同じドライブ内に新しく作成したフォルダへ移動してください
    • 次に、この新しく作成したフォルダ内で、「Launcher」フォルダとアンインストーラーを選択し、Shift+Deleteキーを押します。
    • これにより、ESOのゲームフォルダのみが残ります。その後、インストーラーを再度実行し、最初のステップで作成した新しいフォルダをインストール先のパスとして指定してください。
    • この操作によりパッチャー(ランチャー)が再インストールされ、既存のESOゲームフォルダが認識されるため、ゲーム全体を再インストールする必要はありません。
  • DMMの日本語版
    • 先に追記した通り、DMM日本語版は心配の必要はありません。

開発チームは、公式な修正プログラムの準備を進める間、皆さんのドライブが安全であることを確認するため、これらの手順を検証済みです。この問題による影響を受けた方や、手順に関してご不明な点がある場合は、カスタマーサービスまでお問い合わせください。

この問題が皆様に多大なご不便をおかけしていることを重く受け止めております。解決に向けて尽力しておりますので、今しばらくお待ちいただけますよう、心よりお願い申し上げます。問題の原因は推奨設定外でのインストールによるものですが、すべてのお客様が円滑にプレイできるよう、修正の提供に全力を尽くしてまいります。

PCの問題を抱えている人の絵www 
AIのnano banana作

 

【用語解説】ルートインストールとは何?

それで、AIのGemini2.5プロにルートインストールを説明してもらいます。

「ルートインストール」について、具体的に解説しますね。

一言でいうと、「PCのドライブ(CドライブやDドライブなど)を開いてすぐの場所(一番上の階層)に、直接ソフトウェアをインストールすること」 です。

もう少し詳しく見ていきましょう。

「ルート」ってどういう意味?
PCのファイルは、よく家の中の整理に例えられます。

  • ドライブ (C:\など): 家全体
  • フォルダ (Program Filesなど): 部屋や引き出し
  • ファイル: 引き出しの中の書類やモノ

この例で言うと、「ルート」は「家の玄関」のような場所にあたります。通常、書類やモノは「リビングの引き出し」や「書斎の棚」といった決まった場所にしまいますよね。それをいきなり玄関に置いてしまうのが「ルートインストール」のイメージです。

【インストールの場所の例】

通常のインストール(推奨される方法)
  • C:\Program Files\ソフトウェア名
  • Cドライブ`という家の中の、「Program Files」という部屋にある、「ソフトウェア名」という箱に整理して入れるイメージです。これが一般的で安全な方法です。

ルートインストール(推奨されない方法)
  • C:\ソフトウェア名
  • Cドライブという「家の玄関」に、いきなり「ソフトウェア名」という箱を置くイメージです。

ルートインストールの具体的な危険性
ESOの例は極端ですが(今回の問題)、一般的にルートインストールには以下のような危険性やデメリットがあります。

  1. 意図しないファイル削除のリスク
    アンインストーラーの作りが悪いと、ESOの事例のように、ソフトウェアだけでなく同じ階層にある他の大事なファイルやフォルダまで消してしまう可能性があります。
  2. システムの不安定化
    Cドライブのルート階層には、Windowsを動かすための重要なシステムファイルがたくさんあります。そこに別のソフトウェアのファイルが混ざることで、システムが不安定になったり、最悪の場合OSが起動しなくなったりする危険性があります。
  3. ファイルの管理が困難になる
    ルート階層にいろいろなソフトウェアをインストールすると、どのファイルがどのソフトウェアのものか分からなくなり、管理がとても煩雑になります。
  4. ソフトウェアの予期せぬエラー
    多くのソフトウェアは、「`C:\Program Files`」にインストールされることを前提に作られています。そのため、想定外の場所であるルートにインストールすると、正常に動作しないことがあります。

結論として、特別な知識や明確な目的がない限り、ルートインストールは避けるべきです。

ソフトウェアをインストールする際は、基本的に「推奨されている場所(インストール時に自動で指定される場所)」にそのままインストールするのが、最も安全で確実な方法と言えます。

と言う事で、AIのGeminiが言う事では、この問題は「かなり深刻」と言う事でした。
(今はよそ様のAIにもこういう問題を診断されてしまう事があるので大変だと思ってます)

※ 因みにGeminiのアイコンは、Googleの絵師AIがGemini AIとして描いてくれたものです。

 

余談: 実は自分のところのESOも2台目のSSDにルートインストールしていた件

 
いや、偉そうな事を書いて来ましたが、実は自分のところもESOの2台目のSSDにルートインストールしていましたwww 下の記事を書いたのは今年の7月でした。

アップデート46以降からゲームのパフォーマンスがめちゃくちゃ悪くて、その時に去年末に増設していた未使用のSSDにESOをそれこそルートインストールで入れていましたw

2台目のSSDに直接あるESOフォルダ。ヤバいヤバい…

いや、幸いにもESOしかインストールしていない2台目のSSDだから、ルートインストール状態でアンイストールの時に消えるものすらなかったけども、気持ち悪いので、今度はちゃんと「game-eso」と言うフォルダを作ってそのフォルダの中にESOの再インストールをしておきました。

追記: これについてのDMMの見解

これについてもDMMは返事をくれまして以下のように書いてありました。(ありがとうございます)

“2台目のSSDにルートインストールされていたとのこと、この件に関してはほかにファイルがなかったことが幸いだった可能性はございます。しかしながら、ディレクトリを見ていませんので推測とはなりますが、DMM版のESOの場合はDMMのフォルダが先に作られるはずでございますので、影響は受けない可能性もございます。”

 

DMM日本語版ESOのアンンストールとインストールの仕方

それで、ゲームの調子が悪い時とかESOのゲームをアンイスト&再インストールすると調子が良くなる事がありますが、しかし、DMMの日本語版の方法は英語版とは少し違うので書いておきます。

検索等でESOのアンインストールの方法を探すと、日本語で書いてある英語版のアンイストール方法がヒットしてしまう事が多いです。

しかし、この上の写真の場所では、DMMのESO日本語バージョンはアンイストール出来ません。
 

日本語の版の場合は、DMMの記事に従ってください。

DMMのゲームのランチャーを立ち上げて、タブから「マイゲーム」を開き、ESOのゲームが表示されたら下写真のように「︙」を選んでアンイストールします。

︙ を選んで

実はアンイストールは数秒の極早で終わるし、マイゲームからESOのアイコンが消えるわけでもなく、再び同じ場所でインストールと言うコマンドが出て来ます。

普通なら、AIが説明したように「推奨フォルダ」にインストールされますが、自分のところのSSD1号(C:)はかなり満杯の状態だったので、ESOインストールにはSSD2号を使用しています。任意の場所にインストールをしたい場合は、あらかじめフォルダを作成しておくべきでしょう。

前にも自分のところのドライブ構成を見せたけど…

(C:)には普通にWindowsのOSが入っていて、重要なシステムの殆どはここにあるけども、これは昔のSSDだから約500GBしか容量ないし、それに対しSSD2は1TBで、なのにESOのゲーム一個でこんなに容量食ってるし。

ESOが(C:)にあった時は、スカイリムSEやcivilization まで入ってて、先日、PCをリカバリーしたあと、スカイリムやcivilizationはまだPCに戻してないんだけども、その内、SSD2に移そうと思ってる矢先、今日のZOSからの報告があってスカイリムとかオブリとか入れる前で良かったです。

Makoto

TESはOblivionから。ESOには”Gills J”で参戦。 音楽geek(Soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。ゲームは「英語がわかる」と言うだけで決して得意ではありません。既婚 強い分野: 音楽、Wordpress、車、ネットセキュリティ、誤字脱字

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