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【ESO】次期アップデート38(ネクロム)のテスト用PTSパッチ初期案9.0.0について(パート3 新タイプのワールドイベント、新コンパニオン、QoLの改善)

アップデート38のテストパッチの初期案のパッチの纏めのパート3になります。今回は、ネクロムで展開される新しいワールドイベント、新コンパニオン、QoL(クオリティ・オブ・ライフ/ プレイヤーの活動しやすさ)の改善について書いて行きます。

新しいワールドイベント Bastion Nymic

今まで慣れ親しんで来たタイプのワールドイベントは、ドルメンやドラゴンに代表されるようにその界隈に居たプレイヤー達が大勢集まって一緒にクリアするもので、そこには参加人数の制限とかは全くありませんでした。しかし、ネクロムのワールドイベントは、4人用のダンジョンのようなもので、1~4人でクリアするのを目的にされているようです。
 

Bastion Nymicの背景

Bastion Nymicは日本語版ではどう訳されるかわからないけども、「ニミック要塞」と言う意味です。

パッチノートにある説明によれば、アポクリファ(モラのオブリビオン)とテルヴァンニ半島の両方に影が迫り、ある暗黒の勢力がハルメアス・モラの最も守られた秘密を学ぼうとモラの攻撃を始めます。その暗黒の勢力はヘラルド(先駆者)として知られる不吉な人物に率いられていて、Nymicを保持するモラの領域の要塞であるBastion Nymicに注目しています。
 

クエストの流れ
  • この暗黒勢力を阻止する為、トリビュナルの騎士であるオーディネーターの一人を装っているモラ信者であるTandessaと連絡を取り、彼女の援助要請を受け入れる必要があります。(彼女はネクロムの街のデイリークエストの提供者が集まる場所にいる)
  • その要請を受けて、ニミック要塞のゲートキーパーであるヘラルド・シーカー(使者)の為にテルヴァンニ半島、またはアポクリファを探し回る必要があります。
  • この際、狂った哨戒兵(maddened sentries)を殺して、彼らのイコルを採取する必要があります(ファンの話しでは5個 現在は4個)。それほど簡単な敵ではない為、仲間との旅を推奨とあります。
  • 十分はイコルを入手すると、ニミック要塞の入り口のポータルの1つに移動し、イコルを使用する事でそれをアクティブ化出来るようになります。ここから先が本当の挑戦のスタート。
  • プレイヤーとそのグループは、要塞の中に居るヘラルドに立ち向かう事になります。彼らを殺すまで、要塞の様々な地域を抜けて、敵を倒し秘密(パズルがあると言う話し)を解き明かす必要があります。
  • 侵略軍が派遣されたら、オーディネーターのTandessaから報酬を受取る事ができます。

注意: Bastion Nymic を探索する場合、シーカーに気を付けて、仲間を連れて来てください。中に入ると他のプレイヤーの助けに頼る事はできません。

 

このワールドイベントの難度

と言う事で、一昨年のデッドランドのワールドイベントはパブリックダンジョン風のオブリビオンの中を旅したけども、そこでは偶然に他のプレイヤーに出会う事もよくありました。しかし、このワールドイベントはそういう事も無いようなので注意が必要かもしれません。

それで、これを実際にPTSでテストしたプレイヤーからのフィードバックは以下のスレッドにあります。

ここの話しによれば、難度的にはそれほど簡単なものではなく、どうやら中には5人のボスが居て、イコルを集める戦いはソロでも可能だけども、それ以降の要塞の中のボスはプレイヤーが2人以上居た方が楽…ともあります。クラグローンのグループ用ダンジョンに近いような感じと書いている人達もいます。グループダンジョンを1人でプレイできるクラスでも一人だと2時間も掛かったとか、またコンパニオンと2人で挑んだ場合は、数回死んだ…と言う話しさえあります。

また、これをデイリーとして扱うには非常に長くて複雑なクエストと書いている人も居るし、一方で、挑戦しがいがある興味深い試みと書いている人も居ます。

これについて別のスレッドも立っていて、スレ主は少しパニック気味…? w

多分、プレイヤースキルの高さで当然のように差が出ると思うし、ソロでプレイするなら攻守のバランスが必要なPvPを熱心にやっている人は強いと思うし、PvEでもソロアリーナのベテランをすいすい進める人は問題無いだろうし、非常に興味深いものになりそうです。

と言うか、難しいなら街でそういうグループを募集する事もあるんではないか…と思っています。ESOはこういうPugにどんどん参加した方がお得な事も多い為、グループ募集があるなら入れて貰うのも良い方法と思っています。

 

新コンパニオンについて

ネクロムから新しいアルゴニアンのウォーデンとレッドガードのアルカニストの新フォロワーが登場する予定で、特にTESファンからはアルゴニアンのフォロワーへの期待度がすごい大きくなっていますw これはTESを古くからプレイしている人には理解できる話しで、アルゴニアンが好きかどうかで、TESファンかそうじゃないかがわかる程ですw (当然、自分はスカイリムで嫁にしたほどアルゴニアンが大好き)

いつも通り、2人を仲間にする為には関係クエストを終わらせなくてはいけません。
 

新フォロワーと出会える場所・特典
アルゴニアンのSharp-as-Night
  • クラス: ウォーデン
  • 特徴: 無愛想な傭兵
  • ネクロムの街の門の近くで出会える
  • フォロワー特典は「シャープの忍耐(Sharp’s Patience)」
    釣りでトロフィーの魚を見つけるチャンスが向上、魚が釣り針にかかる時間がわずかに短縮
レッドガードのAzadar al-Cybiades
  • クラス: アルカニスト
  • 特徴: 大げさで人懐こい
  • アポクリファのサイファーズ・ミッデン(Cipher's Midden)の外で出会える
  • フォロワー特典は「アザダールの好奇心(Azandar's Inquisitiveness)
    コンテナを開けた時、研究のポートフォリオを発見するチャンスがある。ポートフォリオは、クラフトレシピ、宝の地図、クラフト材料の地図等

 

余談: アルゴニアンのSharp-as-Nightの友好度の上下

それでアルゴニアンのフォロワーのシャープへの期待度があまりに高くて、彼の友好度がどう動くのかPTSでテストして来たファンが居ましたw

実はこれは幾つかのレポートがあって、しかし、彼は服飾台が好きでは無いようで、自分はこれを気を付けなくてはいけないけども、あるファンは「トカゲなんだから、着るものに興味なくて当然じゃん」とか書いている人も居るしwww

興味深いのは、武器がチャージされないままエンチャントが尽きたり、武具が修理されないまま壊れたり、アイテムを破壊したりする事で友好度が下がる事で、逆に武具を修理したりすると友好度が上がる事です。釣りも好きみたいだしね。

それぞれの種族の文化が少し反映されていると思うし、新しいコンパニオンを楽しみにしていましょう。
 

コンパニオンの経験値の改善

自分はPvPに行ってる事が多すぎて、コンパニオンはバスティアンしかレベル20になっていないけども(なぜバスティアンか? 同じドラゴンナイトだからw)、多くのコンパニオンを育てているパートナーの話しでは、ハイアイルの2人のコンパニオンはとにかくレベル20にするのに時間が掛かったと言う事で、アップデート38からは少しコンパニオンの経験値が変わるようです。

アップデート38からは、プレイヤーキャラとの信頼関係に基づいてより多くの経験値を獲得するようになると言います。友好的(cordial)で15%、それ以上の友好度の層それぞれ5%づつ追加の経験値が増えるようです。

また全てのコンパニオンの友好度が上がる為の友好度数値が大幅に削減されたといいます。だから、以前より仲良くなりやすい…と言う事だと思います。

 

コレクションの「お気に入り」化

実は自分もあまりよく理解していないんだけども、収集品(コレクション)を「お気に入り」に登録して、UIの一番上に並べる事が出来るようになったといいます。

100個までお気に入りに登録が出来て、制限のないマウント(マウントは別枠がある・後述)を除いて、大部分をお気に入りに登録出来るものの、以下のカテゴリは登録できないようです。

  • カスタマイズされたアクション
  • 感情表現
  • 家具
  • 断片
  • アテイムのセットコレクション
  • 服飾のスタイル
  • スペシャル(何だ、これ…)
  • ストーリー
  • テイルズ・オブ・トリビュートのパトロン
  • アップグレード

 

騎乗動物のランダム化

何度か伝えた通り、アクティブできるマウントの種類の中に「お気に入りのランダムマウント」と「ランダムマウント」を設定できるようになりました。

「お気に入りのランダムマウント」の場合、フィールドで騎乗動物を呼び出した際、「お気に入りマウント」に登録された騎乗動物がランダムで呼び出されます。

「ランダムマウント」の場合、手持ちの全てのマウントの中からランダムで騎乗動物が呼び出されます。

ESOを長く続けていると、気付くとなんか騎乗動物がとんでもない量になっていて全然使っていないマウントも沢山あったり、たまには違う騎乗動物も乗ってあげたい…と言う時、これは面白いかもしれません。

 

その他のQoLの改善

その他にも些細な改善が幾つかあるので纏めておきます。特にシロディールの金色ネコことアバダロ姉さんの改善は注目です。

魚の切り身の改善

題名からして笑ってしまう改善ですが、釣りして魚が大量になってしまった場合、それを「調理台」に持ち込む事で、一気に魚の切り身にする事が出来るようになったようです。そういうコマンドが調理台に加わると言う事です。(これはチュートリアルもあるようでwww)

しかし、従来通りの切り身の方法も健在で、調理台に持ち込まなければ、今まで通り魚を一匹づつサバく事も出来るようです。
 

ストゥーガが追いかけて来なくなる

ストゥーガ女史は、ESOでは有名な迷惑話でありながら、いつもジョークネタされるお方ですw と言うか、本家のどこかに古い記事があるかもしれないけど、ESOを始めたばかりの頃、あんまりこのストゥーガ女史がうるさい為にレベル9でオルシニウムに行ってしまって、殆ど詐欺。

ワンタムリエルが無い頃でもオルシニウムはレベル補正があったんだけど、確かにレベル補正のお陰で死なないけどアビリティの少なさで全然敵を倒せないと言う苦い思い出がありますw もう今から7年も前の話しだけどもw

それでこのストゥーガ女史の被害を減らす為、彼女はアップデート38からはそれぞれの陣営の最初の大都市の酒場の近くで静止していて、プレイヤーキャラが特定の距離に入った時に限り、声を掛けて来るようになったようです。
 

シロディールのアバダロ姉さんの追加商品

この改善は嬉しい人も多いように思うけども、ZOSが言う事では、今後数ヶ月、これまで販売された事のない新しいマスク、ショルダー、リング、ネックレスを見つける事が出来ると言います。

自分は今年の8月位でシロディールに通って丸6年になってシロ歴7年目に突入するけども、その間に色々なアバダロ姉さんの商品を見て来て、マジで全然見なかったアイテムと言うのがありました。

まずはザーンのヘルメット、そして、最近ようやっと出たけど、太陽のセットとスペルウィーブと言うドラゴンナイトから好まれたアクセも本当に出なかった。この2つのセットは嘘でなく6年で1回づつアクセが売り出されただけだったし、まだこういう売り出された事がないセットがあるのかもしれません。本当のところ、「また、これー?」とか言う位、同じものばっかり並んでいる事が多いのにね。

と言うわけで、ますます同盟戦争のAPが欲しい人が増えると思うけども、5-6月は連続して獲得APが2倍になる年央の騒乱がある為、どの陣営でも良いので是非是非シロディールに遊びに来て下さい。
 

ジャンクアイテムのレベルスケーリングがなくなる

フィールドやダンジョンでモブと戦うと色々ジャンクを落として行くけども(しなやかな根とかデイドラのハスクとか)、これは今まではレベルで値段がスケーリングされていたけども、今後はレベルで全統一されるようです。どのレベルの人が拾っても同じレベルで売れると言う事。本当にプレイヤーからすれば「どうでも良い事」なんだけども、これはZOS側の都合の整理と思ってます。

しかし、こういうのを見ていてもESOが古いゲームかを痛感する事もあるし、それを細かくレベル分けしていたとか、こういうものでもサーバーのデータベースを圧迫される可能性があって、過去には魂石なんかも細かくレベルが分かれていたけど、今はどのレベルでも共通になっています。

それ以外にもESOにはまだこういうアイテムは沢山ある筈で、リペアキットもそうだし、最たるものは薬だったり、これらをもし全レベル共通にしたらデータベースがどれだけすっきりするのか…とか、PCに余計なものを溜め込みすぎた経験がある人なら想像できる事かもしれません。そういうものを整理するだけでPCやサーバーの処理能力は上がる筈です。
 

シロディールのクエストに「キル・アルカニスト20人」が加わる

これも当然の事で、しかし、注意しなくてはいけないのは、もし6月5日のネクロムのスタートからこれがシロディールのデイリーに加わるなら、当然、ネクロムスタート直後にアルカニストがシロディールに大勢いるわけは無いと思っているので、このクエストは受けたはいいけども、暫く終わらない可能性があります。

ウォーデンがスタートした時、自分はちょうどその直後にシロディールに通い始めたんだけども、ウォーデンがシロディールに全然居なくて、多くの人がこのクエストをなかなか終える事ができなくて困っていました。

ネクロの時は、アルドメリが陣営でキャンペーン張るように少しして急激にネクロが増えた為にウォーデンの時ほどはひどくは無かったけども、自分はこれをクエストで引いた時は破棄したり、受け直したりしていました。グループ組んでいる仲間が居れば、別のクラスのキル・クエストをシェアしてもらうのもいいかもしれません。

 

ネクロムの新しい家

ネクロムの新章には家が3軒加わる予定ですが、これがどれも美しい。特に今までなかったブルーの色調の壁の色はすごい新鮮に見えるし、殆どのダンマーの家を手掛けて来た自分とすれば、これは最高に欲しい家群です。

それぞれの家の動画もリンクをお借りして貼っておきましたが、写真でゆっくり見たいと言う人は、英語公式フォーラムの以下のページを見て下さい。

纏めてくれたファンにはどうもありがとう!

Journey’s End Lodgings
これは新章に必ず付いて来るお約束のような激安アパートで、今回も3000ゴールドで買えるようです(ハウジングのスタータークエストをやっていない人は、クエスト終える事でタダでもらえる)。特筆する事は、アパートなのに壁の色調が美しいと言う事で、これは旅のテレポート・ポイントの為に誰もが抑えておくべき家と思っています。たった3000ゴールドだしね。

🎥 ESO | PTS | Necrom - Journey's End Lodgings Preview & Furnishing Vendors

上の動画では、このアパートだけではなく、家具屋で購入可能な植物とか実績家具も紹介してくれてます。

Emissary’s Enclave

この家は久々に登場と言うべき「古典的な家」の種類で、家具上限は300/600(ESOプラス会員は600)。そして特筆する事は、これまた久々にゴールドで買える大きな家で、実績「Necrom Grand Adventurer」の実績を解除する事で、130万ゴールドで買う事が出来ます。

🎥 Emissary’s Enclave - ESO Necrom

本当に色調が非常に美しい家で、それと並んでモロウィンドのBGMが良い!! これは絶対個人的には買います。そして、室内のブルーとゴールドの色調、これをどういう色で纏めて行くのか今から頭の中がいっぱいになっちゃうけども、暖色を加えるのか、それとも更にブルーでクールを増すのか…とか。非常に楽しみにしていたいと思います。

Fair Winds

これは船の家で、家から見える景色は全て海上からの景色で、「高名な家」の部類で家具上限は350/700ですが、下の動画主さんの話しでは、庭とか無いからESOプラス会員じゃない家具上限350でも十分ではないかと言っています。

🎥 Living On A Moving Ship In ESO 🚢 New ESO Home: The Fair Winds

この家の船はガレオン船で、最大の特徴は、ヴァルケルガード、ダボンズ・ウオッチ、ダガーフォール等の寄港地を選べる事で、ヴァルケードガードは祠が激近い優秀なアパートがあるし、ダガーフォールもそうで、しかしパクト領のタボンズ・ウォッチは欲しくても家は無くて、この船はダボンズ・ウォッチに直結できる良い手段になりそうな気もしてます。港からじゃ祠はかなり遠いけども。

この家も自分は買う予定で(ダボンズウォッチの家欲しさw)、先日のアニバーサリーイベントの間のクラウンセールでこの資金をもう用意してあります。それまで無駄遣いしないようにしないと…w

 

と言う事で、これでアップデート38のテスト用パッチの9.0.0の話しは終わります。

しかし、PTSのテストはまだ始まったばかりで、あと4回の追加のパッチが毎週月曜に来るかと思っています。多くはネクロムの調整やバグつぶしになるとかと思っているけども、今後も追加パッチについては伝えて行く予定でいます。

パート1とパート2の戦闘調整に関する話しは、以下で読んで下さい。

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