【TESオンライン】公式の「クラス代表」制度が廃止になる ESOの戦闘調整はどこに向かうのか?

ハイ・アイルがPC版でスタートして10日以上が経とうとしていますが、多くの人が新しいマップとストーリーを楽しんでいるかと思います。しかし、一方でハイ・アイルと共にスタートしたアップデート34は、サーバーが新しくなってだいぶ遅延が無くなったシロディールに新たな戦闘調整の問題を持ち上げ続けています。

ESOにおける「クラス代表」制度の廃止

そういう中、ZOSから興味深い発表がされる事になりました。

これは、過去4年存在して来て戦闘調整とかにもZOSに助言を与えて来た「クラス代表制度」が廃止になると言う通達です。クラス代表は、ZOSから選出されたESOのあらゆるクラスに通じた戦闘知識の高い人達の集団で、プレイヤーから選出されて来ました。これに選出されるには、戦闘における色々な方面での活躍や理解がかなり熟考されると言うかなり厳しい審査があるようで、4年前にこのクラス代表制度はスタートしたものの、この制度がこれで終わると言う事になります。

以下がZOSから来た全文になります。

皆さん、こんにちは。

4年前、コミュニティでクラス代表のプログラムを立ち上げ、我々の助けとして重要なクラスに重点を置いたコミュニティのフィードバックにおいてそのファンの声が確実に届くようにしました。そして、主な表面下したクラスの懸念を確認する為、エキスパートな視点を通して見守る事にもなりました。

過去2年で、ゲームとチームが進化すると共に当初のニーズが変化して行く事になり、このプログラムをスタートした時の定義と開発チームは大きく変わって行く事になりました。現在の戦闘担当チームの構成する個人以外、フィードバックの収集や実行においてその収集の方法も進歩する事になり、ESOがスタートした当初よりクラスについての目標や戦闘も変化して行きました。これは、戦闘についてのフィードバックに関心が無いと言う意味ではなく、むしろ、我々が目指すゴールが変わったからと言うべきでしょう。

その為、現時点ではクラス代表のプログラムを廃止すると言う決断に至る事になりました。プログラムの目標を再度検討し、全ての皆さんとチームに最大の価値をもたらす事を確実にする為、一歩後退する事にもなります。またコミュニティからの膨大な知識とフィードバックを出来る限り効率的な方法で活用し、誰に対してもプログラムからの情報伝達について透明性を高めて行きたいと思っています。

この不可欠であったプログラムに何年も従事してくれたクラス代表に感謝を申し上げます。彼らは何年にも渡り貴重なフィードバックと洞察を提供してくれ、ゲームの成長と改善に彼らの意見は不可欠なものでした。

今後、何か知らせるべきプランがある場合は、シェアし皆さんにお知らせして行く予定です。ありがとうございました。(訳:RSR管理人)

クラス代表には自分達ファンからも「お疲れ様」と言いたいし、彼らには大きな知識も頂いたり、しかし、何人かのクラス代表が大きなESOのコミュニティを既に築いているので、彼らとはそれっきり…と言う事は無いように思えています。

クラス代表に長い間従事して来たプレイヤーの中には、多くの人がそのサイトにお世話になっているだろうAlcast氏が居るし、ESO universityの代表でもあるNefasさんも居ます。

(個人的にはNefasさんは面白い思い出があって、一度彼がパクトの一員としてシロディールにいらした時(彼はタンクのプロでもあります)、セヤヌスにパクトからカバナントに移籍した最強グループが来ていて、Nefasさんが来た途端、その最強グループでさえパクトへの攻撃を止めて、Nefasさんは最強グループに殺されまくって沢山転っているパクトの仲間を片っ端に蘇生して歩いてましたwww)

 

なぜ「クラス代表制度」が廃止されるのか? 既にESOの調整は各クラスは見ていない?

クラス代表の制度が廃止される事については、自分も今までESOの戦闘調整の過程を参照にした想像の枠でしか書けないし、一つ言える事は、このクラス代表制度が発足した数年後、ZOSが急に各クラスについての考えの方向転換をした事に少し理由があるように思えています。

ESOがスタートした頃は、ドラゴンナイトはタンク、テンプラーはヒーラー、ソーサラーなダメージディーラー、ナイトブレードはダメージディーラーも出来る一方で隠密活動が得意なクラスとして明確な位置づけがありました。

しかし、2017年、最初の新クラスであるウォーデンがスタートして、このクラスがどのロールも出来る万能クラスであった事から、ZOSは段々と最初からあった4クラスも「どのロールも出来る」と言う事を意識し始めました。そして2019年には、ネクロマンサーの新クラスが登場し、ZOSはその時に「自分達が作った中で最も理想的なクラス」と言い張る事になりました。

そこから、ZOSは明確に各クラスをウォーデンやネクロのように何でも出来るクラスとして調整して行く事を宣言、「なんでも屋」として過去のクラスも調整されて行く事になりました。当然のようにこれについてはファンからの賛否両論が本当に多かったし、いや、どちらかと言えば「否」の意見が多かった筈で、「何でも屋」を目指すより、各クラスの得意とするロールとしての良い部分を伸ばす方が良いと言う意見が大多数だったように思えています。

 

違うロールを得意としないからこそ、プレイヤーはそれに挑戦する価値があった一例

個人的な意見と思い出を書かせてもらうと、自分がシロディールに行った頃(約5年前)は「ドラゴンナイトのヒーラーはあり得ない」と言うのが普通の理解で、「ドラゴンナイトは最もヒーラーに不向きなクラス」と言われ続けたし、多分、自分はPCのNAサーバーではドラゴンナイトのPvPヒーラーとして最初に成功した1人でした。

タンクを得意とするドラゴンナイトの生存性の高さを活かしたしぶとい回復役で、ボールグループの全盛時代(2018~2019年)の幕開けと共に、高い回復力も重要だけどもタンクのタゲすら通用しないPvPで「PvPヒーラーはどんな激戦の中も最後まで生きて仲間を支え続けなくてはいけない」と言う理論からそれが生まれたし、誰もが頭の中で切り捨てていたクラスとロールの組み合わせであったからこそ、その希少性と価値は高いものでした。

しかし、ZOSが2019年の後期から、ZOSがどんなクラスでもどんなロールが出来るようにと方向転換してから、ドラゴンナイトの幾つかのアビリティの変異が回復型に変わったけども、自分はそのどれをもシロディールでは未だに使用していないし、その調整とは「どんなクラスでも回復ロールが出来るように」と言うZOSのビジョンの甘さを個人的には痛感する事になりました。それはウォーデンやネクロと比較してもお粗末すぎて、単にダメージディーラーやタンク系の人たちの自己回復を多少補う程度、とてもドラゴンナイトが普通にヒーラーとして成功する為には全然足りないものでした。(ハイブリッドが導入された後の方が助けられている人も多い筈)

 

クラスの均衡化で不十分な部分を今度は装備プロックの効果増強で補おうとする?

そして、ZOSの「全てのクラスが全てのロールが出来るように」と言う方針は、結局それぞれのクラスが強く持ったロール特性の影響で中途半端な調整に終わったし、ダンジョンのタンクはどのクラスがいいですか? と言う去年のアンケートでは、PvPではネクロやウォーデンのタンクが横行しようともかなりの人が「ドラゴンナイト」と答える実情があったり、クラスの万能論が少し暗礁に乗り上げたあたりから、今度はZOSによる狂ったようなプロックセット強化が始まりました。

2019年からZOSの戦闘調整の責任者が変わった事の影響もあるのか、そこから2021年の後期に至るまで、クラスの調整とはせいぜいバグ潰し程度で全くと言っていいほど無かったし、ZOSから来るのは、クラスとは関係ない魂縛やギルド系のスキルラインのクソ強化とか(覚えている人も多いかもしれないけど魂縛の魔法のDoTとかが50%も威力が増して、ネコも杓子もそのアビリティしかシロディールで使わなかった)、プロックセットのクソ強化とか、英語公式フォーラムで特定のプロックセットはいつも話題になり続けました。

そして、去年は当時最悪のシロディールのパフォーマンスを理由に4ヶ月近くたった19種類のプロックセットしか使えないテスト期間が突然設けられて、最悪のパフォーマンスだけではなく、こういうZOSの一貫性の無い調整や見解にうんざりした多くのプレイヤーがシロディールを離れると言う事態さえありました。

それはもう、「クラスなんてどうだっていい」みたいなヤケクソで気まぐれな調整にさえ見えたり、クラス代表の何人かさえもこれにそれぞれのサイトや動画配信で疑問を投げ掛けていたし、特に印象的だったのは今年PCの北米サーバーだけが最初に新サーバーに切り替わる事が発表された時、それまでのサーバーが2012年製のものだった事を知って、クラス代表の1人が「2012年のサーバーとかあり?(ポカーン)」とか言う感じで、クラス代表さえ知らない事実もあったようです。

しかし、今思えば、シロディールのパフォーマンスの悪化と言うのは、どれだけZOSの戦闘調整に影響を与え続けていたのか、その多くはサーバーを新しいものに変える…と言う事だけで解決できたと今は理解出来るけども、過去、「パフォーマンスの負荷の軽減の為」と言って、多くのバフ系のアビリティや装備はグループ限定になって、それは更にボールグループに有利になったし、しかし、その時にもがれた羽はパフォーマンスが正常化しても戻っては来ないように見えています。正常化したパフォーマンスの許で今一度大きな戦闘調整の見直しが必要な事は明らかです。

実際、最近のアップデートで導入される装備等はシロディールに難しい問題を投げかけるだけで、改悪された感が毎回残ったり、ハイ・アイルと共にスタートしたアップデート34においてもボンバーとワンショットキル・ビルドを激増させただけで、それは既にファンにとって大きな不満の材料になっています(まだハイ・アイルがスタートして10日程度しか経ってないのに)。

今月の終わりか来月の始め頃には、例年通りなら再びアップデート35のテストがPTSでスタートすると思っているし、一つだけ言えるのは、既に年に4回のアップデートはZOSにとっては「オーバーワーク」と言われていて、それに重ねてPTSのテストではPvPのデータはなかなか取りづらい傾向がある為、Liveサーバーで一期テストをして再調整されている感じさえしています。それが本当にOP(強すぎる)かどうか、PvPへの影響はLiveサーバーでテストされた後、次のアップデートで調整されると言う感じです。

このクラス代表制度の廃止を受けて、ファンは、ZOSが「進化した」と言い張る戦闘調整とその目的について、以前よりそれはゲームに悪い結果に繋がる事さえ懸念している声もあります。

Makoto

TESはOblivionから。ESOには”Gills J”で参戦。 音楽geek(Soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。ゲームは「英語がわかる」と言うだけで決して得意ではありません。既婚 強い分野: 音楽、Wordpress、車、ネットセキュリティ、誤字脱字

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