【TESオンライン】2023年のグローバルイベントの纏め 今年の新章はテルヴァンニ半島を舞台にした「ネクロム」、新クラスも登場 追記: 日本語版「ネクロム」も予約開始

今日(日本時間の午前5時より)ESOのグローバルイベントが行われて、今年の本当におおまかな概要が発表になりました。今回のグローバルイベントで話された事は、既にESOの英語公式フォーラムで記事になっているので、日本公式もその内に訳してくれると思うで、自分のところでは大まかな流れで説明して行きます。

🎥 今日のグローバルイベントのLiveの動画
 

今年の新章の名前は「ネクロム/Necrom」

 

 

これた今日発表になった新章のトレイラー映像で、新章の名前は「ネクロム/Necrom」です。

この新章は6月5日のメンテナンスの後に利用可能になるようです。

そして、このネクロムには以下の新内容が含まれます。

「ネクロム」に含まれる要素
  • Shadows Over Morrowing(陰が覆うモロウィンド) のストーリー
  • 新しいクラス
  • 二人の新しいコンパニオン
  • 新しいオブリブビオンのワールドイベント
  • パブリックダンジョンとソロ用ダンジョン
  • 12人用の試練(トライアル)
  • その他

これらをLiveの話しを交えてざっと説明していきます。
 
1/27日追記: 日本語公式翻訳記事

 

舞台はテルヴァンニ半島の南の部分

実はこのネクロムと言う名前は、モロウィンドの東に位置するテルヴァンニ半島の南に位置するダンマーの街の名前です。

これが実際今日のイベントで使用されていた地図で、ESOのマップの最も東に近い位置にあります。

先日、今年の新章のヒントについて書いた時、そこに去年のハイ・アイルの最後でレディ・ローレントの言っていた言葉を載せる事になりました。

どうやらレディ・ローレントは正しいヒントをくれていたようで、多くのファンが予想していた通りの舞台になりました。ESOの最初の新章もモロウィンドでダンマーの国からスタートしたけども、新章のストーリーは再びダンマーの国へと戻ります。

 

ネクロムはどんな街?

映像を見る限り、特にヴァーデンフェルで見たダンマーの都市にそっくりです。

ネクロムと言う名前にネクロマンシーを思い浮かべる人も居るかもしれないけども、ZOSの説明ではネクロムは別名「死者の街」とも呼ばれていて、別にこれは暗い意味と言うよりむしろ栄誉ある死者をその街に埋葬している事に由縁しているようで、その参詣者も多く訪れる街だそうです。

UESPがこの街について、「ヴィベクによれば、ネクロムとは彼の旅で遭遇した8番目に強かったGULGA MOR JILの亡骸から作り上げた街で、ネクロムを取り巻く岩はその骨と言われていて、ダンマーはこの伝説に敬意を表してルーン文字を刻んだ。本当ですか?」と書いていて、この「本当か?」と一文に笑いがこみ上げてしまいましたw

しかし表紙にした写真や上の写真をよく見ると、ネクロムの街は何かの骨を枠にして作られているように見えます。これがGULGA MOR JILの遺骨なのかもしれないし、だとしたら、どんだけ巨大な生き物だったのか?

そして、前述のヒント記事にも載せたキュレーター達に(ZOSより送られた)手紙の送り主である賢者レラミルと言うのは、ハルメアス・モラと仕事をする実力ある魔術師のようです。(追記) 動画を見直してみたところ、興味深い製作者の言葉あがって、ハレモアス・モラとレラミルの関係と言うのは主従関係ではなく敬意で結ばれた関係で、モラは人間にも敬意を抱く…と言う設定のようです。

賢者レラミルと思しき魔術師

ZOSのリッチ・ランバート氏も多分多くのTESファンには懐かしく思える光景がそこにある筈…と言っていました。同時にこのストーリーには自信があると言ったし、少しホラーなストーリー展開があるとも…。と言うか、TESファンから見れば、TESシリーズは少しホラーな方が普通だったと言うか。これも何度か口にした原点回帰と言う事なのか?

 

ストーリーのもう1つの舞台 ハルメアス・モラの「アポクリファ」

これも特にTES5スカイリムを愛したファンなら懐かしく感じる場所の筈で、先日のヒント記事にもハルメアス・モラが大きく関わって来るだろう事を伝えたけども、主人公はやはりモラ様のアポクリファにもちょくちょく足を運ぶ事になるようです。

この緑掛かった本が積み上げられた世界が懐かしいー!! アポクリファには黒の書やシーカーなんかも登場するようです。Liveを見ている感じ、かなりスカイリムで見た世界観がちゃんと再現されているように思えました。

ESOの主人公にとってはどういう存在になるのか?

しかし、自分が想像していた事と少し違って、どうやら主人公はハルメアス・モラ自身に依頼を受けるようです。主人公はネクロムの街で依頼を受けてモラ様のエージェントとして活動するそうで、モラ様が厳重に守っている秘密を暴こうとしている謎の脅威の調査をして行くとあります。しかし、このネクロムの紹介にも「本当にモラを信じてよいのか、どうか?」と言う言葉すらあって、色々と期待してしまうファンも多いかと思います。

スカイリムをプレイした人なら、モラの下僕だったセプティマスがどうなったのか? ミラークがどうなったのか? とか思い出すかもしれないし、「利用されて捨てられる…んじゃ」とか悪い想像も捨てきれないのは確かです。

 

モラングトングのナリューとアッシュールとの再会

このクールな二人に会いたかったファンも多かったと思います。ヴァーデンフェルのシナリオでも一緒に仕事したし、エルスウェアでもアッシュールに仕事を依頼されたし、去年の春頃のゼニタールの祝典会場(ベルカース)にはナリューも来ていたけど、これは「手抜きしてナリューを登場させんじゃねぇ」とかZOSはファンを怒らせたりもしましたwww ファンが怒りたくなるくらい素っ気ない態度だったと言う事でw

それで少し余談だけども、前にUESPが説明した事を元にモラグ・トングと闇の一党の何が違うのか?を書いた事がありました。

UESPの話しによれば、

モラグトングから闇の一党が形成されたと思ってますか? かつてモラグトングは第2紀の帝国の指導者を暗殺して、ヴィベクにその存続の救済を求めた見返りとしてヴィベクを崇拝する事になった。闇の一党はヴィベクの崇拝を拒否したグループです。

モラグトングがどういう人達を暗殺して来たか? と言えば、第一紀の終わりにレマン3世(側近のツァエシ族のヴェルシデュ・シャイエの依頼で暗殺)、そしてシャイエは皇帝の座を奪い第2紀のスタートを宣言し、今度はシャイエとその一族までが誰かの依頼でモラグトングに暗殺された。

これによりモラグトングは全ての種族の国から”非常に危険”な団体と敵視され存続を許さない圧力が掛けられ、ヴィベクはモラグトングに自分への信仰と忠誠を誓えば庇護する約束をしました。だから、ESOのモラグトングと言うのはヴィベクの庇護を受けた暗殺集団で、当然、ダンマーから弾圧されて来たようなアルゴニアンの暗殺者(シャドースケール)とかは絶対にそれに従えなかっただろうと想像するし、この時からモラグトングと闇の一党は別々の道を歩くようになったようです。

そういうヴィベクの力が及ぶ場所でモラグトングに所属するナリューとその友人のアッシュールに会えるのも当然の流れなのかもしれません。

そう言えば、先日英語公式フォーラムの「将来シナリオで再会したいNPCは誰ですか?」と言うアンケートでは(これは投票じゃなかったので自分が統計しましたw)以下のようになっていました。

みんなが再会したいNPC
  • 1位 ラズムダー
  • 2位 フェノリアン(女子から人気)
  • 3位 ダリアン(女子から人気)
  • 4位 ナリュー、アブナー・サルン
  • 5位 ソーサ・シル

実は次点くらいでアッシュールも人気だし、アブナー・サルンは自分も再会したいおっちゃんで、今でも自分のメイン主人公はアブナー・サルンの杖をずっと特別な思いで使用しています。ソーサ・シルの人気も興味深いですw

どうでも良い話しばかりで申し訳ないけど、ESO最初の新シナリオであった「モロウィンド」の最後でナリューがベヤを信用できる師匠に預ける…と言う場面があったけども、この師匠こそが実はラズム・ダーでした(ずっとラズム・ダーの所に居ればよかったのに…)

 

追記: ネクロムに登場する謎の勢力

ダスクセイバー(The Dusk Sabers)と言う吸血鬼の傭兵団 

彼らは更にテルヴァン家で地位を上げたいと思っている賢者shelranibaro(シェルラニバロ)に仕えていると言います。

賢者シェレニ・バロ 彼女の目的は?

そして、どこにも属さないドレモラのTurfsard(ターフサード)

謎のドレモラ Turfsard(ターフサード)

彼らはアポクリファの秘密をそのまま埋もれたままにする気はなく、彼らの動機と執着は謎に包まれていて、敵なのか味方なのかもわからないそうです。

今回も主人公はストーリーの中では色々な存在と関わって行きそうです。

 

今年の新しいコンパニオン 今度は男コンパニオンが二人

そして好評のコンパニオンは今年も二人加わります。去年のハイ・アイルのコンパニオンと言うのは、最初の二人のコンパニオンの時の反省点を踏まえて非常によく出来ていて、しかし、その両方が若い女子キャラだったと言う事に実はかなりファンからクレームがあったのも事実でした。

そのせいなのか、今年は二人とも男キャラと言うコンパニオンの布陣になっています。

アルゴニアンのウォーデンとレッドガードの新クラス「アルキャニスト(Aracanist)」の二人です。

アルゴニアンのウォーデン Sharp-As-Night

個人的にこのアルゴニアンのウォーデンにはすごい期待しちゃうんだけど、多分、TESシリーズのファンなら絶対にこのアルゴニアンのフォロワーは好みだと思っています。TES5でも結婚できる二刀流のアルゴニアン男子が人気だったし、TESの流れを非常に継いでほしいフォロワーだったりします。ESOで話しを聞いていると、アルゴニアンについては本当に意見が分かれる事が多くて、TESから来ている人達は殆どの人がアルゴニアンを愛しているし、違うゲームから来ているファンはアルゴニアンは嫌いと言う人も正直に多いです。アルゴニアンの好きor嫌いで古いTESファンかどうかわかる位です。

レッドガードのアルキャニスト Azandar Al-Cybiades

そしてもう一人はレッドガードの新クラスキャラで、レッドガードと言うとついつい戦士キャラを思い浮かべてしまうけども、このアルキャニストと言うクラスは回復・サポート・攻撃が出来る万能クラスのようで、今までとは少し概念が違うクラスとも言われています。新クラスについては後で書くとして、今日のLiveを見ている限りでは、このレッドガードのオッサン?は結構おちゃらけたキャラにも見えて、彼も非常に楽しみだったりします。

これでフォロワーになっていない種族は、ボズマー、アルトマー、ノルド、オークとなりました。クラスは、ネクロマンサーだけがまだありません。

先日、ESOの公式フォーラムで、現在最も調整が必要なクラスとしてボズマーとレッドガードをあげている人が多かったけども、今年はどんな戦闘調整が来るのか、それもあまり期待せずに(w)に楽しみにしていたいと思います。

 

新クラス「アルキャニスト」について

 
多くの人はこの新クラスについて一番興味があると思うし、しかし、今の段階ではそれほど多くの事はまだ明らかになっていません。

実はこのグローバルイベントの前から「みんなからの要望が多かったものが含まれる」とZOSが言っていましたが、その正体がこの新クラスのようで、既に英語公式記事にこのクラスについて記事が出ています。

1/27追記 日本語公式翻訳記事

クラスの概要としては、

Arcanistの概要
新しい戦闘メカニズムであるCruxが導入されている
クラスの特定アビリティをアクティブにすると、Cruxと言うのが生成されて、最大3つまで生成できて、このCruxが多いほどアビリティが強化される
クラスのスキルライン
  • Herald of the Tome(攻撃)
    破壊的な魔法のブラストやビーム、またCruxを生成するアビリティも含む
  • Curative Runeforms(回復)
    ヒーリングのルーンを使用して仲間や自分自身を回復する 移動ポータルも含む
  • Apocryphal Soldier(防御)
    防御力の強化 爆発ダメージのシールドを使える Cruxで強化可能

まだこれ位の事しか説明されていなくて、しかし、現時点であってもこれはPvPの視点から見ると特に防御系のスキルラインにある「爆発のダメージシールド」と言うのは、ボンブ・シールドの事? シロディールにボンバーがあまりに多い事から冗談で「ボンブにもシールドが必要だ」とか言っていたけど、それを軽減できるのか? またボータル系もこれ以上増やす必要があるのか、もっと詳しい事がわからないと何も書けない感じです。

この新クラスがPvPにどんな影響を与えるのか非常に気になるけども、これから新章スタートまで色々な事が明らかになって行くと思います。

 

新クラススタートによりキャラスロットが20まで増える

それで、新クラスが増えると言う事でキャラスロットが20まで増える事も発表になっています。ESOプラス会員に入っていない場合は非常に助かる場合もあるかもしれないし、多くのファンがこれに喜んでいるようです。

 

今年のESOのスケジュールのローテーションについて

 
それで何度も話している通り、今年は前半はいつも通りのスケジュールですが、後半はグループダンジョンとか追加シナリオはなくて、バグの修正や新システム発表にそれがあてられています。

しかし、この後期のアップデートについて幾つか謎の言葉がありました。

 

オールインワンの調整可能なクラフト台? 無限ダンジョンとは何だ?

最近、製作可能なセットのクラフト台を全て置いているギルドホールの問題として、もうクラフト台の置き場が無い…と言う話しがよく英語公式フォーラムにはあがっていました。これを解決するものなのか、第3期のアップデートの中には、オールインワンの調整可能なクラフト台…と言うものが予定されているそうです。もう1つ、グループファインダーの改良も第3期にはあるようです。

そして、第4期には、”an endless dungeon with a buddy“(仲間と無限ダンジョン)と謎キーワードが出て来て(aが付いているから仲間一人かコンパニオンか?)、これ以上は何もわからないんだけども、自動生成ダンジョンとかそんなものが作られるのか? これが新システムのヒントなのかもしれないけど、その内にだんだんと明らかになって来るかと思います。

何が起こるのか楽しみにしていましょうw

 

次期アップデート37と第1期DLCダンジョンについては、1月28日のLiveで

それで、今回のLiveでは直近のアップデートである37については殆ど何も触れられていなくて、それは日本時間の1月28日(土)のESO Liveで話しがあるようです。

日本時間1月28日(土)午前6時 Twitchのベセスダの公式チャンネル

この後にアップデート37の戦闘プレビューが来る可能性があります。

これについても何かお伝えする事があれば記事にする予定ですが、しかし、明日からエルスウェアのイベントがスタートで、このスケジュールなら1月30日にPTSのメンテナンスがあってそれが終わる頃アップデート37の暫定パッチが来ると思っているので、個人的にスケジュールが一杯一杯で、時間の問題で記事に出来ないものがあった時は申し訳ありません。

 

英語版では早速「ネクロム」の予約を開始、その早期購入の特典の騎乗にバグがある件

 
すぐに日本語版でも今年の新章の予約販売がスタートすると思ってますが(来たらリンク貼っておきます)、この早期予約の特典で馬が貰えるようになっています。

(好き嫌いが分かれそうな感じですwww)

それでこの馬は予約するとすぐにアイテムコードを貰えて乗れる筈が、早速乗ってみたファンからフォーラムに苦情が殺到していて、騎乗が透明になってしまうそうです(アチャー)

これ以外にも幾つかスレッドが立っているものの、ジーナさんから返答が来て、今この調査を続けていて、しかし、一時的なバグの回避策として以下のようい書いています。

「ゲームプレイのセッティングでアップグレードを無効にしてログインしなおすと表示されるようになる」

しかし、これは一時的な回避策なので修正を待った方が良いかもしれません。
 

追記: 日本語版の一部のバージョンは販売が少し遅れているそうで、早期購入の馬にもバグ出ているし待ちますよー! (解消)

 

追記: 2023年新章「ネクロム」日本語版の予約もスタート

無事に日本語版「ネクロム」も販売されたようです。

1/27追記 日本語公式記事

以下がDMMでの購入ページです。

ベースゲームがある人はアップグレード版、ベースゲームが無い人はコレクション版を購入して下さい。また、購入間違いがないようにそれぞれの特典をよく読んで購入してください。

通常のデジタルアイテム版の特典

• コスチューム「サドリス・モラの正装」
• ペット「アポクリファのブックワーム」
• x1 羽根なしの木枠箱
• x3 宝の地図
• x2 経験値の巻物(1時間 +100%)

デラックス版の特典(上記のコレクターアイテムも含む)

• 騎乗動物「庵の従者」
• ペット「暗号の目のポケットウォッチャー」
• 記念品「闇の淑女のヘッドレスト」
• 衣装スタイル「知識喰らいの鎧」
• 感情表現「よりかかる/座る/立つ学者」

早期予約特典
・超早期予約特典「サドリス・モラの胞子ポニー」(期間2023年4月20日 9:59まで購入の場合
・早期予約特典「サドリス・モラの胞子駿馬」「デジタルアイテムパック」

 

慌てて書いたので再び誤字脱字が多いかもしれませんが、なんとかみんなの昼休みに間に合わせよう急いで書きました。申し訳ありません。

また何か追記するべきような事があれが書いておきます。

Makoto

TESはOblivionから。ESOには”Gills J”で参戦。 音楽geek(Soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。ゲームは「英語がわかる」と言うだけで決して得意ではありません。既婚 強い分野: 音楽、Wordpress、車、ネットセキュリティ、誤字脱字

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