【TESオンライン】非常に興味深いテストデータ 次の種族変更で最も火力が出る種族はどれなのか?(英語公式フォーラムより)追記あり

2020年 4月5日追記

最近この記事にアクセス数が集まっていますが、これは既に1年以上前に書かれた記事で、その後、種族特性の一部に微調整があった為にこの記事に書かれている事が全て正しいわけではありません。ESOの場合、1年の4回のアップデートがあり、その度に色々と大きな戦闘調整が入る為、1年も前の記事は殆ど参考にならない事があります。殊に種族特性と合わせて、クラスの特性もこの1年で変わって来た為、最新情報は、Wikiとかの纏めを参考にして下さい。

2021年 2月1日追記
アップデート29で更に種族特性は調整される予定なので、新種族特性は2021年3月8日に予定されているアップデート29を参考にして下さい。

最近、シロディールも放り投げ気味で、2月あたりに来るであろうESOの新DLC「憤怒の石」の伴うアップデートについて調査しまくっている管理人ですが、このアップデートで最も注目されているのが「種族の特性変更」。

これが海外の公式フォーラムでも最近は話題の中心であって、究極のDPSを探し求めるファンの中では、この種族の特性変更によって最も強くなる種族はどれなのか? その談義は後をたたないように見えています。

 

新しい種族で火力が一番出る種族

それで、実際、これをテストしてくれたプレイヤー・グループがあって、そのテスト結果が公式フォーラムで公開される事になりました。(感謝)

ぱっとテスト条件を書いておくと、これは新特性のそれぞれの種族に対し、全く同じ装備やチャンピオンポイント、食べ物や飲み物を与えて条件を等しくして、全てのクラスで行われたテストになります。

その為、実際は、装備の多様性があるだろう環境(普通のプレイの環境)では結果は変わるだろうし、DPSを測るダミー人形を相手に出してる結果だから、敵の攻撃が挟まる環境(ダンジョンやシロディールとか色々)でも、当然のように結果は変わると思います。

しかし、同じ条件下での単純なDPSの調査…と言う意味では、非常に興味深い結果になっています。

テストに使われた装備の詳細はフォーラム記事を参考にして欲しいと思うけど、魔法の場合は「魔法戦略家」「母の悲しみ」、スタミナは「レレクエン」「凶暴な戦士」を中心にメイル武器も裏には合わせてあります。

そして、そのテスト結果が下記のグラフ

各種族の火力の比較

ちょっと文字が小さくて見づらい場合は、写真をクリックすると拡大されます。

各種族の新特性については、日本語公式の記載を参考にして下さい。

:text; アップデート第21弾で行われる種族に関する変更のご紹介(日本語公式)
 

それで、これらの種族の火力の要因や特性について、テストを施行してくれたプレイヤーの言葉も交えて、また管理人の独断と偏見も加えて説明して行こうと思います。

 

マジカ職で最も火力が出た種族

 

1位 ブレトン マジカに関するもの全てに恩恵がある
ブレトンの新特性

  • 軽装鎧スキルラインの経験値獲得量が15%増加し、獲得する同盟ポイントが1%増加
  • 最大マジカが2000増加
  • 呪文耐性を2310得て、マジカ再生が100増加
  • アビリティのマジカ消費量が7%減少


まず、マジカ職では、何をやらしてもダントツなのはブレトンで、5つのクラスで4つが10点満点の評価。

しかし、特性の全てがマジカに偏っている為、スタミナ職は全くダメのオール1と言う結果にもなっています。

(ブレトンのスタミナ職の人も多いと思うけど、皆、どうするんだろ? ドラゴンナイトのタンクなら補助でマジカをかなり必要とするから良い選択にも思うけど)

テストした人の話では、ブレトンの場合は、消費マジカ削減とマジカ回復力が非常に強く、マジカ職として全てに恵まれていて死角がないと言う事。

呪文耐性もブレトンは高いけど、これはTESシリーズを通してのブレトンの特性で、余談だけどオブリビオンやスカイリムでは召喚に非常に長けた種族として有名でした。

 

2位 ハイエルフ 装備しだいではブレトンも超えるマジカDPSとしての爆発力を秘める
ハイエルフの新特性

  • 攻撃の杖スキルラインの経験値獲得量が15%増加し、獲得する経験値が1%増加
  • クラスアビリティを発動した時、マジカかスタミナの高い方を575回復。この効果は6秒ごとに発動。チャネルか詠唱時間のあるアビリティに使用した場合、ダメージが5%低下
  • 最大マジカが2000増加
  • 呪文ダメージが258増加


ついで、ハイエルフ(アルトマー)がオール9点。

テストした人の話では、攻撃役としてのパッシブのバランスが良いものの、マジカ回復や消費量削減がブレトンより弱くやや攻撃の出力が安定してないとの事。

しかし、装備やクラスの組み合わせ次第では、ブレトンを超える攻撃力も期待されています。ブレトンに比べるとスタミナ職にもいくらか適正があると言うのも興味深い。

シロディールでは、アルドメリを中心にアルトマーの非常に優秀な魔法プレイヤーが沢山活躍しています。(実は、パクトにもアルトマーのプレイヤーが居るw)

 

3位 カジート スタミナでもマジカでもどちらでも活躍できる高いクリティカル率が武器
カジートの新特性

  • 中装鎧スキルラインの経験値獲得量が15%増加し、スリの成功率が5%増加
  • 体力再生を100増加し、スタミナとマジカ再生を75増加
  • 最大体力、マジカ、スタミナが750増加
  • 武器と呪文のクリティカル率が8%増加 ステルス探知範囲が5メートル縮小


テンプラー職で、スタミナでもマジカでも10満点と言う高い適正を示したカジート。今年のESOの新章のメイン種族でもあります。

今回の調整では、マジカの強化や呪文のクリティカル率アップも得て新しい活路も見出す事になり、同時にスタミナ職でも高い適正を未だ維持しています。興味深いのは、スタミナでもマジカでも全く同じ強化を持つ為、マジカでもスタミナでも職が同じであれば同じ強さを発揮できるように見えている事w 

カジートの攻撃面の最大の武器は、武器でも呪文でも高いクリティカル率を持っている事で、今回のこのテストに使用された装備が「母の悲しみ」(マジカ)だったり「凶暴な戦士」(スタミナ)と言うクリティカル率が上がる装備で、それが更にテストに良い結果をもたらした可能性もあります。回復魔法にもクリティカルが乗るし、クリティカルで発動するセット装備の効用もあるから、ブレトンやハイエルフとは違う視点の装備も楽しめる可能性があります。

テストした人の話では、ブレトンとハイエルフと比較すると万能種族であるものの、リソースの回復や消費削減が見劣りする為、カジートを使う時はリソースの回復力を補うと更に安定する可能性があるとのこと。

 

4位 ダークエルフ 超万能種族で高い攻撃力が期待できるもののリソース管理がキツイ?
ダークエルフ(ダンマー)の新特性

  • 二刀流スキルラインの経験値獲得量が15%増加し、溶岩からのダメージが50%減少
  • 最大スタミナとマジカが1250増加
  • 最大体力が600、炎耐性が2310増加 炎上のステータス効果が無効
  • 武器ダメージと呪文ダメージが258増加


ダンマーは、今回のテストで、マジカ職で4位、スタミナ職で1位の非常に高いDPS評価を得る事になりました。

今回の特性変更では、武器攻撃力アップの特性も得る事になり、一見カジートと同じようにスタミナとマジカの両方が同じような強化を得ているものの、マジカ職よりもスタミナ職の方が優秀と出たダンマー。この理由は、ダンマーの特性にリソース回復の補助が全く無い事にありそうです。

テストした人の話によれば、ダンマーの場合、先に紹介した種族よりリソースの回復力が「かなり不足」していると言う事で、攻撃力は高いものの、リソース管理がキツイ為に攻撃の一貫性に欠ける一面が示唆されています。

これはスタミナ職、マジカ職共通の問題のようで、そういう事から、クラスとしてリソース回復が優秀なスタミナ・ナイトブレードやスタミナ・ウォーデン、スタミナ・ドラゴンナイトで更に優秀な結果(満点)になっているように見えます。

その為、ダンマーの良さを活かすにはリソース回復の確保が重要で、軽装や中装のパッシブにあるリソース消費削減やリソース回復の恩恵を最も積極的に取り入れるべきなのかも…。

そういう点を考えると、重装とか必要な職もダンマーの良さを殺す可能性があって、唯一スタミナ・ナイトブレードで10点満点の評価を獲得した種族だけに、中装を着たスタミナ・ナイトブレードと言うのが一番良さを活かせるのか…w 

前にも書いたけど、パクトにはダンマーでスタミナ・ナイトブレードをやっている仲間が沢山居て、スタミナ・ナイトブレードにおいてダンマーが最も高い攻撃力を誇る…言う結果については自分も仲間の為に本当に喜んでいます。

また、ダンマーの場合、依然どのマジカ職も優秀で、マジカ職もマジカ回復を優先的に得ていけば、どのクラスでも高いDPSが期待できそうです。

DPSには関係ない事だけど、シロディールの攻城兵器は炎属性ものが多くて、ダンマーの耐性はそれにも強い事を意味するのか…?w

 

スタミナ職で最も火力が出た種族

 

1位 ダークエルフ 高い攻撃力を活かす為にリソース確保が重要

ダンマーについては先にマジカの方のダンマーの項で触れてしまったんで、それを参考にして下さい。それにしても、種族特性変更後のステータスでは、スタミナ職で火力1位を獲得。これは皆予想していたかな…?

 

2位 オーク 武器攻撃力を得て、どのスタミナクラスにも向いている
オークの新特性

  • 重装鎧スキルラインの経験値獲得量が15%、獲得するインスピレーションが10%増加
  • 最大体力と最大スタミナが500増加
  • 被回復力が4%増加 武器アビリティでダメージを与えると、体力とスタミナが380回復 この効果は4秒ごとに発動
  • 武器ダメージが258増加 ダッシュアビリティの消費が12%減少し、ダッシュしている時の移動速度が10%増加


オークの場合は、今回の調整で武器攻撃力258アップが付いた為に、どのスタミナ職でも高い攻撃力が期待出来るようになりました。

しかし、オークもリソースの回復力がやや弱い事と、タンクをやるにもちょっとパラメーターが足りない…と言う事で、今までオークでタンクをやって来た人達には、やや不満も残る変更であるのは意外だった…。

どうであれ、スタミナ職のDPSとしては死角が少ない種族で、スタミナ職ならどのクラスを選んでも特性があり…しかし、ブレトンと真逆でマジカ職はオール1と言う結果になっているんで、マジカ職に挑戦する時はそれなり工夫と覚悟も必要な可能性がありますwww

最近、シロディールではスタミナ・ウォーデンのクラスの人が星霜の書の運び手をする事も多いように見えているけど、特にオークはダッシュに恩恵があるクラスでもあるから星霜の書の運び手としても優秀だと思うし、パクトでもオークのウォーデンで非常に活躍してる人が居ます(実はパクトにはオークが多いような気がする)。

 

3位 レッドガード スタミナ回復に期待できない職や装備でも万能に活躍できる
レッドガードの新特性

  • 片手武器と盾スキルラインが15%増加し、食べ物による効果の持続時間が15分延長
  • 武器アビリティによるコスト消費が8%減少
  • 最大スタミナが2000増加
  • 直接ダメージを与えると、スタミナが950回復 この効果は5秒ごとに発動


テストした人の話では、レッドガードはスタミナの回復が優秀な為、攻撃力に恩恵が無くても、そのムラの無い攻撃の持続力で総合的な火力(ダメージ)が高くなると言う事でした。

レッドガードと言うと、今までのTESシリーズでも武器攻撃系では最も優れた種族と言われて来て、これはあくまでも個人的は意見だけど、このレッドガードの持つスタミナ回復やスタミナ消費削減の恩恵は、他の種族より攻撃力の点では多少劣ったとしても未だ最強に見えてます。

このスタミナに困らない特性は、装備が中装でなくてもOKと言う可能性も示していて、そういう理由から重装を着たタンクも難なくこなせるだろうし、シロディールでもリソース回復の心配なしに重装を着てられる感じにも見えます。こういう点では、ダンマーと真逆の特性とも言えるように思えるし、攻撃力の高さ…と一言で言えても、色々な尺度がある事に気付かされます。

 

4位 ウッドエルフ スタミナ回復に最も優れる
ウッドエルフの新特性

  • 弓スキルラインの経験値獲得量が15%増加し、落下ダメージが10%減少
  • スタミナ再生が258増
  • 最大スタミナが2000、毒耐性が2310増加 毒のステータス効果が無効
  • ステルス探知範囲を3メートル拡大 ロール回避の使用後、移動速度が20%、3秒の間増加


攻撃力(DPS)と言う点では、先に紹介した種族よりはやや劣るものの、スタミナ回復が非常に優秀に設定されている為、スタミナ職なら何でも問題なくこなせるようになっているようです。

同じスタミナに恩恵があるレッドガードと比較すると、レッドガードの場合は積極的に直接攻撃を仕掛けた方がリソース持ちが良いだろうし、ボズマーの場合は、遠くから弓で攻撃したりステルスで隠れていてもスタミナの回復が強いから、そういう部分で違いがありそうですw

テストした人の話では、スタミナ回復の強さでは、1位ボズマー、2位レッドガード、3位オーク、4位ダンマーと言う順で、攻撃力の順番をそのまま逆さにしたような感じです。

それだけにどの種族も一長一短と言う感じで、どのクラスでどの装備を着るかでも、スタミナDPSは好みが分かれそうな予感もします。

また、今までアルゴニアン同様、病気と毒の両方に耐性を持っていたものの、この種族特性変更では病気耐性は無くなってボズマーは毒耐性のみになる予定です。

病気か毒か? という話になると、シロディールにおいてはスタミナ・ウォーデンが年中使って来る「地中襲撃」が毒特性を持っているし、毒矢を撃たれる事も多いし、毒耐性の方がちょっと強いかな…と言う感じに思える事があります。

またボズマーもマジカ職には全く向いてない…と言う結果にもなっていて、オーク同様、マジカ職に挑戦する時はそれなりの工夫が必要になりそうです。

実は、カジートのスタミナ型もボズマーとほぼ変わらない位優秀な攻撃力を持っていて、しかし、既にマジカ型のカジートの項で触れているので、それを参考にして下さい。

 

このどれにも入らない種族 ノルド・アルゴニアン・インペリアルの場合

ところで。

マジカとスタミナと言う2つの側面で高い攻撃力が期待できる種族を紹介して来たけど、このどれにも入らない種族があと3つあって、もう一度、種族のDPSのグラフを貼っちゃうけど…

この赤枠で括った3種族…他の種族に比べて「何、このクソみたいな火力は…」みたいに見えるかもしれないけど、確かにこのテストではダントツに低いwww

これらの種族は、所謂、タンクに最も適したクラスとも言われてます。タンクの場合は、攻撃よりもっと大事なものがあって、同時に特にノルドとアルゴニアンはDPSとは関係ない部分に強い個性的な特性も備えていて、他の種族とは同じテーブルの上では語れないと言う側面を持ってるのが本当の所と思っています。

その特性を説明して行きます。

 

高い防御力を備え、アルティメットポイントが貯まりやすいノルド
ノルドの新種族特性

  • 両手武器スキルラインの経験値獲得量が15%増加し、飲み物による効果の持続時間が15分増加
  • 最大スタミナが1500増加 ダメージを受けると5アルティマを獲得、この効果は10秒ごとに発動
  • 最大体力が1000、冷気耐性が2310増加 冷気のステータス効果が無効
  • 物理耐性と呪文耐性が3960増加

今回の種族特性変更の台風の目として注目されてるのは、実はノルドで、上記のグラフを見てもわかるようにDPSとしては期待できないにも拘らず、なぜノルドがそんなに注目を浴びるのか?w

それは、強い防御力を備えて更にタンク向きの種族になった…と言う事だけではなく、アルティメット・ポイントが貯まりやすい特性を得た事にあります。これは他の種族には全く見れない新しい特性。

このテストを行った人も、「個人のDPS自体は低いけど、グループにノルドが一人居るだけで、グループ全体のDPSが上がる」事を指摘していて、机上なんだけども計算式でも既にそれが示されています。

例えば、ノルドのドラゴンナイトのタンクがグループに居た場合、ドラゴンナイトもアルティメットが貯まりやすい特性を持っている為、同盟スキルのアルティメットの「戦いの角笛」をクリティカル30%アップに変異させていた場合、そのアルティメットも容易に回す事が出来る。

更にこれにブラッドスポーンのようなアルティメットが貯まりやすくなるモンスターセットとか装備を組み合わせた場合、更にその効果は高くなります。(このグループにクリティカルに恩恵があるカジートが居た場合、恐ろしいグループ効果も生み出しそうな感じ)

そして、ドラゴンナイトにとっては、アルティメットを発動する事が全リソースを大きく回復できる手段でもある為に、この変更後はノルドとドラゴンナイトの組み合わせは更に鉄板になるように語る人も多いです。

自分のメインキャラはノルドのドラゴンナイト(マジカ)で、タンク職ではないけども(タンク職もやれるけど)、正直な事を書くと、今回の種族特性の改正は、正に「ビンゴ」。「来たぜー」と言う感じw 

その理由は今日は詳しくは書かないけど、個人的には、もしこの新しい特性を魔法攻撃力アップでDPSが上がるのに変えてくれる…と言う申し出があったとしても、自分は次に来るノルドの新しい特性を間違いなく取ると思っています。これは自信を持って言える。

無事に何の変更もなしでこの特性がノルドに実装される事を祈っているけど、これは種族の特性が実際来てみて「どの位使えるのか」は、自分の日記ブログにでもレポートして行くつもりでいます。

追記:このテストデータをあげてくれた人が、別の公式スレッドで、PvEのタンク職ではノルドとドラゴンナイトの組み合わせは最強、PvPでは特にスタミナ職ではノルドは最高の種族の一つと書いていました。(ノルドはマジカには何も恩恵が無いから、マジカ職が最高にならない事は既に承知しておりますw)

あと、殆ど注目されないノルドの種族特性にちょっと触れておくと、ノルドは飲み物の効用時間が伸びる特性があって、実はレッドガードの食べ物と違って、飲み物は「マジカ」に強い効用を持っているものが殆ど。タンクでしか注目されないノルドなものの、密かにこの部分にだけマジカ型がお得な特性を持っています。

また、ノルドの氷耐性と言うのは、1-2年前位までは氷の攻撃自体が少ない事から殆ど役立たない効果だったものの、最近は少し役立つものになりつつあります。

シロディールでは、ウォーデンのプレイヤーが増えた事で氷の足止めもよくある事で、PvPでは対プレイヤーにはタゲ取りなんて効くわけない事から、足止め効果と防御行動に恩恵がある事に期待して氷の杖を使用してるプレイヤーも多くなっていて、ノルドの氷耐性は有り難い事も多くなって来ました。

そう言えば、前にエボンハート・パクトの3種族の特性変更について、今日とはまた違う視点の記事も書いてるんで、それも参考にしてみて下さい。

 

唯一弱体化が来たようにさえ見えるアルゴニアンについて それでも特有の特性は健在
アルゴニアンの新種族特性

  • 回復の杖スキルラインの経験値獲得量が15%増加し、泳ぐ速度が50%増加
  • 最大マジカが1000増加 薬を飲むと、体力、マジカ、スタミナが3600回復
  • 最大体力が1000、病気耐性が2310増加 病気のステータス効果が無効
  • 治癒の効果が4%増加

アルゴニアンの新特性を語る前に、公式の言う事に触れておくと…

今までのアルゴニアンは、あまりにも多くのステータスを付与し、数字で見ると、他の種族よりも2倍も強力な種族でした
アルゴニアンのボーナスには一貫性がなかったため、この点に関しては、私たちがすべての種族に与えたかったユニークな感覚とは異なっていました。
今後、アルゴニアンは、いくつかの傑出したステータスを所有する一方で、ステータスが縮小された部分もあります。


アルゴニアンは、普通にプレイしていればエボンハート・パクトに所属している種族だけども、他の陣営にもアルゴニアンでプレイする人が沢山居て、殊にシロディールにおいては、非常に能力の高い万能種族として強いプレイヤーから好まれる傾向がありました。

最近はアルゴニアンのスタミナ・ウォーデンが各陣営で活躍するのも目立っているし(パクトのあのギルドのリーダーも、アルドメリの強力なギルドグループのあの人も…と言う感じでw)。

ウォーデンのクラスは非常に万能職で、回復から攻撃、補助魔法まで充実していて、アルゴニアンの万能で特殊な能力が非常にそのクラスに合っていたようにも見えたりもしました。

個人的にはアルゴニアンから毒耐性が無くなった事が気になるんだけど、シロディールでは毒系の攻撃して来るプレイヤーは沢山居るし、先のウッドエルフの項でも触れたけど、殊にスタミナ・ウォーデン主体の電車グループは地中襲撃を重ねて放って来る事も多くて、この厄介な地中襲撃は毒特性の筈。

自分は実際アルゴニアンのキャラでプレイした事が無いから、こういう毒特性の攻撃に対してどの位アルゴニアンが強かったのか想像も難しいんだけど、毒耐性はボズマーに、病気耐性はアルゴニアンに…と分けられ、それぞれ特化される形になりました。

病気属性の攻撃にどういうものがあるのか調べてみると、シロディールでナイトブレードが頻繁に使って来る「拘束攻撃」(アルティメットの変異)が病気特性のようだし(これに強くなるのは素晴らしい)、またシロディールで非常にウザく蔓延する「肉のカタパルト」(被回復が減る効用もあって、これは回復役の敵だーw)も病気属性と思うから、被回復を下げて来る事が多い病気属性に更に強くなった事は、アルゴニアンは被回復を下げる影響を受けない…とも取ることが出来るように思えてます。

今回の種族特性では、薬を飲んで回復する数値が多少弱くなったとか、毒耐性が無くなったとは言え、攻撃力の面では大きな変化はなし。だから攻撃力の面では、種族の特性変更前だってこれとそれほど変わらなかった筈で、変更前にアルゴニアンを十分使いこなしている人なら、以降も全く問題なく使い続ける事も出来ると思っています。

また、回復魔法に関してはアルゴニアンは未だ恩恵のある種族で、ヒーラーとして優秀な事は言うまでもなく、それ以外にもマジカ系の職はどれも難なくこなせる事もこのテストで証明されてます。アルゴニアンもある意味で新たに特殊な特性を得たノルドと同じで、DPSだけでは能力を測れない種族だけに、これからも活躍が期待されます。
 

一番不合理な特性変更に思われているインペリアル
インペリアルの新特性

  • 片手武器と盾スキルラインの経験値獲得量が15%増加し、獲得するゴールドが1%増加
  • 最大体力が2000増加
  • 最大スタミナが2000増加
  • 直接ダメージを与えると、15%の確率で自身を1750回復 防御/バッシュアビリティのコストが5%減少

一見、タンクとして非常に優秀にも見えるインペリアルだけども、インペリアルでプレイするファンは今回の特性変更には満足してないようです。

同じタンクが向いているノルドとアルゴニアンの場合、DPSが低い事も補ってしまいそうな特別な能力を持っていて、ノルドの場合は防御の高さとアルティメットポイントの集めやすさ、アルゴニアンの場合は薬を飲めば全リソースの回復…しかし、インペリアルにはそういう特殊な部分が無いだけに、それと比較すると弱く見える…と言う事のようです。

また、インペリアルと言うのは、ある意味で有料種族で、インペリアル・エディションを購入しないと使えない種族で、その種族が凡庸なパラメータなのは気にいらない…と言う意見も多いようです。

個人的にはインペリアルについては何とも言い難いんだけど、特殊な能力を持っているノルドとアルゴニアンを除けば、タンクにも合ってるだろうレッドガードと比較すると、PvEのグループダンジョンでのHP回復はヒーラーに任せておけばいいし、そうなるとリソース回復が強いレッドガードの方が使いやすくなる可能性もある…?と思ったりもするけど…それは使用プレイヤーの好みとも思ってます。

 

2/2追記 無料の種族変更トークン配布枚数が3枚になる(名前変更トークンも配布)

今まで種族変更トークンは1枚配布…と発表になっていたけど、英語公式フォーラムにおいて、種族変更トークンと名前変更トークンが各3枚づつ配布されると公式から発表がありました。

以下がその訳文です。

皆さんのフィードバックの後、ESO全体のアクティブ・アカウントに存在する高レベルのキャラクター数を検討する事になり、無料の名前変更トークンを3枚配布すると共に、種族変更トークンの配布枚数も3枚に増やし、来るアップデート21の種族変更を支援する事になりました。トークンはそれぞれのアカウントに自動的に追加する予定です。

また、種族変更トークンと種族変更+名前変更トークンの両方を期間限定でセール予定です。

憤怒の石のスタートにより、ゲームで皆さんにお会い出来るのを楽しみにしています。(訳・管理人)

名前の変更トークンが加わるのは、例えば、種族名に関係する名前を付けていた場合、その名前も変えたいプレイヤーが多いからのように思えてます。

自分のメインは種族変更はしないけど、それ以外で使ってないキャラが結構居るから、3枚も貰えるなら、それは種族変更してみようかな…とか思えて来るのが…


最後に

長くなってしまったけど、最後にもう一度言っておくと、今回紹介したテストデータは、同じ条件下で何もしてこない人形をぶっ叩いてるだけのテストに過ぎなくて、キャラの強さとはこれに集約されるわけじゃない事を強調しておきます。一つの目安でしかない。

それでもこのテストをして一つの目安を導き出してくれたプレイヤー・グループには心から感謝しております

そういうわけで、ESOの戦闘に関係する要素は実に沢山あって、種族特性と言うのもその要素の一つにしか過ぎないし、多くの装備の特性からも影響も受けるし、ムンダスストーンやエンチャントを何にしてるか?にも影響を受けるし、当然のようにプレイヤーの操作の上手さにも影響を受けます。

ESOの世界では、単純に「攻撃力の高さ」が「強さ」になるわけでもなく、攻撃力、リソースの回復、防御(ダメージシールドも含む)、操作の熟練度、そういうバランスさえも熟考して極めて行った人が「強いプレイヤー」と呼ばれているような気もします。

だから、このグラフを見ただけで、この種族が最強とは単純に決めつけないで欲しいし、好きな種族で好きなキャラを作って好きなように育ててみて、それから、それぞれの最強への道を見つけて行ってほしいと思ったりもしています。

この新しい種族の特性変更がどれ位のプレイヤーに受け入れられているのか? については、前に日記の方に書いた記事を参考にして下さい。

;edit; この種族特性の変更にプレイヤーはどれくらい賛成してるのか?
 

重要 ⇒  この種族変更に関しては予定はされてはいても、正式にパッチが出るまでは内容にどんな変更があってもおかしくは無いんで、変更があった時はまた書き直しておきます。

(また誤字・脱字があった時は、後で訂正しておきます。いつもスミマセン)

Makoto

TESはOblivionから。ESOには”Gills J”で参戦。 音楽geek(Soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。ゲームは「英語がわかる」と言うだけで決して得意ではありません。既婚 強い分野: 音楽、Wordpress、車、ネットセキュリティ、誤字脱字

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