【TESオンライン&プレイ日誌】クロックワーク・シティが正式にスタート それに伴うアップデートと変性システムについて
昨日、月曜メンテナンスを経て、いよいよ新DLCであるクロックワーク・シティが正式にスタートしました。
DLCのシナリオが含まれる為、今回のDLとインストール時間が長めなものの…それ以上に慌てたのが、日本語版ではメンテナンス直後にログインの問題が起きて、日本のプレイヤーはなかなかログインが出来ない不具合もありました。しかし、すぐに解消されて、ゲームに入る事が出来ました(日本語版だけじゃなくて、フランス語版も何か問題があったようで…)
お世辞ではないけれど、スカイリムのPC版(日本語)とかと比べると、ESOは日本語公式がいつもかなりきちんと対応してくれていて、不具合があってもすぐに知らせてくれたり、今回のアップデートにも莫大なパッチノートがあるけども、そういうものも日本語でいつも読む事が出来て日本語公式には感謝しております。(英語の原文も意味不明のが結構あるから、この日本訳は大変な筈…)
それで、自分も早速クロックワーク・シティの触りを見て来る事になったけども、今日は、クロックワーク・シティに入ってみた感想と、それと共に来たアップデートによるゲームの調整について書いておきます。
目次
クロックワーク・シティで最初に帯同するのは、TESシリーズの本によく登場する人だった
それで、先日書いた通り、自分は既にクロックワーク・シティのプロローグ・シナリオを終えていた為に、モーンホールドでサイジックのリラサの幻影?と再会する事で、クロックワーク・シティ行きのシナリオが開始されました。
リラサの指示を受け、テルヴァンニの大魔術師にプロローグで見て来た出来事の警告を与える為、主人公はその大魔術師に会う事になり、彼の捜索にも付き合う事になるけども…
テルヴァンニのディヴァイス・ファーと言う大魔術師
実は、このテルヴァンニのディヴァイス・ファーと言う御仁、TESシリーズをプレイした事がある人なら、スカイリムやオブリの本で名前だけは目している可能性があります。
「オブリビオンの扉」、「デイドラの分類」と言う有名本にその名前が登場するけど、それらの本から読み取れる事は、このディヴァイス・ファー、デイドラの王子やデイドラの領域と接触する事に詳しい人で、クロックワークシティに向かいたい彼の旅の動機も、これらの本を読めば少しは理解が出来たりします。
しかし、クロックワーク・シティの序章にも登場したサイジックのリラサは、ディヴァイス・ファーは良心で動く人物ではなく、自分の野望を満たす為に行動する人物であろう…と主人公に警告して来ます。
好奇心や野望で動く…と言うあたり、さすがテルヴァンニ家の一員と言う感じでw スカイリムのソルスセイムのネロスだって同じようにも感じたけど、しかし、今のところ、それほど「変人」な感もなく、老齢な御仁に有りがちな”横柄さ”に留まってる感じもしました。
ESOの公式でも、ディヴァイス・ファーについて、サイジックのリラサの手紙を通して、こういう紹介がされています。
キャラクター特集ーディヴァイス・ファー(ESO日本語公式)
何か緊張感が漂う感じではあるけど(良い方に転がるのか? それとも悪い方に転がるのか?)、今後の展開を楽しみにしたいと思います。
しかし、こういうTESシリーズの歴史の中に眠る巨匠のような魔術師の一人にESOで会える事は光栄な事で、ESOではガレリオンまで見てしまったしね…w
余裕があれば、是非ともスカイリムにも登場するヴィベクの言葉を収録した「レッドマウンテンの戦い」やアシュランダーの伝承である「レッドマウンテンのネレバル」を読んでクロックワーク・シティを旅してほしい気もするけど(これらには、トリビュナルがどうやって神格化したのかが語られている)、旅の途中でディヴァイス・ファーから聞ける言葉も、これらの前知識で更に興味深いものになると思います。
スタート直後のクロックワーク・シティはプレイヤーで一杯…
それ以上のストーリーに関してはそれぞれが体験して欲しいと思うけども、実際、クロックワーク・シティに入ってみた率直な感想。
昨日からスタートしたと言う事で、かなりのプレイヤーがそこに殺到。
ネラモとかお馴染みの懐かしいNPCにも会う事になったけど、とにかくクエスト関係の人の周りにはプレイヤーの人だかりが出来てるような状態。
ネラモの関連のクエストでクモを捕まえるものがあるんだけど、如何せんプレイヤーが多すぎて、クモのマーカーが出て行ってみると他のプレイヤーに既に狩られてしまって全然クモが捕まえられない…と言う事態もありましたw
(この対処法は、クモが湧く場所を見つけたら、同じ場所で再び湧くのを待った方が良いように思います。他のプレイヤーと一緒に倒してもクモは捕まえられました)
しかし、戦闘になった時も周りにプレイヤーが沢山居るから手伝ってくれる事が多いし、レベルが低い場合は特に助けられる事も多いように思ったり。
クロックワークシティにも、ワールドボスを倒すデイリークエストもあるようだから、ソロの場合は、人で賑わってる時にこういうクエストをやった方が楽な可能性があります。
クロックワーク・シティで必ず貰えるペット
また、クロックワーク・シティの到着すると、ドラゴンフライのドゥーマー版のような非戦闘ペットが貰えます。
自分もあんまり虫は好きな方じゃないけど、これは結構キレイな生き物に見えていて、ふわふわ飛んでいて、かなり気に入りました。夜とか見ると、非常にキレイです。
今回のアップデートの目玉 「変性台」を早速見て来た
そして、今回のクロックワーク・シティの一番の目玉でもあろう武具の特性を変える事が出来る「変性台」も見て来ました。
ネタバレになっちゃうけど、変性台の場所は真鍮要塞を入って右側の方。
これを真っ先に見に行ったのは自分だけではなく、早速多くの人が変性台を見に来ていたけども…
それで、「変性」とは一体何か? と言えば…
例えば、上の写真のように前のアップデートで貫通の数値が下げられた剣…そのせいで使わなくなってしまったこの剣の特性を最近流行りのニルンホーンドに変える…こういう事が出来るわけです。
但し、変性する先の特性は、事前に研究で取得してるものに限ります。
だから、色々な理由からお蔵入りした武具も、特性を変える事でレギュラー武具に戻れるかもしれない。(ニルホーンドの剣の攻撃力がかなり上がって見えるのは、ニルンホーンドの特性の攻撃力アップの数値が反映されてるから)
しかし、上の写真の左下で黄色で括った所を見て欲しいけど、武具の特性を変えるのは、「変性クリスタル」と言うものが50個も必要になって、これがどれほどで集められるのか、まだ入手してない自分にはさっぱり見当がつかない世界(拾ったら追記しておきます)。
この変性のシステムについては、日本語公式の方に説明記事があるので、それも参考にして下さい。
CLOCKWORK CITY(クロックワーク・シティ)ー変性システムの紹介(日本語公式)
変性クリスタルが入手できる場所
それで、この変性クリスタルが入手できる場所については、公式の記事にはこう書いてあります。
確実に入手可能なアクティビティ:
- グループ探索でのランダムデイリーダンジョン
- アンドーンテッドの誓い
- 試練のウィークリークエスト
- アリーナ、試練とバトルグラウンドランキング
- 同盟戦争キャンペーン終了時の報酬
- その日初めて受信した「貢献に見合った報酬です!」メールの報酬
- メイルストローム・アリーナ(難易度ベテランのみ)
- ドラゴンスター・アリーナ(難易度ベテランのみ)
入手できる可能性があるアクティビティ:
- ダンジョンの最終ボス
- その日2回目以降に受信した「貢献に見合った報酬です!」メールの報酬
- その日の2回目以降のグループ探索でのランダムデイリーダンジョン
いくつかのアクティビティでは変性クリスタルを確実に獲得できますが、その他のアクティビティでは確実に獲得できるわけではありません。
シロディール参戦でもらえるのが個人的にはありがたいけど、一体一回にどれだけ入手出来るのか?
しかし、これにより特性を変えられるようになって、今までは速攻で売りさばいていた「豪華」とか要らぬ特性の武具もとっておきたくなる可能性があって、それにより銀行の容量がさらに圧迫される事の方が個人的には問題に思えてます…
追記: 変性クリスタルについて
今、パートナーがシロディールで「変性晶石」と言うのを貰って来て、この変性晶石と言うのは、4個から25個の変性クリスタルになる…と言う話のようで。4個から25個と言うのは”すごい幅”な気もするけど、だから、運が良ければ変性晶石数個で変性出来る…と言う事か?
追記: 実際にシロディールで変性クリスタルを手に入れてみた
いつものシロディールなら、メールに剥き出しでアイテムとゴールドが添付してあるだけだったけど、アップデート後は、ボックスが添付されてました。
それを受領して開けてみると…
「ひび割れのない変性晶石」と言うものが、いつも貰う系の装備やアイテムと共に入っていました。
そして、先の追記に書いたように、これは変性クリスタル4個から25個に変えられる…とあります。
実際、晶石を変性クリスタルに変えてみると…
(自分の運の無さにマジで泣けて来る…)
初めて変性クリスタルを手にすると、ゲームからも説明が入るようになってるようです。
追記: 自分が所有してる変性クリスタルの数を確認する方法
所有してる変性クリスタルの数は、所持品欄にある「通貨」のところで確認が出来ます。
これを見せちゃうと、自分のところの貧しい台所事情を公開してしまうけど(汗)、ここで変性クリスタルの数もわかります。
変性クリスタルを所持できる上限は200個なのかな…?
11/10 追記
聞いた話だと、変性クリスタルの所持の上限は、ESOプラス会員に入ってない場合、100個だそうで。
自分のところでは、二人ともESOプラス会員に加入してるから上限が200個になってるけど、ESOプラス会員になると銀行の容量が2倍になる特典があります。変性クリスタルの数も銀行で確認出来るから、この特典のお陰かもしれません。
また、変性クリスタルがシロディールでどの程度入手出来るのか、別の記事に書いたのでそれも参考にして下さい。
今月のシロディールは変性クリスタル目的のプレイヤーも多そうで
クロックワーク・シティのアップデートで更に戦闘に調整が入る
その他、今回のクロックワーク・シティのアップデートでは、再び様々な調整や戦闘に関係する変更もありました。
その変更の詳細については、既に公式においてパッチノートの日本語訳が紹介されてます。
特に個人的に重要に思えているのは、今回も戦闘に関係する変更で、各クラス技や武具のアビリティにも変更が及んでいます。
ウォーデンのクラス技の変更はパッチノート(2)、その他のクラス技、武具アビリティの変更はパッチノート(3)で確認出来るので、一度は目を通しておく事をオススメします。
クラスに関係なく全体的に関係がありそうな変更は防具の技で、先日も少し触れたけど、それぞれの防具には防御を上げる、ダメージシールドを張る、回避率を上げる、と言うの技があるものの、今まではアビリティポイントを振っていれば何を装備してても使用は可能でした。しかし、今回のアップデートにより、その技が属する防具を5部位に装備していないと使えなくなりました。
公式の記事から引用させてもらいます。
防具
- 軽装鎧
魔力無効:このアビリティとその変異を詠唱するには、5つの軽装鎧が必要となりました。- 中装鎧
回避:このアビリティとその変異を詠唱するには、5つの中装鎧が必要となりました。- 重装鎧
不動:
- このアビリティとその変異を詠唱するには、5つの重装鎧が必要となりました。
- ランク4での、このアビリティの継続時間を13.5秒から20秒に拡大しました。
- このアビリティとその変異のコストを約5%縮小しました。
重装の変化について
防具の技以外にも変更が及んでいるのが再び重装で、防御が上がるアビリティの効果時間が20秒に拡大した事はありがたい人も多いかもしれないけど、しかし、重装スキルのパッシブでは、ある意味で弱体化ともとれる措置も今回はありました。
- 憤怒: このパッシブアビリティは活性化のパッシブに置き換えられ、重攻撃の回復のリソースを12/25%まで拡大します。
- 緊急修復: 効果が新しい活性化のパッシブへと移動しため、このパッシブアビリティは重攻撃の回復のリソースの量を拡大することがなくなりました。
引き続き、被回復は4/8%まで拡大します。
追記&訂正
…とあるんだけど、これをゲーム内で確認したところ、前と説明が変わってないような…
アップデート後のゲーム内の写真を貼っておきます。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
10/26追記
水曜日のメンテナンス後、重装のパッシブの説明文がパッチノートの通りになりました。
セット防具に攻撃力の強化がない限り、いよいよ重装から攻撃力が上がる要素が完全になくなった感じで…。
個人的に ドラゴンナイト技とナイトブレード技の変更に注目
その他、書ききれないほど色々な変更があって(特に攻撃の杖や回復の杖のアルティメット技を使う人は、パッチノートをよく読んでみて下さい)、自分の主人公のクラスについて書かせてもらうと、自分の主人公は現在はマジカ型のドラゴンナイトをやってます。ドラゴンナイトの技も、今までかなり調整が入って来て、今回は、敵単体を何十秒か封じ込める「石化」が大きく変わる事になりました。
大いなる大地
石化:
- このアビリティとその変異によって30秒間混乱状態にはならなくなりました。
- 代わりに、防御や回避もできない気絶効果を2.5秒複数のターゲットに与えます。
- このアビリティとその変異のコストを約23%縮小しました。
- このアビリティとその変異は、CC耐性のある敵に対して詠唱することができなくなりました。
- このアビリティとその変異の効果範囲を、15メートルから8メートルに縮小しました。
以前の石化は、自分のスキル回しの関係から殆ど使う事がなかった。…と言うのも、前に誰かがドラゴンナイトはマジカ型は、マジカ型と言っても殆ど肉弾戦系…と言っていた事があるけど、その通りで、自分の主人公の場合は、敵が複数居る時は、敵の懐に突っ込んで行って、その中心で範囲爆発を起こす戦法だから(もしくはタンクの所に集まった敵に対して範囲爆発)、敵を石化させてもすぐに敵の石化を解除してしまうし、使う事はありませんでした。
(シロディールでは、恐ろしくて未だこの戦法は使えないけどw)
それが、今後は、複数敵に対して「回避と防御不可の2.5秒スタン」。
開発の言い分を聞いてみると、同じ大いなる大地の技に属するストーンフィストと作用を分けたかった…と言う事で、しかし、足止めするなら「鉤爪」があるし、自分がこの技を使う事より、シロディールとかで敵にこれを使われる事を懸念する…。射程もムチと同じで8メートルと言う短さに変更、肉弾系魔法使いじゃないとかなり使い辛い可能性もあります。
英語の公式フォーラムでは、動画まであげて、防御も回避も出来ない筈の石化のスタンが、実は防御で防げてしまう事が話題になってました。アップデート直後には、こういう事もよく有ることで、これが本当なら、その内に修正が来ると思っています。
追記: 正確には、防御してる敵にキャストできない…と言う事らしい。現在は公式も認識していて、もう修正されたのかな?
Official Forum Petrify is bugged. Can’t be cast on blocking targets.
この石化の新しい効用をゲーム内で見ると、こういう感じです。
変異は、以下の二通り。
フラフラ状態が美味しい人もかなり居るように思えるけども…w しかし、マジカ型だとダメージ的にも鉤爪の方が効果が高い。
また、ドラゴンナイトの魔法跳ね返し技(羽をバサっと広げるやつ)は、効用時間が4秒から6秒になったと言う事で、これはウォーデンの同系列の技と時間を同じくした…と言うのが調整の理由のようです。
一番笑ったのが、実は自分のパートナーがやってるナイトブレードの技の変更で、ナイトブレードの技にもかなり沢山の調整が来てるけども、その中の「吸引」にある「苦痛」の変更。
自分のHPを削って味方を回復が出来るようになるらしい…
ナイトブレードと言う攻撃的なクラスで、この自虐的な味方回復技をどれだけ使う人が居るのか、パートナーは「まず使わん」とか言ってましたw …確かにナイトブレードにこれを求めちゃいけない気がする。
パートナーはいつも口癖のように「ナイトブレードはネタのクラスだから…」と言うんだけど、この技も「ネタ」に見えてるようで…
チャンピオンの上限が690になる
そして最後に。今回のアップデートで、チャンピオンの上限が30上がって690になりました。
昨日も既にCP690になってるプレイヤーを何人も見掛けたけど、上限の関係でポイントが振れないだけでチャンピオンポイントが相当溜まっている人も多そうです。
チャンピオンのアビリティについても幾つか変更があって、特に盗賊座にある塔の中の「吸収者」。
軽&重攻撃をすると、3秒の間、敵の回復力に影響を与えるもので、それが今回のアップデートでは敵が使う薬やセットアイテム等の回復力にも影響を与えるようになると言います。
シロディールで色々なプレイヤーと戦ってみると、すごい回復力がある人や、どうやって防御と攻撃力のバランスを取っているのかマジで謎になる人も沢山居て(どちらかをとれば、片方が凹むのが通常)、その装備や技の奥深さに感心するばかりだけど、今回はこれらにかなり影響を与えるだろう変更が多いのが興味深いです。
この変更が来て、先にクロックワーク・シティを見に行ってしまったためにシロディールの状況はまだ見てないけど、近々自分もシロディールで色々と見て来たいとは思っています。
追記: デイリーのクラフトの仕事の納品がどの街でもOKになった
大事な事を書き忘れてました。気付いてる人も多いかもしれないけど、クラフトのデイリーの仕事の納品が、アップデート後、どの街でもOKになりました。
自分のメイン主人公(全クラフトスキル取得)は、この仕事の納品は今まではクラグローンで行っていたけど、まだレベルが高くないウォーデンの場合、ある仕事の納品はモーンホールド、別の仕事はダボンズウォッチ…とか、結構、納品に行くのも面倒だったりしました。
しかし、アップデート後は、スキルの高さに関係なく同じ場所に納品出が出来る。
派手ではないけど、こういうアップデートはプレイヤーとしては非常に有り難いものに感じてます。
まだ書き残してる事も沢山あるような気もするけど、今日はこれくらいにしておきます。
とにかく、大きなアップデートが来た後は、公式のパッチノートを一通り目を通しておく事を薦めます。