【TESオンライン】「オブリビオンの門」続報: ESOの公式ストリーマー達にライランス(ESOの有名ドレモラ)名義の手紙と謎アイテムがZOSから届く…これを皆で推理しろ?

既にサブサイトの方では伝えていたものの、アメリカ大統領の就任式の翌日に予定されていたESOのグローバルイベントは「ZOSのスタッフの安全」の理由により延期になり、1月27日に予定に変わりました。ZOS本社が非常にワシントンD.C.に近いと言う事で、先日、大統領確定の議会にトランプ派の人たちが乱入し5人の人が亡くなると言う事もありました。

そして、変更になった1月27日(水)グローバルイベントは、アメリカとの時差の関係で日本時間では早朝から開催される予定で、それでも日本語公式がそのミラー中継もしてくれると言う事なので楽しみにしたいと思います。(日本語公式のミラーライブは午前6時半からです)

それでこのグローバルイベントの日が来れば、ESOの今年1年の「オブリビオンの門」について色々な事が明かされる予定で、しかし、既にそれに関係する気になる幾つかの話題も出て来る事になりました。伝えるのが遅くなってしまったけども、「オブリビオンの門」の続報としてそれを伝えたいと思います。

年末年始にESOの公式ストリーマー達に向けて、謎の手紙とアイテムがZOSより届く

 
「オブリビオンの門」のトレーラーにオルシニウムに登場した「「鋭い矢のエヴェリ」らしきウッドエルフが登場した事から、彼女がこのシナリオのどこかで関わって来そうな事は多くのファンが既に知っている事と思います。

 

その後もエヴェリ以外にESOの今年のシナリオに関わって来るNPC達の予測が殆ど願望に近いかたちでファンの中で行われて来る事になりました。

それで、この年末年始、ESOの公式ストリーマー(Twitch)を中心にZOSの方から”謎なもの”が送られる…と言う事があったようです。自分が所属するギルドのギルマスもESOの公式ストリーマーなんで、そのTweetをお借りします。

コインのような何かの紋章のようなものが1枚と手紙が1枚。そして、この手紙の差出人はライランス!!
 

ドレモラでありながらESOの幾つかのストーリーに関わって来たライランスからの手紙

これは帝都監獄のダンジョンでのライランスの写真だけども、彼女はコールドハーバーにも居たし、もう一箇所位どこかに登場したような…シャドウフェンか。どうであれ、彼女はドレモラの中で一番ESOの中で出会う人で、時に主人公は彼女に利用されたり、利害の一致で協力してくれる事もあったし、他のドレモラとは一線を画す存でした。

それで、この手紙に何だと書いてあるかと言えば…

可愛き定命の者よ

この手紙に添えられたコインは、目覚める炎の秩序に関する重要な何かを記す3つのディスクのようなものの一つです。私がそれを手に入れたカルト信者はそれをもう必要とはしておらず、近い将来をあなたを助けるかもしれません。彫られた表面にカルト教団の隠された活動の手掛かりがあるかもしれないと思うので、コインを調べて下さい。時が来たら、私はあなたを呼ぶ事になるでしょう。

事はやがて起こり、私は定命の者の手を必要としています。準備はできている。

ライランス (訳: 管理人)

(自分の訳だから、彼女の口調のイメージを外していたらスミマセン)

コインを調べろ!?

こういう手紙とアイテムがZOSの公式ストリーマーに送られた…と言う事は、実況を通して皆でこれを推理しろ…と言うZOSの計らいもあるように思えています。

 

このコイン(ディスク)の裏表が示すもの…

しかし…このコインの片面、オブリビオンをプレイした事がある自分にも分かるものがあります。

深淵の暁のシンボルマーク

ギルマスのTweetにある右下の写真。太陽が登っているようなマークがあるけども、これはTES4オブリビオンでセプティム7世をオープニングで暗殺してくれたり、デイゴンを帝都に召喚する為に暗躍した「深淵の暁」のマーク。やっぱりデイゴンが来るなら、コイツらも絡んで来るんだな…と。

実は「深淵の暁」の名残はTES5スカイリムのクエストでも登場していて、ドーンスターの街に「深淵の暁の信者の末裔だ」と名乗るサイラスと言う男が居て、その男から先祖から受け継いだデイゴンと深淵の暁に関係する遺物を飾る博物館を作る手伝いをしてほしいと頼まれるクエストがありました。このクエストでもデイゴン像とドレモラを拝む事が出来ました。


しかし、もう片方のヤギのようなドラゴンのようなマークについてもわからないし、当然、そこに刻まれている文字も。そしたら年末にTES最老舗WIKIのUESPの達人達がその解析に走ってくれた。UESPによれば

暁のマークの面:
上部: メエルーンズ・デイゴン
下部: 破壊・変化・野心(destruction change ambition)

ヤギの顔の面:
上部: 野心・知識・自由(ambitions knowledge freedom)
下部: 知恵・活力・冒険(wisdom energy adventure)

実はコインの文字はデイドラ・アルファベットで書かれていて、UESPにそのアルファベットの一覧があるけど、これを書く方も読む方も凄すぎるw

このデイドラ・アルファベット言うのは、既にTES4のオブリビオンの時に登場して、このO(オー)にあたるアルファベットがオブリビオンのイメージに使われる事になりました。

UESPによれば97年に発売になったバトルスパイアと言うTESのスピンオフ作品で、このデイドラ文字が最初に使われたとあります。TES3では既にデイドラ文字はかなり頻繁に見かける文字になっていたらしく、後にベセスダ・ゲーム・スタジオはTES5でドラゴン文字まで作る事になります(因みにESOを作っているのはベセスダ・ゲーム・スタジオではなく、同じゼニマックス傘下のMMO部隊であるゼニマックス・オンライン・スタジオ)

それで、このコインに書かれたデイゴンの名前以外の各3つの単語。それもUESPが推理してくれているんだけど、これはデイゴンの仕える3つのドレモラ族のクランを指すのではないか?と言う事。まだこれは憶測の粋を出ないと言う事も付け加えられていました。

Shardai(シャーダイ)、Xivilai(ズヴィライ)、Dremora(ドレモラ)…これがデイゴンに仕える3つのクランのようで、それぞれが違う特徴を持っているらしく、この中でもドレモラが一番美的探求心とか芸術に熱心…と言うUESPの言葉もありました。シャーダイと言う部族はわからないんだけども、TES4をプレイしているなら、ドレモラがいつもきちんと鎧やローブを着ているのに対し、ズヴィライは短い腰巻きみたいのを一枚付けているだけの野蛮なイメージは確かにありましたw

これらのデイゴンの下僕のクランについて知りたい場合は、英語だけどもUESPが各クランのロアページのリンク集をTweetしてくれているので訪ねてみて下さい。

そしてライランスの手紙の一番下にあるマークだけど、ライランスはドレモラであってもモラグバルに仕えるFoolkillers(これ日本語版だとフールキラーズ?)と言うクランの生き残りで、彼女の一族の殆どはデスブリンガー族と言うクランに壊滅されていて、このマークは彼女のクランのものなのか? Foolkillersと言うクランの名前もすごいけど「愚か者キラー」 殺されないように気を付けましょうw

しかし、モラグバルの門徒であるライランスが、デイゴンの話にどう絡んで来るのか非常に興味深いものです。

 
そしてESOの英語公式フォーラムでもファンも色々な推測をしています。

スレッド後半で一番話題になっているのは、ヤギの顔にも別の顔にも見れるコイン面の絵で、コウモリにも見えるから吸血鬼に関係するんじゃないか…と言う人もいれば、レイスに見える人もいるし、見方によって色々なものが想像出来るようです。

自分にはドラゴンの顔に見えたり…と言うか、ESOの時代の300年後にいよいよタイバー・セプティプ(タロス)がタムリエル統一に動き出すけども、実はESOの南エルスウェアで一緒に味方として戦ったナーファーラール(ドラゴン)は、タイバー・セプティムの味方として戦い「帝国の赤い宝石」と呼ばれ、タムリエル統一に力を貸す事になります。

南エルスウェア後のナーファーラールの事については、一昨年サブサイトの方に書いたナーファーラールの伝承の記事を読んでみて下さい。

しかし、自らの意志で人間と与するドラゴンだから、デイゴンのコインに描かれる事なんて無いか…と思ったり、単にシロディールが今年のESOの舞台になると言う事でナーファーラールを思い出してしまいました。

そして、ファンの面白い投稿とすれば、シロディールの三旗戦争がデイゴンの3種族戦争に置き換わる…とか殆どジョークで言っている人も居るし、すごい込んだ想定を書いていたファンに対して「ZOSがそこまで手の込んだ話を考えるとは想像しがたい…」とか書いている人がいて、申し訳ないけど笑ってしまった…w TESの伝承ファンは自分も含めてなかなか辛辣ですw

どうであれ、1月27日のクローバル・イベントでは更に色々な事がわかるだろうし、それを楽しみに待ちたいと思います。

 

今年はチャンピオンポイント・システムのリワークがあるかもしれない?

 
話は変わって、今年のESOの新システムの予想について。今年は既に昨年末のマット・フィラー氏の言葉にあったように、新システムよりパフォーマンスの改善と安定を優先すると言う事で、去年のような新システムが沢山導入される事は無いかもしれません。去年は「アンティーク(古遺物)システム」と多くの人の荷持整理に役立ったであろう「スティッカーブック」と言う大きな要素がESOに加わる事になりました。

それでも今年も少しは何かあるだろうと考える人も多くて、これは実はESOのクラス代表のAlcast氏が言っている事で、これもまだ未確認…と言う前置きがあるものの、チャンピオンポイント・システムのリワークがあるのではないか? と彼は予測をしています。

自分もこれを聞いてすごい思いあたる節があって、一昨年の終わりか去年の始め頃に新しいチャンピオン・システムの構想に着手していると言う話をZOSのスタッフがしていて、しかし「それが変わるのは今年(2020年)ではない」とも当時は強調していました。

今まで主要な戦闘知識のあるファンから、そろそろチャンピオンシステムを見直した方がいい…と話がかなりあって(例えば、DCのFengrush氏)、その戦闘計算がサーバーに負荷を掛ける…とか、その他、自分位の(ダサい)レベルでも最近は究極で挑む…とかで無ければ、PvPもPvEもチャンピオンポイントを振り直しをせずに使っているし(要するに適当に振っててもOKと言う意味)、一方でPC無しのキャンペーンに参加する人たちからは、いかにそれが戦闘に邪魔なものなのか(特に防御面)…とか色々な意見がありました。

どんな形でチャンピオンシステムが再構築されるかは現段階では全然わからないけども、一部ではそろそろのこの再構築が来る予感は確かにありました。

そして、先日、多分今年最初のDLCと共に来る予定のアップデート29で、あるバグ修正の為に全員がスキルリセットが来るであろう事を公式の話を交えて書く事にもなりました。

これが引っかかって仕方ないんだけども、チャンピオンシステムを刷新する前にこういう事をするか? とか、それとも、それを刷新する前に何かをキレイに修正しておく必要があるのか? とか。しかし、このスキルリセットの本当の目的は、マルカルスのアップデート28から続くウェアウルフのスキルポイントの問題調査で発覚した「プレイヤーの中で多くスキルポイントを貰っていたる人が居る」と言う修正の為です。詳しい事は上記の記事を読んでみて下さい。

以上が、最近のオブリビオンの門の話題になりますが、毎年ESOの1月の新章発表の前と言うのは、ロアが好きなファンにとっては楽しい推理や妄想の時間でもあって、戦闘好きな人にとってもどんな方向にESOの戦闘システムが進むのかを予測したりする時間だったりもします。27日を楽しみにしたいと思います。

Makoto

TESはOblivionから。ESOには”Gills J”で参戦。 音楽geek(Soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。ゲームは「英語がわかる」と言うだけで決して得意ではありません。既婚 強い分野: 音楽、Wordpress、車、ネットセキュリティ、誤字脱字

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