【TESオンライン】ゲームパフォーマンス改善の為、今後のメンテナンスで「シャーディング」と「コールドストレージ」をサーバーに導入予定 / 来年の新シナリオの舞台を予想するファン達

この件については、先日もサブサイトでも伝える事にもなりましたが、アップデート31のPTSでのテストの最終段階で唐突にPTSが予定外のメンテナンスになり、その時に公式より「シャーディング」と「コールドストレージ」のテストの為だったと説明がありました。それがいよいよLiveサーバー(現在自分達がゲームをしているサーバー)に実装される事になり、複数回のメンテナンスを経る事でこれが実装されていく予定になっています。

「シャーディング」と「コールドストレージ」とは何なのか? と言う人も多いと思うので、それについても書いておきます。

(表紙のイラストはいらすとやさんからお借りしました。感謝です)
 

シャーディングとコールドストレージ導入について

 
以下が今朝ZOSから発表になった公式の文書です。

皆さん、こんにちは!

今後数ヶ月に渡って新規プレイヤーとアクティブプレイヤーの為にデータストレージを合理化する新しいプロトコルを実装して行き、最終的にデータベースのパフォーマンスを更に効率化する予定です。これによる幾つかの恩恵はすぐに実感できる可能性もありますが、それ以外にも、今後ゲームに更なる高機能を追加し続け、ゲームが更に大きく成長して行く事を可能にするでしょう。その為、何回かに渡り今後のメンテナンスにおいて追加の作業が必要となり、メンテナンスは通常より少し長くなる予定です。その追加時間は約2時間くらいと見積もっています。

この作業の最初のステップは、来週の9月7日(火)のPC/Mac&Stadiaサーバーのパッチメンテナンスの時に現在予定されており、今後のパッチとメンテナンスの間に追加の作業が続いて行く予定です。この作業の残りのスケジュールが決まり次第その日時を共有して行く予定ですが、9月8日に予定されているコンソール版のアップデート31のスタートには影響しません。

ありがとうございます! (訳:管理人)

と言う事で、今後数回の定例メンテナンスの時にこの「シャーディング」と「コールドストレージ」を実装して行く作業が同時に行われて行く筈で、その為、通常の定例メンテナンスもいつもより2時間が長くなるとジーナさんは言っています。

 

この第一弾メンテナンスは次の定例メンテナンスに予定

追記: 9/7のメンテナンスは終了しました

このメンテナンスで修正された事等は以下の記事を参照下さい。

===== 追記終了 =====

次の定例メンテナンスが9月7日(火)の午後5時から予定されているので、この時、合わせて「シャーディング」と「コールドストレージ」導入の第一弾作業が予定されています。注意してほしいのは、次の定例メンテナンスは月曜ではなく火曜に予定にされていると言う事。

このメンテナンスは、日本時間の午後5時から午後11時までの6時間予定のパッチのメンテナンスになっています。(終了時間はいつも通り前後する可能性あり)

このメンテナンスでは、アップデート31の後、未だ多くの不具合があってその修正の為のパッチがあてられる予定だと思うし、今日もバグについて公式から報告が来ています。

その1つは、最近、ゲーム中にゲーム内メールが届いたと言う通知音が全く関係ない所で鳴ってみたり、これも次のメンテナンスで修正可能なのかわからないものの、ZOSは認識しています。

このサイトのサイドバーにも書いているけども、ESOのアップデートの後は不具合がかなり出てしまう事が多くて、その為、記事がメンテナンスや不具合問題で埋め尽くされてしまう可能性がある為、不具合やメンテナンスの情報はサブサイトの方で現在は出しています。わかる限りで不具合がある時はそちらで知らせているのでチェックしてみて下さい。

 

「シャーディング」と「コールドストレージ」って一体何?

それで、IT関係の人でないとなかなか耳にしない「シャーディング」と「コールドストレージ」について「一体何なの?」と言う人も多いかと思うし、これらを実装される意図を簡単に言えば、色々なアイテムやプレイヤーデータを整理してその読み込みをスムーズにする事と、今後増え続けるだろうゲームデータとシステムの追加を容易にする準備をする事にあります。

これは先に触れた通り、8月17日頃にサブサイトの方で説明したので、それをそのままくり抜いて載せておきます。

「シャーディング」と「コールドストレージ」については、時期アップデート31の暫定パッチ7.1.1で触れられていて、その時の説明では、「データのストレージの合理化の為の新しいプロトコルの実装に取り組んでいて、結果、データベースのパフォーマンスを効率化できる」と言うものだった。

ITに詳しくないと何のこっちゃ?と言う感じと思うし、「コールドストレージ」と言うのは冷蔵庫ではなくて、通常あまり使用されなかったり殆ど活用のないデータを収納するストレージ枠を意味していて、多分、読み込みが殆どないようなデータは高機能ではない場所に置いておいても問題ないわけで、頻繁に読み込みが要求されるデータとはそれを差別化して保管する事で、パフォーマンスが良くなる可能性があります。実際、前にも少し話した通り、ESOにはプレイヤーのデータベースにおいても殆ど使われないセット装備とか家具とか大量に存在しています。

また、シャーディングと言うのは、データベースの負荷を軽減する方法の1つで、複数のサーバー(データベース)を繋げたりデータベースを分割しても1つのデータベースとして機能させ、例えば、後からサーバーを追加してもこれにより同じシステムとして扱う事が可能になって、またこれにより1つのサーバーへの負荷を軽くする事が出来る。理論的にも今のESOにはこれが必要な理由はわかる人も多いかと思います。現在、ESOではスタートした当時から比べ物にならない位の色々なシステムやアイテムが導入されていて、当然、昔のサーバーのままでは処理しきれない状態だと思うし、サーバー(データベース)を追加・分割する事で処理の負荷を減らして行く事は大事な事なのかもしれません。(RSR Daybookより)

上の文書にも書いているように、現在のESOでは装備も家具もお宝も莫大な数が存在していて、そういうものの読み込みもサーバーとのやりとりで負荷になっている可能性があって、コールドストレージはそれを軽減し、シャーディングについては、今後更に多くのアイテムやシステムが導入されてその追加処理の為にサーバーを足して拡張が必要になった時、その拡張を容易するものです。

今後のESOの発展の為にこれは絶対に必要な事と思うし、同時に現時点でこういう機能をゲームに導入すると言う事は、ZOSはまだまだESOのゲームを拡張する事に意欲がある証拠とも思っています。

 

余談: MMOファンとTESファンのESOに対しての考えの相違

 
しかし、ESOはまだまだゲームの拡張に意欲的だったとしても、英語公式フォーラムを読んでいると最近は「ESOはオワコン」みたいなスレッドを上げる人も増えているのも事実です(特にPvPerからの突き上げが激しいですw)。

嫌な方向にファンの意見を誘導しようとする人達も一部いるものの、しかし、正確なアクティブプレイヤー数はわからないけどもSteamchartを見る限り、最もプレイヤー数が増えたと言われている去年と比較してもそれほど大きな変動があるわけではなく、PvEの方では相変わらず多くのファンが楽しんでいるようです。

一昨日には、「3人目のコンパニオンの予定は無いのか?」と言うファンに質問に対して、ZOSは「今のところはその予定は聞いてないけど、今後もSNSや記事に注意してみて下さい」と言っていて、それも今後ありえる事も示唆していました。

考えてみれば、このESOと言うゲームは大人気ゲームのTESの名前を継いでいるゲームであって、やはりTES3からTES5をソロゲーとして楽しんで来たファンが来る事が多くて、そういうファンが楽しめる要素の1つとして今年のアップデート30でコンパニオンが導入されました。しかし、その時も一部のMMOファンからは「MMOゲームであるにもかかわらず、ソロゲーとしての要素を強めている」と強い批判もありました。

ESOがMMOをうたってスタートした経緯から、ESOの最初のプレイヤーは違うMMOからの流入も多かったと聞いているし、現在は幾つかのMMOのプレイを経てESOにやって来たファン(ギルドやグループでESOに来た人達も多い)とTESシリーズの生粋のファンの間にはESOに対する意見も少し溝のようなものがあって、MMOファンから見ればESOはオワコンと言う意見になっているし、ストーリーや世界観を楽しんでいるTESファンは「まだ色々な地域で色々なストーリーが見てみたい」と言う夢を持っているし、これはアマゾンのゲームスタジオが製作した「New World」に対しての意見でもはっきりと分かれています。

MMOファンは「New World が良いゲームならそっちに行く」と言うし、TESファンは「自分達はTESファンだからNew Worldには全く興味無いし、TES6が来るまではずっとESOに居る」と言う人が圧倒的で、最近、ZOSの方向性を見ても、どちらかと言えばTESファンの側にあって、英語公式フォーラムの戦闘系のスレッドではMMOファンからの意見が多いものの、全プレイヤー数からみれば現在ESOのゲームのファン層を支えているのは、圧倒的な人気を誇ったTESのファン層である事も感じさせられます。

 

来年のESOの新シナリオの舞台の予測?

その為、ESOはTESシリーズを愛するファンを楽しませるコンテンツを今後も充実させて行くのではないか?と思うし、未だヒントが全くない来年の新シナリオの舞台はどこになるのか、TESファンの中ではその予測始まっています。

今年の当初から、来年のシナリオについてはハンマーフェルとモロウィンドの東部と言う意見が根強くて、このアンケートでもハンマーフェル舞台を予想している人が1/3も居ます。モロウィンドに関してはソルスセイム舞台を予想する人もいて、同時に来年は再びTES3モロウィンド発売20周年である事もモロウィンド予想の理由になっているようです。

今後、ESOが何を予定しているのかそれも楽しみの1つで、その前に今年の第4期のシナリオは既にデイゴンのオブリビオンである「デッドランド」が舞台になる事が明らかになっています。アップデート31がテストされていたPTSでは既にデッドランドのプロローグクエストのテストされていて、時期にこのプロローグは来るだろうと思っています。

Makoto

TESはOblivionから。ESOには”Gills J”で参戦。 音楽geek(Soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。ゲームは「英語がわかる」と言うだけで決して得意ではありません。既婚 強い分野: 音楽、Wordpress、車、ネットセキュリティ、誤字脱字

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