【TESオンライン】シロディール・テストが2月15日より再びスタート 条件発動装備プロック無効で3週間の予定 このテストで影響を受けない装備(2/11 追記: 同盟ポイント2倍について)

今年もシロディールで再びゲームパフォーマンスを見るためのテストが行われる事が先月のグローバル・イベントで発表になり、前予告どおり、ZOSの戦闘調整の責任者であるブライン・ホイラー氏からその予定と詳細が投稿されました。

今回のテストでは、これもグローバルイベントの話で触れられていた通り、発動系のプロック装備が殆ど使用禁止になり、サーバーでの計算が殆ど必要ない常駐系の能力が上がる装備だけが許される事になります。

そして、やっとクロスヒール(グループとか関係なく陣営の仲間をヒールできる事)がシロディールに戻る事になります。クロスヒールはテスト期間だけではなく、その後に何か通達が無い限り、テスト以降も去年の11月16日以前の通り使える予定になっています。

 

テストの概要とテストで使用可能な装備について

ホイラー氏の投稿の全文を訳します。

こんにちは、皆さん!

去年、シロディールで続くパフォーマンスの問題の潜在的な解決策を特定する為にPCのライブサーバーにおいて一連のテストを実施する事になりました(このテストの理由の詳細は、このフォーラムの別の投稿を参照下さい)。

前回行われたシロディールの去年のテストは、将来的なテストと長期的な解決策の両方を探す上での様々な方法において幾つかのポイントと興味深いデータで締めくくられました。しかしながら、これらのテストでは「これにより全てが修正される」と言う明確な解決策を得る事が出来ませんでした。戦闘アクションの度にサーバーで計算をスローダウンさせる事は確かにパフォーマンスを助ける事はわかりましたが、しかし一方で、それは永続的な解決策として目に見えるほどの量ではありませんでした。サーバーのパフォーマンスと戦闘計算に関する様々な考えを導き出す為にさらに多くのテストが必要です。その為、シロディールにおけるアイテムセットのプロックを制限する事により戦闘毎のアクションのプロセスがどの位影響を受けるのか、そのテストを少なくとももう一度行う予定です。

2月15日、純粋なステータス・ゲイン以外のアイテムセットボーナスを無効にする予定です。これは、アビリティにより発動したり条件発動のプロックを持つアイテムセットの能力が無効になる事を意味します。これには「誘惑者の武具」のマジカコストを10%削減するような装備も含まれます。そういう装備は、コストを削減すべきかどうかアビリティをキャストする度にチェックがあり、アビリティを通してコストの削減が行われる為です。「怒れるフンディング」のような他のセットは、条件無しで単純にステータスを付与するだけなので、このテストに影響を受けません。

このテストに影響を受けないセットの完全なリストは以下の通りです。

==== 5ピースセット====
琥珀のプラズム / Amber Plasm
養蜂家の装備 / Beekeeper’s Gear
狡猾なるアルフィク / Crafty Alfiq
ドラウグル・ハルキング / Draugr Hulk
強化真鍮 / Fortified Brass
フンディングの怒り / Hunding’s Rage
ジュリアノスの掟 / Law of Julianos
非貫通アーマー / Impregnable Armor
リヴァイアサン / Leviathan
母の悲しみ / Mother’s Sorrow
疫病医 / Plague Doctor
紡ぎ手の衣服 / Spinner’s Garments
スプリガンのいばら / Spriggan’s Thorns
シャックルブレイカー / Shacklebreaker

==== 3ピースセット ====
意志 / Willpower
俊敏 / Agility
持久力 / Endurance
訓練生の鎧 / Armor of the Trainee
古代の恩寵 / Grace of the Ancients
 
現時点では、このテストを少なくとも3週間行う予定で、次のステップに入った時には皆さんにお知らせします。

このテストが2月15日に始まる時、グループのみがターゲットに制限された友軍に有効なアビリティを元に戻す予定でいます。この調整は、目に見えるほどのパフォーマンスの改善の大きな効果にはならなかった為、この制限は将来通知があるまでは、シロディール以外の場所と同じくグループ以外のプレイヤーでもトリガー/ターゲットが出来るように削除する事になりました。

このテストでの皆さんのフィードバックと効果を楽しみにしています!

翻訳者注: わかりやすいように本文の5ピースと3ピースのセットを纏める事にしました(訳: RSR管理人)

 

シロディール・テストは2月15日より3週間 注意すべき事

テスト期間 2月15日から約3週間(3月8日)

3月8日は今年の最初のダンジョンDLC(アップデート29)がスタートする日で、その時までシロディールではこのテストが行われるように思います。

3週間もの間、現在の強力なメタ装備プロックがシロディールで使えなくなる事に唖然としている人も居るかもしれないけど、古いシロディールのプレイヤーの場合は、今ほど多くのプロック装備が無い時代のシロディールの戦闘を知っているだけに、こういうシロディールが懐かしい位に思えたりもしています。(昔のメタだったような装備も今回のテストでは使用可能なものもありますw)

それで、これについて当然のように英語公式フォーラムにおいても多くのレスポンスがあって、公式のジーナさんが言う事では、アクセサリーの特性の場合は今回は除外されない…と言う事で、「血の渇望」とか「信頼」は条件発動プロックのように見えても使えるそうです。

まだ色々な質問がかなりフォーラムに続いて、もしかしたら使用可能な装備に何か加わる可能性もあるけども、その時は随時追記してお知らせして行く予定です。

個人的なアドバイスがあるとすれば、次のテストで使用可能な装備の中にはクリティカル率が上がる装備が結構ある為に、テストに参加する人はクリティカル耐性が得れる「貫通不可」を必ず最低でも2000以上は用意する事を薦めるし、攻撃系プロックが無い為にグラスキャノン(耐性捨てて攻撃力に大きく傾けたキャラ)も十分に予想可能な為、防御力には十分に注意して下さい。

同時に使える装備が非常に限られている為、PvPにおいてもはっきりとロール色が出やすい環境であるとも思うし、タンク装備の人は今のようなプロックに頼った攻撃力を持つ事は不可能に思えるし、プロックによるHP回復も無い為、ヒーラーのロールも非常に重要になる筈です。

そのかわり、このテストからは去年の11月16日以前と同様にクロスヒールが復活する為、多くの仲間と助け合いながらと言う戦闘も多くなる筈です。装備プロックの大きな助けが無い為にPvPが上手い人とあまり得意でない人の差を作る可能性もあるけども、良い勉強の期間になると思っているし、腕に自信があるPvPerはこのテスト期間を楽しみにしている人も多いようです。

テストの開始時間については、去年のAoEテストを参考にすれば日本時間では夜の11時からテストが切り替わる事が多かったので、それと同じ時間くらいになるようにも考えています。更なる詳細がわかった場合は追記しておきます。
 

追記: 効果に「判定」がある装備は使用不可 

今パートナーから質問を受けて、例えば戦乙女のようなずっと魔法攻撃に加算があるセットはダメなのか? と言う事で、自分の理解では、このシロディール・テストで使えない装備と言うのは、何らかの「判定」を持っている装備と言う事。

例えば、ジュリアノス装備の場合は、最初に装備してしまえばどんな呪文を使用しようと300位の呪文攻撃力をずっと加えてくれて戦闘の度に「判定」は必要無いけども、呪文には魔法、炎、雷、氷の4種があって、戦乙女の場合は、呪文を発動する時に「これは魔法属性の攻撃なのか?」と言う判定を挟む事になります。太陽とかネッチ装備も同様だけども、太陽の場合は「これは火の攻撃なのか?」、ネッチの場合は「これは雷の攻撃なのか?」等。

ホイラー氏の文面には、アビリティの使用マジカを削減してくれる「誘惑者」の装備について「そういう装備は、コストを削減すべきかどうかアビリティをキャストする度にチェックがあり、アビリティを通してコストの削減が行われる為です」とあって、このチェックと言うのが「判定」です。

だから、最初に装備したら装備を変えない限りずっと能力に加算されたままの装備はOKだけども、いちいち何かしらの判定を持つ装備効果は使えないと言う事だと思ってます。

 

2/10追記 公式からのシロディール・テストで使えない装備の再確認

その後、公式のジーナさんが多くのプレイヤーから「この装備は使える?」と言う質問を確認して、「使う事ができない」と明確化された装備について公式の投稿がありました。

このスレッドを通して幾つかの質問に答えます。

リストにないテストに影響を受けるセットはどうなりますか?

単なるステータスを上げるだけのボーナスはどんなものも機能し、それらのアイテムを装備する事は可能です。マジカを上げるもの、スタミナを上げるもの、体力を上げるもの、貫通やリソースの回復量を上げる他、これにはモンスターセットの1ピース目も含まれます。
(訳者注: 5個目の効用が使えない装備でも、2~4個目の効用、モンスターの場合は1個目の効用が単純にステータスに加算されるだけのものは使用可と言う事に思います)
 
回復の制限が戻される変更はコンソール(家庭ゲーム機版)でき適用されますか?

はい、但しコンソールにおいてはアップデート29の正式リリースまでは発生しません。
 
このスレッドに投稿された次のセットはテストに影響を受ける事を確認します。
(訳者注: 5個目の効果は使えないと言うこと)

永遠の活力 / Eternal Vigor
歩兵の幸運 / Footman’s Fortune
ホークアイ / Hawk Eye
強きチュダン / Mighty Chudan
新たなる月の侍者 / New Moon Acolyte
変性術士の衣服 / Robes of Alteration mastery
スライムクロー / Slimecraw
双子星 / Twice-Born Star
戦乙女 / War Maiden
ウィロー路 / Willow’s Path
アリーナ武器 / Arena Weapons
古遺物の神話アイテム / Mythic Items

以上がジーナさんからの確認の答えで、これを纏めると…

  • 装備最後に付いているプロックが使えない装備でも、2~4個目(モンスターの場合は1個目)が単純に最初からステータスに加算されるだけの効果は有効になる。(回復と被回復についてはなぞ。これにも判定あるかな?)
    以下のものは使える。

    • 体力、マジカ、スタミナの総量
    • 体力、マジカ、スタミナの再生
    • クリティカル率
    • 貫通
    • 呪文・武器の攻撃力
    • 防御力(耐性) ← 追加しました
  • アリーナ武器とアンティークの神話アイテムは使えない

ヴァテシュランの攻撃の杖の使用を考えていた人も居たかもしれないけど、アリーナ武器もアンティークの神話アイテムもダメと言う事になりました。

先の追記に「判定」がある装備効果は使えない…と書いて、これはIT関係のプログラムとかシステムとかに詳しい人はすぐに理解出来る事だと思うんだけど、自分も最初はチュダンは使えるかな…と思っていたものの、判定がある装備がダメと言う事を聞いて、使えない理由を理解しました。

例えば、チュダンの場合、強固(強)と言うバフを装備した時から得れるけども、強固(強)と言うのは、多くのクラスがクラス技として持っていて、またウォーデンが仲間に対しても使える技で、その度に強固(強)のチェックが入る筈で、同じバフの(強)もしくは(弱)は、(強)どうし(弱)どうしは重ねがけが出来ない為に、それを回避する為の判定が必要になるからにも思っています。

またスライムクローについても「なんでダメなの?」と言う意見が英語公式フォーラムに多くて、スライムクローの場合は「8%」と言う数値があるのが問題で、この装備の場合は、単純にプレイヤーの攻撃力から導き出された数字に更に8%のダメージを加算すると言う余分な計算が付く事になります。フンディングの場合は、最初の計算の基になる武器攻撃力に数字が最初から加算される為に余計な計算は増えないけども、スライムクローの場合は、更にもう一つ計算が必要になると言う事で、判定だけではなく、余分な計算とかが増える事もサーバーの負荷になる、と言う事です。

「判定」と「余分な計算」と言うのをサーバーから取り除いた状態を見るのが今回のテストの目的で、その為にすごいオールドスタイルな状態にもなるとも言えるけども、逆の方向から見れば、これだけ沢山あるセットアイテムから多くの装備が使えないと言う事は、プレイヤーが何か行動する度に多くの計算や判定が必要になって来たと言う事。今回はセットアイテムしか制限されていないけども、プレイヤー毎のチャンピオンポイント、クラス、種族のパッシブにおいても判定や余分な計算が必要な筈です。

特に最近の装備では、一つの装備で幾つもの判定や余分な計算が必要なものも多くて、英語公式フォーラムの中の手厳しい意見の中には、「ESOではサーバーの負荷を考えずに後先かわまずセットアイテムが量産されて来た事を製作側は反省する必要がある」と言うものさえありました。

しかし、このテストにおいて一つ覚えておかなくてはいけない事は、自分一人がその制限を受けているわけではなく、そこに参加する全員が群を抜いて強いとか思えるものがない少ないセットから何かを選んで参加しなくてはいけなくて、これは言わば今までに無いほどの「平等な環境」であると言う事。個人的には、こういう環境で自分がどれだけプレイ出来るのか、それを楽しみにしています。

 

2/11追記 テスト期間中の同盟ポイント2倍について(同盟ポイントが2倍になる活動)

去年のシロディールのテスト期間は同盟ポイントが2倍貰えましたが、今年はこれについての返答をファンは待たされる事になって、公式のジーナさんからやっと投稿が来ました。

アップデート: 次のテストの間、2倍の同盟ポイントを実施する予定です。明確にしておくべき事は、この2倍の同盟ポイントの対象の行動と活動は、砦、資源、基地の占領と防衛、他のプレイヤーのキャラクターを殺したり回復した時に限られます。

と言う事で、去年のテストと同様、デイリークエストや各陣営の門の掲示板に貼り出されるクエストは同盟ポイント2倍の対象ではない事をフォーラムの別の投稿でジーナさんが明らかにしています。そして、これについては触れられてはいないんだけども、前回のテスト同様なら、壁やドアの修理も同盟ポイント2倍の対象にはならない可能性があります。

その為、積極的に戦闘に参加する事が望ましいし、これはテストなので、あくまでもテストのデータをとる事に協力する活動が同盟ポイント2倍の対象になる、と理解した方が良いようです。

Makoto

TESはOblivionから。ESOには”Gills J”で参戦。 音楽geek(Soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。ゲームは「英語がわかる」と言うだけで決して得意ではありません。既婚 強い分野: 音楽、Wordpress、車、ネットセキュリティ、誤字脱字

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)