【TESオンライン】今年のグローバル・イベントの日程は1月19日に決定 1/18追記: 日本語配信があるかもしれない件

 
昨日で年末年始のイベント「ニュー・ライフ・イベント」が終了して皆さんお疲れ様でした。そして、ESOでは、今日、今年一年の概要が発表されるグローバル・イベントの日程が発表されました。

 

今年のグローバル・イベントの日程

 

グローバル・イベントのLiveは毎年Twitchのベセスダ・公式チャンネルで行われて、今年は以下の予定になっています。

日本時間 1月19日(金)午前6時より
Twitchチャンネル Twitch.tv/Bethesda

1月18日 追記: ゼニマックスアジアによる日本語配信?
youtube.com/@zenimaxasia

このイベントには、今年のESOのストーリー、年間のスケジュール、予定されていれば新システムなどが発表になると思っています。

そして何度か書いて来た通り、今年はESO10周年のアニバーサリー・イヤーでもあって、何か普段とは違うイベントや企画等にも期待するファンも多いようです。

日本からだとこのTwitch Liveが超早朝からスタートするのが問題ですが、少し早く起きれる人は是非見てみて下さい。

 

今年の新シナリオの舞台はどこなのか?

 
そして気になるのは今年の新章の舞台についてで、先に紹介した公式記事にはこう書いてありました。

タムリエルの新たな(しかし馴染みある)地域と、昨年の「Necrom(ネクロム)」チャプターで始まった物語の続きをご覧ください。

新たで馴染みのある場所??? 多分、ESOでは初登場で、しかし、古いTESファンには周知の場所… 理解したくなるけども、ここ数年、お正月が明けた頃に英語圏のインフルエンサー達に今年の新章についてのヒントが送られるのが習わしのようになってます。今年も既にそれを受け取っている人達が居ます。

 

ZOSからインフルエンサーに送られた今年のヒント

UESPのTwitterをお借りすると、ヒントとして送られたものは、毎年おなじみの謎の手紙と紅葉した落ち葉、そしてステンドグラスの一部の断片のようになってます。

もっとわかりやすいのは、UESPの関係者の方のTwitterも見せてもらって下さい。

それでこの手紙に何が書いているのか訳してみたいと思います。

冒険者よ。

仲間を招集して南西の海岸を目指して下さい。私は現在、パクトを放棄した同族の一団を調査しており、あなた方の協力を必要としております。彼らは武装集団で明らかに危険な存在なので、気を付けて下さい。

彼らの計画についての私の見解では、それはこの手紙に同封した欠片(断片)と何か関係があるようです。それを詳しく調査し、グラーウッドにいる私に私的に報告を下さい。おそらく私達はこのパズルを一緒に解くことが出来るでしょう。

皇帝を目指す者やSaliacheの遺跡の者より遅れをとる事は許されません。そして私の姉妹には話さないで下さい。彼女はあなたの助けがなければ簡単にトラブルに巻き込まれるでしょう。

ベラゴン

ここには幾つか不明に思える言葉があり、まずこの手紙の差し出し人は誰なのか? 2020年のシナリオ「ブラックウッド」をプレイしている人なら既に会った事がある人で、この方です。

彼はオルシニウムやブラックウッドで主人公を助けてくれたウッドエルフのエヴェリの兄さん! 覚えているでしょうか? 彼はマルカルスのリーチの民(フォースウォーンの先祖)が3代の皇帝の座についた時(ソウルバーストの前)、モリカー皇帝とその息子のレオヴィク皇帝の治世の時に宮廷書紀を務めた博学なウッドエルフです。ブラックウッドのストーリーでも彼の知識に助けられたりしました。

そして、この文章にある「パクト」はエボンハート・パクトではなく「グリーン・パクト」の事らしく、ウッドエルフと言うのは実は「グリーンパクト」と言う思想のような戒律のようなものに強く縛られて生きています(木を切ったりするのを禁じられている…とか)

手紙の最後に出て来る「Saliache」と言うのは、実はアイレイドの別名で、手紙の差出人のペラゴンは、誰よりも早く”何か”の断片を集めて、それを解読する事を望んでいます(勿論、解読はそのプロのベラゴンの仕事)。

この手紙だけを見ると、今年の舞台は去年のシナリオと繋がっているとは言え、ウッドエルフの土地が舞台か… と思えて来るかもしれませんが、実はそんな単純なものではないようです。

 

ステンドグラスの断片4つが揃った時に示される更なるヒント

今年、ESOのインフルエンサーに送られたステンドグラスの断片とは誰もが同じものではなく4種類があるようです。その為、一人だけのステンドグラスではあまりヒントが得られないようになっていて、英語公式フォーラム、Twitter、一部のdiscordにおいて、それぞれに送られた別々の欠片を合わせると言う試みが既に始まっています。その経緯は下記のスレッドで読む事が出来ます。

そして、そのステンドグラスを合わせるとこういう状態になるようです。

本当に「3人よれば文殊の知恵」じゃないけど、それより多いファンの力で解析が進められて来たところ、幾つかの事が明らかになって来たようです。

それ以外にも真下と右下はハルメアス・モラのマークに見えたり、左上の木のマークはアイレイドの扉に書かれている木によく似ていると言う指摘もあります。

そして、最初に触れた通り、今回のヒントアイテムには紅葉した落ち葉が同封されていたり、ステンドグラスにも4方に紅葉したような赤い樹木があります。これは何を意味するのか?

現段階では、ESOのアルドメリ/ウッドエルフのシナリオで触れる事になった「1つの場所に留まらず世界を旅する土地」と言われているファリネスティを意味しているのではないか? と言う意見が圧倒的に多い状態になっています。ファリネスティについてはUESPの記述を読んでみて下さい。

これを読んで思い出したけども、ファリネスティについて最初に読む事になったのは、古いTES本で帝国人のスコッティの冒険を書いた「火中に舞う」だったんだな…と。長いTESファンなら一度は聞いたであろうあの本の最後の宴会のシーンは、普通の人には受け入れ難いボズマー独特の食文化に触れられていて、衝撃を受けたものでしたw

TES本の名作が多いウォーヒン・ジャースの「火中に舞う」の日本語版を読みたい場合は、「Skyrim Lirbaray」さんで読ませて頂いて下さい。

しかし、既にウッドエルフの土地(ヴァレンウッド)には新しい場所を作る余地がなくて、しかし、ヴァレンウッドのすぐ上はスキングラードがある!

またUESPの記述を読むとファリネスティと言うのはかつてはアイレイドのもので、アイレイドがそれを取り戻そうとした事があったような事が書かれていました。

そして実際TES4でスキングラードを見ている自分から言わせてもらえば、スキングラードと言う場所は赤いカエデや紅葉した木々が並ぶ場所だった記憶もあります。やはり紅葉が美しいリフテンとも違って、リフテンは木造の建造物が多いけども、スキングラードは西洋風の石の建築物が並び、もう少し垢抜けた街でした。

しかし、じゃあ、ファーグレイブは? モラ様は? と言う部分については見当が付かない状態でもあって、どうであれ、これも来週のグローバル・イベントで少しは明かされる筈です。
 

1月11日に追記 公式Twitterより

 

余談: スキングラードの思い出

先述の通り、自分はTES4オブリビオンからTESをプレイしていて、TES4では実はスキングラードを拠点として活動しておりました。その為、スキングラードについては記憶が許す限り詳しいかもしれません。

スキングラードの街と言うのはシロディールの帝都から見れば西地帯の入り口で、クヴァッチやアンヴィル(ゴールドコースト)に行く途中の街で、オブリで主人公が買える家で最も高級な家があるように、シロでも高級住宅が並んだり、治安の良い街でした。そこを治めるのが実はジェイナス・ハシルドアと言うヴァンパイア伯爵で、この御仁がなかなか姿を見せないんだけども最強レベルの武勇を有した信望の厚い名君でした。シロディール中にオブリビオンの門が開きまくっていても、この街だけは難攻不落にさえ思える位w オブリでも好きなキャラとしてこのヴァンパイア伯爵の名前をあげる人は多かったように思います。

そしてこの街には2つの大きなワイン工房があって、タミカはオブリ限定のように他では名前は聞かなかったと思いますが、「スリリー」と言うワインとかブドウはTESシリーズで見ている筈で、そのスリリーのワイン工房があったのもこのスキングラードでした。

また近くにメリディアの祠があったり、(メリディアから支援を受けている)ウマリルを倒す為にペリナルの遺品を集めて「九大神の騎士」を再結成しようとする主人公の騎士団の拠点となった「九大神修道院」があったのもスキングラードの郊外でした。

実はTESシリーズで有名なスウィート・ロールの話しを初めて聞いたのもオブリのスキングラードの衛兵からだったように思います。衛兵が「ここにスウィート・ロールが美味しい店がある」と言うんだけども、それが一体どんなものなのか、ゲーム内の実物を見る為にはTES5のスカイリムを待たなくてはいけませんでした。

そして、最後に、今年のストーリーにはボズマー(ウッドエルフ)とスキングラードが絡んで来そうな有力な予想がありますが、スキングラードとウッドエルフの組み合わせと言えば、オブリビオンをプレイした人なら大抵グラアシアと言う酷い被害妄想に取り憑かれたウッドエルフを思い出すと思います。オブリビオンの中でも最も印象に残りやすい変人で、ZOSの制作側がこの組み合わせを知らないわけがない…とか。そのイースターエッグみたいなのが今年登場しないか… つい怖いもの見たさのような期待をしてしまったり…。(あとオブリのウッドエルフと言えば、通称「タマネギ」も異様に有名だったw フォロワーでもし出て来たらマジで笑う人は多いと思いますwww)

とにかく10月19日のグローバルイベントを楽しみにしていましょう。当サイトでもよほど緊急の用事が無い限り、この纏めを例年通り記事にする予定です。

Makoto

TESはOblivionから。ESOには”Gills J”で参戦。 音楽geek(Soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。ゲームは「英語がわかる」と言うだけで決して得意ではありません。既婚 強い分野: 音楽、Wordpress、車、ネットセキュリティ、誤字脱字

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