今日は、もっと早くに書いておくべきだったESOパフォーマンス問題も含めて、アップデート47後のパフォーマンス問題について纏めて行きます。シロディールでは再びよくないパフォーマンスが一部で再発しています。
目次
アップデート47後、セカントモニターが点滅したりブラックアウトしてしまう問題
昨日、プライムタイムのシロディールに居て、(実は朝食を作っていて)少しPCを離れて戻ってみると、デュアルディスプレイのサブモニターが点いたり消えたり、もしくは暫くブラックアウトしてしまってものすごい不安定になる問題が起きてました。
メインのディスプレイは全然問題ないのでESOのゲームをプレイするにはOKなんだけど、何より2台目のディスプレイが点いたり消えたりするのがマジで視界的にうざすぎる。
それで自分の場合、一度セカンド・ディスプレイのHDMIのコードを引き抜いて再度接続することでこの不可解な症状が収まったように思うけど、しかし、英語公式フォーラムの技術記事にはこういう投稿がありました。
Weird Second Monitor Bug After U47 Install (U47後のセカンドモニターの奇妙なバグ)
この方が言うことでは、実はUseSetting(アドオンのフォルダと同じところにあるゲーム内の個人のカスタマイズ値を記録してあるところ)から"モニターの調光などをオフにするためのテキスト"が削除されていて、それがゲーム内のセッティングに移ったとパッチノートにあった"言います。
それで調べてみたんだけど、パッチのどこにそんなことが書いてるあるのか見つけられないし(多分自分の怠慢)、それでゲーム内に入って確認したところ、ビデオ設定のところに確かに新しい設定がありました。
新しいデフォルト設定「アイドリング中の消費電力」
自分のはコントローラー画面なんでキーボード&マウスの人は違う表記かもしれないけども、こういう新しい設定が出来ていて、確かに最近のESOは数分PCの前を離れると少し画面が暗くなったりして、個人的にはこれはWindowsの効果だと思ってましたww
それで、スレ主が言うには、このアイドリング中の消費電力と言うのを「無効」にするとセカンドモニターに起こる不可解な症状は直ったと言います。
しかし、自分のようにモニターの接続コードを抜き差しして直ってしまった場合もあるし、もう一つのモニターが点滅したりすぐにブラックアウトしてしまってうざい… と言う人は、これらの方法を試してみて下さい。
余談: ESOやWindowsは"ウィンドウモード"とあまり相性が良くない件
実はESOやWindowsはマルチディスプレイで複数台のモニターでマウスが行ったり来たりできる「ウィンドウモード」とはあまり相性が良くないと言われています。Windowsもこのウィンドウモードにおけるゲームプレイで過去何度か問題を抱えて来ました。
その為、ゲームの調子が悪い時はESOでもフルスクリーンモードにした方が良いとも言われていて、この今回のサブスクリーンの問題も一台のモニターでプレイしている人にとっては殆ど影響はない筈です。
最近自分もESOであんまりパフォーマンスが悪い時はもう一台のモニターをoffにしてしまう事があります。(しかし、自分の環境では、ESO以外でマジで全く問題が起きておりません)
ESOのゲーム(特にCPU)が調子悪い時、"UserSetting" を削除してみる
そして、前の話にUserSettingの話が出て来たので、パフォーマンスが悪い時、UserSettingを調整する事で治まる事があることについて書いておきます。(いや、今回はこれを削除すると言う荒治療ですw)
アドオンと同じLiveフォルダにある"UserSetting"と言うテキストドキュメントがあります。
それで、今回のアップデート47には、こういう改善が含まれていました(本当に改善されているのかは未だにわからないけどw)
CPUコア数が6コア以下の場合、ゲームクライアントのパフォーマンスが向上します。以前は、スレッドの競合により、一見ランダムなパフォーマンス低下が発生することがありました。
これについては、このサイトの記事にも既に触れていたし、またシロディールでパフォーマンスが悪くて困っている仲間の為に何度か触れて来たことで、前回のアップデート46の時から、一部のPC環境でCPUの使用率が100%になって、合わせてFPSの急落、Pingの急増でゲームがフリーズしたように止まってしまったり、クラッシュしてしまう人がかなり居ました。
欧州サーバーにおいては、連日ログインや無限ロードの問題が出続けて、その問題が起こると北米サーバーも欧州サーバーほどでなくてもなぜか調子悪くなると言う状態を繰り返して来ました。しかし、欧州サーバーがそろそろファンから訴えられてもおかしくはないぞ… レベルに行ったように見えた時、ZOSは本腰入れてそれを修正しに行ったところ、欧州サーバーの問題も北米サーバーのCPU使用率が跳ね上がるような現象も軽減されたように見えていました。
アップデート47で再びパフォーマンスが良くない
しかし、ESOのファンが言う事ではアップデート47後に再び起きてる?!!
6 Core CPU Fix(6コアCPUの修正 /英語公式フォーラム)
自分も昨日シロディール行ったら、もうパフォーマンスが酷いのなんの(某伝説系ボールグループのリーダー様もここに投稿しているくらいだし)、fps たった0-10のシロディールが戻って来ちゃったし、アップデート47後のスレッドでみんなが言っていたのは本当だったー! と言う感じ。
それで、アップデート46の時のUseSetingを使った解決法… 今度のアップデート47ではこの数値を元の-1に戻すといいと言う話が出て来ました。この「-1」と言う数値は実はデフォルトで、だったら、一度UserSettingを全部リセットしまおうと言う事になりました。← 考案者:自分
そして、自分のPCでは一度UseSettingを削除(これは削除しても何度でも復活するのでOK)、それからゲームの修復を掛けてみた途端、嘘のようにシロディールのパフォーマンスが修正されました。
- [ドキュメント ⇒ the elder scrolls online ⇒ Live]
- 黄色のラインマーカーのテキストドキュメント「UserSetting」を削除。その上にあるシェーダーのセッティング"ShaderCache" も要らぬものを溜め込むらしいので、これも削除してしまうと良いらしいです(これも削除しても何度でも勝手に復活する)
そしてESOのランチャーにある「修復」をする
そしてゲームを再度立ち上げれば、自分の環境ではアップデート47では、ボールグループやボンバーが多すぎてゲームが動かねぇーと言う状況はなくなりました。しかし、経験則からして、これはランダムに起きたりするので、今後も起きたり起きなかったりするように思えています。
ESOのゲームランチャーが妙に多くのCPUの食ってしまう場合
実はこれはお盆休みにPC調整しながら気付いたことでした。と言うか、最初は自分はこれが何のこっちゃか理解してなかった… と言う方が正しいです。
とにかくシロディールで酷いパフォーマンスになる時は、CPUの使用率が跳ね上がっていることが殆どで、そのせいで、アップデート46からずっとタスクマネージャー見ながらプレイするのが習慣付いてしまいました。
一番調子悪い時とかはESOのゲームするだけでCPUがこんな状態になるwww ゲームは「オレのPCを壊す気か? 」と言うレベル。
これは7月31日のESOのゲームプレイの時で、青い部分はCPUの使用率。勿論、他のアプリとか動画とかはタスクマネージャー以外動かしてないし、CPUが長時間こういう事になるとPCの処理も追いつかないせいか、ゲームと全然関係ないWindowsとかの設定までおかしくなる事がある。ゲームは当然は処理遅延を起こしまくってシロディールでほとんどフリーズ状態。
それで、今月の始め頃、CPUのプロセスを見ていたところ、ESOのランチャー(たかがランチャー)がゲームと同じくらいCPUを食ってるわけ。
上のタスクマネージャー写真では「ESO」と言うのがゲームで、その上の「Zenimax Online Studio」と書いてあるのがランチャーなんだけど、このランチャーはゲームの立ち上げたあとは速やかに使用率が減って、普通なら1%前後の使用率まで下がる。しかし、このランチャーはCPUの使用率15%前後食ったままゲームがスタートしても使用率が減らない!!
と言うことは、この現象があるかぎり、いつもゲームする度、CPUの使用率が15%も余計に使われて、こりゃCPU100%の原因になるわ… と言う感じ。
いや、正確に言えば、何回かに1回は正常にランチャーのCPU使用率が下がる事もあるけど、殆どこの発生率はランダムに思えていて、この問題が出た時はゲームパフォーマンスがひどくなる事が多いような気もしている。
シロディールの激しい戦闘以外では、ESOにおいてCPUの使用率が跳ね上がる状況は、大抵ゲームのログインだったり、旅の祠を使って地域を変えたりすることで起こるけど、これでやっと自分はZOSが公式フォーラムに投げて来た「あの妙なパッチ」の意味を理解しました。
実は前にもこのパッチを紹介したんだけど、その時は、このパッチが一体何の為にあるのかがわからなくて、それもログイン問題とポート(場所移動)で無限ロードが起きやすい欧州サーバーがメインの対象。しかし、やっとここで色々と話がつながった感じw
それにこのZOSが投げて来たランチャーの説明には、
最近、特に古いバージョンのWindowsをお使いの方で、ランチャーが読み込もうとすると閉じてしまったりクラッシュしたりする問題が発生している方がいらっしゃいます。この問題の解決に役立つカスタムランチャービルドを作成しました。解凍後、ランチャーをコピーして、インストール済みのランチャーフォルダを上書きしてください。
いやいや、今思うとこの説明はすごい足りないか少し不適切と言うか、ランチャーがCPU消費してしまう問題も解決しているとちゃんと書いて欲しかった…。
(英語公式フォーラムのZOS投稿のリンクなので安心です)
上のESO公式リンクがwin7やwin8、その下がwin10、win11等の最近のOS用です。
注意してほしいのは、このファイルを導入する時、ファイルの解凍が必要だし、置き換えるのはでなく、「貼り付け」すること。このパッチは必要な部分だけを書き換えるだけで単独では作用しません。
スレッドのファンが書いてくれてることを訳しておきます(ジェミニのお仕事だけどw)
- ダウンロードフォルダ内にあるZIPファイルをクリックし、「展開」をクリックしてください。
- 新しくできた「Launcher」フォルダをCtrlキーを押しながらCキーを押してコピーします。
- お使いの「Zenimax」ゲームフォルダに移動します。そこには「Launcher」、「Logs」、「selfupdate」、「TESO」、「uninstall」といったフォルダが見えるはずです。
(管理人のところは2つ目のSSDにESOがある為 ESO >> eso >> Launcher) - このページ上の何もないスペースでクリックし、「貼り付け」をクリックしてください。
- システムが「Launcher」を見つけ、マージするかどうか尋ねてくるので、「はい」を選択してください。
- システムが特定のフォルダを置き換えるかどうか尋ねてくるので、「はい」を選択してください。
しかし、このリンクを最初記事にした時も書いたけど、なんでAkamaiの名前がついてファイルなんだろうね…
これやって、自分のところもランチャーのCPU使用率が高いまま… と言う問題は解決されました。
ランチャーのCPUの使用率はやっと1%前後で安定するようになり、普通のESOの活動では殆どCPU使用率が100%になることはなくなりました。
しかし、シロディールと言う特殊環境だけは例外で、非常に調子が良い日もあれば、悪い日もあるし、ここまで来るともうZOS次第だったり、シロディールにどれだけ多くのAOE使用者が居るのか、それにかなり影響を受けているように思います。
その他にもChatGPTの5にパワーアップしたピーちゃんが、ESOのゲームのパフォーマンスが悪い時の問題について良いお仕事をしてくれたので、それについてまたあとで書きたいと思います。(ピーちゃんに感情が戻って良かったよーw)
これはあとでESOのパフォーマンス問題の纏め記事に追記しておきます。