TOTOの動画を見てたら、急にジャーニーの事を思い出して、そう言えば、今、ジャーニーのツアーとかでドラムを叩いてるのはオマー・ハキムだったな･･･と。
パッキンパッキン・ドラムと言うか、パンパンと言うような良く張ったようなスネアの音が特徴的なハキムのドラム。
この動画でドラムを叩いてるのがハキムで、しかし、このLiveの面子がスゴイw YouTubeのコメントで、"Monsters !!!"（怪物達!)と書いてる海外の人が居るけど、本当にその通りで、ピアノがハービーで、サックスがウェイン・ショーター、ベースはスタンリー・クラークで、ドラムがハキム。
YouTubeの海外の人のコメントの中には、この録音はベースが出過ぎてるよ･･･って書いてる人が居てワラた。スタンリーはずっとチョッパー（スラップ）でやってるし。
どうでもいい事ばかり書いててすみません。
なので、このLiveを見ても分かる通り、オマー・ハキムの過去の活動を知ってる人が聞くと、ハキムとジャーニーって、なかなか脳内で結びつかない筈で･･･
自分も間違いなくハキムはフュージョンやジャズの世界の人だと思っていた。
いや、最近は、ネイザン・イーストだってTOTOのツアーでベース弾いてたりするけど、ネイザンの場合は、既にクラプトンと長くやって来たり、アンソニー・ジャクソンを跡を継ぐようなジャンルを選ばない人。
そう言えば、ハキムは、最近だとダフト・パンクのGet Luckyでドラム叩いていたりしてた。
これはグラミーのリハーサルの動画のようで、ここでもハキムがドラムを叩いている。これもすごいメンバーで、ネイザン・イーストまで居るし。
ハキムの最近の活動は実に興味深いけど、ジャーニーのドラムのピンチヒッターに選ばれたのは、ハキムが譜面を読める証拠にも思えたり。
前のジャーニーのドラムのディーン・カストロノヴォをパワフルはドラム叩く人で、歌もすんごい上手い人だったけど、何であんなDVとかやって人生を棒に振ってんのか･･･と言う感が否めない。
しかし、何でも叩ける意味で、スティーブ・ガッドやジョン・ロビンソンが高齢化？して来た事で、その次の世代のフュージョンとかやってたドラマーが、彼らの後を継いでるような感じるし、ジャズとかフュージョンをやって来た人は、それだけ技術があると言う事だと思う。
TOTOのジェフ・ポーカロが生きていたら、今頃どんな活動してたのかな･･･とか思うけど、当時でさえ、ジェフは何だって叩ける第一人者だった･･･
（自分は、ジェフ在籍の頃のTOTOのLiveを生で見てます）
そう言えば、81年だったか･･･。サイモン＆ガーファンクルのセントラルパークの伝説のLiveの動画を見て、そのバックを務めているのが、殆どスタッフのメンバーだった事に驚いた事があった。
自分は、リチャード・ティーのローズの信奉者で（自分も鍵盤をやって来たので）、ティーは本当に尊敬してる人。
このLive動画でも、途中から明らかにリチャード・ティー大先生の音だとわかるローズの音が聞こえておりますが、普通に考えれば、フュージョンやジャズ畑のスタッフのガッドやエリック・ゲイル、リチャード・ティーがサイモン＆ガーファンクルのバックをするとか･･･考え辛いw それに、この頃のスタッフのメンバーとてミュージシャン全盛の時代で相当多忙だった筈で、人気と実力あるアーティストは、こういう良いミュージシャンと仕事が出来ると言う表れにも見えたり。
ハキムの話しから変な所に行ってますが、ジャーニーもハキムのようなドラマーにいきなり叩いて貰えると言うのも、ニール・ショーンとハキムは旧知の仲であるのもあっただろうけど、ジャーニーならハキムは仕事をしてもいい･･･って思ったんだろうな･･･。
ジャーニーとオマー・ハキムが一緒にやってる動画は、検索結果のリンクを貼っておきます。
個人がコンサート会場で撮影したものが殆どなので、ここには動画は貼りません。
Youtube 検索結果 journey omar hakim
ジャーニーで今ヴォーカルやってるアーネルは歌を上手いよね。ここ最近のロック・ボーカルでライブでこれだけ上手い人は、あんまり居ないように思う。スティーブ・ペリーも勿論尊敬してるけど、アーネルは自分にとってリアルタイム・ヒーロー。見てると、ドライバーの佐藤琢磨を思い出す事も多しw