【TESオンライン】7月28日(木)よりPvPイベント「ホワイトストレークの騒乱」(旧名:年央の騒乱)がスタート 今年の年央で注意する事 7/27 追記あり
今年2度目のPvPイベント「ホワイトストレークの騒乱」(旧名: 年央の騒乱)のイベントが7月28日(木)よりスタートします。最近は、PvEとPvPの戦闘の差と言うのが大きくなって来ていて、今日はこのイベントの簡単な説明(既にPvPのベテラン組には必要無いとは思うものの)と、特に今年の年央期間のシロディールに準備しておいた方が良いと思われる事をシロディール5年歴の経験(現在も現役)から説明して行きたいと思っています。
目次
2022年夏の「年央の騒乱」について
その内に日本語公式からも翻訳記事が来ると思っているけども、以下が英語公式記事です。翻訳記事が来たら置き換えておきます。
📃 Dominate Your Rivals And Earn Unique Rewards During The Whitestrake’s Mayhem PVP Event
7/27追記 やっと日本語公式から翻訳記事が来ました。
イベント開催期間
7月28日(木)午後11時 ~ 8月9日(火)午後11時
イベントのスタートの仕方
既に「年央の騒乱」のイベントに何度か参加していて、「ペリナルの勇猛の巻物」を貰っている人はスタータークエストを省略出来るけども、以前の巻物を処分してしまっていたり、初めて「年央の騒乱」のイベントに参加する人は、このスタータークエストを完了させてペリナルの巻物をもらって下さい。
いつも通りクラウンストアからスターターイベントを貰い、シロディールの各陣営の最初の門か首都のバトルグラウンドのテントの所に居る「説教師マエラ」に会いに行きます。
そこで彼女の話を聞いて、近くにある盃を飲む事でクエストは完了するはずです。この巻物を貰う時、年央の報酬箱も一緒に貰えます。
※ 万が一イベント中に巻物を失くしてもマエラから100Gか100APで買い直す事が出来ます。ただ、今までのペリナルの巻物は、クイックスロットで他の経験値ブーストアイテムと違って「道具」の所には置けないようです…。
7/27追記: この巻物が新しいクイックスロットの「道具」に登録できない事について、ZOSのケヴィンさんは「すぐには対処できないかもしれないけど、開発チームにはこの解決を報告した」とのこと。
「ペリナルの勇猛の巻物」について
まだこのイベントはスタートしていない為、前に貰った(数年使ってるもの)の巻物で説明します。
上の写真の説明を読んでもらってわかる通り、この巻物を使う事で、
- PvPゾーン(シロディール、バトルグラウンド、インペリアルシティ)で得れる経験値を2倍
- シロディールとバトルグラウンドから得れる同盟ポイント(AP/Alliance points)を2倍
- 有効時間は2時間
- 有効時間が切れた時や、切れそうな時に再度使えば、効果を一日じゅう継続させる事が出来ます
特に同盟ポイントに関しては、この巻物を使っている時と使っていない時とでは大きな違いを作る為、同盟ポイントを多くもらって困る人は居ないだろうし、忘れずに使って下さい。イベント期間は、親切な仲間がこの巻物を使い忘れないようにチャットで度々言ってくれるので、それを見たら有効時間が残っていても使って有効時間を更新して行きましょう。有効時間が残っていても使う事が出来ます。
ペリナルの報酬箱がもらえるアクティビティ
そしてこの年央の騒乱期間はPvPゾーンでデイリークエストをする事で「ペリナルの年央恩恵箱」と言うこの期間限定のプレゼントボックスが漏れなく付いて来ます。その報酬箱が貰えるクエストは以下のようになっています。
- バトルマスター・リヴィンから受領可能なバトルグラウンドのクエスト
- シロディールの偵察、戦闘、前線、征服ミッション
- シロディールの星霜の書の獲得、再獲得のクエスト
- シロディールのヴラスタルス、ブルーマ、クロップスフォード、シェイディンハル、コロールの街のクエスト
- インペリアルシティのデイリークエスト
その他、シロディールでは仲間と一緒に砦を取ったり、戦闘を繰り返して行くだけでデイリークエストをしなくても普通のシロディールの報酬箱がゲーム内メールで度々届きます。それにもペリナルの報酬箱は付いて来るので、この報酬箱が沢山欲しい人は、シロディールで長く活動する事もおすすめします。
ペリナルの報酬箱から得れるアイテム
ペリナルの報酬箱には以下のアイテムが入っている事があります。しかし、何が入っているかは全くのランダムで、一覧のどれかが入っている…と言う感じです。
- テルバー・ストーンの小包
- シロディールの壁、ドア、攻城兵器の修理材
- 魂石
- 錬金術の材料
- 各同盟の武具作成に必要なのスタイル素材
- アカヴィリの武具作成に必要なスタイル素材
- コールドハーバーの攻城兵器(氷炎バリスタ、トレビュシェット、氷球トレビュシェット)
- ホワイトスレークの騒乱の家具として使える本(ペリナルの物語の1~8巻)
- 同盟の前線キャンプ
- 同盟の防具のモチーフの章(全モチーフを獲得できる可能性あり)
- ルーンストーンのハケイジョ
- アカヴィリの防具のモチーフの章(全モチーフを獲得できる可能性あり)
- 変性晶石
- Battle-Scarre(戦闘による傷)のボディと顔のマーキング(後述)
個人的に本当に有り難いのは現在ギルドストアでも高額で取引されているルーンストーンの「ハケイジョ」が出て来る事で、普通はハケイジョは帝都の商人からテルバーストーンで購入するか、ギルドストアで誰かが売り出したものを買うしかありません。特に最近のギルドストアではかなり高騰が続いている1つで、現時点では1つ6万ゴールドから8万ゴールドくらいで取引されています(昔は2万ゴールドもしない時もあったのに…)。しかし、年央の騒乱の報酬のお陰で自分は「ハケイジョ」は一度も買った事が無いし、いつも50個位のストックが出来ています。
また気を付けなくてはいけないのは、この報酬箱から氷炎バリスタやトレビュシェットと言う高威力の攻城兵器がバラ撒かれる事で、氷炎バリスタに撃たれれば、耐性にも依るけども6000~8000位のダメージが継続ダメージとして毎秒入って来るし(3回)、氷球トレビュシェットは一度きりの攻撃だけども当たれば耐性が低くHPが2万台の人なら一撃死する可能性があります。
特に氷炎バリスタは、耐久が良くないけども、対人でも大きなダメージを期待できるし、殊に敵の攻城兵器を壊す威力はナンバーワンです。敵が攻城兵器を展開した時は、このバリスタを使って相手の攻城兵器を壊しましょう。一緒に報酬箱に入っている可能性がある攻城兵器の修理アイテムで度々修理しながら使えば、長く使える場合もあります。氷炎バリスタは対物では威力が低いので、壁やドアを攻撃する時は、氷炎か氷球トレビュシェットを使います。
ペリナルの騒乱のレア報酬
日本語公式からなかなか翻訳記事が来ない為、英語名も交えて書いてしまいますが、今回の報酬の目玉として幾つかの新しいアイテムもあります。
前々回の年央の騒乱の時より、帝都から落ちる年央の衣装スタイルや報酬箱からのタトゥーのドロップ率がすこぶる悪い事が指摘されて来て、今年はどうなのか少し心配にもなります。殊にハウス・デュフォートのスタイルはかなり良い重装タイプのスタイルで、イベントチケットでも支配人のところで交換が可能です。
その他、年央のイベント中の特典
このイベント期間はシロディールで得れる「クラフト素材」も2倍になります。
実はシロディーラーの多くは、先を急いだり、また敵が潜んでいそうな場所で悠長にクラフト素材とか収集していると、後ろからガンカーからの痛い攻撃が飛んで来たりする事もあるので、多くの人がクラフト素材はスルーしてまう事が多いのが実情です。
このシロディールでの「クラフト素材スルー」も誰かが言い出した事ではなく、多くのプレイヤーの経験でスルーする事がメジャーになって行ったと思うし、多くの人がそれで痛い目にあった…と言う裏返しなのかもしれませんw 自分も当然そういう経験がありますwww
しかし、シロディールでは死んでもプレイヤーは何も奪われないし失わないし、死んだら近くの砦や基地で生き返ればいいや…とか開き直って多くの人がスルーするクラフト素材を集めるのも「アリ」とは思っています。
また年央の期間、週末限定のアクセサリーやモンスターセットを売り出してくれる金色ネコの姉さんのショップは、全てPvP装備のアクセサリーになります。その為、揃え損ねているPvP装備の金色アクセを集める良い機会にもなります。ZOSが言う事では、年央期間の最初の週末はネックレスで、次の週末は指輪になります。
裏話をすると、この金色ネコのアバダロ姉さんはパクトの敷地で発狂する事があって、ちゃんとしたコメントを覚えてないんだけども「よくも○○を殺してくれたわねぇ…」とかすっごい怖い声で唸っている時があるwww これはクエストの自分の選択によって言われている事なのか、それともパクト全体に言われている事なのか未だにわからないし、自分は正直にこの姉さんが怖いですwww 今度言われたら書き留めておきますw
このイベントから得れるイベントチケット
このイベントでは一日最大3枚のイベント・チケットが獲得可能です。
- シロディールまたはバトルグランドのデイリーイベントから2枚
- 帝都(インペリアル・シティ)のデイリーから1枚
イベント期間を通して、合計で最高39枚のイベントチケットとなります。
支配人のところで交換できるアイテム(追記あり)
年央のイベント期間、支配人の所では帝都でしか拾えないアイテムを含んで色々なものに交換が出来ます。
そして、今回のイベントからペットの変身アイテムが第3弾のダガーフォール・パラディンのコスチュームに切り替わり、今回は最初の断片アイテムしか入手出来ないけども、9月に予定されている2つのイベントで残りの2つの断片が入って「完成」と言う形になると思っています。
- グループ修理キット
- HouseDufort Bannere(ハウス・デュフォート・バナーのスタイルページ)
- Battle-Scarre(戦闘による傷)のボディと顔のマーキング
- ベテランの栄光福袋(現在所有していない、過去の「年央の騒乱」イベントのコレクションが入っている)
- ※追記 ベテランの栄光福袋に入っている可能性があるもの(持っているものは出ない)
- 第2軍団のスタイルページ(Second Legion Style Pages)
- 第零軍団のスタイルページ(Legion Zero Style Pages)
- 第零軍団護衛隊のスタイルページ(Legion Zero Vigiles Pages)
- エボンスティール騎士のスタイルページ(Ebonsteel Armor Pages)
- ブラックドレイクのフェイスまたはボディのタトゥー(Black Drake’s Body or Face Markings)
- 各陣営の旗手の感情表現(one for each alliance: Standard-Bearer Emotes)
- 各陣営の杖と盾 合計6種(Standard-Bearer Staves and Shields)
- コンパニオンのギルド表彰(コンパニオンのギルドスキルを上げるアイテム)
- ペット「ソウルファイア・ドラゴンの幻」の断片
- 聖なる砂時計の器
- 照らされたドラゴンの巻物
- クヴァッチの香炉
- Daggerfall Paladin(ダガーフォールパラディン)のコスチュームの最初の断片
- Blessed Rubedite Metal Enamel(祝福されたルベダイト金属のエナメルと言う意味)
前回までのペット変化アイテムである金色のグリフォンの騎乗を取り損ねた人は、多分、年末に全ての変化の断片を揃えられるチャンスがあると思うので、その時を待ってみて下さい。
そして、第3弾のダガーフォール・パラディンのコスチュームには既にあまり良い反応が無くて、英語公式フォーラムでもそれについてのスレッドが立っています(www)
「ダガーフォールパラディンのコスチュームは酷いと誰かが言うべきでした」
日本語訳するとこういうスレッドの題名で、実際にこれをPTSで見た人からも色々な反応があるし(後ろ姿も酷いとかw)、「なんでよりにもよってこういう赤なのか?」とか、ESOプラス会員に入っている人はコスチュームの色を変えられるけど(いつも通りなら)、そのままルベダイトの色と言う感じで、そもそも自分がESOを始めた頃、なんで一番良い金属の筈のルベダイトが赤なんだろう…とか、普通ならもっと威厳のある色やクールな色にしてほしかった…と思った事もありましたw
今年の年央の騒乱で気を付けなくてはいけない事(普段PvPをしない人へのアドバイス)
そして、話は変わって、PvPを普段やらない人の為にシロディールの戦いに参加する為のアドバイスを書いておきます。
今年の夏の年央の騒乱は、多分、今までの年央の騒乱と比較しても敵の攻撃を防ぐのが難しい…と言う点で戦闘がシビアになる可能性があります。既にベテランの人でも防御的な事では苦戦する事も多くて、「大ダメージの攻撃は非常に簡単、しかし防御は難しすぎる(its very easy for offence, but too hard for defence)」とさえ言われいます。
それで、現在、特にシロディールで必要と言われている仕様は以下のようになっています。
- HPは30,000~35,000(食べ物や飲み物込みでOK)
- 出来れば耐性は(バフとか込みで)26,000
- 鎧の特性「貫通不可」の数値を2000以上にしておく
- 出来れば特に集団戦では、バフの回避(強)を使えるようにしておく(アビリティorセット装備)
- 極力、除去系アビリティやセットを使わない(理由は疫病爆発の説明で後述します)
ベテランのPvPerやビルドによってはこの限りではないけども、現在のシロディールでは、非常に危険な攻撃が多い事と、特に年央の騒乱時はどの陣営も人口に鍵が掛かって集団戦が多発する環境なので、最低でも上の条件を満たす事が出来れば安心です。
今、シロディールにある攻撃の中でも最も危険な1つはネクロボンブと言うもので、ネクロボンブって何? と言う人は、🎥 こちらの動画を見させてもらって下さい。5-6人のグループで同じような事をやっている小~中グループも沢山あるし、こういう攻撃がウソでなく連続して来る可能性があるのが今のシロディールの側面の1つです。
闇の収束を使って集団を中央に集めて、ネクロのアルティメットの「氷の巨像」を使います。これは範囲攻撃ではあるものの、それだけでは終わらず、この集団の1人が死ぬ事で「残忍な死」や「オカルトオーバーロード」が発動して更に大爆発が起きて、自分が知っている限りではHP5万のタンクでさえ一撃死する事があります。一瞬で団体が壊滅する可能性がある非常に危険な攻撃です。(ネクロボンブから仲間を救える回復が出来るソロヒーラーはかなり限られていて、しかし、2-3人が同時に死んで複数の爆発が起きた場合は自分でも手に負えない事があります)
特に1人死んだ事で更なる大爆発が起こる事について、覚えておいてほしい事は、PvPでのボンブ装備や技として悪名高い「残忍な死」「疫病爆発」「オカルトオーバーロード」は、
「死ななければ大爆発は起きない」と言う事です。
どんな事をしたって避けれない死と言うのもシロディールには沢山あるし、絶対死ぬな…とは言うつもりは全く無いんだけども(ベテランでも判断ミスや集中攻撃で簡単に死ねるのがPvP)しかし、少しの注意で避けられる場合もあるので、その注意を書いておきます。
PvPにはPvEには無い制限がある
既に多くの人は知っていると思うけども、PvPにはPvEとは違うかなり大きな制限があります。
自分達PvPerにとっては、これは当たり前になっている制限で、簡単に言ってしまえば、被ダメ、ダメシの強度、被回復、体力再生が殆ど50%低下します。
被ダメや被回復とか分かりづらいかもしれないけど、単純に自分の攻撃のダメージ、受けるダメージ、回復も全て半減する…と思っていてもらっていいし、ダメシもPvEほどアテにはなりません。
そして、こういう被ダメ50%と言う環境で戦っていても今のシロディールでは1万を超えるプレイヤーからのダメージは普通にあるし、同時に被回復55%低下と言う事で回復してもPvEのようにHPは回復されないし、その為、PvEとは違う考え方をして行かなくてはいけません。PvE的に考えれば、エルスウェアに居るドラゴン(本当はプレイヤー)がそこら中に居る位のダメージがシロには転がっている…と思ってて貰っていい位です。
現在のシロディールで必要HPは3万から3万5千
PvE専から見れば、3万以上のHPはタンクのものだ…と思ってしまうかもしれないけども、今のシロディールは爆発を起こすものが多すぎて、それに対処すると最低でも3万のHPが必要と言われています。正直に、時に3万でも足りなく感じる事も多くて、4万前後のHPがあるプレイヤーも結構います。既に80%から90%のシロディーラー達は3万以上のHPで走っているし、それ以外の10%と言うのは、このお約束を知らないか、ベテランのボンバーやガンカー等の特殊なビルドの人たちです。
HPが低い事の顕著な弊害は、死にやすいと言う事だけではなく、HPが低いプレイヤーは優先的に敵に狙われる事です。HPが低い殺しやすい人を狙えば、そこから大爆発が起きて、周りの敵友軍の大勢を殺す事はずっと簡単になります。
この2つの写真を見てほしいけど、両方がアルドメリとカバナントの最強系ギルドと言われているボールグループです。写真の数字が小さくて見えづらいけども、写真拡大して見て下さい。
上の方に赤い印を付けてある彼らのHP。両方が4万に近いHPを持っているし(自分はプライムタイムでこういうグループと戦い続けています!)、だから、最もビルドが練られている最強系と呼ばれるグループのHPの高さを見ても、HPの高さが今のシロディールで非常に重要な事かわかると思うし、今のシロディールがタンク以外のPvEと同じような低いHPでは通用しない事は一目瞭然だと思います。これらのグループにPvPに慣れていない人が近づいたらグループの連携技で一瞬で殺されると思うし、慣れている人とて何度か死にながら決着を付けるのに数十分以上の戦いになったりする事も普通にありますwww シロディールでも本当の意味でのエンドコンテンツと言うべき戦いです。
(実はこのアルドメリのグループには自分がボールグループとの戦い方を学んだ恩師が居て、自分はパクトから出た事が無いんだけども、師匠は今は古巣のアルドメリに戻っていて、アルドメリでも最も古いPvPerのお一人です。カバナントの最強系グループも元はパクトのロイヤリストグループで、自分がかつて「パクトイズム???」を学んだ大先輩達が所属していますw)
今のシロディールでは耐性も大事
PvEでは攻撃力を高くする為に耐性も犠牲にして受けるダメージはヒーラー任せでもOKな場合もあるけども、PvPではギルドでちゃんとヒーラーをにそろえて来られるグループ(主にボールグループ)以外、安定した数のヒーラーが居るとは限りません(1人で10人から15人を回復しなくてはいけないような事さえあります)。
その為、現在、そういうソロやPugで活動する人たちは、バフ込み込みで2万6000位の耐性が最低でも必要だと言われていて、多くの人が重装を組み込んでいたりもしています。当然のように自分を回復できるアビリティ等もビルドに必ず組み込んでおいて下さい。
因みに現在の耐性のキャップは3万3千と言われていて、耐性の計算は色々と複雑なんだけども、上限3万3千の耐性でダメージを約50%カットすると言われています。660ごとに耐性のカット率が1%増えると思って下さい。
依然「貫通不可」は大事
シロディールでは依然、鎧特性の「貫通不可」(クリティカル耐性)は大事と言われています。ボンバーの中にはクリティカル率やクリティカルダメージを上げる装備やバフを使っている人達も沢山いるので、PvPの殆どの人がだいたい合計で2000から3000の「貫通不可」の数値を盛っている筈です。
貫通不可は鎧特性だけではなく、一部の装備のプロックセットでもそれを得れる場合があるし、チャンピオンポイントの中にもそれを上げてくれる星があるので、それを上手く組み合わせたりして、クリティカルによる不用意なダメージを防いで下さい。
チャンピオンは防御系に多く振っておく
普段、PvEでダメージディーラー(DPS)をやっている人は特に青いチャンピオンの所は攻撃系にポイントを振っている人が多いと思うけども、PvPに慣れていない人の場合は、トドメを刺せなくても仲間と一緒に敵を攻撃する事で「攻撃補助」と言う形でも同盟ポイントの獲得は可能なので、敵に大ダメージを与えるのはベテランの仲間に任せて、まずは死なない事に専念する事の方が大事に思えています。(当然、回復や仲間をバフしてくれるサポート要員も大いに歓迎です)
その為にチャンピオンの星も防御系に振っておく事を勧めるし(シロディールでも氷の杖は人気です)、HPが上がる星を優先したり、シロディールでは多くの状態異常の環境に置かれる事が多いものの今は疫病爆発セットの蔓延で状態異常は迂闊に解除できない為、状態異常になった時に何かしたら恩恵があるような星をアビリティバーに入れておく事もおすすめします。
※ チャンピオンをいちいち変えるのは面倒と言う人は、今はArmory(武装)システムがESOでは利用可能で、誰もが2つのセットを無料で登録出来るから、セットを登録しておく為のアドオンを使わなくても便利です。武装台には、セット装備、アビリティ、チャンピオン、薬や攻城兵器をセットしておくクイックスロットのホイール、吸血鬼やウェアウルフの呪いの有無、ムンダスストーン(実はリスタイルまで)を登録しておけるから、殊にPvP用のビルドの切り替えではこれが重宝する筈です。
シロディールにあると便利なバフ
これは人によっては色々あると思うけども、現在、シロディールは「バーストダメージの時代」と言われながら、敵グループの多くの攻撃は未だAoEが非常に多くて、その為、AoEダメージを20%軽減してくれる回避/Evasion(強)のバフがあるとかなり重宝する筈です。特にボールグループやネクロボンブと戦う時はこれらがあると生存率が変わる可能性があります(自分は現在使っていないけども、直接攻撃系のパートナーは使っています)
これを一番簡単に使えるのは、中装のスキルラインにある名前もそのままの「回避のアビリティ」を使う事で、しかし、それを使うタイミングが難しいと言う人は、セット装備に付いているものもあります。
- サマーセットのフィールドで拾える「闇の気品」(ダメージを受けると発動10秒間)
- クラフト可能装備「ヒスト樹皮」(防御している間)
- シロディール装備「レキのフォーカス」(いつでも。しかし、自分が使うAoEダメージも5%減る)
- クラフト可能装備「霊なる瞳」(マジカアビリティを唱えると30秒有効。クールダウンも30秒だからほぼいつでも発動)
最近の派手な効果が付いている装備と比較するとすごく地味な感じがするけども、これは先述の現在アドメリのボールグループで活動している師匠さえ推奨している装備です。特にクラフト装備で軽装・中装・重装でも作れる「霊なる瞳」は用意するのも簡単で、範囲攻撃のダメージがキツイ…と言う時は、この使用も考えてみてください。
またチャンピオンの星の中にも範囲攻撃を軽減してくれるものがあるので、合わせて使えば敵からのキツイ範囲攻撃ダメージを1/4位減らせる筈です。
現在のPvPで最も注意しなくてはいけない攻撃
今まで説明した来た事とかなり重なる部分もあるけども、PvPでの危険な攻撃について纏めておきます。(敵が使って危険と言う事は自分達も使えば有利とも言えるかもしれませんw)
- オカルトオーバーロード(チャンピオンスター)
- ハイル・アイルのアップデートにより大きな強化がされた青の星(Warfare)の所にあるチャンピオンの星で、これにポイントを振ってチャンピオンスロットに入れておけば、状態異常に掛かっている敵を殺した時に半径4メートルで12800の防御無視の大爆発がおきます。
この攻撃は、シロディールやバトルグラウンドに適用されている「バトルスピリット」の制限を受けない為、誰が誰に使おうと相手が死ねば確実に12800の大爆発が起きます。その為、この爆発を起こさない為には死なないようにする事が大事です。
- オーケンソウル・リングと組み合わされたワンショトキル・ビルド
- 現在、炎杖とオーケンソウル・リングを組み合わせた重攻撃のワンショットキル・ビルド(一撃死)が横行しています。これを使用するガンカーが潜んでいる事もあるし、シロディールやバトルグラウンドでも気を付けなくてはいけない攻撃だけども、ガンカーが多い帝都でも注意が必要です。
自分はシロディールでは耐性3万前後を持っているけども(バフによっては耐性キャップの3万3千に達する事もある)、それでもたった一撃でこのダメージだし、それこそHP4万にしなければ生き残れないダメージです。この攻撃の多くが認識不可能な遠隔から飛んで来るのも超問題で、PvPでの制限「バトルスピリット」環境下では、遠距離攻撃はPvEより遠くに届くようになっています。因みに次のアップデート35では重攻撃のダメージ、オーケンソウルの指輪、共にNerfされる予定です。
- 闇の収束のセット
- これは前回の年央の騒乱から引き続き警戒が必要な装備で、次のアップデート35ではクールダウンタイムが延長するNerf対象装備なものの(クールダウン15秒が25秒に延長)、この装備には10メートル範囲のプル(引き寄せ)が付いている事で、オカルトオーバーロードや残忍な死の効果範囲である4~5メートルに簡単に大勢の人を集める事が可能です。
最も注意しなくてはいけない事は、この装備を先述のボールグループやネクロボンブのグループが多用する事で、しかし、一部のボールグループは既に闇の収束の利用をやめている所もあります。
PvPではこの引き寄せ範囲の10メートルに入らない感覚は本当に難しくて(対応には経験則が必要です)、ヒーラーやサポート役は極力この範囲を避けて行動する事が重要です。サーバーによる位置の非同期によって設定より遠い所からプルされる事も多々あります
- 疫病爆発のセット
- このセットも次回のアップデートでNerf予定で、DoTのダメージがおよそ40~50%nerf予定で、同時クールダウンタイム20秒持つ予定です。しかし、この装備も今回の年央の騒乱では今まで通りの効果で、この装備の危険性は、このプロックから発生するデバフを受けている人が死ぬと「残忍な死」「オカルトオーバーロード」と同様に周りの仲間を巻き込んで大爆発を起こす事です。またこの装備のデバフを消そうとして状態異常を解除しようとする事でも大爆発を起こします。その為、今のシロディールではほぼ状態異常を消す技(除去やテンプラーの浄化の儀式他)使えない状態になっています。
前回の今年の2月の年央の騒乱の時にも説明したけども、上の写真の一番右端のミドリのデバフが付いている時は、絶対に状態異常解除の技を使わないで下さい。周りの仲間を巻き込んで大爆発を起こして、爆発規模は、爆発の範囲に巻き込まれる人数に依るけど、大人数の密集Zerg戦では2万から3万ダメージが出る事もあります。ただし、スネア(鈍足・足止め)だけを解除するアビリティ等はこの爆発を起こさないので、両手剣の「怒涛の前進」、サイジックの「時より疾く」等の技は使用可能です。
- 残忍な死のセット
- かなり前からあるボンバー専用と言っても良い装備で、死ぬことで大爆発を起こし、周りの仲間に大ダメージを与えます。使用者の攻撃力にも依るけど2万から2.5万くらいのダメージと思ってて下さい。多くの人があまり知らない事として、実はこの装備は爆発に巻き込まれる人数上限と言うのが無くて、範囲内に居る人なら何人にでも爆発ダメージを与える事が出来ます。範囲が狭いので、闇の収束が来た時にロール回避でその範囲から抜け出る事が出れば、この爆発からのダメージから逃れる事は可能です。この装備も死ななければ、全く無害な装備の1つで、死なない事が大事です。
- ネクロのアルティメット「氷の巨像」
- このアルティメット自体は耐性が低い人以外はそれほど恐れるものでは無いし、氷属性の為にノルドのタンクならかなり耐えられる可能性もあります。しかし、問題はこのアルティメットは殆ど「闇の収束」と一緒に使われる事で、そのプルで集められた仲間の中に耐性とHPが低い仲間が居て、それが死ぬ事により残忍な死、オカルトオーバーロードが発動して大爆発を起こす事に注意が必要です。
この闇の収束とネクロのアルティメットがセットで来た場合、すぐに防御するかロール回避でその範囲を出て下さい(上級レベルのカウンター)
その他の年央の騒乱のイベント中の問題や小ネタ
最後に戦闘ではなくシロディールや帝都での活動について触れておきます。
年央の騒乱時のシロディールでどう行動して良いかわからない!!
PvPギルドに入っている以外、これは最初誰しもがぶつかる問題だと思っていますが、これがバトルグラウンドとかには無い悩みどころです。
大抵の場合は、どの陣営でも年央の騒乱時はPug(その場で人員を募集するグループ)が走っている事があるので、そこに入れて貰って、リーダーの言う通りに動いたり、グループメンバーの後に付いて行く事が一番簡単です。
よくチャットに「type 〇〇 for invite group」と言うグループ募集が出る事もあるので、○○に入っているアルファベットや単語をチャットに入力すると自動でグループに招待して貰えます。
しかし、現在はシロディールにおいても1つのグループ枠は12名しか無い為にすぐにグループは満員になって入れなくなる事もあるし、そうなると、どこかのグループ枠が空くまでソロで活動しなくてはいけない筈で、その時はチャットをよく見て、仲間がやるべき事の指示を出してくれる事が多いので、それに従って行動して下さい。仲間が大勢向かう場所に付いて行くだけでもOKです。
その時に仲間が一体どういう行動をしているのか(攻城兵器を撃つとか、敵を撃退するとか、敵の攻城兵器に撃たれた仲間を回復しているとか)是非観察してほしいと思っているし、それを真似て行く事はシロディール上達の最初の一歩です。
そして、シロディールのチャットには砦や基地の名前が英語の略語で書かれている事が多いので、地名とか分からない時は、前に自分がこのサイトに纏めた以下のシロディールの用語辞典を参考にしてみて下さい。
それでもわからないと言う時は、チャットで「次どこに行けばいいの?」と聞いてしまうのが一番で、英語が無理…と言う場合でも、日本語チャットをオンにしておけば、誰か日本の仲間が居れば教えてくれると思うし、パクトの場合は、自分(キャラ名”Gills J”)がゾーンチャットに居る時は、いつでも遠慮なく聞いて下さい(普段、自分はシロディールでは殆ど英語しか使わないんだけども、紛れもない日本人なので安心して下さいw)。
キュー(待ち人数)が多すぎてシロディールにすぐ入れない!!
これも年央の騒乱の時の一番の問題の1つで、今年は特にサーバーが新しくなった最初の年央のイベントだけにシロディールは大変な混雑が予想されます。特に一番上にある「グレイホスト」のキャンペーンは最も混雑するキャンペーンとして有名です。(自分はグレイホストのパクトのレギュラー組です)
その為、いつもなら通常の4つのキャンペーン以外に年央期間は7日間の臨時のキャンペーンが増設される事が多くて、まだ今年の年央の騒乱はスタートしていない為、どういうキャンペーンが増設されるのかは詳しい事はわからないものの、シロディールの戦い抜きの「街のクエスト」だけできればいい…と言う人は、莫大な待ち人数(キュー)を避けて、人が少なめの臨時キャンペーンに行くのも良い方法です。
しかし、個人的にはこの期間にしか味わえない大勢で行動する大戦闘を一度は体験してほしいと願っているし(50人対50人なんて大戦闘は他の戦闘では殆ど味わえません)、PvPのベテランの人たちにお願いがあるとすれば、この時期は普段PvPをやらない人たちも沢山来るので、そういうプレイヤーだけを特に狙うような事はあまりしてほしくないし、ベテラン組は、新人のPvPerを狙う以上に強い敵の一掃とかやるべき事はこの期間も沢山ある筈ですwww
PvP用の薬の話
PvP用のポーションに少し触れておけば、シロディールでは高額な錬金素材じゃないと作れないような薬が普通に同盟ポイントでも買えるので、同盟ポイントに少し余裕があるなら、作るより買って使ってしまった方がいいです。
同盟のマジカの薬は、実は錬金で「コーンフラワー」「タネツケバナ」「ホテイアオイ」と言う高額な錬金素材から作れる呪文の薬と全く同じ効果を持っていて、現在錬金素材がギルドストアで高騰を続ける中でPvEのマジカプレイヤーさえ欲しがる同盟ポイントのみで買える薬です。
スタミナ型用にも同様の薬があるし、特に特筆するのはHPの薬で、これには10秒の間ノックバックや状態異常を無効化に出来る効果が付いていて、これは状態異常だらけになりやすく除去も使えない今のシロディールではかなり使えるものの筈です。スクロールを台座から取ろうとか言う人は、この手の薬を使っている人も多いかと思ってますw
他にも敵に仲間の蘇生を邪魔されたくない時や、敵の集団から逃げる時、CCが凄すぎて近づけないようなボールグループにもこれで近づける可能性がありますwww
年央の騒乱の時は獲得同盟ポイントも2倍になるし、薬はPvPのお店で買ったもので十分活用が出来ると思っています。
年央のイベント中の帝都
このイベント期間は先に説明した通り一日3枚のチケットが獲得可能で、しかし、その1枚が帝都からしか出ない為、チケットを全て集めたい人にとっては帝都に行かなくてはいけない状態です。
これについては、毎度英語公式フォーラムでも問題としてあげられていて、イベントチケットを全て集める為に帝都に行かなくてはいけないのが「苦痛すぎる」と言う意見が多いです。と言うのは、特に帝都は「ナイトブレードやガンカーの巣窟」と言うイメージがあって、シロディールやバトルグラウンドと違って、敵に殺されるとテルバーストーンを相手に取られると言う問題があるからです。(因みにシロディールでは何度死のうとも何もプレイヤー側では失うものは無いし、武具すら劣化しません)
それで、この年央のイベント期間は、帝都でも臨時の場所が作られるのが普通で、慣れていない人たちがどこに入るか? を決める基準としては、所属する陣営の一番人数が多いマップを選ぶのが得策です。他の陣営の人数が多いマップでは、よほど慣れている以外、他陣営の人たちにカモられるのが常で、特にソロで行く場合は、出来るだけ仲間を見つけてその側で活動したりするのも大事です。たまに帝都でもPugの募集があるので、そこに入れて貰っても良いし、PvEのようにDPSが低いとかロールが理由でグループを蹴られる事はPvPでは殆ど無い筈です。
また、クラスとしてはいつでもステルスが使えるナイトブレードが一番有利とは言えるものの、そうじゃないクラスで行く時は、錬金で透明化の薬を作って持って行く事を勧めます。
その他にも透明化の薬が作れる素材として「ドラゴンの胆汁」「ニルンルート」「クモの卵」もあるので、色々と組み合わせてみて自分にあった透明化の薬を作ってみて下さい。帝都でヤバいと思う時は、これを使って安全な場所に行くのも大事です。
また帝都の商人(万屋)は、同盟ポイント(テルバーではありません)で「帝国の印の撤退」と言う帝都のどこからでも陣営のキャンプ(商人とか居る安全地帯)に戻って来れるアイテムが買えるので、これを幾つか備えておく事も敵に会ってテルバーを取られたくない時に役立ちます。
あと、テルバーを沢山持っているとリソース総量が上がるとか言う装備(インペリアルフィジカル)を着てるとか慣れている人ではない限り、持っているテルバーストンは全て銀行に預けてから帝都のPvPゾーンに入りましょう。敵に殺された時に奪われるテルバーストーンは手持ちのものなので、銀行に入っているテルバーストーンは奪われずに済みます。銀行は帝都の安全地帯にもあるし、シロディールの活動で報酬箱を沢山貰っている場合は、それだけで結構テルバーストーンが知らず知らず貯まっているので気を付けて下さい。
攻城兵器は何を選べばいいの? 、
これ以外、今まで年央の騒乱については何度も書いて来ているので、攻城兵器は何を持って行ったらいいの? とか言う時は過去記事も参考にしてみて下さい。
- (普段PvPをやらない人用)シロディールに参加する為の注意(2022年2月)
- 攻城兵器のそれぞれの特徴(2018年8月)
その他、よく防衛で使われている「燃えさかる油」と言う危険なものもあって、これは安く買えるものの場所によっては非常に驚異の攻撃となるし、油の使い方より覚えておいてほしい事は、シロ最強のDoTとも言えるこの油のダメージの方で、意外やこのダメージについて無頓着な人が多いので(それで簡単に死んでしまう)、油についてと回復ロールについては「ヒーラーは安全な場所からの回復を心がける」と言う項目を読んでくれる事をお勧めます。今は油が落ちて来る所でネクロボンブを使われる事も非常に多くて、これで全滅に近い事になることもあります。
また油や攻城兵器のダメージは慣れればロール回避で簡単に回避が可能なので、ロール回避がいつでも出せるようにしておくと便利です。
と言うか、最後に大きな声で言っておくけど、
「今のシロディールではロール回避は最強の防御手段の1つです」
これは対ボールグループ、対ネクロボンブ、ヤバいバーストダメージ、全てに言えた事です。一撃離脱が出来るソーサラーやナイトブレードでない限り、ロール回避の練習をしておく事はシロディールでは勧めます。
取り敢えず今回の記事はこれで終わりますが、まだ実際に今年の年央の騒乱はスタートしていないので、実際スタートした後、何か追記しておくべき事があれば書いておきます。
良い年央の騒乱のイベント期間をお過ごし下さい。
(また誤字脱字が多いかもしれない可能性があって、後で修正しておきます。いつも変な文章を読ませて申し訳ないです)