最近、TwitterとかEvernoteとか、数年前は時代の寵児のように言われていたネット・サービスの迷走記事がよく出回る事がある。今日もこんな記事が出ていた。
つぶやきは悲鳴に…ツイッター大揺れ 最高幹部が一斉退社 身売り観測も再燃
前からTwitterの身売りは話題になっていたけど、あまりに知名度が高くなってしまった為、そのネームバリューが足かせになり商談が纏まらない...とも聞いた事がある。
自分はFBは嫌いだけど、Twitterの特性でもある情報の瞬発力と言うかリアルタイム性はすごい好きだから、このサービスが今後も落ち着いて運営される事を祈ってるけど。
しかし、Twitterもここに至るまで、色々と変わった。
2008年からTwitterのアカウントを持っているけど、当時は本当に地味なサービスで、「家族や友達に自分の今を伝えよう」とか書いてあるだけだった。
自分がこのアカウント取得した理由は、海外からのモータースポーツ関係者のリアルタイムな情報(特に海外記者から)が欲しかったからで、当時の日本でTwitterをやっていたのは、都内のIT関係の人ばっか。マジで東京に限られていた...と言っても過言じゃなかった筈。
既にその頃Twitterに居た人として、キュレーションを有名にした佐々木俊尚氏、ITジャーナリストの神田敏晶氏、津田大介氏とか、この人達は2007年からTwitter活動してる先駆者だったけど、今で言う当時の「意識高い系」の集まるところ。自分のような奴がここに居ていいのか?とか、当時はよく思った。
その頃は、Twitter人口自体がすっごい少なかったし、企業のアカウントも殆ど無かったから、何をフォローしてもITネタしか流れて来ない状態だったし、自分もWordpressでサイト構築を勉強し始めた頃で、Twitterに居るIT系の人達から色々と勉強させて貰った。
しかし、先日、自分のTwitterのアカウントに入ったら、「誕生日を入力して、多くの人に祝ってもらいましょう」とドカーンと出て来て、マジでうざい。これで喜んで可愛いのは中学生の女子位のもので、男がこんなので喜んだら、マジで嫌われる...
そんな誕生日なんて簡単に入力させて、セキュリティとかどうするつもりだよ...とか考えるのが、昔からTwitterに居た人達の目線だと思う。
そう言えば、数日前、SonyのTwitterのアカウントが乗っ取られて、ブリトニーが死んだ...と言う嘘情報が流れた...と言うニュースもあったけど。
ソニーミュージックのTwitterアカウントがハッキングされてブリトニー・スピアーズ死亡の虚報が流れる
今は本当にセキュリティに力を注ぐ時代で、個人情報を必要以上に集めるのはリスクを集約させるだけ...に思う事がある。