【TES6】スカイリムの次作開発は活発化していない? TES6を革新的にする為、新しいテクノロジーを探し続けるベセスダ(12/30更に追記)
TES6に関係するニュースが海外から幾つか来たので、TES6の開発は一体どうなってるの?と言う事について書きたいと思います。
欧米の場合、クリスマスは殆ど仕事はしないし、この頃に飛び込んで来るニュースと言うのは、新たに出て来た情報と言うより、何かを纏めた記事が多いのが普通です。
だから、今日、紹介する記事は、目新しい情報と言うより、今年のTES6の開発状況の纏め…と言った感じで読んだ方が良いように思います。
目次
現時点でのTES6の開発の現状を予想する記事
(TES6のニュース&アップデート: ベセスダは続編の開発は未だアクティブでない事を認め、新しいTES6は高度なAIと新しい技術をもたらす)
すごい長い題名の記事だけど、この記事元のサイトが面白くて、”University Herald”と言うアメリカや海外の主要大学にニュースを配信する事を目指してるサイトのようで、アメリカはITの優秀な専門学部がある大学(例えば、スタンフォード大学等)が沢山あるし、ゲーム業界はアメリカの経済分野から見てもスルーできないものであったり、だからゲームのネタとかでも普通にニュースになるようにも見えてます。
それで、このニュースは訳します。
未だ確認されていない「エルダースクロールズ6」は、ベセスダによるオープンワールドの象徴的なアクションRPGとしての次回作である。この次回作が既に制作段階にあるかどうかに関係なく、ファンは開発者達の反応を待ちわびて来た。
残念な事に、ベセスダは続編に取り組んでいる事を否定した。同社のピート・ハインズは、会社はTES6の準備は出来ておらず、他のプロジェクトで手一杯であった事を最近公表する事になった。
ベセスダは、未だ活動的なプロジェクトではない事を認めるNeurogadgetは、次作をベセスダが開発中かどうかに関係なく、ファンは公式のアナウンスを待つべきだとリポートした。しかし、ベセスダは、この件についてヒントを言ったりやコメントをしたわけでは無いので、実際に開発が起こっていないと言う大きな可能性がある。要するに、「エルダー・スクロールズ6」は未だ活動的なプロジェクトではないと言う事だ。
最近では、ハインズはあるTwitterの問いに対し、会社より公式に発表されていないゲームについてディスカッションするのは好まないと返す事になった。また、Twitterの反応に対し、ストーリーラインが固まり、ゲームとして殆ど完全な形になって開発されるまで、ベセスダはゲームのアナウンスはしないだろうと明らかにする事になった。これは、暫くの間、ベセスダからファンは何も聞く事が無いであろう事を意味しそうである。
GamingBoltによれば、開発者は、間もなくリリースされるであろうゲームについて、短期間のマーケティングを好むと言う。その為、次作の最終的な答えとして、いつその開発プランが始まるのか多くの疑問がある。ファンは現在、ベセスダからの公式発表を待つ必要がある事はわかっている。
高度なAIを搭載する予定の次作ベセスダは、既に2016年のE3のイベントにおいて「エルダー・スクロールズ6」には新しい技術を導入する事を表明しており、その為、ファンの次作に対する期待とは非常に高いものになっている。
Trusted Reviewによれば、「エルダー・スクロールズ6」はブラックマーシュ(アルゴニアン)のマップに関連付けられていて、更に高度なAIが搭載されてリリースされる可能性があると言う。このニュースにより、次作により多くの機能が搭載される事を多くのファンに期待させる事になった。
次作を未だ待たなくてはいけない間、「エルダー・スクロールズ5 :スペシャル・エディション」が更にエキサイティングなゲームになったと言う事で、ファンはそこに留まらなくてはいけない。次作の「エルダー・スクロールズ6」についてベセスダがまだ取り組んでいなかったとしても、ファンはそれを残念に思うべきではない。
(訳:管理人 Makoto)
自分のサイトで今まで伝えて来た事も多く含まれているものの、TES6の開発の現状がわかりやすい記事です。だからと言って、これが全部正しいか?と言えば、ベセスダからは何も発表が無い為に、こういう事も憶測の域を未だ出ていない事は理解する必要があります。
個人的な意見として、何度も書いて来てるけど、本当に予想外だったSkyrimのリマスターであるSEが来る事になって、それがTES6が出るまでのTESシリーズの延命措置にも見えたり。もしTES6がすぐ来るなら、SEを出したところで会社のリソースを無駄にするだけで、SEが出た時点で、TES6はまだ先になる…と宣言されたように思ってます。
トッド・ハワード氏が11月に語ったTES6の現状
それで、先月の23日、glixelと言う海外サイトに、トッド・ハワード氏のフル・インタビューが発表されました。
日本では、このインタビューから任天堂のスイッチに関係する部分だけが多く引用されていたけど、このインタビュー記事の最後にTES6に関係した部分がありました。
Q: あなた達は新しいエルダー・スクロールズのゲームを作っていますが、しかし、それがいつになるのか話してくれません。まずは他のゲームをおそらく見る事になりそうですか?
A: それは現段階では、大きく活動的なプロジェクトとは呼べないものだ。先行させなくてはいけない他の事もある。自分達のファンにとっては、それが大事である事はわかっているし、期待を抱かせる事には慎重でなくてはいけない。いつかは制作する事になるゲームだと言う事は確かだ。(訳:管理人 Makoto)
トッド・ハワード氏がこう言ってるから、現時点では、TES6が出るのは確かだけど、気を長くして待つ必要がありそうです。
余談だけど、Skyrimの迷言?の1つである衛兵が言う「膝に矢を…」。先日も、海外でもこのセリフは名言になっている事を書いたけども、このインタビュアーはトッド・ハワード氏にそれを聞いてました。「誰か会社のスタジオで膝でも痛い人が居たの?」とw
それは単なるジョークみたいなものさ。Emil Pagliaruloに感謝しなくてはね。これらの言葉は衛兵の為に書かれたけど、彼らは頻繁に行き来する人で、この膨大な会話を構築しなくてはいけなかった。自分達は、その会話を目立せるつもりはなかったけど、それだけがウケてしまったと言うだけさ。(訳:管理人 Makoto)
これが、膝に矢を…の名言が生まれた経緯だそうで。実は、前にこのインタビュー全文を訳そうか?とも思ったけど、何だか訳す暇なく来てしまいました。
TES6の開発スタジオはFO4のVR対応に集中していると伝える記事
そして、もう1つのTES6に関する記事。最初に紹介したUniversity Heraldも名前を出していたNeurogadgetの22日の最新記事です。
The Elder Scrolls 6 – New Technology Required
(エルダースクロールズ6 新しい技術が必須)
この記事が言う事では、現在、ベセスダの同じスタジオは、FO4のVR対応の方に焦点を当てているようです。そして、TES6の開発が進まない理由と言うか、開発が押し戻された理由は、開発チームはTES6を革新したいと考えていて、それに必要な新しい技術がまだ使えない…と言う事だそうです。
TES6の状況を伝える古い記事も書いた覚えがあるけど、一時、新しいゲーム・エンジンを採用する為にどこかから技術者を引っ張って来た噂もあって、TES6の開発が新しいシステムや技術導入に拘ってるのは決して嘘ではないように思えてます。
しかし、FO4のVR対応とか…SEでは、コンシューマー機をMODに対応させる事もベセスダはやってのけてきて、これは今後のゲーム業界で勝って行く為の足場を固めているようにも個人の視点では見えます。
だから、海外の多くのサイトの見解では、TES6が出るのはまだ結構先の話…と見てるところも多くて、自分達ファンも、SEやったり時にオンラインに行ったりで、時間を潰す必要もありそうです。
最近は、TESの公式Twitter(英語)を見ると、TESオンラインのネタばかりで、オンラインには未だかなり力を注いでいるように見えています。
12/26追記 2017年にTES6が出るかもしれない…と予想するアナリストの出現
今日、UKのGamesIndustry.bizと言うゲームの産業紙と言うか業界紙なのか、そこに2017年のゲーム業界の見通し…のような記事が出て、そこでアナリスト(Michael Pachter氏)が語った言葉が海外のゲームサイトの話題を集めてます。
What to expect in the games biz for 2017
The next Elder Scrolls installment comes out, the next Half Life installment does not. I think Bethesda is close, and think that Valve is not. However, I’d like to be half wrong on this one.
ゲーム用語が全然わからないんだけど、Valveってゲーム会社の事かな…(思い出した、これはSteamの親会社のゲーム会社)Valve(Half Life)は無いけど、ベセスダは近いんじゃないか、次のTES6は来るんじゃないか…と言う予測。I think…と書かれているから、あくまでもこの人の予測である事は読み取れますが…
ゲームサイトの多くが、「それは無いだろう…」と見解を見せていて、今からベセスダが全力投球しても幾らなんでも難しいだろう…と書いてるのもあるし、その前にベセスダは2本のゲームタイトルを抱えている…と書いてるものもあるし、一方で、FO4が出た時の事例をあげて、E3で発表になって僅か数ヶ月でFO4は発売された…とか、色々な見解が飛び交ってます。
しかし、最後の”I’d like to be half wrong on this one.”(これについては半分間違いであってほしい)…と言う一文が何を意味するのか?w
再び、来年のE3を待ちましょう…。
12/30追記: この2017年リリースを語ったアナリストへのピート・ハインズ氏の反論
Sorry @michaelpachter but you totally punted this one. You should listen to me (and Todd) more often. https://t.co/PBodzub2sv
— Pete Hines (@DCDeacon) December 27, 2016
訳: Michael Pachter氏、申し訳ないが、あなたはこれを完全にパントしている。時にもっと私(そしてトッド)の話を聞くべきです。
(”人の話もろくに聞きもせずに話を勝手に飛ばしてんじゃねーよ”と聞こえる By 訳者兼管理人)
↓ ↓ ↓ ↓
これを聞いてたファンからの反応、そのハインズ氏の答え
it isn't delayed. The studio has two other major projects they want to work on before they get to TES6
— Pete Hines (@DCDeacon) December 27, 2016
ファン:TES6はMMOを人々に強制する為に遅れてるわけではない事を願います。TESは、シングルプレイヤーの特権である筈です。
ハインズ: 遅れてるわけではないんだよ。そのスタジオは、他の2つの大きなプロジェクトを抱えていて、TES6に取り掛かる前にその仕事をしたいだけ。
6/19 追記 TES6に関係する最新記事を書きました。
翻訳お疲れ様です。この記事気になってました
FO4はクラフトにリソース割かれていたけど流石にTESの方は世界と探索に力を入れて欲しいですねえ
新しいエンジンで何が出来るようになるのか、あとブラックマーシュ単体は良くも悪くも癖があるような…
星のkbtitさんへ
お気遣い、ありがとうございます。
舞台については、ブラックマーシュ説とSkyrimが作られる時も舞台候補としてあったサマーセット諸島説があるようで(サルモールのその後に決着が付いてない事が理由だと思いますが)、確かにブラックマーシュの文化は、ESOで見る限り湿地が多そうでかなりクセがありますよね。スカイリムで散々雪を見たと思ったら、今度は羽虫がブンブン飛んでそうな湿地だらけ…とかw
どこに転ぶにしろ、本当に冒険とシナリオには力を注いで欲しいですよね。
今更ですが翻訳ありがとうございます
今すぐにでも遊びたい気分ですが叶わぬ願いなので、発売が遅れるほどグラも良くなるしVRもこなれてくるかな、とポジティブに考えるしかないですね・・・
しかしFO4では主人公が喋ったり、結構な最適化不足も感じたのでそこらへんの不安はありますが。
日本人ユーザーとしてはタカハシの翻訳という壁があるのも悲しいです
月のkbtitさんへ
お気遣い、ありがとうございます。
VRの件に関しては、今、Bethesdaの親会社であるゼニマックスはFaceBookと知的所有権について裁判やってますよね。
日本のBethesdaは確かにファンへのフォローが薄い感じが…w PC版やってる人は英語のサポートの方に行くのに慣れてる人も居るけど、PS4等のコンシューマー版のファンの場合、SEのアップデートの度に何がアップデートされたのかもわからずに困ってる人も見受ける事もあります。たまにそれに噛みつきに掛かってるファンも居るし、その気持もわかる気も…
色々な技術を吸い上げて、TES6は良いものになって欲しいですね。