今、ジャコ・パストリアス・ビッグ・バンドのLive at Japanと言うのを聞いてたけど、マジでジャコ・パスのベースが神すぎる。Invitationと言う曲。
当然、ジャコ・パスがどういう位置にあるベーシストか知らないわけが無いんだけど、リアル・タイムでの交差は無かった...と言う理由から、思い入れみたいな問題で自分がリアルタイムで知ってるベーシストとは比較が難しかった(ジャコ・パスは87年に36歳と言う若さで亡くなったし、亡くなり方もかなり衝撃的)
しかし、82年にこんカッコイイ事を日本に来てやってたんだね。マジでこれを会場で見た人が羨ましすぎる...
アマゾンでこのライブのDVDを見たらプレミア付いちゃって普通じゃ買えない状態だし、マジでこのライブDVD見たいな...と思ったら、YouTubeにあった。これはオーレックス・ジャズ・フェスティバルの音源だったんだ...。
自分も、81年のスーパージャムセッションとか言うオーレックス・ジャズ・フェスティバルのCDを持ってる。自分がこれを持ってるのは、リチャード・ティー大先生の鍵盤の音が目的で。このアルバムも今は入手が難しいようで...
それで、そのジャコ・パスのオーレックス・ジャズ・フェスティバルの音。
触発されて、自分もオーレックス・ジャズ・フェスティバルの自分の持ってる音源を引っ張り出し改めて見てら、参加ミュージシャンがすごい。
書き出すのが面倒でiPhoneで写真を撮っちゃったけど、レオン・チャンスラー? チャンクラーだよね?w(Leon Ndugu Chancler)
https://youtu.be/4v7nLkET7Zo
これがこのCDと同じ動画で、チャンクラーのドラムがすごいんだけど、チャンクラーの仕事で皆が知ってるのは、多分、マイケル・ジャクソンのビリー・ジーンのドラム。
しかし、こういう曲を聞いてると、エリック・ゲイルとリチャード・ティーと言う元スタッフの2名も亡くなってるし、ジャコ・パス自身も、そのバンドに参加してるブレッカー・ブラザースの片割れ、マイケル・ブレッカーも亡くなってるし、なんか居ない人だらけで、寂しくなるのも本当のところ。
自分が一番好きなベーシストと言うと、スタンリー・クラークが筆頭に上がるけど、スタンリー・クラークと言うのは個人的な特異な思い出があって、これ、どこか書いたかな? 高校生の時にバンドやってた時、ベースやってた奴がかっこいいベースイントロを弾くんだけど、「その曲の誰の?」とか聞いたら、「んー、スタンリー・クラーク」って教えてくれた。
自分も既にスランリー・クラークの名前は知ってたけど、しかし、そのイントロを頭に叩き込んだだけで、その曲がずっとわからない。自分が知ってたスタンリーはリターン・トゥ・フォーエバーとかウッドベースやってた人で、その内、そのバンドも散り散りになって、やっとそれが何て曲かわかったのは、ずっと後。
この曲なんだけど、78年にジェフ・ベックとやってる曲で(ジェフ・ベックのギターはマジで好物)、最初、スタンリーとジェフ・ベックが頭の中で結び付かなかったけど、そのお陰で、その曲が知りたい...と言う理由だけで、どれだけスンタリーの曲を聞く事になったのか...。
聞きすぎたせいもあって、ベース=スンタリー・クラークになっちゃった向きもあるけど(その他、ウィル・リーも好きだけど基本ファンク系が得意な人が良い)、スタンリーはきちんと音大出て音楽の教育を受けて来た人で、スタンリーが一番好きだ...と言っても、誰も否定できないスーパーベーシスト。
しかし、ジャコとスンタリーは同じ年で、スタンリーはリターン・トゥ・フォーエバーでベースをやって、ジャコはウェザー・リポートでベースやって、この時代の音楽の遺産とはどれだけのものだったんだろう...