【TESオンライン】デイドラの軍事式典のイベント始まる / 一番好きなDLCストーリーはどれですか?
今年、最初のESOのイベントがスタートしました。今年の1月のイベントは「デイドラの軍事式典イベント」と言う事で、ヴァーデンフェル、クロックワーク・シティ、サマーセットが舞台になっています。
実は去年は2月に「トリビュナルの祝典」と言う名前のイベントでヴァーデン・フェルとクロックワーク・シティが舞台になり、7月に「サマーセットの祝典」が行われました。これらのストーリーをプレイした事が無い人から見れば、イベントにデイドラが関係するわけで無いのに「何がデイドラの祝典なの?」となるかもしれませんが、実は2017年と2018年のこの両方にシナリオのメインクエストにはデイドラが関わっていました。
目次
デイドラの祝典のイベントについて
既に日本語公式においても翻訳記事が出ています。
これを読めば殆どの事がわかると思うものの、実際イベントを見て来たので、そのレポートを交えてプレイヤー視線で簡単に説明をして行きたいと思います。
開催期間
今回のイベント期間は、1月21日(金)午前0時~2月1日(火)一杯
このイベントでの注意 各シナリオ&DLCが必要
このイベントの舞台は、先に触れた通り2017年の新章「モロウィンド」、同年第4期のDLCシナリオ「クロックワーク・シティ」、2018年の新章であった「サマーセット」が舞台になっている為、それらのシナリオへのアクセス権を持っていないとこのイベントに参加する事ができません。
「モロウィンド」や「サマーセット」の場合は、それ以降の新章のセット(2019年「エルスウェア」以降)を購入していれば含まれていると思うし、古いプレイヤーの人達はアップグレード版を購入してプレイした人も多いかと思うし、しかし、2017年のDLCシナリオである「クロックワーク・シティ」はこれらのセットに含まれていない為、クロックワーク・シティでもイベント活動しようと思うと、そのシナリオをクラウンストアで購入するか、DLCには何でも無料でアクセス出来るESOプラス会員の特典が必要となります。
現在、イベント期間中で、これらのシナリオがクラウンストアでも半額になっています。
また発売当初のモロウィンドやサマーセットのコレクターズセットに付いていたゲーム内アイテムも半額で購入出来るようです。
デイドラのイベントのスタートの仕方
最近のイベントはクラウンストアでスターターイベントを貰ってイベントをスタートするものが多くて、今回のイベントも全く同じです。
そして、この最初のクエストを貰うと多分各陣営のイベント支配人が居る場所(自分はパクトなのでダボンズウォッチ)にいる”カロニール”と言うウッドエルフの兄さんに会いに行けと指示されるので、彼に会って話を聞くことになります。
イベントのスタータークエストについて
そしてカロニールから貰うスタータークエストのタスクは、以下のものです。
全然難しいタスクでは無いんだけども、パートナーにも「これ、どういう事?」とか聞かれた事もあったんで補足しておきます。
- 目的のゾーンで洞窟ボスを倒す
- 今回のイベント対象地域の松明マークのソロ用ダンジョンに行って一番奥にいるボスを倒すだけです。イベント対象地域のデイリークエストでダンジョンのクエストをもらってやれば、洞窟デイリーで報酬箱も貰えて一石二鳥です。
- サマーセットでガイザーを破壊する
- サマーセットのワールドイベントであるアピサルガイザーを1つクリアするだけでOK。しかし、サマーセットのアリノールではガイザーを3個潰すデイリーもあるので、時間がある時はこのデイリーも貰っておけば、デイリー終了で報酬箱が貰えます。
- ヴァーデンフェルの「名所」を訪ねる
- ヴァーデンフェルにある「目アイコン」の名所に行くだけで、既に発見済みの名所でもOKです。
- クロックワーク・シティのセット台を訪ねる
- クロックワーク・シティにある3種のクラフト装備セットの場所を1つを訪ねるだけでOKです。
と言う事で、決して難しいタスクでは無いんだけども、実際やってみると、あっちに行ったりこっちに行ったりでそれなりの時間が掛かりますw 特にサマーセットのアビサルガイザーは何も考えずその場で待っているとかなり長く待たされる事もあるので(去年のサマーセットのイベントの時もこれに大ブーイングがありましたw)、今はアクティブになっているガイザーには戦闘アイコンが付くので、祠に待機しておいて、どこかのガイザーに戦闘マークが出た時飛んで行けば、時間の節約になると思います。
但し、ガイザーの場合、最後に出てくる貝型の宝箱は参加した全員が貰えるんだけども、最終ボスのトレジャーは最も攻撃を与えたか回復した人の上位12名しか貰えないので、イベント中で人が沢山居るガイザー戦は後から駆けつけると殆どトレジャーが貰えない事もあります。
実は、これはワールドボスのトレジャーも同じ法則で、このイベント期間、報酬箱集めでイベント対象地域でワールドボスのデイリーをする人も多いかと思うけども、12名より多い人が居るワールドボス戦でボスのトレジャーが出なくても、それはバグではありません。
しかし、今回のイベントでは、イベントチケットはクエスト終了の報酬と一緒に来るので、ボスとかのトレジャーを貰えなくても心配はありません。
このイベントの報酬と特典について
今回のイベントも金色の報酬箱が用意されていて、その日最初に行ったデイリークエストの報酬として金色の報酬箱「栄光のデイドラの戦利品」を貰う事が出来ます。それ以降は全て紫の報酬箱になり、これは日本時間の午後3時にリセットされます。
またイベントチケットは、サマーセットで最初に行ったイベントで1枚、ヴァーデンフエル&クロックワークシティで最初に行ったイベントで1枚、合計2枚を取得する事ができます。
また報酬箱以外でも以下の特典があるようです。
- ゾーンのデイリークエスト及び試練のウィークリークエストの報酬箱が2倍になります(イベント限定の報酬箱を除く)
- 資源アイテムの報酬が増加します(釣り穴や重い袋から獲得したアイテムは含まれません)
- ワールド、洞窟、試練のボスを倒すとボーナス戦利品をドロップします
- ヴァーデンフェルとクロックワーク・シティのパブリックダンジョン及びワールドボスから、教義と秩序のオーディネータースタイルに取引可能なスタイルページがドロップする可能性があります
- 「聖者の隔離場」と「ホール・オブ・ファブリケーション」の最終ボスから、教義と秩序のオーディネータースタイルに取引可能なスタイルページがドロップすることが保証されています
報酬箱が貰える可能性があるアクティビティ
デイリークエストをすれば、最初のデイリーで金色の報酬箱、それ以降は紫の報酬箱が出るようになっています。
しかし、それ以外も紫の報酬箱が出る事があって、公式が言う事では以下のようになっています。
- デイドラの軍事式典の導入クエストを完了する
- 洞窟ボスとワールドボスを倒す
- モンスターを倒す
- 宝箱、金庫、窃盗可能なオブジェクト、サイジックのポータル、盗賊の宝、資源アイテムを開ける
- アビサルガイザーを破壊する
- 試練「ホール・オブ・ファブリケーション」、「聖者の隔離場」、「クラウドレスト」のボスを倒す
報酬箱に含まれる可能性のあるアイテム
これについても公式記事に書いてあるものの、それを引用させてもらいます。
- 【NEW】エバーグロームの勇者の武器スタイルページ
- 【NEW】ペット「グローム・グリフォンの雛」を含むルーンボックス
- クラフト材料
- ヴァーデンフェル、クロックワーク・シティ、サマーセットのゾーンで発見できるスタイルアイテム
- オーバーランドのセットアイテム
- 売って換金できる貴重品
- ヴァーデンフェル、クロックワーク・シティ、サマーセットのゾーンの宝の地図
- 変性クリスタル
- ヴァーデンフェル、クロックワーク・シティ、サマーセットのゾーンモチーフの章のスタイル
- スノーホーク魔術師の防具のスタイルページ
- スキン「スラグタウン・ダイバー」を含むルーンボックス
- セティス・ラマリスの餌キットを含むルーンボックス
- ペット「小型ヴァーミナス・ファブリカント」の断片
今年のイベント初登場のアイテムは、イベント支配人の所でチケットでも交換可能です。しかし、それ以外は既に過去のイベントで登場したものも多いのも特徴のように見えています。
イベント支配人のところでチケットと交換出来るもの
去年は、1年のストーリーがデイゴンのオブリビオンに関係していた為、色々なアイテムに変化する事が出来るベース・ペットは、TES4の時の「オブリビオンゲートの印石」とそっくりな謎の燃える石のような「不安定なモノフォリス」と言うものでした。
しかし、これが今年のストーリーに関係するのかはわからないものの、ベースペットは「ソウルファイア・ドラゴンの幻」と言う長い名前のミニ・ドラゴンです(今まであったインプが化けたイリュージョン・ドラゴンの殆ど焼き回しw)
このベースペットの断片は3つ必要で、それぞれイベントチケット5枚で交換可能です。
そしてこのベースペットの最初の進化アイテムは「アカトシュの鱗」と言うスキンで、今回のイベントではその進化に必要な断片1つと交換可能です。チケットは10枚必要で、スキンを作るには今後のイベントで入手可能なアイテムを合わせて3種類の進化アイテムが必要です。
今回のイベントに毎日参加してチケットを貰い続ければ、合計26枚のチケットの獲得が可能だけども、ベースペットの交換に合計15枚が必要で、スキンの変化断片に10枚必要で、前のニューライフイベントでチケットを溜め込んで持ち越した人で無ければ、ベースペットとスキンの断片で殆どチケットが消える事になります。
自分の場合は12枚まるまる前イベントから持ち込んだ為、今日は早速ベースペットの断片2つと交換してしまったけども、資金に余裕がある人は、今回の報酬箱から出る可能性がある影グリフォンのペットやエバーグロームの武器スタイルページを全て集めたい時は、ギルドストアを頼る事も良い手かもしれません。
- 支配人とチケットで交換可能な商品
- ペット「ソウルファイア・ドラゴンの幻」の3つの全断片
- 聖なる砂時計の器、照らされたドラゴンの巻物、クヴァッチの香炉
- スキン「アカトシュの鱗」の最初の断片である「黄金の塗油」
- エバーグロームの勇者の武器スタイルページ
- ペット「グローム・グリフォンの雛」
- グループ修理キット
今回、イベント支配人とのチケット交換か報酬箱から得れる影グリフォン(グローム・グリフォンのひな)は、こういう感じで、見る向きが悪いとグリフォンかなんだかわからないペットになっていますw
余談: どれくらいの人がスキンを使うのか?
これは余談なんだけども、前に英語公式フォーラムで「スキンをどの位の人が愛用するのか?」と言うスレッドがあって、格好良かったりきれいなスキンならいいんだけど、ファンが言うには「あまりにも汚いスキンが多すぎる」と言う事で、ソンビの腐ったような肌のスキンとか、疫病で肌がただれたようなスキンとか、実は「もうスキンはいらねぇ」と言うファンからの声が多かったのには笑いました。
去年の「不安定なモノフォリス」の最初の進化アイテムもスキンで、パートナーは「スキンはパス」とか言って別のものにチケットを使っていたし、日本人から見ると「何で海外の人は骸骨とかゾンビが好きなのか」と言う事で、確かに自分もそう思う事はありますw
しかし、シロディールの仲間には「骸骨」の変装具がトレードマークになっている人も居て(プライムタイムの大親友の一人)、同じヒーラー仲間なんだけども、骸骨姿ですぐに彼の居場所がわかる事があります。昔は骸骨姿のプレイヤーもシロディールでは多かったけども、今はかなり減りました。英語公式フォーラムの人に言わせれば、最もオシャレで多くゴールドもクラウンも使っているのは、実はPvP層だそうです。(多くの敵にも仲間にも見られる場所だしね…)
PvPでは、目立つ格好をすると狙われやすい…とか、敵から特定されやすい…とかで特別な格好をする事を好まない人も居て、しかし、自分の場合と骸骨の彼の場合は、「シロディールのヒーラーは仲間からわかりやすい方が良い」と言う考え方を持っています。
大勢で戦うシロディールでは誰が誰だかわからない事も多くて、ダメージを受けて逃げ込んで来た時、纏まって動くグループのメンバーでなければ、すぐヒーラーの場所がわかれば助かる確率も高くなります。
アドオンでもグループメンバーのロールを画面上でわかりやすくするものがあるけども、仲間ヒーラーがわからずヒーラーからわざわざ遠く離れた方に逃げて行く仲間と、ヒーラーの仲間がわかっていてそこに駆け込める仲間とでは生存率が全然違うし(これはマジで)、その為にシロディールで特にソロの仲間にも回復をするヒーラーは、仲間からわかりやすい方が良い…と個人的には思っています。確かにヒーラーが目立つ格好していると狙われる確率も高くなるけども、骸骨の彼はナイトブレードのヒーラーだし、自分はドラゴンナイトのノルドなので、その辺りは何とか凌いで頑張ってはいますがw
(追記: 骸骨の変装具の友人は、骸骨が一番ゲームのパフォーマンスの影響が少ないから、シロディールはそれでプレイしているとも言ってました)
余談: 一番好きなLCシナリオはどれですか?
今回は、DLCシナリオに関係したイベントの為に英語公式でも興味深いアンケートが行われています。
「あなたのお気に入りのDLCは何ですか?」
前に触れた通り、オークの故郷を舞台とした「オルシニウム」と2018年のストーリーで今回のイベント対象地域の「サマーセット」が相当な支持を受けていて、個人的には「オルシニウム」の男臭く、それでかなり縛りもある彼らの文化の中で繰り広げられる愛憎劇と言うのは、本当に魅力的でした。
サマーセットについて、実は今でも「ノクターナルとはそんな野望を持つようなデイドラか?」と言う疑問が付きまとっているんだけども、しかし、サマーセットで最も感動したのはサイジックに触れる事が出来た事でした。ESOでは自分が想像していたサイジックとは少し違ったものの、と言うのは、TES5スカイリムをプレイしている人はウィンターホールド大学のストーリーに出て来たサイジックの謎めいた雰囲気が先に立っている事もあるかもしれないし、正直にその少しギャップはありました。
TES4の時に魔術師ギルドのストーリーで蘇ったマニマルコと会い、そこでネクロマンシーに堕ちたマニマルコと魔術師ギルドの創設者であったヴァヌス・ガレリオンとの因縁と対決とか散々聞いて来て、TES5ではサイジックの人達がサールザルにあった謎の物体を持ち帰ってくれたり、こんな感じでサイジックについては色々な伝説をTESの過去シリーズで聞いて来る事になりました。
それに、”イヤケシス”と”セララス”とかTESシリーズの古いサイジック本に登場する人達と会えるとも思ってなかったし、ソーサ・シルまでがサイジックのメンバーで、本当にTESのロア(伝承)ファンを楽しませてくれたストーリーでした。サイジックの実績を解除すると、「サイジック会」の家に飾れるバナーとかも作成可能になり、自分の環境では必ずそのバナーだけはパクトのバナーと共に各家に飾ってあります。サイジックと言うのはそれ位のステータスがTESシリーズにはあると思っています。
今年のストーリーはどんなものになるかわからないけども、デイドラとかが絡まない陰謀とか政略とかがテーマだと言うし、今年はESOのストーリーに何か陰を見る事が出来るのか、期待をしています。
エリアDLCも増えてきて、祝典系のイベントはどうするのかと思ってましたがYear Oneとかデイドリック・トライアドとかで関連性のある地域をまとめてやる感じに決めたみたいですね(それだと他地域とつながりの薄いマークマイアはどうするのか気になりますが)
この三地域は普段ニルンにあまり首を突っ込まないノクターナルやクラヴィカス・ヴァイルが取り上げられて面白かったですね
自分も一番好きなエリアDLCはオルシニウムです。メインクエストのシナリオラインの「まさかお前が」という驚きのどんでん返しと「お前とは敵対したくなかったよ・・・」という苦さの残る結末は今でも一番印象に残ってます
あかしろさんへ
オルシニウムは本当に面白かったですよね。奥が深いストーリーで、メインストーリーだけではなくオークに育てられてオークを家族と呼ぶカジートの話には本当に泣けましたw オルシニウムをプレイした以来、ノルド(自分はオブリからずっとノルド一筋でプレイしていますW)の次にオークが好きな種族になった位で、スカイリムやオブリの時はオークが好きだ…なんて思った事もありませんでしたが、それ位ESOのオルシニウムはオークの文化や社会をよく伝えてくれたんでしょうね。
イベントで過去プレイした土地に戻ると色々と感慨深い思いがありますよね。今年のストーリーも楽しみですよね!