【TESオンライン】5月3日(火)PC北米サーバーのハードウェア交換予定 いよいよサーバーのハードウェアが新しくなる!(追記: メンテナンス時間は午後5時より10時間予定)

日本ではGWが今日からスタートして、休日を楽しんでいるファンも多いかと思っています。

それで、去年の11月、コロナ環境でハードの調達等が遅れが生じ、去年予定されていた筈のESOのサーバーのアップデートに大きく影響を与えている事がリッチ・ランバート氏より語られた事になりました。当時の話によれば、早くても去年の年末にそれについて着手出来るかどうか…と言う事でしたが、ようやくPC北米サーバーの新機器交換への目処が立ったようです。

これも後に日本語公式から訳が来るかもしれませんが、個人的には非常に大事な内容に思っているので、これを取り敢えずさっと訳しておきます。ZOS代表のマット・フィラー氏による投稿です。
 

皆さん、こんにちは。我々のデータセンターのハードウェア刷新について、そのアップデートの進捗情報をお知らせ出来る事を嬉しく思っています。これについては過去に何度かお話しする事になりましたが、忘れている方も居るかと思うので、ここに幾つかの事について再度触れておきます。

  • 殆どの場合、2012年当時のハードウェアのサーバーで運営して来る事になり、更なるコンポーネントに障害が起こる前にそれをアップデートする必用があります。その為、2つのデータセンター全てのハードウェアを文字通り交換する予定でいます。
  • これによりゲームの中のパフォーマンスが劇的に改善されるわけではありませんが、サービス全体の信頼性は向上し、予期せぬ臨時メンテナンスが発生する事が少なくなります。
  • これは、当時の予定では去年に予定されていましたが、(コロナの)パンデミックにより新しいハードウェアの入手が困難になり、この予定のタイムラインは遅れる事になりました。

 

数週間前、アップデート34のPTSのアップデートの前、PTSをインストールして全てのハードウェアをこれに移行した事は注目すべきことと思っていますし、非常にスムーズに作動している事をお伝え出来ることを嬉しく思っています。これは、期待通りに全てが機能してくれる事を確認する為の大事なテストの機会でもありました。

次のステップは、PC北米サーバーのデータセンターの残りを更新する事で、これは5月3日のメンテナンスで行われる予定です。その後、PC北米サーバーの皆さんは、予期しないメンテナンスも少ない状況でもっと信頼性が高いサービスを利用出来ると思っています。

PC欧州サーバーとコンソールのデータセンターのハードウェアの更新は出来るだけ早く行う予定でいますが、サーバーのハードウェア注文/調達のタイムラインは時間が掛かる予定で、正確な日時のお約束はまだ出来ません。それについての追加情報があり次第、すぐにお伝えするする予定です。

この明るく活気あるヴァーチャルの世界の住人である皆さんには、いつも心から感謝しています。
(訳:RSR管理人)

 
これを読んで幾つか新しく知った事があって、まず一つはアップデート34の新テストが既に新しいサーバーで行われていると言う事。実は4月13日、PTSのテストが開始される前にメンテナンスがあったりして、それも今思えば新サーバーに移行する為の準備だったのかもしれません。

サーバーの交換と言うと想像もつかない人も居るかもしれませんが、規模は全然違うけども、これはぶっちゃけ自分達がPCを買い替えるのとほぼ同じ事を意味します。自分達のような個人所有できるPCであっても2012年とそれから10年も経った2022年のPCハードでは処理力が全然違うと思っているし、ESOはずっとそういう古いサーバーで運営されて来る事になりました。

そして、多分これだけ世界の多くの人たちを繋いで入力される戦闘計算とかを一気に処理できるESOのメガサーバーとはほぼスーパーコンピューターと同じと思っているけども、去年はそのサーバー同士の連結を更に助けるシャーディング機能とかも導入されて、着々とパフォーマンス改善が進められて来る事になりました。

また、これとは別に今年の1月にはシロディールやPvPのパフォーマンス改善が進められている話がマット・フィラー氏からあって、これは今年一杯掛かるだろう…と言う話でした。

個人的には新しいサーバーでプレイするのが今から本当に楽しみで、北米サーバーでプレイするファンはゴールデンウィークが終わる前にこれを体験出来る事は素晴らしい事と思っています。

それで、5月3日にこの更新も含まれるメンテナンスがあると言う事で、このメンテナンス時間は明日の土曜に発表になると思っています。メンテナンス時間がわかり次第追記しておきます。
 

追記: 5月3日(火)のメンテナンス時間は午後5時より、翌日午前3時までの10時間が予定されています。


 

====== 後記: ======

PC北米サーバーのサーバー更新が他よりいち早く行われる事について、EUサーバーのファンから「なんで先に北米サーバー?」に近いような意見もあるんだけども、北米と欧州サーバーの間にはおかしな対抗意識みたいなのがあるようで、北米サーバーはアメリカにあるZOSのお膝元サーバーである事を指摘する人も居れば、欧州サーバーの人たちは最もプレイヤーの多いサーバーである事を指摘する人も居ます。しかし、その両方のサーバーを最近プレイしているプレイヤーの話では、最近は北米サーバーのパフォーマンスの方が欧州より安定していない…と言う事で、北米サーバーが先に新しいサーバーになる白矢が立った可能性があります。

と言うか、毎年PTSのテストが始まるとシロディールのパフォーマンスが酷くなると言われて来て、現在もPTSテスト最中で、今の北米サーバーのプライムタイムのシロディール・パフォーマンスも2年前の一番ひどい時を思い出すような時さえあります。それもPTSのテストのせいだと思っていたものの、今日のマット・フィラー氏の話では、既にPTSは新サーバーに移行されていると言うし、「えっ、じゃあ今のシロのパフォーマンスの悪さは一体何なの?」とか思う事になったし、確かの最近のPC北米サーバーのシロディールのパフォーマンスはかなり悪化しています。

それで、先日、今はパクトから古巣に戻っている自分が「師匠」(my teacher)と仰ぐ大先輩が英語公式フォーラムにある動画を投稿していて、この動画を初め見た時は、師匠のボールグループの活躍動画かと思ったら、1分35秒位から師匠のゲームがシロディールで落ちて、なかなか再ログインすら出来ず、やっとゲームに戻れたかと思ったら、グループの仲間が居る戦地に近づいただけで再びゲームを落とされる…と言う動画でしたwww

こういう動画で笑ってはいけないんだけど、シロディーラーからすると「ある・ある」過ぎて思わず笑ってしまう動画を師匠は英語公式フォーラムに投稿します。よくソロプレイヤーはボールグループは全然パフォーマンスの悪化に苦しんでいない…とか言う人も居るんだけども、ボールグループのプレイヤー達もパフォーマンスの悪化にいつも苦しんでます。

2018年頃のプライムタイムでは一つの陣営に3-4個は走っていたボールグループが現在のグレイホスト(プライマリーキャンペーン)で激減したのは、全てはこのESOのサーバーの処理によるパフォーマンスの悪化のせいだと言われています。確かに今のサーバーの能力(2012年)では、今のボールグループのスパム技を処理しきれなくて、それによってサーバーがビジー状態になりやすい…と言う現実もあるんだけども、2020年の2月にあったクライアント処理の多くをサーバーに移した大きな変化は(クラウドゲーム対応の為)、当初サーバーで全てを処理する事は予定されなかったサーバーにとてつもなく大きな負荷を背負わせ、「サーバーが古い」と言う現実をZOSだけではなくファンにも叩きつけて来る事になりました。

6月6日から今年の新章スタートでは更に新しいシステムが幾つか予定されているし、今までファンも苦しめられて来たパフォーマンスの悪化がこの新しいサーバーの許で緩和する事を祈りたいです。

Makoto

TESはOblivionから。ESOには”Gills J”で参戦。 音楽geek(Soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。ゲームは「英語がわかる」と言うだけで決して得意ではありません。既婚 強い分野: 音楽、Wordpress、車、ネットセキュリティ、誤字脱字

4件のフィードバック

  1. Shuka より:

    昔、ソロプレイヤーってか一部のZergに混じってる人が『サーバーを重くしてるのはわるいボールグループであって範囲攻撃をスパムしない自分たち(その時唯一鍵がかかる陣営)は悪くない』みたいなこと言ってて笑いました。彼ら、軽攻撃しかしてないのか……? その割には重くてまったくスキル出ない時代にグロスダール擦り使ってきたりで訳が分からなかったです。
    クライアントクラッシュはだれにでも起きる現象ですね。この動画ではエラークラッシュですが、自分もよく応答無しの方のクラッシュが発生します。
    今回のサーバー機器交換ではパフォーマンスは変わらなさそうですね……新しいものに交換なら良いんですが、別ゲー等でよくある『採算が取れなくなってきたから安いレンタル会社に乗り換え・縮小』とかで無ければ良いんですが……

    • Makoto より:

      Shukaさんへ

      こんにちは。パクトにも仲間のボールグループが居ると「ゲームが重いのはお前らのせいだ」とか片っ端にケンカ売っている仲間が居て、雰囲気が悪くなるからやめろ…とか止めた事がありましたw 実際、今のシロディールでは仲間にボールグループが居ないとどうにもならん状況の時もあるし、そういうグループにキャリーしてもらっている人たちも沢山居ますしね。今日のプライムタイムもボールが各陣営に一つづつ位しか無いのに、回復に関しては3-4秒後にしか発動しないようなひどい状況で、ダメージも数秒後に来るような感じだし、何重も重なるエフェクトとでドロドロすぎて何やっているかわからないような状況でしたw 本当にカオスです。

      今日も海外の仲間数人とサーバーが新しくなる事を話していたんですが、この間のローポップボーナスの修正と同じような反応で「それで良くなるとは思わない」と言っている仲間がかなり居ましたw 今までZOSがやって来た事を思えば、スパゲティコードの整理をもっと進めないと…と言う人も居るし、いつもバグの原因特定にものすごい時間が掛かる事を思えば、そう思えて来たりもしますよね。 

  2. ノリダー より:

    こんにちは。

    ESOのサーバをスパコンに例えていましたが、どうかと思うので改めたほうがいいかと思いますよ。

    • Makoto より:

      ノリダーさんへ

      サーバーを幾つも連結して処理する事は規模は違ってもスーパーコンピューターと同じ理論だと思っていました。ZOSは今までサーバーを幾つも追加して来た筈で、しかし、データベースのあるサーバーには触る事が出来なくて(実際データが飛ぶのを恐れていると何度か聞きました)、その読み込み速度がゲーム全体に影響を与えたし(ファインダーにさえ)それが中心に今回はサーバーが新しくなると思っています。

Makoto へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)