【TESオンライン】新DLC「ドラゴンの大地」(アップデート)が正式にスタート 南エルスウェアに行ってみた?
今日は、日本では新天皇陛下の「即位礼正殿の儀」が行われていて、会社や学校もお休みの所も多いかと思うけども、そういう日に今年最後のDLCである「ドラゴンの大地」がプレイ出来るようになりました。
ESOスタート5周年を記念した「ドラゴンのシーズン」の企画もこのストーリーと11月の終わり頃に来る「ドラゴンガード・イベント」を最後に締めくくられる事になっていて、その最後にドラゴンに関するどんなストーリーが展開されるのか、既に南エルスウェアに飛んで、そのストーリーを楽しんでいる人も多いかと思います。
目次
「ドラゴンの大地」(アップデート24の)公式パッチノート)
既に日本語公式からも公式のパッチノート(5.2.5)の翻訳が来ているんで、それをよく読む事をお勧めします。
- パッチノート v5.2.5(1)(ドラゴンの大地について)
- パッチノート v5.2.5(2)(主に戦闘調整について)
- パッチノート v5.2.5(3)(その他)
公式の「ドラゴンの大地」の紹介記事
ドラゴンの大地のストーリーを始めるにあたっての基礎知識
自分も本当に少しだけでも、早速、ドラゴンの大地の舞台となる南エルスウェアに行って来ました。
新章「エルスウェア」の舞台だった北エルスウェアの南側に、ドラゴン大地の舞台となる南エルスウェアがあります。
そこの「センシャル」と言う街の祠にはすぐに飛べるようになっていて、そこではすぐ側にサイ・サハーンが待っています。彼に話掛ける事で、「ドラゴンの大地」のメインクエストが始まります。
実は、自分はここまでと一度ドラゴンと戦ったくらいしかまだ進めてないんだけど、先に話を進めているパートナーの話では、サイ・サハーンから受けるメイン・クエストを進める事で、「ドラゴンガードの聖域」と言う場所が発展し、デイリー・クエストとしてドラゴン討伐も出て来ると言う事。そこまでは話を進めた方が良いのかな?
新章「エルスウェア」と新DLC「ドラゴンの大地」の両方を終えていると…
そして、今回のパッチノートには、新章「エルスウェア」と今回来た「ドラゴンの大地」の両方を終える事ではじめてアクセス可能になる本当の意味での「ドラゴンの大地」の終焉ストーリーが見れると書いてあります。
両方のメイン・クエストを終えるとイベントのお遣いが現れて、その特別クエストがプレイ可能になるようです。
「ドラゴンガードの聖域」の再建
先に触れた通り、「ドラゴンの大地」のメイン・クエストを進める事で、「ドラゴンガードの聖域」と言う場所が発展して行って、プレイヤーは様々なサービスの利用が可能になるようです。
パッチノートによれば…
- 「古代ドラゴンガード」のアイテムセットが作れるクラフト台の解放
- 実績家具の商人(普通の家具商人の方はセンシャルの方に居る)
- ドラゴンの討伐のデイリークエスト。ドラゴンを倒す事で、クラフト材「ドラゴンレウム」が取得可能
ドラゴンガードの再結成後は、聖域再建の進捗状況は「ドラゴンの大地」の実績で確認可能と言う事。
「ドラゴンの大地」を進める事での特典
そして、いつも通り新DLCには拾えたり作れたりする装備セットが用意されているけども、それ以外にも「ドラゴンの大地」には様々は特典(実績、称号、コレクション等)が用意されているようです。その全ては、パッチノート(1)で確認可能です。
その中のコレクションに触れると…
コレクション
- 実績「ドラゴンの憤怒」を達成すると、ペットの外見コレクション「壮麗なドラゴンインプ」を獲得可能となります。
- 実績「風と共に去りぬ」を達成すると、記念品「生命の壁のブラシ」を獲得可能となります。
- ドラゴンの大地のメインクエストラインを完了し、実績「ドラゴンガードの帰還」を達成すると、コレクション帽子「アルコシュの仮面」を獲得可能となります。
- ドラゴンのシーズンの物語のフィナーレクエストライを完了後に、実績「英雄の歌」を達成すると、コレクション家具「クンザ・リの眠る場所」を獲得可能となります。
- 実績「永遠の闇の失墜」を達成すると、コレクション家具「イオンストーン層」を獲得可能となります。
- この特定の家具は、家「最高顧問の静養所」にあるイオンストーンの穴にできた水溜まりとの珍しい相互作用が発生する可能性があります。
- 古代カジートのタペストリー、「月のカジート」の12の断片を、すべてセンシャル宮殿に届け、実績「歴史の一部」を達成すると、コレクション家具「月のカジートのレプリカ」を獲得可能となります。
また、この南エルスウェアでは、新章エルスウェアのメインクエストで貰う事になった「月の勇者の広間」の最後の石版が手に入ると言います。
ドラゴンの大地で、メインストーリークエスト「ドラゴンガード」を完了すると、月の勇者の広間における最後のストーリーの石板である「クンザ・リの大志を見よ 」を獲得可能となります。
この石板を大志の祭壇に置くと、南エルスウェアの絶壁の上にあるクンザ・リの子供時代の家、獅子のゆりかごへのポータルが解除されます。
この家を完全にする為に必要な石版は、1~2枚目は新章「エルスウェア」のメインストーリー、3枚目は、前の新DLC「スケイルブレイカー」の2つのダンジョン(「マーセロクの巣」と「ムーングレイブ神殿」)の両方をクリアする事で入手する事が出来ます。
南エルスウェアってどんな場所?
既に数日前に日本語公式の方から、「ドラゴンの大地」の舞台となる南エルスウェアの事前知識として記事が出ています。
この記事のよれば、南エルスウェアと言う場所は、
- かつては偉大な王国があった。
- センシャルは、港湾貿易都市で、多種多様な種族が居る。
- ナハテン風邪の被害のあと、20年前に山火事があり、その復興の最中。
- センシャルの街の外は、海賊や奴隷商人が渦巻いている。
- センシャルの盾と呼ばれる帝国軍が、南エルスウェアの人々の救援と保護と言う最後の命令を守っている。
自分は南エルスウェアのストーリーはまだ進めてないから、そこでどんな話が展開するのかは全然わからないものの、しかし、センシャルの街は北エルスウェアより「古さ」や「荒廃」さえも感じたりもしました。公式の紹介に書いてある通りなのかもしれません。
新章「エルスウェア」のストーリーでは、少しカジートのイメージが変わったと言うか、それまで、カジートと言うと、商人文化、ドロボーが得意、スクゥーマ中毒とか、あんまり良い印象がなかったりもしたけども。
しかし、北エルスウェアに暮らすカジートの多くは、非常に信仰深かったり、精神性を大事にしたり、敬虔で慎ましい人たちも多かったように思ってます。
同時に、カジート達のかなり信仰と精神性を大事にする傾向は、スカイリムで見聞きした”ある事”を思い出せたりしました。
ESOのストーリーは、スカイリムの時代より1000年近く昔の話だけども、このスカイリムの時代のサルモール(ハイエルフの中でも過激派の軍事組織)は、ESOの時代と同じく既にウッドエルフのヴァレンウッドとカジート達のエルスウェアと協定を結んで、それを支配下に置いていた。
スカイリム時代、カジート達が再びハイエルフ達に従った理由と言うのは、sKyrim Librayの本から引用させてもらうと…
第四紀98年、双子の月マッサーとセクンダが消えた。帝国内のほとんどの人は、この現象を不安と恐怖の目で見た。エルスウェーアでの状況はもっと悪かった。なぜなら文化的に月はカジートに強い影響を与えるのだ。2年間の虚無の夜の後、月が戻ってきた。サルモールが今まで未知のものだった暁の魔法を使って月を元に戻したのだと公表したが、実際に月を戻したのか、戻ってくることを知っていて利用したのかは不明だ。
問題の真実がどうあれ、カジートは救世主としてサルモールに信頼を寄せた。そこから15年で、帝国のエルスウェーアへの影響力は衰え、第四紀115年の政変でエルスウェーア同盟が解体され、アルドメリ自治領の属国としてアネクイナ古代王国とペレタインが再建されたが、それにも事実上対応できなかったのだ。またしても帝国はサルモールの力の増大を防げなかった。
第四紀168年に帝位を継承したタイタス・ミード2世は、弱体化した帝国を引き継いだ。セプティムの代の輝かしい日々は遠い過去のことだ。ヴァレンウッドとエルスウェーアは失われ、敵のサルモールに譲渡された。ブラック・マーシュはオブリビオンの動乱以来、帝国の支配に屈していた。モロウウィンドはヴァーデンフェル山の噴火から復興できず、ハンマーフェルは王家とフォアベアーズ間の内輪もめに頭を悩ませていた。ハイロック、シロディール、そしてスカイリムだけが繁栄と平和を保っていた。
ここにあるように、カジート達の月信仰があまりに強かった為に、スカイリム時代、見方によってはサルモールにその信仰心を利用されたように見えるし、帝国もそれを防ぐ事は出来なかった。
このスカイリム本の「大戦」の文面に出て来る場所の殆どは自分達がESOで見て来る事にもなって、スカイリムだけプレイしていた時より、ESOをプレイした後の方がこの部分に妙に納得出来るものがありました。
南エルスウェアのセンシャルは、帝国の人たちも関与してカジート達を助けているけども、当然、ESOでのこの頃の帝国(インペリアル)人は未だシロディールを失ったまま、定着する土地すら持たない流浪の民みたいになっていて、300年後、タイバー・セプティムの登場により、大きな繁栄がシロディールとインペリアルにもたらされる事は当然誰も知らない時代だったりします。
個人的には、北エルスウェアのストーリーとは、ドラゴンが暴れる…とか以上に、カジートの信仰心と精神性と言うものがスカイリムに出てくる話にまで繋がっている事に感心する事にもなりました。
しかし、こういう風に見ると、ますますスカイリム時代の帝国とサルモールの戦いがどう決着がつけられるのか…ESOの話が深くなって行くほど、その結果を知りたがるファンが多くなった事は興味深い事です。
アップデート24での戦闘調整について
今度は戦闘調整について。
「ドラゴンの大地」に付随するアップデート24のパッチには、毎度のように戦闘調整が含まれていて、日本語公式のパッチノート(2)に書いてあります。
(但し、今年スタートしたネクロマンサーの戦闘調整だけは、パッチノート(1)の方にあります)
しかし、これは既に5週に渡ってPTS(パブリック・テスト・サーバー)でテストされて来た事をダイアリーの方にレポートしてくる事になって、その戦闘調整の過程は以下に纏めてあります。
多分、多くの人が読んでくれていると思っているんで、今回は改めての説明は省略します。
今回の調整を一言で言えば、前回のアップデート23で上げすぎたDoTダメージがクラスを含むスキルラインで殆ど全部に調整が入り、継続ダメージ部分はダメージが下げられる事になりました。
現在、シロディールのPvP等でも愛用されていたであろう魔術師ギルドの「乱雑構造」、ソウルマジックの「魂縛」については、継続ダメージが40%減になっているし、戦闘ビルドの見直しを強いられる人も多いかと思います。「乱雑構造」においては、魔術(強)も付加されなくなりました。
その為、戦闘調整については、公式のパッチを必ず一読しておく事をお勧めします。
10月28日まで、アビリティの変異等の変更は無料
今回も戦闘調整にかなり手が入ったと言う事で、首都クラスの街の祠で行う事が出来る取得アビリティやアビリティの変異の変更は、28日まで無料で出来るようになっています。
自分も幾つかのスキルの変異を変える事になったけども、いつもなら祠での変更には金額が書いてあるものの(上写真参照)、今回は全く無料で変異を変える事が出来ました。
実際、どの位、この調整でDoTダメージに変化があったのか?
昨日、DLCが来た時にまず最初にやった事は、南エルスウェアに行くのでもなく、どの位、クラスのDoTが影響を受けているか?と言う事でしたw
自分の場合、PvPもPvEもマジカドラゴンナイトでしかプレイしないと言う事もあって、その比較しか出来ないんだけども、ドラゴンナイトのマジカ型は今回の調整に最も影響を受けてないクラスの一つと言われていても、DoTに関しては影響がありました。
調整前の残火(炎の爪)単体DoTだけども
これが今回の調整では…
コストも上がって、総合ダメージとして6000ほど下がっている。
そして、円すい型の範囲DoTの「飲み干す炎」(ファイアブレス)では…
調整前ダメージ。(ジルが変な顔すぎてスミマセンwww)
調整後…
爪とファイアブレスのダメージが殆ど変わらないと言うか、ファイアブレスの方が範囲が広くてダメージがデカイし、コストもそれほど大きく変わらないとなると、どちらか一つで決着がつく場合、火を吹いていた方が良い…と言う結果…。
今回のDoTの調整ポリシーは、単体DoTと範囲DoTのダメージの統一と言う事で、範囲DoTは単体DoTと総ダメージが変わらないように調整されていて、その分、範囲技の方がかなりコスト増になると言う宣言もされてました。確かにそのとおりになっている。
但し、マジカ型のドラゴンナイトの場合、DoTがクラス特性と言う理由でDoTのダメージNerfは少し緩やかにもなっていて、しかし、他のスキルラインの「魂縛」や「乱雑構造」はこれ以上のダメージダウンになっています。
南エルスウェアでのドラゴン戦
それで南エルスウェアのドラゴンとも戦ってみたけども、直接攻撃系と合わせれば何とかなる感じか?
上の写真では、アビリティバーにあるDoTを2つ使っていないし、今年はPvEでも5部位で重装を着てプレイしているから(回復メインのPvPとは装備もビルドも全く違う)、軽装になれば、貫通とクリティカル値が上がる事でもう少しダメージを期待出来るかもしれない。
どうでもいい事だけど、個人的には上の写真で気になるのはスタミナが0になっている事w すぐに杖に切り替えたけども、スタミナが0になっているのは、自分はマジカ型でもPvPとPvEの両方で盾を使うから。
新しいパッチにもあるけども、南エルスウェアには、雷と冷気属性のドラゴンが出て来ると言う事で、上の写真は雷属性のドラゴンと思うけども、地面にバリバリ雷を敷きまくられて、近接攻撃系の人はこの上に乗る必要が出て来る。その為にスタミナが空になって、もう少しこのドラゴンとの上手い戦い方を勉強しなきゃいけないw
この戦いの時は、テンプラーのタンクの二人がずっとドラゴンのタゲを取り続けてくれて、ここに居合わせた人はかなり安全にドラゴンと戦う事が出来たし、タンクの人に感謝します。
個人的なクラスのレポートはダイアリーの方にその内書くかもしれないけども、PvPで使っている技(回復&DPS)については今回の調整には全く影響を受けてないから、PvPで変化する事は殆どないと思ってます。
他のクラスにも色々と手が入っているようなんで、パッチノートを確認しながら新しいビルドとかスキル回しを研究してみて下さい。
シロディールの新キャンペーンについて
テストの段階から、今までの陣営ロック無しの7日キャンペーンの「ヨルナークリン」が廃止され、30日のロック無しCPありのキャンペーンが出来ると言う事だったけども、見てみたら…
ラートヴロン(スタンダード)と言う名前で”何でもありあり“のキャンペーンとしてありました。
しかし、個人的な事を書けば、自分が所属するギルドやフレンドの多くは、これに見向きもせずに今まで通りのカールグロンティードの方に居るし、自分もパクトでしか戦う気は無いし、キャンペーンをここに移す事は今のところは考えてません。
公式が言う事では…
今回のアップデートで、新しいシロディールキャンペーンを開催しました。
ラートヴロンは、30日間チャンピオンポイント(CP)が有効で、非同盟限定のキャンペーンです。
また、ヨルナークリンのキャンペーンを終了しました。
キャンペーン終了時に、このキャンペーンに割り当てられたプレイヤーは、無料で再度割り当てを受け取ることができます。
この新キャンペーンにどの位の人が集まるかは、もう少し時間が経ってみないとわからないような気がしてます。これについては、追々また英語公式フォーラムとかの意見も交えて伝えて行く予定です。
ゲームパフォーマンスの改善の第一弾
最近、シロディール関係の英語公式フォーラムでは、なぜシロディールがこれだけ過疎る事になったのか、それをゲームのパフォーマンスが酷すぎるから…と言う事に結びつけるプレイヤーもかなり居ます。
色々な新要素がゲームに詰め込まれれば、サーバーの処理能力に影響を与える事は当然の事で、今回のアップデート24から3期に渡ってパフォーマンス改善が組み込まれています。
そして今回行われた第一弾については…
メモリ管理の見直し
今回のアップデートでは、メモリの断片化を減らすために、新しいメモリプールシステムを実装しました。
このシステムにより、ESOでのメモリ使用の処理方法を根本的に変更することができ、メモリ不足によるクラッシュの可能性を大幅に削減することで、プレイヤーのESO体験を改善しました。
また、エリア内に多数の他のプレイヤーやエフェクトが存在する時など、メモリ使用状況のピーク時における負荷が軽減されるため、この小規模なFPSの改善にも気付くかもしれません。
アップデートが来てからシロディールに行ってないから何も言えないんだけども、これを読む限り、メモリ不足で処理能力を超えてクラッシュする可能性があった事も理解する事になりました。PCにだって、メモリーが不足していれば同じような事が起こる事があります。
(先日、自分はPCを変える事になって、CPUもグラボも前より良いものになったけども、正直にシロディールではかなり調子良くなった。相変わらず、「戦闘中が外れにくい」とかはあるけどもw)
まだ触れるべきことはあるかもしれないけど、また何か気になる事や書き落としている事があれば追記する予定でいます。
あっそうだ。南エルスウェアに売り出されている新しい家も購入する事になりました。これは南エルスウェアでのテレポート用も兼ねた拠点が欲しいと言う事で、この家の事もその内レポートします。
南エルスウェアの冒険を楽しんで下さい。
(また誤字脱字があると思うけども、一応読み返してはいるんだけども、後で訂正しておきます。いつもすみません)