【Skyrimプレイ環境改善】 低グラボ用のHIALGOBOOST GPU UPGRADEを試してみた
本当は、この記事を早く上げたかったんですが、レッド・ツェッペリンの盗作問題がニュースになって、昨日は別サイトでそれについて書いてて、こちらの記事のアップが遅れてしまいました。
ツェッペリンの記事は、自分の想像を越えて思いがけず沢山の方に読んで戴く事になりまして、このサイトのアクセス数を軽く越えられてしまいました(そんな事、あり得ないと思ってたのに・苦笑) レッド・ツェッペリンの知名度と人気はやっぱり凄い。自分のサイト上では、スカイリム対ツェッペリンみないな感じで、昨日はツェッペリンが勝ってしまったようです。(自分のサイトでは、スカイリムは、モーリス・ホワイトにもやられましたけどねw)音楽の方が得意分野なので。
さて、最初に余計な話しをしてしまいましたが、今日はちょっと気になっていたアプリケーションを試してみた報告をしたいと思います。
このシステムは、ずっと使ってみようかな・・・と思いつつ、なんか不具合出たら怖いな・・・とか足踏みしていたものです。しかし、昨日のこういう記事を書く事になりまして。
Steamユーザー Intel HD Graphics 4000が2位 大事なのは本当にビデオカードだけ?
この記事では、Skyrimやる為には、ビデオカード(グラボ)以外にも、他のPCの処理能力も大切と言う事に触れました。それで、「あっ、そうだ!」とこのシステムを思い出す事になりまして、今回、ちょっと試してみようと思う事になりました。
目次
低能力グラボをCPUに補完させるアプリケーション
Skyrim Mod データベース HIALGOBOOST GPU UPGRADE
これはNexusで落とせるものの、個人的にこれをMODと呼ばないのは、MODマネージャーで管理できるものではなく、PC上で独立したアプリケーション・システムとして起動させて、Skyrimに適応させる・・・と言う感じのものだからです。
そして、このアプリケーションについては、Skyrim Mod データベースで有志の方がわかりやすい説明を書いてくれてますが、こういう事です。
- カメラが止まっている時は、いつも通りカメラのビデオカード(グラボ)のお仕事。
- カメラが動いている時は、画像の解像度を低くくして、それをCPUに肩代わりさせたり手伝わせる。
そういう事で、ビデオカードの能力は厳しいけど、CPUに余力がある・・・と言う人には、かなり効果があると言う理論になります。
それで、自分のところは、ビデオカードはIntel HD Graphics 4600(1G)で、CPUはインテルの4コア8スレッドのCore i7 4702MQ と言う「高度な処理能力が必要な3Dゲームを十分プレイできる性能を持つ」と2016年版のCPUの性能判比較で判断されたものを搭載しています。
このPCスペックは、この実験向きじゃないですか?
しかし、こういうアプリケーションをPCに導入しちゃって大丈夫なのか?と、正直に自分も最初は少し不安でしたが(だから、今まで導入しなかったんですが)今回は、ニューゲームのデータもあるのでやってみました。
カメラを動かすと、確かにフレームレートは跳ね上がる
動画を撮影しようとするとクラッシュ
実は、そのフレームレートの変化を撮影した動画を撮りたかったんですが、ここで問題発生。
HIALGOBOOST GPU UPGRADEを走らせている環境下で動画を撮影するとほぼ100%、Skyrimのゲームがクラッシュしてしまう・・・
動画撮影のアプリとの相性も問題かもしれないけど、ゲームしながら動画撮影のアプリケーションを走らせると、確実にフレームレートが下がったり、ドア等での切り替えが遅くなります。そういう環境において、更にいつも以上にCPUの使用率が上がるアプリを走らせれば、こういう事が起きてしまうのかな・・・。このクラッシュを回避出来る方法があるのかは、自分も今の段階でわかってません。
コメントを頂きまして、directXをインストールすると治るそうです。
(ありがとうございました)
また、HIALGOBOOSTを使用した環境下でゲームをすると、左上にフレームレートと右上に(うざい)ロゴが出て来ますが(消す事が可能)、これがなぜかスクリーンショットを撮ると消えてしまう・・・。どういう仕組なのか、これも今のところ全然分かってませんw
だから、HIALGOBOOSTのところにあった動画を借りて来ました。
この動画では、最初はHIALGOBOOSTを使ってない状況、34秒あたりからHIALGOBOOSTを使った状況です。ぐるぐる回ってみると、フレームレートが跳ね上がる事が確認出来ると思います。
フレームレートの変化値
自分のところも先に紹介した動画とほぼ同じ結果になりました。
- 雪が降ってるウィンターホールドの街中で測定。
- 静止状態で、この時にビデオカード(GPU)を使用してる事になりますが、それで自分の環境ではフレームレートが35~40位。
- その場でクルクルと回ってみると(要するに、CPUに補完させている状態)だと、フレームレートが55~65位に上がります。早く回せば回すほど、フレームレートの数値は上がります。
- 街の中を走ってみると、こういう時はちょっとづつ方向を修正しなが走る事になると思いますが、そのちょっとづつの方向修正も影響を受けるので、平均のフレームレートは上がります。
実際の体感的な動作の滑らかさ
動作についてですが、くるくる回ってみると、確かに滑らかになった感じもあるんですが、しかし、個人的な感覚としては、数値程の差が感じられないw
自分のところは、元々それほど動作が酷かったわけでは無いので(ゲームと同時にHDの動画撮影をやってもそれほど支障なく動くほどなので)、そういう事で、この動きの体感的な恩恵はあまり感じられてないのかな・・・
また、ちょっと気になったのは、ビデオカードとCPUの切り替えのせいなんだか、それとも、解像度の切り替えのせいなのか、ちょっと引っかかるような瞬間がある。もっと正確に言えば、ほんの一瞬止まるような感じ。本当に僅かな瞬間なんですが。
しかし、これは一箇所で試してみただけの結果なので、また別の街とか戦闘とかになったら、感じが変わる可能性も大いににあります。
ゲームをやりながら、動画とかを撮る人はあんまり居ないと思うので、そういう環境なら、使ってみる価値はあるかもしれません。Skyrim Mod データベースのコメントの報告でも、かなり効果があった・・・と言う意見も沢山あります。
また、自分の所はENBを入れてませんが、ENBを入れてカクカクが起きやすい人にも効果があるようにも書いてありますが、ENBを使用していたり、グラボの能力が高い場合は、別のオプションファイルが必要で、ファイルの中を少し書き換える必要もあるようです。
導入方法
導入方法は、よくあるアプリケーション・ソフトと同じタイプのものです。
(導入は自己責任でお願いします)
まずNexusからソフトをダウンロードする。ファイルの置き場所はどこでも良いです。自分のわかる所で。
HIALGOBOOST GPU UPGRADE(Nexus)
自分の場合、メインファイルの一番上の「HIALGO_BOOST_V5_0.EXE」(2016/4/14現在)をダウンロードしました。
そして、ダウンロードした場所に左の写真のようなアイコンが出来ていると思うので、それをクリックしてexeファイルを実行します。
そうすると、セットアップ・ウィザードが開いて、使用承諾書(英語)に同意して、自分でファイルを置く場所を指定しなければ、C:\Program Files (x86)
に”HiAlgo”と言う名前のファイルが作られる筈。それで完了。
デスクトップにアイコンも作られるので、それをクリックすると、Already running(既に作動中)と言うポップアップが出る筈です。
そして、Skyrimを起動してみると、ポップアップでこういう画面が出て来ます。
Yesと答えれば、HIALGOBOOSTがゲームの中に反映されます。Noと答えた場合は、HIALGOBOOSTの機能が反映されません。
※ 先ほど、HIALGOBOOSTを走らせている環境で動画を撮影するとゲームがクラッシュすると書きましたが、これでNOを選ぶと、クラッシュせずに動画撮影が出来ました。
4/20 追記: オンラインでこのアプリを使うのは注意して下さい。
このポップアップに書いてある事をよく読んでみると、オンライン/MMOのゲームでの使用について注意を促してます。アカウント停止になる可能性を示唆しています。
また、自分は試してないんですが、Skyrim以外のゲームでもHIALGOBOOSTを使うか、この問いが出て来るそうです。
HIALGOBOOSTをアンイストールするには、PCのコントロール・パネルのプログラムのアンイストールで行う事になると思います。
自分の環境では、ここで問題が出まして。
HIALGOBOOSTの問いにYESと答えると、d3dx9_43.dllと言うファイルが見つからないと言うエラー(日本語)が出ました。
しかし、このまま使えないわけではなくて、そのままSkyrimのゲームが出来て、あら、不思議。普通にフレームレートも表示されて、主人公がくるくる回ってみると、フレームレートも上昇します。
何にd3dx9_43.dllと言うものが必要なのか?w(チンプンカンプン)
それでも、Skyrimを立ち上げる度に「d3dx9_43.dllが無い」と言うエラー表示がご丁寧に出てくれるし、ウザいのでこの解決方法を探しましたが、こちらのサイトの記載を参考にさせてもらいました。
PSO2 Surface Pro3で「Cannot find ‘d3dx9_43.dll’. Please,re-install this application」エラー
自分のところもDirectX11の方になってて、このファイルは無いと思われるわけです。
それで、上で紹介した記事の通りにやったところ、エラー表示が無くなりました。感謝です。
それで、d3dx9_43.dllが無くても使えていたHIALGOBOOST。
エラーが出てた時と、エラーが出なくなった時と何か変わったんだろか?と思ったところ、なんかエラーが無くなった状態の方が、フレームレートが落ちてる????
目で数値を確認しただけで、これが正しいとは言い切れないものの、なんとなく7~8程度フレームレートが低下したようにさえ見えていました。
自分の環境で、使い続ける?
正直なところ、自分の所は、これ入れなくてもそれほど酷い環境とは思ってなかったので(思い込みかもしれないけど)、だから、これを使い続けるかは実のところ思案中。
今もずっと入れっぱなしにして常駐してますが、今のところ、これを入れているからと言ってPCの調子が悪いとかはないし、常駐でメモリやCPUが上がる・・・と言う事も見てない気がします。
しかし、自分の環境では、動画の撮影が出来ないのが辛いです。しばらく入れたまま様子を見てみようとは思いますが、動画を撮影出来ない理由から、記事書く時のプレイには使えない気がしてるものの、集団戦闘の時とか、今度HIALGOBOOSTを使ってやってみようと思っています。
また何かわかった事があれば、追記するつもりです。
directx インストールすればエラー出なくなりますよ
ありがとうございます。追記しておきますね!