海外のアマゾン迷走? 英アマゾン、プライム会員じゃないと一部の人気ゲームが買えない ⇒ 批判を受けて撤回
Skyrimの記事がなかなか纏まらなくて、遅れててすみません。
それで、さっきニュースを見てたら、なんかゲームに関する滑稽なニュースが目に飛び込んで来たので、ちょっと。
自分の別サイトの記事にも書きましたが、今年の4月6日から、日本のアマゾンにおいても、プライム会員で無い場合は、2000円未満の商品は送料が有料になりました。
4月6日からアマゾン配送料は2,000円未満は有料となる(RSR Daybook)
アマゾンの方向性として、最近、年会費3,900円のプライム会員にお客さんを集めたくて仕方ないように見える?
と言うのも、日本においてもプライム会員の優遇がすごいと言うか、それに加入せず普通にアマゾンを使ってると損?とか思わせる部分が結構ありまして。要するに、会員とそうでないお客さんの差別化をはっきり打ち出すようになってきたと言う感じにも見えてます。
Amazon プライム会員の特典(日本)
- 無料の配送特典
- 特別取扱商品の取扱手数料が無料
- 家族と一緒に使い放題
- プライム会員先行タイムセール
- Amazonパントリー
- Amazon定期おトク便のおまとめ割引
- プライム・ビデオ
- Prime Music
- プライム・フォト
- Kindleオーナーライブラリーの利用
個人的にこの中で一番魅力に感じるのは、プライム・ビデオで見放題になったり、プライム・ミュージックで100万曲の音楽が聴き放題になる事でしょうか?
しかし、これはアメリカのアマゾンでの話しですが、昨日、プライム・ビデオを切り離し、料金を別枠にする方針を打ち出したと米紙のロサンゼルス・タイムズが伝えたと言います。
映画.com 米アマゾンがAmazonプライムからプライム・ビデオを切り離し月額制に
これはアメリカのアマゾンの話しであって、日本のアマゾンには今は適応されてはいません。
しかし、日本のアマゾンが今月はじめ、2000円以下の商品の送料有料化を発表するにあたり、アメリカのアマゾンの例にとり、その傾向を懸念する記事も見かける事になりました。
日本のプライム会員の年会費は、現在で3.900円で、月額になおせば月300円ちょっとで、かなり安い金額です。しかし、アメリカのプライム会員は、もっと高い金額で、その内、それが日本にも適用されるのではないか?と言う心配の声もあると言う事です。
- IT Media
Amazonの「全品送料無料の廃止」が意味するもの プライム会員はもう逃げられない? - Gugazine
Amazonプライムの会員になっていないと配達時間がどんどん遅くなっていくことが判明
↑アメリカでの事例
しかし、日本のアマゾンがアメリカのようになるか?と言えば、アメリカのアマゾンが強気で居られるのは、個人的にはこれは土地柄も関係してそうに思います。
日本に住む限り、よほどの僻地でない限り、大型家電店舗は車で少し程度の所にあるし、買い物にすごい不便とか言う場所は少ないけど、アメリカはそうじゃないですよね。アメリカでは、大都市から離れると買い物が大変な所は沢山あるし、だから冷凍食品とか缶詰とかストックしておく食品分野が信じられないほど発達したように思うし、そういう場所では何でも配送してくれるアマゾンは日本以上に重宝してるだろうと予想。少しアマゾンに高い金額を払っても持って来てもらいたい・・・と言うのもあるようにも思います。
だから、買い物にさほど困らない日本でこれと同じ事をやったら、日本のお客さんは離れて行くような気もしなくない・・・。
そして、世界でアマゾンがこういう傾向を見せてる中、なんか呆れるを通り越して笑えてしまう記事が出ました。
Gigazine:
Amazonが一部の人気商品をプライム会員限定で販売し始めたものの大バッシングで撤回
イギリスのアマゾンは、プライム会員にならないと、買えなくなった物が沢山あるそうで。
記事を引用させてもらいます。
実際にどれくらいの数の商品がプライム会員限定での販売に切替えられたのかは不明です。
ゲーム系ニュースメディアのVideoGamer.comがこのことについてAmazon.co.ukに問い合わせたところ、「Amazonプライムの持つ多くの利点のひとつに、数多くの独占商品を購入できるようになる点があります。また、プライム会員ではない顧客には、30日間の無料トライアルを体験するか、Amazonマーケットプレイスで商品を購入するという選択肢が残されています」というコメントが返ってきた模様。
その中に、PS4向けのアサシンクリードを含む人気ゲームもあったようで、こういう会員限定の商品を提案して、「それ行けんじゃね?」とかGOが出ちゃうアマゾンUKの社内ってどうなの?w そっちに不安を覚えると言うか。
イギリスのゲーム市場って結構活発ですよね。特に自分が知ってる範囲では、PS4の強い市場を持ってて、ここでのデータが市場推移のサンプルと上げられる事もあるし。
参照記事:
- ゲーハーKING速報 PS4、欧州ゲーム市場を70~90%独占(2015年7月)
- Wired 2015年イギリスゲーム市場のデータが公開!市場を制したのは・・・(2016年1月)
こういうPS4の強い市場がありながら、「プライム会員じゃないと、PS4の人気タイトルのゲームを売らねーぞ」と英アマゾンがやったら・・・SONY、怒れよ!w
Gigazineの記事では、このアマゾンの姿勢に世論の反応も大きかったようで、イギリスのアマゾンにおいて、現在はプライム会員じゃなくてもこういうゲームは買えるようにはなったと言いますが。日本のアマゾンには間違っても見習ってほしくない傾向です。
あとがき
この自分の記事のタイトル写真が無いな・・・とか思って、アマゾンのダンボール出して来て、それを単焦点レンズ付けた一眼レフ(Nikon D7100)で撮影する事になった。ダンボールの撮影とかね・・・なんとなく自分が自分で嫌いになった・・・。