昨日の晩、エルスウェアが来てからの2度目の最終集計が終わって、早いものでエルスウェアが来てもう2ヶ月が経とうとしている。
今回の集計ではアルドメリの優勝、おめでとうございます。
これが最終集計の10分前位の写真で、ジルの隠密も酷いけど、パクトの砦の数とアルドメリの砦の数がマジで笑えないw
目次
ローポップボーナスについて
上の写真では、パクトに再びローポップボーナスがついてるけども、パクトにこれほど頻繁にローポップボーナスが付いたのは自分は初めて見たし、カバナントも同じだと思う。
最近は意図的にローポップボーナスを引き出している...とか、ローポップボーナスが多すぎるとか簡単に言ってくれる人も居るけど、それは、その時間帯の惨状を知らない人だけが言える事。
この時間帯は、ローポップボーナスが来る陣営は地獄絵みたいになってるからw
何倍もの数の敵が怒涛のように押し寄せて来て、たった一人の仲間が敵の大集団に無慈悲に追われてなぶり殺し。
そういう時でもパクトに入って何かしてやろう...なんて言う人は、パクトのよほどの忠誠者か、忠誠心があっても敵の集団になぶり殺される事を嫌がって、殆どの仲間がこの時間帯に入って来なくなった。これがローポップボーナスをが付く本当の理由だったりもする。
こういう時間帯を英語圏の仲間は、「night cap」もしくは「night capping」と呼んでいるけども、日本の自分たちから見れば、それは夕方から夕飯時間の前後にある事だったとしても、アメリカの人たちから見れば深夜から早朝に起きている時間帯で、その為にnightと言う言葉が使われている。
英語圏の仲間は、それを「オセアニアの時間帯に起こる」と言うけども、日本の自分たちから見れば、シドニーと日本はサマータイムで時差は1時間しか無い(シドニーがプラス1時間)w
なぜこの時間にアルドメリだけが人口を維持出来るのかは英語公式フォーラムでも色々と議論になってるけども、今の同盟戦争では、陣営が勝つ時と言うのは、24時間のサイクルでどこかで強い時間帯を持っている事が殆ど。
アメリカのプライムタイムは全ての陣営に鍵が掛かる状態だから、ここでどこかの陣営が一方的に差を付けると言う事はほぼ不可能に近い。
集団戦の醍醐味と言う意味ではプライムタイムが一番面白いけども、勝利に貢献する時間帯か?と言えば、そうではない事も英語公式フォーラムではよく指摘されている。どこの陣営もこの時間帯には星霜の書を奪う事も不可能に近い事が多いし、多くはホームを守って精一杯になる事も多い。
だから、勝利する為には、プライムタイム以外のどこかの時間帯で有利な部分を持っていなくてはいけないし、パクトが勝つ時も、多くは日本やアジア時間の活躍があったりした(アメリカの仲間が日本時間にまで応援来る事もあるしねw)
今月の集計でパクトが長らく3位に留まった理由
しかし、こう書いてみるものの、今月パクトが勝てなかった理由について、アルドメリに星霜の書を毎晩奪われたから...と言う理由のみに個人的には括りたくない。もっと反省すべき事は沢山あった。
実際、アルドメリの星霜の書の「纏めてドロボー」は今に始まった事じゃないし、今年の始めだってそういう事は山程あった。
これから書く事は、あんまり楽しい話しでは無いと思うし、気を悪くしないで聞いて欲しいけど、しかし、エルスウェア以降の新しい陣営ポイントについて、未だ理解してる人が少ないように思える事もあって、パクトの今月の厳しい戦いを通して、これを説明したいと思う。
新しいポイント制度では、砦の保有数は非常に大事
新しい陣営ポイントについて、下の二枚の写真を見比べて欲しい。
上の2つの写真では、全ての陣営がちゃんと自分達の星霜の書を維持していて、保有砦、基地、資源の数を比較してほしいけど、それらの保有数だけで今はこれだけポイントが変わって来る。
特に砦の保有数は非常に重要。
上の写真の左では、カバナントが砦を11個持っている時の陣営の獲得ポイントは181ポイント、右の写真の9個砦を持っているアルドメリは169ポイントにもなっていて、今は星霜の書を奪って来なくても、砦を沢山保有するだけでも、陣営は大量得点が獲得可能になっている。
この新しい得点方法で、砦一個が幾つの加算になるのかまだ正確な数字はわかってないけど(と言うか公式から公にされてないように思う)、砦・基地・資源の保有数が陣営ポイントに非常に影響してる事はわかって貰えると思う。
パクトはかなり敵の星霜の書を奪いながらも暫く3位に甘んじた理由
今回の集計で一番敵の星霜の書を奪ったのは間違いなくアルドメリだと思うけども、パクトも実は敵の星霜の書を奪って来る事が多かったし、カバナントよりはかなり多かったと思う。
それでもパクトは暫く3位に甘んじ続けた...と言う事は、カバナントによくローポップボーナスが付いたから...とか言う理由だけじゃなくて、結局、敵の星霜の書を奪いながら、その後、全然自分たちの砦を守れてない事を意味すると思っている。
上の写真を見てほしいけど、パクトはカバナントの星霜の書を保持しながら砦が3つしか無い為に、星霜の書を奪われていながらホーム砦を全部維持しているカバナントより低い獲得ポイントになっている。実はこういう状態の時が、自分が知る限りの時間では多かったように思う。
と言うか、こういう状態に一度なると、両方の敵陣営はひっきりなしにやって来て、あわよくばカバナントの星霜の書があるアリウスを落としたついでにパクトの星霜の書も奪ってやろう...と言う敵の動きも多くなって、パクトはその対処に追われたまま、他のホーム砦を取り返すまで暫く手が回らなくなる...と言う悪循環に陥る事がプライムタイムでもけっこうあったw
エルスウェア以前なら、敵の星霜の書を奪ってくれば、砦保有のポイントの加算が低かったから、星霜の書の加算で何とか相殺できる時もあった。
しかし、今は保有している砦のポイント加算が大きいから、敵の星霜の書を一つ持っていても、砦を奪われまくっていては、星霜の書で穴埋めできるよりポイントの損失が大きい事がある。
それに何度か書いてるけども、敵の星霜の書を保持すると言うのは、それを取り返したい陣営とそれを奪ってやろう...と言う両方の陣営の注意を一気に引く事になって、両方の陣営からの猛攻も覚悟しなくてはいけない。
どうして新しいポイントについて公式が何も語ってくれないのか?
こういう事から、よほど敵より陣営の人数が上回っている時以外は、今は何でもかんでも敵の星霜の書を奪ってくれば良い...と言うものでもなくなっているように感じる。
アルドメリが派手にライバル陣営の星霜の書を奪ってポイント加算してるように見えるから、それが今も勝利への近道にも見えたとしても、実際は、アルドメリとて夕方に奪った星霜の書は夜には奪い返される事が多かったし、それを奪い返しに来たカバナントとパクトに領地を蹂躙されて、夜は酷いポイントになっている事も多かった。
それより、アルドメリが勝利する為のポイントに最も寄与したのは、星霜の書以上に長時間に渡る高い砦の保有数だったと思うし、プライムタイムであっても、カバナントのアッシュからパクトのブルーロードまで保持していた時間がかなり多くあった。
(それにも関わらず、パクトもカバナントもいつまでも自分達のホームを取り返さずにチャルマンや侵入者の基地で小競り合いを続けた事は間違いなくアルドメリの助けになっただろうし、これについては、プライムタイムでパクトの仲間同士が不和を起こすほどの論争になっていたwww)
しかし、集計の終わりには、少し仲間の意識も変わって、防衛に頑張っていた人も沢山居たし、本当の事を言えば、このシロディールのポイントの変更については、パッチノートにもなかったように思うし、公式から殆ど説明がなかった為、仲間もそれに気付くのが遅かった...とも思っている。
シロディールと言う場所は、未だ謎なまま公式に伏せられている事があって、例えば、陣営の人数に鍵が掛かった時のプレイヤーの数。
今年の始め位だったかな...陣営の人数の鍵掛かった状態(英語ではpop lock)は一体何人なのか? を予測するスレッドが立てられて、そこでこの数字は未だ謎に包まれている事を知った。
シロディールで活躍する沢山のプレイヤーがその人数を予測していたけど、一つの陣営がフル状態のグループを幾つ走らせる事が出来るか? と言う事から、100人-120人くらいが妥当か? と言う意見も多かった。
しかし、この人数を謎のままにしておく理由がわからないし、欧州サーバーやコンソール版ではその数字が違うのか...とか思ったり、もしくは、その時のサーバーの状態で上限人数が変わる可能性とか色々と想像したけど、正しい事を知ってる人は、関係者以外居ないのかもしれないw
どれだけの人が陣営の勝敗を気にしているのか?
それで、シロディールでの陣営ロックが始まってちょうど二ヶ月が経って、実際、一度のキャンペーンで勝利できる陣営は当たり前だけど一つに限れられている。
英語公式フォーラムでは、この同盟戦争でどの陣営が勝利するのか、それを気にするか? と言うアンケートが行われている。
今のところの結果は、以下の通り。
気にしない...と言う意見が6割を占めていて、気にする人は3割。
しかし、投稿された意見を読んでみると、殆どの人が当然のように自分の所属する陣営に勝利してほしい...と願っているものの、先にも書いた通り、3つの陣営で勝てるのは一つの陣営だけ。頑張ってもうまく行かない時もあれば、だから、負けても気にしないようにしている...と言う意見が多いように感じた。
また、ドライな意見として、「同盟ポイントと変性石が貰えれば、勝敗はどうでも良い」と言う人も居るw
そして、非常に現実的な意見として、結局のところ、他の陣営の人が居ない時に人を集めて暗躍した陣営が勝利してしまうから(星霜の書とかをその時間に奪いまくるとか)、気にしても仕方ない...と言う意見もかなり目立った。
自分はかなり陣営の勝敗は気にするけども、しかし、自分の所属する陣営が負けた事なんて何度も経験してるし、いつも結果については仕方ないと思っている。
今回の集計は、自分も少し仕事が忙しくてシロディールに居る時間もかなり限られていて、週末であっても僅かな時間しか居られなかった事も多かったら大きな事は言えないんだけど、自分達のような奴は戦略的な事でごちゃごちゃ言ったとしても、同盟戦争なんて、勝つ時は勝つし、負ける時もあるし、気にせず気分を切り替えて新しい集計で頑張りましょー。
今月の集計で嬉しかった事
これはかなり個人的な話しになるけども、実は、今回の集計では個人的には少し嬉しい事があって、実は、自分がシロディールに通い出した頃から一緒にずっと戦って来て、自分が知る限りパクトで最も多く皇帝になった人がパクトに戻って来た!
正しい事を言えば、何度もパクトに顔を出してくれてたけど、それほど長く居る事がなくて、自分はいつも彼がレギュラー的に戻って来てくれる事を待っていた。
因みにパートナーは彼を「皇帝さん」といつも呼んでるけど、自分にとってはパクトでどう動くべきかの手本みたいな人で、彼の行動から学んだ事は多かったし、本当に色々な意味で好きなプレイヤーだった。パクトに人一倍尽くしながら、仲間に対してマウントを取ろうとかした事は一度も無かったし、いつも彼の行動だけがパクトへの忠誠の証だった。男はやっぱり口より行動...その方がずっとカッコいい。
それで、今回の集計で皇帝さんがヴォレンドラングを手にした事が数度あって、個人的には「やっぱり彼だわ...」と思えたり、なんで「やっぱり彼」なのか?
とにかく判断力が素晴らしすぎると言うか、彼がヴォレンドラングを持つといつも自分はヒーラーとして帯同したけども(彼もジルの事をよく知っている)、やっぱりこの人は天才なんじゃないか...と思うほど、砦の壁に穴を開ける時も、ヴォレンドのアルティメットを出す時も的確すぎて、ハンマーを失うなんて事は殆どない。
これがその時の一場面だけど、自分の前に居るのはプライムタイムでお馴染みの○○ちゃんだし、自分のフレンドでもあり同じギルドの今回集計のパクトの同盟ポイントランキング1位の仲間も皇帝さんに帯同している。
この少ない人数で皇帝さんを守り続けて、50-60人アルドメリが詰めているようなアレッシアの砦の3箇所全部に穴を開けたけども(当然、他のパクトの仲間の敵を食い止めてくれる支援もある)、個人的にはすごい楽しかったし、彼と一緒に再び戦う事が嬉しくて仕方なかった。
実は、この時、○○ちゃんが皇帝さんから離れなかったけど(○○ちゃんもパクトの元皇帝なんだけどねw)、この時の○○ちゃんの気持ちはすごい理解できて、前に英語公式フォーラムで○○ちゃんがZergについてアルドメリのプレイヤーから非難を受けた時、すかさず皇帝さんが出て来て「おめぇらだってZergばっかり走らせているだろ」みたいに○○ちゃんを庇った。自分もその時の事を忘れない。
この写真に写っている人達は、自分とフレンド以外は全員ギルドも違っていたり、ただパクトで一緒に戦っている...だけの関係なんだけど、この仲間同士の信頼関係こそが”パクト”であって、ギルドもグループも飛び越えて、これからもずっと皆でパクトを盛り上げて行きたいと思ったりもした。
難しいヴォレンドラングの扱い
それで、自分はヒーラーと言う立場から、ヴォレンドラングはまず拾いに行こうとはしないけど、その理由は、ヴィレンドラングを持った仲間はアビリティをその専用に置き換えられてしまうし、自分で回復が出来ない為にヒーラーの回復が必要になる。だから、自分はその回復役でいる事を意識する。
しかし、色々なヴォレンドラングを手にした仲間に帯同してみて、様々なパターンを見て来る事になったけど、ヴォレンドラングを手にした人は必ず敵から集中攻撃をされるし、そして、自分では回復が出来ないし、ヒーラーがどこに居るのか意識もせずに敵に突っ込んだりすると、すぐにハンマーを敵に奪われる事が殆どw
アルドメリのボールグループがハンマーを長く手に出来るのは、当然のようにグループにヒーラーが沢山居るからだと思うし、こういう味方の支援が実はハンマーの持ち手には必要のように思えている。
だから、ソロの人がそれを手にする時は、多少臆病すぎる位でちょうどいい位に思える事もあるし、意識して回復の人と一緒に動くべきだし、幾らその武器が強いからと言っても一人で集団に突っ込む事は避けて、いつも仲間との連携や助けを受けれる場所に位置したほうがいい。
前にパクトで面白い事があって、ある女子キャラの人がヴォレンドを拾ったんだけど、その人は仲間に紛れて敵から逃げてばっかりだったし、チャットで仲間から「早く壁を攻撃しろ」とか飛び交った位だった。
しかし、結果として、個人的にはこういう方法もアリかもしれない...と思ったw
と言うのは、その時、アルドメリのボールグループが走っていて、もしハンマーをそれに奪われたら(その可能性はかなり高かった)、それを持ったままアルドメリの超集団がパクトのアリウスに押し寄せて来るのは目に見えていて、その仲間がヴォレンドを持って逃げ回ってくれたお陰で、パクトは殆ど被害を受けずに済んだ...とも言えそうだった。
自分が見た中で最も上手いヴォレンドの使い手の皇帝さんも、アルティメット・ポイントが貯まるまではヒーラーの近くで大きな行動に出る事を控えていたし、仲間の所で様子を伺っている事も多かった。こういう冷静さも必要なのかもしれない。
余談だけども、アレッシアの橋では、ヴォレンドラングが川に落ちる事もあって...と言うか、持ち手が川に落ちてスローターフィッシュにやられ、そのまま誰もハンマーを拾えない...なんて事も見る事があった。
しかし、ヴォレンドラングが来てからも2ヶ月が経ったけど、皆はどうなんだろう?
これはちょっと投票数が少なすぎて参考にならないかもしれないけど、英語公式フォーラムでヴォレンドラングをどう思うか...そのアンケートも昨日から設置されている。
今の段階では「圧倒的に否定的」と言うのに票が集まっていて、あまりハンマーの評判は今は良くないw
...と言うか、人数が少なかったり弱い陣営の所に現れて、一瞬、それが救済手段に見えても、結局のところ、圧倒的な人数が居たりボールグループを走らせまくる陣営に奪われて、人数が少ない陣営はそれに苦しめられる事が多いしね。ヴォレンドラングはよほど上手い人が持たない限り、奪われて強い陣営をさらに強くするだけ...の事も多かったように思うw
自分も最近はヴォレンドラングには少し飽きて来て、これが出現するとうんざりする事もあるけど、最近は砦に留まって、ハンマーレポーターをしてる事も多くなったwww
ハンマーレポーターと言うのは、ヴォレンドラングの現在位置や、それがどこに向かっているとか、戦闘中で地図で確認するのが難しい仲間に代わって、その動きを見張りながら仲間に知らせる役w
それが自分達のホームに向かっている時は自分もすぐに臨戦体制に入るけども、いつまでこのフィーバーのような状態は続くのか...w