【TESオンライン】ZOS代表のマット・フィラー氏がIGN(英)に語ったESOのエンジンと「ESO2」の可能性について→ ESO2は今のところ予定なし

実はこの記事は自分の戯言混じりにサブ・サイトの方に載せようと思ったものの、興味深い内容だけにこちらに掲載する事にしました。

英語版IGNに掲載されたZOS代表のマット・フィラー氏のインタビュー

英語版のIGNのサイトにZOS(ゼニマックス・オンライン・スタジオ)代表のマット・フィラー氏のインタビューが発表になりました。このインタビューの存在をESOの英語公式フォーラムで知る事になり、そこでもファンの色々な談義が行われています。以下がIGNのマット・フィラー氏の英語インタビュー記事のリンクです。

(本当は日本語版のIGNが訳してくれると有り難かったんだけども)ESOファンから見れば興味深い内容の為にこれをさくっと訳しておきます。

いつの日かESOのアップデートが不可能になり、新規に作られたバージョンか続編のどちらかを促成させる可能性があるのかを尋ねた時、フィラー氏は「皆さんが気付いてなかったとしても、我々は明らかに正しい仕事をしているよ。しかし、いつもエンジンを1つの部屋(各新章)毎で分解しています。」と笑いました。

「その為、現時点のエンジンは我々がスタートした時とは大きく違うもので、その最初のエンジンは今我々がしている事に合せて拡張する事は決して出来なかったでしょう。その為、いつも見えない舞台裏でそれを改善しています。」

フィラー氏によれば、その一連のアップデートは大きな影響をESOに与えて来ました。「現段階では、ゲームは最新世代のコンソール・ベースでは実行されていません。あるポイントにおいて、自分達がその技術を持っていたとしてもそれらのデバイスのゲームのメモリ不足を理由に半年間新しいアニメーションをゲームに加える事を止めなくてはいけませんでした。しかし、それらは我々のコミュニティの中心部分でもあるので、そのサポートをしていくつもりです。」

これらのアップデートを通して新しいバグも発生し、フィラー氏は「会社のチームはそれらを修正する事が出来たし、”ゲームが適切であり続け素晴らしく見える”と言う目標に忠実であり続ける事ができました。」と言いました。

「ESO2」については、フィラー氏はこう答えました。「それは…Netflix2がいつスタートするの?と言うようなものです。我々がやっている事は1つのサービスのようなものであって、人々は毎日そこにログインして遊びます。そこに”バージョン2″を行う理由はありません。」

過去を振り返り、フィラー氏は既にプレイヤー達は幾つかのESOの続編を事実上を手にしていると言います。「実際、色々な意味で、オルシニウムは2015年の我々が行ったDLCでしたが、それは実際にはバージョン2であり、その後のモロウィンドはバージョン3であり…その為、毎年、新章のアップデートを行っています。しかし、これらの新章は単なる新しいコンテンツではなく、適切に実行出来るように裏側では多くの技術も詰め込まれています。」(訳: 管理人Makoto)

 
書きにくい事だけども、英語公式フォーラムでいつも話題になるのは、ESOのエンジンが非常に古い…と言う事と(エンジニアを新章の為に短期的に雇い入れると言う噂の為)スパゲッティコードになっているとか、特に新章がスタートする度、いつもかなりの数の不具合が出る為、ファンからこういう話が出る事があります。

しかし、このインタビューでわかった事は、新章に合わせてその度にエンジンに手が入っていると言う事で、確かにESOがスタートしてどれだけの新システムが導入されたのか…今月でESOの日本語版も5周年を迎えるけども、その日本語版のスタートの時でさえ、ワンタムリエルも無かったし、ハウジングも無くてプレイヤーキャラはいつも野宿だったし、リスタイルも無いし、宝飾品も作れないし、どれもが夢のような話でした。あの当時を知っているファンから見れば(多少不具合が多くても)ものすごい発展をESOが遂げて来た事は認めなくてはいけません。

そして、自分達よりも古い英語版のプレイヤー達は2015年にスタートしたオルシニウムとてそれまでのベース版ESOとは一線を画すものだったと語っていて、これだけの新システムをどんどんESOに導入する事が出来たのは、確かにエンジンをその度に見直しして行った賜物とも言えるように思います。ZOSに感謝したいと思います。

 

余談: ESOの来年の舞台はどこ?

ESO2は必要なく新章がESOの続編のようなものだ…と言うフィラー氏の言葉にも英語公式フォーラムの多くのファンが頷いていて、ESO2を作る位だったら今のESOの世界をどんどん広げて充実させてほしいと意見もあります。

それで、去年&一昨年とこの季節には来年の新章の舞台のどこなのかがかなり明らかになっていて、しかし、今年は全然それがまだ明かされていません。

今年がスカイリムとオブリビオンの10周年&15周年であった事から、去年が1年早いスカイリムの10周年記念シナリオ「グレイムーア」で、今年はオブリビオン15周年記念「ブラックウッド」になっていて、こういう法則で行くなら、実は来年は再びTES3モロウィンド発売20周年にあたります。ESOの初の新章「モロウィンド」(この新章もTES3発売15周年記念だった)から既に来年で5年になる事も驚きだけども、そういう事から来年ソルスセイムの舞台を予想しているファンもいます。

一方で人気種族であり歴史的にもタムリエル最古の魔法の塔である「ディレニの塔」と言う古い歴史を持つブレトンの歴史にESOは全然触れていない…と言う事で、ハイロックでのストーリーを望んでいるファンも多くいます。しかし、ファンの検証では舞台に出来る十分な土地の面積が無い…と言う事と、TES6の舞台において未だにハイロック説が強くて、ESOでハイロックを舞台にしたらTES6の話はどうなるの?と言うファンも居ます。

実はTES6の話が最初に出て来た頃は、ブラックマーシュが舞台になると言う噂もあって、しかし、今年の新章のブラックウッドの方でブラックマーシュが多く使われています。TES5の舞台が予想されていた時も最後までその候補としてファンに噂されたのがスカイリムとサマーセットで、サマーセットは後にESOの新章として登場する事にもなりました。

こういう予測もTESファンの楽しみの1つでもあって、来年のESOの舞台については何か話がくればまた書きたいと思っています。

Makoto

TESはOblivionから。ESOには”Gills J”で参戦。 音楽geek(Soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。ゲームは「英語がわかる」と言うだけで決して得意ではありません。既婚 強い分野: 音楽、Wordpress、車、ネットセキュリティ、誤字脱字

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