【TESオンライン】西スカイリムを舞台にした「闇の中心の祝典」がスタートする

2020年、TES5でもお馴染みだったスカイリムのソリチュード、マルカルスを舞台としたESOの追加シナリオが発表になり、これは1年早いTES5の10周年を祝う為でした。(実は2021年はTES4オブリビオンも15周年だった為、2020年がスカイリム、2021年がシロディールを舞台にするストーリーになりました)。今月の11日、本家スカイリムも11周年を迎え、今回、ESOのイベントではその2020年の舞台に再び戻り、再探検するイベントになっています。

 

「闇の中心の祝典」のイベントについて

 
既にイベントについては日本語公式からも翻訳記事が出ているので、それも是非読んでからプレイしてみて下さい。

 

イベントの開催期間

イベント開催日 11月18日(金)午前0時より11月29日(火)の午後11時59分まで

 

イベントのスタートの仕方

いつも通り、クラウンストアからスターターイベントが貰えます(無料)。

しかし、今回はイベント支配人のところでもこのスタータークエストを貰えると言う事だったので、そこに行ってみると何やらマーカーが付いた張り紙のようなものがありました。

ダヴォンズウォッチの支配人のところにある貼り紙

メル・アドリス…? どこかで聞いた事があるような初対面ではない人物に思えるけど、クエストを見て、ああ、あの人かもしれない…とようやく見当が付きました。

自分がこの人に最初に会ったのは、ゴールドコーストのアンヴィル近くの洞窟だったように思います。どうであれ、彼が待っていると言う西スカイリムのカースウォッチに向かう事にします。

 

メル・アドリスの依頼 スタータークエストは結構面倒

 
そしてメル・アドリスが待っているとカースウォッチの場所はここになります。

このイベント中、最寄りのサザンウォッチの旅の祠とメル・アドリスを行ったり来たり何度かしますが、これが微妙に遠いw

実際、行ってみたら、イベント開始直後と言う事もあって人・人・人… コンパニオンの量も重なって、シロディール以外でこんなに多くのプレイヤーが集まっているを見るのもなかなか無いものです。メル・アドリス…一体どこに居るのよ…と言う感じでプレイヤーに埋もれていましたw

 

スタータークエストの流れ

この御仁がメル・アドリスで、先に書いた通り、自分は彼にアンヴィルのホルタ洞窟とグリーンシェードのサイドクエスト「霧と影」で既に会っていて、どれもが吸血鬼に関係するクエストでした。彼の仕事は吸血鬼ハンターで、ダンマーの落ち着いた口調の渋いオッサンです。
 
自分の記憶が正しければ、このスタータークエストの流れは以下のようになります。

クエストの流れ
  1. 西スカイリムの指定された場所で儀式の邪魔をする
  2. アドリスの依頼で西スカイリムのパブリックダンジョン、ソロ用ダンジョン、マルカルスのソロ用ダンジョンの最後のボスのどれか1つを倒す
  3. メル・アドリスの元に戻る
  4. 喪心の嵐のどれかを掃除する(いつも通り普通に喪心の嵐の戦いに参加する)
  5. メル・アドリスの元に戻る
  6. 指定されたブラックリーチの場所でイベント用ボス(HP150万)を倒す
  7. メル・アドリスの元に戻り、イベント用最後の報酬(紫箱)をもらう

 

特に最後のボスの場所と言うのがかなり分かりづらくて、マーカーが出ている地点に入ったら上を見上げてほしいけども、実は頭上の橋の上にあります。

最後のボスは頭上の橋の上

私事を書けば、自分はゆっくり話を聞いたり写真撮ったりしながら進めていたから、パートナーの方がイベントを先行していたんだけども、最後の方でパートナーがキレまくっていて、ボスが見つからなとか人が多すぎる…とかwww 

実際、イベント初日は人がかなり沢山いたし、それにより、パブリックダンジョンとかソロダンジョンのボスのトレジャーも取り損ねる可能性があります。こういうダンジョンとかワールドボス系のボス戦は上位12名しかトレジャーが出ないし(因みに自分はPvE仕様ビルドで全部頂きました) しかし、この最後のボスからは大したものは出ないので、取りそこねてもパートナーのようにヘソを曲げないでほしいと思いますw

 

余談: イベントのスタータークエストと言うより、シナリオのプロローグクエストみたいな…

自分はエボンハートパクトに所属しているから、闇の一党のシナリオ舞台になるゴールドコーストでアルドメリのシナリオで登場する人たちに初めて会う事になりました。その一人がメル・アドリスであったし、もう一人は先日スタートした「ファイアソング」にも登場するあまりにも有名なラズム・ダーでした。今ではもう何回か会っている為、彼らには「旧知の仲」と言う形で認識されます。このイベントのメル・アドリスもそうでした。

そして、このクエストは内容はそれぞれが確認してほしいけども、メル・アドリスの過去に関係するもので、彼の出自も聞けたりするものです。

多くの人が「これが西スカイリムのイベントと何の関係があるの?」と思ったと思うし、しかし、来年とか以降のESOの舞台に関わって来る可能性があるのか? とか、当然これは沢山ある中の予想の1つでしか無いけども、その為に彼の出自とかをはっきりさせておく必要性があるのかな…とか、色々と思う事がありました。彼は最後に「お前とはまた会う予感がする」と言い切りました。

来年の舞台は、ハイ・アイルのラストにあったある人の言葉により今の段階ではテルヴァンニ半島とかハンマーフェルが予想されていますが、これらは当然まだ「予想」の段階で、本当の事は何1つ明らかになっていません。

これも余談だけども、今年までESOでは4人のフォロワーが登場して、その内3人が若い女子と言う事について、喜んでいる人もいれば、一方で手練の冒険者風のオッサンフォロワーがほしいと言う意見も英語公式フォーラムにかなり出ていました。TES5のスカイリムの追加シナリオであった「ドラゴンボーン」にフォロワーとして登場したダンマーのプロ冒険者&傭兵のテルドリン・セロ。彼はスカイリムのフォロワーの中でもセラーナに次ぐ人気を誇ったけども、自分もたまにはこういう渋いオッサンと旅するのもいいな…と思ったのも本当です。

 

イベントの報酬について

 
これについては既に英語公式の記事が来た段階ですぐにサブ・サイトの方にまとめておいたけども、それをコピペしておきます。

イベントの報酬箱とチケット
イベントの報酬
  • イベントチケット2枚(最大26枚獲得可能)
    ☆ソリチュードのデイリーで1枚、マルカルスのデイリーで1枚、それぞれ最初のデイリーで1日1度入手

    ソリチュードのデイリーで1i枚


    マルカルスのデイリーで1枚

  • 金色箱「グレイホストの栄光の箱」
    ☆最初のデイリーで1日1度入手
  • 最初以外の地域デイリークエストで紫箱確定
  • 西スカイリムとマルカルスで以下の活動するとランダムで紫箱を獲得
    • 一人用ダンジョンとワールドボスを倒す
    • 西スカイリムのDLCダンジョン、試練、ソロアリーナのヴァテシュラン洞窟のボス
    • 喪心の嵐を終了
    • モンスターを倒す
    • 宝箱、商人等のセーフボック、コンテナ類、サイジックポータル、盗賊の宝
    • クラフト資源の採集

 

通常報酬に追加があるアクティビティ(ヴァテシュランから落ちるアリーナ武器も2倍)

以下の活動では報酬も2倍になったり増えたりします。

報酬が増えるアクティビティ
  • 西スカイリムとマルカルスのデイリークエスト報酬
  • カイネスアイギスのウィークリークエスト
  • 喪心の嵐のワールドイベント報酬
  • 2020年ダンジョンDLC「喪心の嵐」と「ストーンソーン」のダンジョン

    ☆アイスリーチ、不浄の墓、ソーン城、ストーンガーデン

  • 西スカイリムマルカルスのボス、ワールドボスのドロップ
  • カイネスアイギズのドロップ
  • ヴァテシュラン洞窟のソロアリーナのドロップ
  • クラフト資源の採集量

殊に特筆する事は、ソロアリーナの「ヴァテシュランの洞窟」をクリアして貰えるアリーナ武器も2つになる事で、挑戦しがいがあるイベント期間になっています。

ヴァテシュラン洞窟に攻略については、初心者用として前に記事を書いているので、それを是非参考にして下さい。


 

報酬箱の中身
報酬箱から出るもの
  • 緑・青・紫品質のスカイリムのお宝(売って資金にする宝)
  • 青か紫のスカイリムの地域セット装備
  • この群でどれかが入っている
    • 西スカイリムのスタイル素材(ブラックリーチ先遣隊、グレイムーア、ナイトホロウ、アークスザンド、さまよう守護者)
    • 西スカイリムのスタイルモチーフ(ブラックリーチ先遣隊、ヴァンガード、グレイムーア、ナイトホロウ、アークスザンド、さまよう守護者)
  • この群でどれかが入っている

金色も紫も出るものは同じであっても、金色箱の方が良いものが出る確率がずっと高いようです。

 

支配人が売り出すアイテム
支配人のところで交換可能なもの

いつものイベント支配人アイテムに加えて、

  • アルコシュの砂時計を完成する為に必要な2つ目の断片(1つ目も売ってます)

  • 「サールザルの学者」のスタイルページの各パーツ

 

今回の報酬箱に良いものが入っている可能性?

まだイベント初日でソリチュードでデイリー2個、マルカルスでデイリーを1個しか消化していないし、その間、敵を倒したりしスタータークエストで3個位の紫報酬箱を拾ってみたけども、この状態で結構色々と良いものが出て来ました。

このイベントで初登場の「サールザルの学者」のスタイルページも紫箱から拾いました。(TES5をプレイした人にとってはウィンターホールドにあるサールザルの名前は懐かしすぎる。この遺跡はこのESOの時代から調査中だった事を知ったような感じです)

持ってなかった紫家具の設計図も出て来ました。

驚いたのは、確か2020年の全員参加型イベントの報酬であったソブンガルデのスタイルページ。

これ…なんと40万ゴールドで売れてしまいました。本当の事を言うと、TTCの平均価格が70万ゴールドで、しかし、個人的な感覚として幾らなんでもそれは高すぎるだろう…と言う感じに思えたし、この先、ある程度数が出回れば再び値段が下がっているのが常で、40万ゴールドで並べておいたら速攻売れました。個人的には、あんまり高値をふっかけるより最安値で近い値段で多売薄利を狙う方ですw 

(11/18 午後12時: ソブンガルデはもう値段がメチャ下がりして来ました。自分はソブンガルデシリーズは4個拾いました。ちょっと出過ぎ。)

と言うわけで、正直に今日もらった報酬箱から出て来たものを纏めると…

  • 最新のサールザルの学者のスタイルページが1つ
  • ソブンガルデのスタイルページ1つ
  • スタイルモチーフ3種(グレイホスト2種、ブラックリーチ1種)
  • 紫の家具設計図2種

たったデイリー3個しかやっていない状態にしては(余分の紫箱は2-3個あったものの)、個人的にはかなりの成果になりました。しかし、パートナーはあんまり良いものが出なかつたと言っていたから、その日の「運」も関係している可能性もあります。

多分、マルカルスのデイリーから落ちるスタイルページはまだ少し高値で売れる可能性があるけども、西スカイリムのモチーフは既に6000ゴールド位まで下がって来ていて、イベントが進んで行くと更に値崩れを起こす可能性があります。

 

余談: イベントやっている時間がない…と言う場合

最近、イベント多すぎてイベント疲れが起きている…と言う投稿も英語公式にあったりしました。

自分は普段は圧倒的にPvPの方に居る時間が長いから、PvEゾーンのイベントと言うのは「面倒臭せぇ」とか言いながらも結構PvPの良い息抜きになる事も多いです。しかし、普段からPvEゾーンに居る人達は何かの延長線にしか感じない場合もあるかもしれないし、仕事で忙しい人達にとってはもっと面倒臭いものに感じるかもしれない事はすごい理解しています。

今回のイベントで、忙しいけどチケットだけは欲しいと言う場合、個人的に最も楽に思えるデイリーは「喪心の嵐」を西スカイリムとマルカルスで受けて、イベント中で多くの人が集まるところにどさくさ紛れてクリアしてしまうのが楽に思えています。

前は喪心の嵐も3個をクリアしないとデイリーが完了しなかったのが今は一日1つで良いし、このトレジャーに関しては上位12人の縛りもなく全員が貰えるようになっていて、イベント期間中はこのトレジャーの中身も2倍のボリュームになっていてお得です。

前の魔女祭りの時に自分達は喪心の嵐やドラゴンを2-3人とか言う少人数でクリアすると言うのに凝っていたんだけども(PvPerは実はマゾい)、その時に比べたら、参加人数の多さから今は魔女の槍からボスまで瞬く間に溶けて行くし、逆にマップに出現の印が出てからでは間に合わない位早く終る事が多いです。

では、良い週末をお過ごし下さい。

(このイベント期間中、ソリチュードにあるプラウドスパイア邸を同じギルドの仲間とフレンドに公開しています。全設備完備で、テレポートポイントとしてどうぞ使って下さい。)

Makoto

TESはOblivionから。ESOには”Gills J”で参戦。 音楽geek(Soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。ゲームは「英語がわかる」と言うだけで決して得意ではありません。既婚 強い分野: 音楽、Wordpress、車、ネットセキュリティ、誤字脱字

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