【TESオンライン】全く手がかりがないブラックウッドに散らばるタペストリーの断片を探せ!! / 古遺物の手がかりは30日で本当に消えるようになった件
今週のウィークリーエンデバーで「古遺物を20個発掘する」と言うのがあって、この機会にブラックウッドに散らばる15個のタスペトリーのリードを探し、その発掘をする事になりました。今日はそのレポートです。
目次
ブラックウッドにも破片を収集してアイテムを完成させる要素があるものの…
今年の新シナリオの「ブラックウッド」がスタートして早いものでそろそろ3ヶ月が経とうとしています。
それで、毎年新シナリオが来る度、その第一弾と言えるオルシニウムの時からお馴染みのクエストとしてそのマップに散らばる色々なものを集めて来て何かを充実させたり完成させる…と言うのがありました。オルシニウムでは博物館からの武具の収集の依頼があったし、モロウィンドではヴァーデンフェルの土地の模型作りを手伝ったり…去年のグレイムーアではスカイリムでもお馴染みだったソリチュードの吟遊詩人大学の依頼で失われた楽器を集めたりもしました。
ブラックウッドにも同じようなアイテム収集の要素はあって、しかし今までとは違い、誰からも依頼されないし、それを集める為のクエストも存在せず、実績すらありません。その為、駆け足でクエストだけを追いかけるようなプレイでは気付かなかったり、冒険の途中にその幾つかのパーツは発見出来たとしても、ヒントがどこにも存在しない為に完成する事ままならないものになる可能性があります。
当然、自分も自力で見つけられたのは本当に幾つかのパーツだけで、あとはTESシリーズの老舗WikiであるUESPの記載に頼る事になりました。(それについては後述)
ブラックウッドのタペストリーの断片は全て”古遺物の手がかり”として見つかる
そして、ブラックウッドのタペストリーの断片収集が今までとは大きく違う事は、それがマップ各地で古遺物(アンティーク)の手がかり(リード)として見つかる事です。その為にリードを見つけて、それを発掘する…と言う手間が掛かります。
この古遺物のリードは青いリードとして見つかるものの、実際の占いと発掘の難度はほぼ金色のリードと同じレベル。占いも発掘もある程度スキルを持っていないと失敗もしやすい可能性もあります。それを15回も繰り返さなくてはいけないし、フィールドを彷徨う事が好きでない場合はかなり大変な作業になるかもしれませんw
タスペトリーの断片が置いてある場所の特徴
それでタペストリーのリードが見つかる場所と言うのは一つの法則があって、何も無い所に置いてあるわけではなく、朽ち果てた小屋やキャンプ跡地(テント)、時には小舟の近く、白骨化した人の所にあったり、「人がかつてそこに居て、何か不幸があった」ような事を思わせる場所に置いてある事が殆どです。
実はTES4のオブリビオンと言うのはこういう要素が非常に強いゲームでした。朽ちた砦とかをくまなく探してみると「X」を模してコインが並べられて宝石が置いてあったり、手が届かないような所に謎のエンチャント武器が隠されていたり、全然気付かない所に目立たない扉があってそこに海賊船が眠っていた…とか、「一体ここで何があったのか?」「これは一体何なのか?」と言う事を考えさせられる所がゲーム各所に散りばめられていました。それらは説明もなく大した財宝では無いものの「冒険者」として非常にそそられる要素で、しかし、残念な事にTES5ではそういう要素が殆ど無くなって、TES4を隅々まで冒険したファンを少しがっかりさせたりもしました。
今年のブラックウッドはTES4にオマージュを捧げたシナリオでもあって、このタペストリー探しは、TES4オブリビオンのそういう冒険要素も踏襲している感じすらして懐かしくもなりしました。
また実際探してみた感想で、全体的にマップの南部分にこのタペストリーの破片は点在していて、断片が見つかる最北部はレヤウィンのホワイトスタリオンの周辺。発掘した直後に古遺物協会の会員から届く調査結果にも、タペストリーを織ると言う最高の文化を持っているのはカジート達で、レヤウィンの西はカジート達の国(エルスウェア)です。そして、多くのタペストリーの断片が見つかるのはブラックマーシュ(アルゴニアン)の沼地に近いような所で、その2つの文化が融合した遺物なのかもしれません。北の方でこの断片が見つからないのは、インペリアルの文化ではない…とも言えそうです。
UESPによるタペストリーの場所とそのヒント
そして、このタペストリーを探す為のヒントについては、さすがTESシリーズ全てを網羅しているUESPと言うか、そこにはゲーム内では一切見つける事が出来ないこのタペストリーの場所のヒントも場所も既に纏めてありました。しかし、タペストリーの断片の日本語名と英語名のギャップでわかりにくい可能性があって、それを下記の表に訳しておきました。
日本語名 | 英語名(UESPのマップリンク) | UESPによる場所のヒント |
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汚れた | Soiled Tapestry Scrap | ストーンウェイスの祠の南西 消された焚き木とテント |
擦り切れた | Frayed Tapestry Scrap | ヴナークの祠の北側の東の通路トンネル内の祭壇の後ろ |
染みがついた | Stained Tapestry Scrap | ストーンウェイスの床が壊れた小屋 向かいからジャンプしてアクセス |
破れた | Torn Tapestry Scrap | ワールドボス「破壊されたザンミーア」の南東 しだれた木の近くの床 |
ばらばらになった | Tattered Tapestry Scrap | レヤウィンの東、橋を渡った右側にある骸骨とリュックの隣 |
糸の見える | Threadbare Tapestry Scrap | グレンブリッジの南、道路東から少し行った丘にあるテントの横 |
ぼろぼろの | Ragged Tapestry Scrap | 南西海岸にあるタイドウォーター洞窟の南東のボートの隣 |
引き裂かれた | Ripped Tapestry Scrap | ヴナークの祠の北、湖の中心にある破壊された小屋の中 |
薄汚れた | Grimy Tapestry Scrap | パブリックダンジョンの「沈黙の館」の外の北東の壁近くにあるシャベルのある発掘現場の横 |
埃にまみれた | Dusty Tapestry Scrap | ワールドボス「ゼームホック」の南東、骸骨の隣の壊された小屋 |
汚い | Filthy Tapestry Scrap | ブルーブラッドの祠の南東にある(テント横の)壊れたカート |
穴だらけ | Holey Tapestry Scrap | ギデオンの北(亡霊が沢山いるギオベッセ城)壊れた建物の地下にある公爵夫人の私的な研究所の中 |
縫い合わされた | Stitched Tapestry Scrap | ジ・ツェイの洞窟の北西のボートの近く |
蛾に食われた | Moth-Eaten Tapestry Scrap | レヤウィン郊外の祠の北西、崖の壁にある洞窟の中 |
みすぼらしい | Ratty Tapestry Scrap | 名所「ホワイトスタリオン」の南、水辺にある骸骨の横 |
個人的には、マップのタペストリーのリンクを一個一個開いて行くより、UESPのブラックウッドのマップを頼りに財宝マーク(金杯のマーク)を南東から回った方がわかりやすかった感じで、お陰で全部発見する事ができました。UESPにはいつも感謝しています!(オブリビオンの時からお世話になりっぱなしです)
上の表でマップリンクが無い所があるんだけども(穴だらけのタペストリーの断片)、UESPでもそうなっていて(Mapのリンクに場所指定がされていない)、この場所は恋愛小説家の手伝いをするサイドクエストで訪れる場所で、ギデオンのすぐに北の半透明の亡霊が巣食っている古城のような教会のような場所だからすぐにわかると思います。
また1ページでマップの場所が分かるのはAlcast氏のサイトの纏めだと思うけども、Alcast氏もUESPの協力について感謝を言っています。彼のサイトも「このタペストリーについては、クエストもヒントもない」と書いています。
全てのリードを発掘すると勝手にタペストリーは完成する
そして、この収集には実績とかがあるわけでは無いから収集状態も古遺物協会の会員からどれだけ調査結果が届いているか?でしか確認出来ないんだけども、収集状態を確認した時はゲームのサイドバーから「日記」を選んで、古遺物 → DLCエリア → ブラックウッド → 「ブラックウッドのタペストリー」と進んで、「書の数」を確認します。
既に発見した断片にはチェックマークが入り、古遺物協会の会員からコメントが届いています。
そしてタペストリーの最後の断片を発掘する事で、勝手にタペストリーは発掘現場で静かに完成しますw
今までのこういう収集はクエストギバーが居て、その人達がこういう収集の苦労を労う言葉の一つも言ってくれたけど、今回は15回のリードの発見と発掘と言うかなり大変なプロセスがありながら、誰も「よくやったね」と言ってくれないし、1人でシミジミと「やっと完成したー」と噛みしめるイベントになっていますwww
個人的には発掘が結構好きだし、根が冒険者そのものだから(今も称号はPvPをやっている所でも「探検家」)、意味もなくフィールドをかけずり回っているのも好きだからそれほど苦と言う感じではなくて、このタペストリーの断片が置いてある場所の見ながら色々と想像するのも楽しかったです。
個人的にはリードを先に全て見つけてから発掘する方が楽だった件
実際、これをやってみた点からアドバイスがあるとしたら、このタペストリーのリード発見と発掘に関しては、リードの方を先に全部見つけた後から占いと発掘をやる方が個人的には楽に思えました。リードは30日以内なら貯めたままにしておけるし、発掘現場は運が良ければ続けて同じ範囲で済む事も何度かありました。
しかし、これもプレイヤーがやりたいようにするべきだし、広大なブラックウッドを隅々まで冒険すると言う意味でそういう時間も楽しんでほしいと思ってます。
ネタバレ注意 実際、出来上がったタペストリー
タペストリーが完成するまでは完成品を見たくない! と言う人はこの項目は飛ばして読んで下さい。
タペストリーが完成するとコレクション家具にこれが加わるけども、ハウジングでこれを設置する時はギャラリーではなく「応接間」の所にこのタペストリーはあると思っています。
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かなり巨大なタペストリーで、最近ハウジングの内装をやっていたレヤウィンの水辺(ウォーターエッジ)には大きすぎるw
それでリフテンのミストヴェィル邸の方に持って帰って来たけども…
ミストヴェイルの奥の壁にはなんとか置ける。取り敢えず置いてみただけだから、一部の家具がタペストリーに埋まってしまっているけどもw
現在、最初に手掛けた大きな家であるミストヴェイル邸の改装を予定していて、最初に作った家と言うのは思いつくまま家具を並べているだけで資金的にも十分に家に投資出来なかったし、これをかなり変えようかと思っているので、このタペストリーはここに飾る事を意識していたいと思ってます。
古遺物の手がかりが30日で本当に消えるようになってしまった件
最後に。これは少し余談になりますが、実は今までアンティークのリード(手がかり)を見つけて「30日以内」と言う発掘期限が書いてあっても、それを放置したとしてもそのリードが30日以降も消える事はありませんでした。
しかし、現在はリード(手がかり)発見から30日過ぎたものは「発掘可能な古遺物」の欄から完全に消えるようになりました。これがZOSが本来意図していた事だと思うから、バグが修正されたとも言えるし、しかし、こういうのは積極的に直さなくてもいい…と思うバグでもありました。
これが修正された経緯については、アップデート31以降、パーツ収集が必要な古遺物において(特に神話アイテム)の収集途中のパーツが一部のプレイヤーの一覧から消えると言う問題が起きて、8月24日にこれを修正する為の臨時メンテナンスが行われました。このバグは、期限を過ぎたリードによって引き起こされていた…とZOSからも説明があり、この修正により30日の期限が過ぎたリードはキレイに消えてしまうようになったと思っています。
その為、大事なアイテム等のリードを拾った時は、速やかに発掘しておいた方が良いし、30日で本当にリードの期限は切れてしまう事に注意してほしいと思っています。