【TESオンライン】PvPイベント(2023年5月)「ホワイトストレークの騒乱(旧・年央の騒乱)がスタートする

いよいよ今日からPvPイベントである年央の騒乱がスタートします。今年は、最初の予定では年に2回ある年央の騒乱の1回目が2-3月に開催予定でしたが、既に新サーバーになっているPC/NA以外のサーバーを刷新するスケジュールと重なる為に今年の最初の年央の騒乱は5月に移動になりました。

そして、6月5日にスタート予定の新章ネクロムのスタートを挟んで、更に6月の後半にも夏の年央の騒乱が予定されていて、2ヶ月連続でPvPイベントが開催される予定です。

普段からPvPをプレイしている人にとってはそれは単なるAPやテルバーストンが2倍になって報酬箱も貰えるだけのイベントですが、普段PvPを熱心にプレイしない人にとっては、かなり慣れない可能性もあって、特にここ1-2年のPvPと言うのは、PvEともかなり違っていて、PvEとは違うお約束みたいなものがあって、それを心得ていないと簡単に死ねる場所になっています。いつもの通り、今日は普段PvPをやらない人の為にアドバイスを書いて行きます。

 

ホワイトストレークの騒乱(2023年5月開催)について

既に日本語公式からも翻訳記事が来ているので、それも参考にして下さい。

 

開催日

日本時間で5月11日(木)午後11時~5月23日(火)午後11時

 

イベントの概要

これはPvPイベントの為にシロディール、バトルグランド、帝都で特典を得れるイベントです。

また、このイベントの特典の概要は以下の通りです。

年央の騒乱の特典
  • ペリナルの巻物を使用する事で、同盟ポイント(AP)とキルの経験値が2倍
  • 帝都でテルバーストンが2倍(巻物なしでOK、他のプレイヤーから奪ったテルバーは2倍になりません)
  • シロディールで採集できるクラフト素材の増量
  • デイリークエストとシロディールのメール報酬の全てに金色の「ペリナルの年央恩恵箱が付いてくる

1年の中でアニバーサリーイベントと並んで最も人気の高いイベントの為に今は年に2回開催されています。

以下でこれらについて少し詳しく話して行きます。

 

イベントのスタートの仕方

去年、このスタータークエストを終えて「ペリナルの勇猛の巻物」を持っている人は、今年再度受ける必要はありません。

※ 万が一巻物を失くしてもマエラから100Gか100APで買い直す事が出来ます。今年はこの巻物もクイックスロットの「道具」に登録出来るようになって、巻物の利用も簡単になりました。

初めて「年央の騒乱」のイベントに参加する人は、このスタータークエストを完了させてペリナルの巻物をもらって下さい。

いつも通りクラウンストアからスターターイベントを貰い、シロディールの各陣営の最初の門か首都のバトルグラウンドのテントの所に居る「説教師マエラ」に会いに行きます。

そこで彼女の話を聞いて、近くにある盃を飲む事でクエストは完了するはずです。この巻物を貰う時、年央の報酬箱も一緒に貰えます。

 

「ペリナルの勇猛の巻物」について

上の写真の説明を読んでもらってわかる通り、この巻物を使う事で、

「ペリナルの勇猛の巻物」の効果
  • PvPゾーン(シロディール、バトルグラウンド、インペリアルシティ)でプレイヤーを殺して得れる経験値を2倍
  • シロディールとバトルグラウンドから得れる同盟ポイント(AP/Alliance points)を2倍
  • 有効時間は2時間
  • 有効時間が切れた時や、切れそうな時に再度使えば、効果を一日じゅう継続させる事が出来ます

特に同盟ポイントに関しては、この巻物を使っている時と使っていない時とでは大きな違いを作る為、同盟ポイントを多くもらって困る人は居ないだろうし、忘れずに使って下さい。イベント期間は、親切な仲間がこの巻物を使い忘れないようにチャットで度々言ってくれるので、それを見たら有効時間が残っていても使って有効時間を更新して行きましょう。有効時間が残っていても使う事が出来ます。

但し、今年から帝都のテルバーストンもこのイベント期間は2倍になりますが、帝都においては巻物を利用してなくてもテルバー2倍の恩恵があります。

 

ペリナルの報酬箱がもらえるアクティビティ

そしてこの年央の騒乱期間はPvPゾーンでデイリークエストをする事で「ペリナルの年央恩恵箱」と言うこの期間限定のプレゼントボックスが漏れなく付いて来ます。その報酬箱が貰えるクエストは以下のようになっています。

報酬箱が貰えるPvPデイリー
  • バトルマスター・リヴィンから受領可能なバトルグラウンドのクエスト
  • シロディールの偵察、戦闘、前線、征服ミッション
  • シロディールの星霜の書の獲得、再獲得のクエスト
  • シロディールのヴラスタルス、ブルーマ、クロップスフォード、シェイディンハル、コロールの街のクエスト
  • インペリアルシティのデイリークエスト

その他、シロディールでは仲間と一緒に砦を取ったり、戦闘を繰り返して行くだけでデイリークエストをしなくても普通のシロディールの報酬箱がゲーム内メールで度々届きます。それにもペリナルの報酬箱は付いて来るので、この報酬箱が沢山欲しい人は、シロディールで長く活動する事もおすすめします。

 

ペリナルの報酬箱から得れるアイテム

ペリナルの報酬箱には以下のアイテムが入っている事があります。しかし、何が入っているかは全くのランダムで、一覧のどれかが入っている…と言う感じです。

ペリナルの報酬箱に入っている可能性があるアイテム
  • テルバー・ストーン
  • シロディールの壁、ドア、攻城兵器の修理材
  • 魂石
  • 錬金術の材料
  • 各同盟の武具作成に必要なのスタイル素材
  • アカヴィリの武具作成に必要なスタイル素材
  • コールドハーバーの攻城兵器(氷炎バリスタ、トレビュシェット、氷球トレビュシェット)
  • ホワイトスレークの騒乱の家具として使える本(ペリナルの物語の1~8巻)
  • 同盟の前線キャンプ
  • 同盟の防具のモチーフの章(全モチーフを獲得できる可能性あり)
  • ルーンストーンのハケイジョ
  • アカヴィリの防具のモチーフの章(全モチーフを獲得できる可能性あり)
  • 変性晶石
  • ペット「同盟ブレトンテリア」の断片(2個獲得の可能性もあり)
  • 支配の道具武器スタイルページ(これは同盟の盾と杖の事か?)

 

このイベントで今年新しく取得できるアイテム

最近、年央の最新の目玉アイテムと言うのは帝都の方から出るようになっていて、帝都に行きたくない人が多いだけに時に取得が難しい場合があります。

今年は、”グロームズエッジ“と言う「密偵」や「アサッシン」プレイにも似合いそうなスタイルページの各パーツが帝都のスィーパーやボスから落ちる可能性があります。これは支配人のところでチケットで交換もできます。

また、帝都のボス等から去年に引き続き「デュフォート家の騎士」のアーマースタイルが落ちる可能性があります。
 

その他、年央のイベント中の特典

このイベント期間はシロディールで得れる「クラフト素材」も2倍になります。

※ シロディールでクラフト素材とか悠長に収集していると、後ろからガンカーからの痛い攻撃が飛んで来たりする事もあるので気を付けてください。安全な場所で!

また年央の期間、週末限定のアクセサリーやモンスターセットを売り出してくれる金色ネコの姉さんのショップは、全てPvP装備のアクセサリーになります。その為、揃え損ねているPvP装備の金色アクセを集める良い機会にもなります。ZOSが言う事では、年央期間の最初の週末はネックレスで、次の週末は指輪になります。

普段のアバダロ。年央期間は売り出すアイテムがPvPのアクセオンリーになる

この期間はモンスターセットは出ませんが、6/5に来るアップデート38の話しでは、アップデート38以降のアバダロ姉さんのところでは、「今後数ヶ月、これまで販売された事のない新しいマスク、ショルダー、リング、ネックレスを見つける事が出来る」と言います。それで何か買いたい場合は、APを貯金しておくと良いかもしれません。

文章が長くなる可能性があるので、支配人が取り扱っているアイテムは割愛しますが(支配人の所に行けばすぐに見れると思うので)、詳しい内容が必要な場合は公式翻訳記事を参考にしてください。

 

今年の年央の騒乱で気を付けた事が良い事

 
今年の年央の騒乱は5月-6月と連続で行われますが、気を付けなくてはいけないのは、5月はアップデート37、6月はアップデート38と言う違う戦闘調整環境で行われる事です。アップデート38では、装備に関してはそれほど目新しいものがあるわけではないけども、その為、普段PvPをやらない人は装備とかが無駄にならないように気を付けた方が良いように思えています。

 

5月と6月の年央の騒乱で効果が変わるセット

それで、5月と6月の年央の騒乱で、効果がアップデート38で変更になるPvPの人気セットは以下のものになります。

  • 疫病爆発
    これはアップデート38からプレイヤー以外のモブにはデバフを適用出来なくなります。当然、シロディールの衛兵にも無効
  • マーラの香油
    このセットの15秒毎のクレンジング効果は30秒毎に時間延長

 

現在のPvPが必要とするパラメータ(シロディール)

PvPと一言で言っても、シロディール、バトルグラウンド、帝都では少し違ったりしますが、自分はシロディール専なので、シロディール中心で書く事を了解下さい。

それで、去年から既にシロディールにおいての必要HPと言うのは、PvEと比較として遥かに大きいものになっていて、今年は更にHPが増えている傾向があって、多くの人達が33,000から40,000位のHPで活動しています。

PvEの視点から見れば「それは殆どタンクでは?」と見えて来るかもしれないけども、はい、そうです。

現在のシロディールはタンク並のHPと回復が弱いなら高い耐性が必要になる事も多くて、去年より必要HPが増えている理由は、去年の11月に攻城兵器のダメージが約1.5倍ほどに拡大されて、攻城兵器や油1つのダメージで簡単に死ぬ事が出来るからです。
 

2023年版 PvP必要パラメータ
  • HPは32,000~40,000(食べ物や飲み物込みでOK) 超重要
  • 出来れば耐性は(バフとか込みで)26,000
  • 鎧の特性「貫通不可」の数値を2000以上にしておく
  • 初心者は出来れば特に集団戦では、バフの回避(強)を使えるようにしておく(アビリティorセット装備)
  • 極力、除去系アビリティやセットを使わない(理由は疫病爆発で範囲で爆発して仲間をも殺す)

特にベースHPが低くて(25000以下とか)、ボンバーに狙われて仲間を巻き込む爆発の原因になった場合、仲間からも文句が来る事があるし、日本人の場合は「英語がわからねぇ」と言う救いもあるけど、居たたまれなくなるような事もあります。HPの高さにだけには本当に気を付けて下さい。

また今のPvPの攻撃力はかなり高い為、軽装2セットなんて言う状態では簡単に殺されるし、「殺されてばかりでつまらない」を避ける為にも、攻撃力より耐性を重視して下さい。多少攻撃が低くてもみんなで攻撃すれば何とかなる場合もあります(今のPvPは何とかならない場合もあるんだけどもw)
 

 

気を付けなくてはいけない攻撃 その1 攻城兵器とオイルポット

去年の11月以来、攻城兵器のダメージがキツいキツいと言い続けても多くの人があまり正しい事を理解していないようで、自分が死んだ時の数字を具体的に見せます。

氷炎バリスタに当たった時の数値だけども、氷炎バリスタのDoTは通常は3回のヒットで、上の5万を越えるダメージは「エルフ・ベイン」のセットを用いてDoTのヒット数を増やしている場合です(現在、エルフベインは攻城兵器に影響を与えなくなりました)。これに当たった場合、周りに強力なプロ・ヒーラーが居るか、もしくは除去系の技が無い限り殆ど生きてられません。

油も殆ど同じで、耐性にも依るけども、DoTの1ティックで1万前後のダメージが来る為、このダメージで死ぬ人はシロディールでは普通に見れるものです。(このダメージもエルフ・ベインで5回まで延長可能)

だから、攻城兵器の範囲が表示されたら、ロール回避でその範囲を避けたり、ヒーラーは仲間の誰かがそういう攻撃に当たったかすぐに察する必要があるし、本当のこの攻城兵器の強すぎるダメージは今も英語公式フォーラムで話題になり続けるほど問題になっています。本当に気を付けて下さい。

注意: 攻城兵器のDoTの初撃はブロック(防御)で防げても、2回目のティック以降は防御は無効です。

こういう攻撃を浴びてしまった場合、今は疫病爆発のセットのせいで迂闊に除去やクレンジングが使えない為、除去系技が使えない場合、もし近くにテンプラーの仲間が敷いてくれた浄化の儀式の範囲回復がある場合、そこに飛び込んでシナジーでこの継続ダメージを消して下さい。これが今一番確実な方法です。自分一人の回復ではどうにもならない事が多いです。
 

気を付けなくてはいけない攻撃 その2 ボンバー

年央の騒乱の時は、同盟ポイント2倍の為、高額の同盟ポイントを狙って一気にプレイヤーを殺す事が出来るボンバーが非常に多く走ります。

昔はボンバーと言えばナイトブレードが「残忍な死」を隠密から使用して一気にプレイヤーを焼き殺すのが一般的だったけども、今は色々な形のボンバーがあって、疫病爆発や闇の収束と言うのはボンバーの可能性をさらに広げる事になってしまいました。今はスタミナ型ボンバーも結構居たりするので、どこでいつ爆発が起こるのか、本当に気を付けなくてはいけない状態になっています。

その為、パラメータの所にも書いたけども、PvEより高いHPと言うのは必須で、自分が死んだ事で周りに仲間が大勢居た場合、3万以上のダメージが起こる事も結構あります。

ボンバー対策については、HPを32,000~40,000 確保をするのは当然、回避のバフがあると便利です。それについては去年の年央の騒乱の時の記事に書いているので、それに参考にしてください。

📃 シロディールにあると便利なバフ(2022年7月)
 

気を付けなくてはいけない攻撃 その3 殺せない人々とボールグループ

PvPと言うのは非常に多くのビルドやテクニックがあって、ここには書ききれないんだけども、現在、殆ど殺せないプレイヤーやボールグループと言うのが存在しています

自分達はシロディールは長いので、どの人とグループが殺せないのか? とか言うのはよく知っているけど、覚えておいて欲しい事は、PvPには何でもケンカふっかければ良い…と言うものでもなく、戦いだしたら相手が全然殺せずに無駄な時間が延々と続いてしまう…と言う事もかなりよくある事で、暫く戦って無理と思った時は、潔く逃げてしまった方が良い事もかなりあります。

実際、今幾つかのエクスプロイト(バグの悪用)が問題になっていて、それで殺せない人々も居て、アップデート38でそれが修正されると言われています。

 

攻城兵器の使用について

昔(2018年)頃に攻城兵器の説明は書いていますが記事が古すぎて、今はランサーウェポンと言う新しい攻城兵器もあります。

📃 攻城兵器のそれぞれの特徴(2018年)

それで、ここに最近主流の攻城兵器については…

ランサーウェポン
高速5連射の攻城兵器で、攻城兵器の耐久も高くて非常に有用なものになっていて、対物、対人の両方で使う事ができます。しかし、散弾系なので命中は曖昧なものの動き回る敵を捉えるのは非常に良い攻城兵器です。耐性によるけども、一撃7000前後で5回。但し、この攻城兵器は、クエストの報酬にたまに入っているアンティークの「手がかり」で発掘しなくてはいけないので、普段シロディールに行かない人は、あまり持ってない可能性があります。

氷炎バリスタ
氷炎バリスタと言うのは、現在最も威力のあるダメージを持っているバリスタで、これは年央の騒乱の金色の報酬箱かシロディールのドルメンの宝箱からたまに入手が可能です。12000ダメージが3回のDoT。これに当たると簡単に死ねます。このバリスタは対人と敵の攻城兵器破壊に優れていて、壁やドアを開ける為には1000と言う凡庸なダメージしか与えません。

しかし、取り敢えず持っていて欲しいのは、一番ノーマルなバリスタで、扉や壁を開ける為にいつも必要になります。必ず2-3個持って歩いて下さい。

 

その他の注意

これについては去年の年央の騒乱の時にかなり書いているので、その記事を参考にして下さい。

 

PvPで戦うだけが年央の騒乱の全てではない

自分が書いている事を読んでいるとPvPに慣れていない人は戦うのも嫌になって来るかもしれませんが、シロディールに点在する街で普通の「お使いクエスト」する事でも報酬箱やイベントチケットは貰えます。

気を付けてほしいのは、地図の街の場合は、自分が所属する陣営の色になっている時に行くべきで、そうでないと敵プレイヤーがそこに居る事もあります。コロールやシェイディンハルは陣営の色は関係無いのでいつでも行く事が出来ます。

しかし、個人的には是非シロディールの大規模集団戦を是非体験してほしいし、このイベントを楽しんでほしいと願ってます。

また書くべき事があると思うんだけど、思い出した時に追記しておきます。良い終末をお過ごし下さい。

Makoto

TESはOblivionから。ESOには”Gills J”で参戦。 音楽geek(Soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。ゲームは「英語がわかる」と言うだけで決して得意ではありません。既婚 強い分野: 音楽、Wordpress、車、ネットセキュリティ、誤字脱字

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