【TESオンライン】次期アップデート40のESOプレビューLive : ZOSからの話のまとめ
アップデート39がスタートして、来週の月曜でちょうど4週間になりますが、ESOのスケジュールの流れは本当に早くて、もう次期アップデート40のプレビューがZOSより来ました。今日は、そこで話された内容をおおまかに纏めて行きたいと思います。今回はかなり興味深いシステム導入やシステムの変更がある為、「次にこんな事が来る」程度に理解しておくと、アップデート40が来た時の理解が楽になるかもしれません。
目次
アップデート40、年末のイベントのスケジュール
最初に年末までのESOのスケジュールを纏めておきます。
アップデート40の公式スタート予定日
- PC/Mac版 10月30日(月)
- コンソール版 11月14日(火)
先日、ESO日本語版のコンソールバージョンが来る話があって、まだ正式なそのスタート日についてはなかったものの、英語公式TwitterではこのLiveの最中にコンソールの日本語ローカライズ版が来る事にも触れられていました。
We have several community happenings on the horizon. Keep an eye out for more information on this year’s #TESOctober, charity campaign supporting @NoKidHungry, and more! We’re also pleased to share that #ESO will be localized into Japanese for consoles! pic.twitter.com/AWk3f9QykS
— The Elder Scrolls Online (@TESOnline) September 14, 2023
その為、日本語版コンソールESOは秋から冬のどこかで来るかと思っています。
アップデート40のPTSのスケジュール
来週の月曜、9月18日にPTSのメンテナンス後に利用可能になる予定です。通常通りなら、5週に渡って毎週追加パッチを加えながら続きます。
当然、このメンテナンスの時にテスト用のアップデート40の暫定パッチも来るはずです。
年末までのイベント予定
- 9月28日よりネクロムの土地を舞台にした全員参加型イベント「テルヴァンニの秘密」(後述)
- 10月 魔女まつり
- 11月 オブリビオンのゲートの祝典
- 12月 ニューライフ・フェスティバル
全員参加型イベント「テルヴァンニの秘密」について
現在、アンドーンテッドのイベント最中でそれが19日まで続く予定ですが、それが終了した翌週の木曜、今では毎年恒例になった全員参加型イベント、今年は「テルヴァンニの秘密」のイベントがスタートする予定です。
全員参加型イベント言うのは、過去に参加したファンはよく理解していると思いますが、全員が簡単な実績解除に挑むもので(その土地の名所を全て見つける等)、この達成率により他のイベントでは見る事ができないような高価な報酬を全員がもらう事ができます。
今年も100%達成の報酬は、またも豪華な家になっています。
今日のLiveでは家の内装までは見る事ができなかったけども、以下のような達成率で報酬が決まり、当然、100%になれば全ての報酬がもらえます。
- 33%でカーボンのドワーフスパイダーのペット
- 66%でナイトメアのボディマーキング
- 100%でケレサン・ルーン・ハウス
この全員参加型イベントは2018年のサマーセットの時よりスタートして、毎年の新章を舞台にしたイベントで、今まで100%達成しなかった事はなかったので、今年もそうなってほしいと願っています。
アップデート40で変更・改善されるシステムについて
アップデート40から幾つかのシステムが大きく改善されます。特に試練まで対応した新しいグループファインダーはESOでの大きな進化の一つになるはずです。
試練にまで対応する新しいグループファインダー
今までファンから最も大きな要望があった一つが、試練のグループファインダーでした。アップデート40からはそれを可能にする新しいファインダーが登場します。
あまり解像度が良くない写真で申し訳ないですが(クリックすれば拡大化)、上の写真の赤枠の部分に注目して欲しいけども、ファインダーの中に多くの項目があります。
- ダンジョン
- アリーナ
- トライアル(試練)
- エンドレス・ダンジョン
- PvP
- ゾーン
- カスタム
そして、例えば、「PvP」を選べば、今まではバトルグラウンドしかファインダーは対応をしてなかったけども、シロディールのグループも探す事ができるようです。(写真下)
また、試練のファインダーでは、プレイ方向や必要に思うヒーラーやタンク、DDの人数も指定できるようで、プレイ方向では、「スタンダード」「練習やお育て(educational)」「スピード」から選べるようになっていて、初めて試練に挑戦する人でも「educational」を選んでおけば、必要以上に緊張しないで済むかもしれませんw(写真下)
本当にこれがうまく機能すれば、多くのプレイヤーを助ける事になると思うし、バグが出ない事を祈るばかりだし、大きな期待がかかる変更の筈です。
宝飾品クラフトの改良材から「粒」がなくなり、全て「メッキ」になる
宝飾品のクラフトは2018年よりスタートして、しかし、例えば、指輪を一つ金色にしようと思うと他の木工・鍛冶・縫製よりかなり多くの労力や時間、資金が必要がなったりしました。その理由は、指輪の改良材と言うのは、「粒」と言うものを10個集めて、やっとそれで「メッキ」が1枚完成して、金色なら更にそのメッキが4個必要でした。
その為、アップデート40より宝飾品クラフトも他のクラフト改良材と同様になる改善がされる予定です。粒を全て廃止して「メッキ」だけになり、しかし、金色なら必要メッキが4枚から8枚になります。それでも資金や労力的には、前よりずっと良くなるだろうと言う事で、確かにそう思います。
また青のアクセサリーのマスタークラフト依頼書はなくなります。
制作可能なセットの製作台を一つの製作台に統一「グランドマスターステーション」
これは実は年初ではアップデート39で実装予定でしたが、アップデート40に先延ばしになったシステム変更です。
大きなストア系ギルドに所属していたりすると、そのギルドホールに全ての制作可能な台がずらっと並んでいて、それが活用できるのもそのギルドに所属する恩恵のようになっている事も多いです。しかし、下の写真を見て下さい。
この写真は、ずらっと並ぶ製作台の実例で、実際今日のESO Liveで使われた写真ですが、この一番上と左下は実は個人的にとてもお世話になったギルドホールです。これはあるハードコア系ストアギルドのギルドホールで、自分は今年の8月までここに3年所属して来て(大変お世話になりました)、現在は別のパクトのもっとPvP色の強いハードコア系ストアギルドに移籍する事になりました。
しかし、この制作可能なセットの製作台は、数が多すぎで場所を取りすぎて多くのギルドホールを悩ませて来る事になりました。それがアップデート40から「グランドマスターステーション」と言うもので統一できるようになります。まだイメージ図しか無いんだけども…
これでギルドホールで目的の製作台を探し回らずに済む…とか思ったけど、多分、ドロップダウンから作りたいセットを選ぶ事になるのかもしれません。そのリスト化の並び順もわかりやすくしてほしい…と思ったりもしましたw
アップデート40の目玉と言うべき「エンドレス・ダンジョン」について
そして、最後に今年のアップデート全ての中で最も注目されて来た…と言うべき、エンドレスダンジョンについて軽く説明します。この正しい名前は英語では、”Endless Archive(エンドレス・アーカイブ)”と言う名前で、日本語版ではどういう名前になるのかはまだわかりません。
このエンドレスのアーカイブの舞台は、間違いなくアポクリファの領域で、スカイリムをプレイした人なら、ネクロムの舞台以上にスカイリムをアポクリファを思い出す人も居るかもしれません。
それで、このダンジョンの特徴を箇条書きで纏めていきます。
- ソロかペア用ダンジョン ソロでもコンパニオンを出すと自動的にペア用のリーダーボードに変わる(コンパニオンを引っ込めてもソロ用リーダーボードには戻れない)
- ダンジョンを進んで行くほど難度が上昇する為に、ノーマルやベテランの区別はない
- 目的は「速いクリア」ではなく、できるだけ長く遠くまで行く事
- 戦闘サイクル
- 1サイクル は 3ステージ これを終えるとボスステージ
- 5 サイクルを終えると更なる大ボス
- ボスは、各地のダンジョン等のボスや、新しいボスが登場
- 試練と同じようなヴァイタリティシステムがあり、死んでそれが減少して無くなるとアーカイブ探索は終了 コンパニオンの死はそれに影響しない
- ステージを終了する度にバフを獲得、ペアの場合は二人が同じバフを獲得できない。コンパニオンは得れない。終了まで続くバフもあればワンステージのみのバフもある。
- 使用するキャラのクラスによって、そのクラス専用装備を得れる
- Archival Fortunesと言う新しい通貨が登場、それを使ってアーカイブ内のストアで買い物ができる
- モラ様の助言や助けがあるw
書き忘れているものが無ければ、現段階でわかる事はこんな感じで、ESOのサンプルプレイでは一人のタンク系プレイヤーとテンプラーDDのペアでこのダンジョンを攻略をやっていました。
一人か二人でできるだけ長く生きてダンジョンの奥まで行くのが目的の為、試練やダンジョンをクリアするのに必要な単なる高DPSや偏ったロールビルドより、万能型ビルドの方が役立つのではないかと言う話もありました。言い換えれば、この無限ダンジョンでは殲滅速度は競わないので、敵を倒すのに多少時間は掛かっても生きている事が大事。こういうビルドは、PvPのソロをやっている人が得意のようにも思えます。
と言う事で、駆け足で今日の次期アップデート40のプレビューLiveの内容について説明してきましたが、当然のようにこれ以外にもアップデート40にも戦闘調整がある筈で、それは来週月曜のPTSテストがスタートした時のテスト用暫定パッチで明らかになる筈です。
それも今回も時間があるかぎり説明して行く予定ですが、アップデート40を楽しみにしたいと思います。
追記: 今日のESO Liveの録画