【TESオンライン】今年(2023年)のストーリーのヒントが来る キーワードは「ハルメアス・モラ」? 来週1月26日はグローバル・イベント
来週の1月26日の日本時間の早朝、今年のESOの概要が発表になるグルーバル・イベントが予定されています。そして、2-3日前からいつもと同じようにストリーマーの人々にヒントになる「手紙」がZOSより送付され、そして今日英語公式Twitterから意味深なトレーラー映像が届きました。
今日はそれをほんの少しだけども纏めたいと思います。
目次
2023年のESOのグローバルイベントのスケジュール
日本時間では早朝すぎて見るのが辛い場合もありますが、仕事行く前に少し早起きをすれば見れる人も居るかもしれません。
- 午前5時より Xboxとベセスダの”Developer_Direct”
- Xboxとベセスダの主要な今年の発表で、ESOの今年の冒険にも一部振られる予定
- 午前5時45分より ESOのグローバルイベント
- 今年のESOで期待される内容についての詳細
ベセスダの公式Twitch https://www.twitch.tv/bethesda
2年前までは日本語公式でもグローバルイベントのミラーLiveをやってくれていましたが、去年からはそれも終わって、日本のファンも英語版の方でイベントを見る形になります。
今年も当サイトでは、緊急の予定が無い限りグローバルイベントの纏めを書く予定でいます。
2023年の新シナリオのヒント?
それで今日公式TwitterよりこういうTweetが発表になりました。
"Never have the threads of fate become so twisted. Two worlds hang in the balance. Come, champion. Let us preserve what threatens to unravel, like pages tossed in a roaring fire."#DeveloperDirect & #ESOGlobalReveal – Jan. 25 @ 3pm EST https://t.co/bzXK3Avb0D pic.twitter.com/tSR5N6AmMr
— The Elder Scrolls Online (@TESOnline) January 20, 2023
「運命の糸がこれほどに捻れた事はありませんでした。2つの世界のバランスにかかっています。チャンピオンよ、来たれ。うなりをあげる炎の中に投げ入れられたページのように、解き明かされようとするものを保護しなくてはいけません」
日本語のセンスが全くない管理人が訳すとひどいわかりにくい文章になって申し訳ないですが、しかし、こういう文章と言うのは、英語であっても「曖昧」に何かを示唆している筈で、26日までファンに想像の余地を残す必要があるのかもしれません。
そして映像の中の不気味にも見える緑のモヤのようなもの。これは一体何を意味するのか?
しかし、この曖昧な文章と緑の文章を裏付けるような手紙が既にキュレーターの数人のファンに送られています。
(ストリーマー)ファンに送られた謎の文章
いつもだと自分が所属するギルドのギルマス(公式ストリーマー)からTweetをお借りして来るんだけども、まだギルマスの所には届いていないようで(いつもこれは郵送のようで届くのは時間差があるようです)、英語公式フォーラムのスレッドではその手紙の写真とそれに書かれている文章を載せてくれてます。(このスレッドには自分とは違う色々のファンの推測も書かれているので、興味がある人は読んでみて下さい)
自分のところではこの文章を訳します。
代理人
運命の潮流は光輝な怒りであなたを取り巻いており、最も危機的な状況で危険な代理人としてあなたを選ぶ事になりました。2つの世界のバランスに掛かっています。運命を変える事ができるあなたの才は注目さており、それがこの手紙の理由です。
前には幾多の道がありますが、ニルンの存続で終わる事が出来る道はただ1つです。この限られた瞬間、この限られた事例において、あたなは現実そのものが解き明かされるのを防ぐ為の筋道でなくてはいけません。
我々が一体どこに向かっているのか、その避けられない運命の結果がはっきりしたら、すぐにあなたに来て頂くつもりです。
賢者レラミル (訳: RSR管理人)
一体これは何を意味するのか? しかし、何かが解き明かされようとしている事を防ぐ必要がある…と言う事は理解出来るし、しかし、多くはこちらが「解き明かす側」である事が多いのに対して、「解き明かされるのを防ぐ側」?
またこの差出人についてはまだわかっておりません。
この手紙に隠されたもう1つの謎
実はこの手紙には衝撃的な事実がありました。UESPには、この手紙に関してこんな写真がありました。
このマークは一体? この手紙にはこういうマークが刷り込まれていて、このマークは見覚えありますか? 実は、デイドラ・プリンスの一人のハルメアスモラ・モラのマークだったりします。
ハルメアス・モラの伝承については、上記のUESPのページで読む事ができます。
デイドラ・プリンスの「ハルメアス・モラ」とは?
モラ様について詳しい人は日本のTESファンにも非常に多いと思うし、と言うのは、「ハルメアス・モラ」と言うのは言うまでもなくTES5スカイリムの追加DLC「ドラゴンボーン」のストーリーの陰の中心にあったデイドラで、悪のデイドラと言うより、知識収集のオタクのようなデイドラで、欲しい知識を手に入れる為には手段も選ばなかったり、人をハメたりするので、時には非常に残忍にも人間からは見える事もあります。
上の写真は自分の過去ファイルから探して来るのが大変でしたが(もう色々と忘れとるw)、これはスカイリムSEの時のハルメアス・モラで、一見よくわからない形だけども、まるでESOのマルカルスに登場した「虚無」のような真ん中の黒いウニュウニョした黒いのがスカイリムでの姿でした。
スカイリムのドラゴン・ボーンの時は、スコールの秘密を手に入れる為に暗躍したり、邪魔な最初のドラゴンボーン(ミラーク)を排除しようとしたり、主人公は彼のデイドラの領域(オブリビオン)であるアポクリファまで旅しています。TESの本の中には、ESOでもおなじみのディヴァイス・ファーの力を借りてデイドラの領域で旅をしていたモリアン・ゼナスの話しも有名だったり、彼は色々なデイドラの領域を旅するけども、ハルメアス・モラの領域でその冒険も止まってしまいました。彼もモラが蓄えた知識の量と未知の知識に魅了されたまま、そこから動けなくなってしまった事が下記の本で読めます。
そして、ハルメアス・モラがストーリーに絡んで来る… と言うなら、「解き明かされる事を阻止する」と言う言葉も意味を持って来る筈で、知識収集オタクのモラ様がTES5の時のように「何か知りたい秘密がある」のか、「何かを暴こうとしている」のか、想像してしまうわけです。
しかし、TES5においてはモラ様には非常に主人公は利用された感はあるものの、主人公には多くの知識を与えてくれた不思議なデイドラでもあって、TESシリーズで有名な「オグマインフィニウム」、「黒の書」とか色々とありました。
1つぼんやりと不可解な形で残っているのは、結局TES5の主人公は、第2のミラーク(ドラゴンボーン)としてハルメアス・モラに仕える羽目になったのか? と言う謎で、これはTES4の「シヴァリングアイルズ」の主人公は新しいシェオゴラスになったのか? と言う謎と共にプレイヤーに想像の余地を残し続けています。
個人的に2023年のシナリオに想像する事 モリアン・ゼナスは関係するのか?
それで先にモリアン・ゼナスのオブリビオンの領域を旅した時の話しを弟子が纏めた「オブリビオンの扉」と言う本の話しをしましたが、UESPのロアで見てみるとこのモリアン・ゼナスと言う人は、ESOの舞台となっている第2紀の人と書かれてあります。
彼が果たしてESOの話しに絡んで来る事はあるのか? UESPによれば、この「オブリビオンの扉」に記されたものは、2紀418 から2紀431年のゼナスの旅で、ESOの舞台と言うのは、そのおよそ150年後の2紀582年がベースになっています。
そして、ESO独自のハルメアス・モラの本と言うのもあります。
そして個人的に注目するのは、「アポクリファで聞きつけた秘密」と言うモリアン・ゼナス直筆の文書です。見つけてない人も居るかもしれないから、本の文面を載せておきます。(拡大可 PCディスプレイは順番 →で読ん下さい)
「概念の臓器」と言う言葉が恐ろしいけども、気の触れた魔術師と言うのはモリアン・ゼナスを指すのか?(シーカーにならずに良かった) しかし、定命の者がアポクリファや(または他のオブリビオンの領域?)に来ないのは、多くのデイドラ王がソーサ・シルとの不可侵条約のようなものを結んでいたからで、この事を語っているように見えるんだけども、この協定を結んだデイドラの中にはハルメアス・モラも含まれています。
こういう背景で、ハルメアス・モラがどういう形で新ストーリーに関わって来るのか興味深いものがあります。
ESOの中でのハルメアス・モラ
実は自分も記憶が飛びまくっていて、6年以上の歳月とESOのこの膨大な量のシナリオ。それでESOの中にはハルモアス・モラの祠と言うものがあって、どれ位の人がこれを見たでしょうか? これはクラグローンの「シーカーの保管庫」と居うグループ用のダンジョンにあります。いつ行っても人が全然居ないですwww
ここはデイリークエストのダンジョンになっているようで、しかし「グループ用」となっていて久しぶりに写真を撮りに行ったら、コンパニオンと二人で楽勝。DLCのパブリックダンジョンが苦しいとか言う人は、一人で行くのは止めた方がいいですが、敵のHP高めのパブリックダンジョンくらいに思っていれば良いかな(シロディールでソロとか出来るレギュラーなら一人で余裕でしょう)
そしてこの奥に多眼版ジャバ・ザ・ハットのような銅像がありますwww
このダンジョンのストーリーが新シナリオに関わって来るとは思えないんだけども、このモラ様と話すと「ハルメアス・モラの性質」と言うのがスカイリムをプレイしていない人も少し理解出来るかもしれません。前述の通り知識収集のオタクのおっちゃんデイドラです。情報収集で既に主人公も知っているし、何か情報(これは主人公が冒険して見て来たものか?)を持っていくと褒めてくれます。それ以外にも、アンカ・ラーがなぜ蘇り今でもあんな統制を保っているのか、そんな秘密も教えてくれます。
だから個人的な推測とすれば、これも先述の通り、ハルメアス・モラがある秘密か何かを知りたがって、普段は穏やかそうに見えても知識を手に入れる為には手段を選ばない残忍な部分もある為、そういう特性がストーリーに関係して来るかな…とか。
2023年のシナリオの舞台はどこなのか?
スカイリムファンからすれば、ハルメアス・モラと言えば、ウィンターホールドの大学とソルスセイムを思い出すと思うし、実は根強くソルスセイム舞台は数年前から噂されて来ています。また大崩壊の前のウィンターホールドが栄えていた街を見たいと言う要望もかなりあります。
しかし、一方でハイ・アイルの最後にこの人が言った言葉は、相変わらずファンの噂の中心にあります。
テルヴァンニ半島とハンマーフエル。今は多くのファンがテルヴァンニ半島に傾いていて、個人的にもモリアン・ゼナスとの関係でディバイス・ファーの名前が出て来てしまうと言うか。
余談なんだけども、ディバイス・ファーと言うテルヴァンニの大魔術師は(ESOでも神出鬼没)、実はダンマーがまだチャイマーだった頃に生まれていて、TESの伝承に詳しくない人に説明すれば、まだダンマーがアズラの呪いを受ける前の肌が黒くて眼が赤くなっていない時代に生まれたそうで、一体どんだけ生きているのか、第3紀終わりまで(TES4オブリビオンの頃)まで生きていたような記述があるそうです。第4紀もまだ生きているんじゃないかと推測している人も多いです。
それでZOSのフォラーム担当のケヴィンさんが非常に興味深い事を書いていました。ESOの代表のマット・フィラー氏が年末の手紙に「複数のチャプターにまたがる広大なストーリー アークに戻ることができるようになった」と書いていたと言っていました。
これは何を意味する事なのか?
どうであれ来週の1月26日の日本時間の早朝では、これらの事がだいぶ明らかになる筈で、楽しみにしていたいと思います。
また1月26日の日本時間午前0時よりドラゴンの祝典であるエルスウェアのイベントもスタートする予定です。これも楽しみにしてて下さい。