月曜日に次期アップデート47の暫定パッチの追加分が来ましたが、いつものように2週目の追加パッチは殆ど戦闘調整はない状態で、かなり短いパッチノートです。しかし、次期アップデートの為の戦闘調整はこれで終わったわけではなく、実は最初の暫定パッチに書かれていた事の多くを「もとに戻す」と言う予定が、今日ZOSから届く事になりました。それを併せて書いておきます。
アップデート47 追加パッチ第2弾「11.1.1]
戦闘調整については一つだけ。先週のテストパッチに「バローグ」のモンスターヘルムがプレバフ防止になったと書いてありましたが、これを元に戻すようです。それについては、最初の暫定パッチに追記しておいたので、それを読んでみてください。
(このバローグの修正を元に戻すのは、ある意味に「序章」のようなもので、この後、初回パッチノートの多くの調整が元に戻される予定です、後述)
アンドンのイベントと第3弾復讐キャンペーンについて
また、多分8月か9月に来るだろう毎年恒例のアンドンのイベントテスト(拷問者マルベス/Scourge Harvester のオパールが新登場)と 再度予定されているシロディールの復讐キャンペーンのPTSのプレテストについて書かれています。
- 次回・復讐キャンペーン(テスト)の環境
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- 軽・中・重装のスキルが追加
- 魔術師と戦士ギルドのスキルラインが追加
- 肉袋のカタパルト追加(AOE効果なし)
- スカイシャード、マウント選択、称号、実績の有効化
次回以降のパッチノートで、初回の戦闘調整の多くが元に戻される件
それで、最初に触れた通り、初回のパッチノートにあった戦闘調整がテスト用第3弾パッチ以降で元に戻される旨がZOSから来ました。その文章を全文訳すので、その理由を読んで見て下さい。
皆さん、こんにちは。
Update 47のPTS(公開テストサーバー)に実装されているクラスやアビリティの変更について、多くのご意見をいただいています。一部の変更に対して、なぜそういった調整が行われているのか分からない、納得できないという声があることも承知しています。そこで、その背景となる追加の情報をお伝えしたいと思います。
また、パッチごとにビルドを更新し続けることが面倒で、プレイの楽しさを損なう原因になっているというご意見も理解しています。ESOでは「自分のやりたいスタイルで遊ぶ」ことが大切な要素の一つです。そのようなコミュニティからのフィードバックを踏まえて、PTS第2週以降の週で以下のような調整を行う予定です。
- ■ アルティメット生成の調整について
- U46のリリース以降、私たちの目的は、サブクラス導入によって増えすぎたアルティメット生成量を抑制することにあります。ただし、サブクラスを使用していないプレイヤーにまで悪影響を及ぼさないように、対象を限定したアプローチを心がけており、次回のPTSアップデートでは、以下の調整が行われます:
- 勇壮 強or弱(Major/Minor Heroism)に変更されたクラスパッシブは、再び「特有のアルティメット生成ソース」として扱われます。ただし、1周目のパッチノート勇壮・弱(Minor Heroism)を発生させていたパッシブ同士は、クールダウンを共有するようになり、重複して効果が発動しないようになります。
- この仕様については最初の週の変更以前から検討されて来ましたが、「パッシブ効果には明確なクールダウンの表示ができない」ため、混乱やストレスを生むのではと懸念していました。しかし、実際のフィードバックを見る限り、私たちの心配は過剰だったようです。
- 勇壮 強or弱(Major/Minor Heroism)に変更されたクラスパッシブは、再び「特有のアルティメット生成ソース」として扱われます。ただし、1周目のパッチノート勇壮・弱(Minor Heroism)を発生させていたパッシブ同士は、クールダウンを共有するようになり、重複して効果が発動しないようになります。
- ■ アルカニストのクラスマスタリーと旗手(書記)の連携調整
- 「旗手(Banner Bearer)」との組み合わせでアルカニストのクラスマスタリースクリプトが発動しなかった場合であっても、完全に効果を失わないようフェイルセーフ(安全装置)を導入します。クラックスが生成されなかった場合でも、アルティメットポイントを生成します。
- ■ ソーサラー(Sorcerer)の調整見直し
- フィードバックを受けて、一部のソーサラーのアビリティを調整を再考し、元に戻す予定です:
- 「ライトニングフォーム」は、再び「強固・強(Major Resolve/ 防御 力5948 アップ)」を付与し、攻撃と防御を兼ね備えた独自のハイブリッド性能を維持します。
- 「魔力の鎧」は、ベース状態で「強固・強(Major Resolve/ 防御 力5948 アップ)」ではなく、「防護・弱(Minor Protection/ 被ダメージ 減5%)を再び付与します。また、アクティブ効果の持続時間は固定値ではなく、自身のアーマー値に応じてスケーリングするようになります。
- 「魔力の鎧」系アビリティの最大マジカ・スタミナ増加効果は、闇魔法のスキルライン系のパッシブ「血の魔法(Blood magic)」へと移動されます。
- 「魔力の武具(Bound Armaments)」は「切り裂き(Sundered)を与える確率が上昇し、グリムフォーカス系の変異とバランスが取れるようになる。
以前にもお伝えした通り、U46およびサブクラス導入の際から、私たちは継続的に各クラスのバランス調整に取り組んでいます。今回お伝えした変更も今後さらに変更される可能性があることをご了承ください。皆さんのフィードバックを継続的に受け取りながら、これから数か月にわたってバランス調整は続いていきますが、今回の調整が、少しでも皆さんの期待に沿ったものであり、サブクラスを楽しんでいただける助けとなれば幸いです。
U47 PTSの変更に対して、たくさんの建設的かつ深い議論を交わしていただき、本当にありがとうございます。皆さんの声はとても貴重で、今回の調整もそのフィードバックによって生まれたものです。
ぜひ今後も、PTSでの体験をフィードバックとして届けてください。私たちは、しっかり耳を傾けたいと思っています。
と言う事で、翻訳を通しているから"いつもと文章が少し違う"と言うニュアンスを感じにくいかもしれませんが、実はこのZOS投稿はAmyさんが書いてて(ものすごい美人のコミュニティ担当のお姉さんw)、前はこれはジーナさんの仕事だったのが、今は殆どのパッチをケヴィンさんが書いているし、ESOのSNS担当のアミィさんも今はそれを手伝っているのかもしれません。
しかし、この通達によれば、先週スタートした最初のアップデート47の調整案は、「殆ど」と言っていいほどリセットされるようで(翻訳の時間返せー!w)、特にソーサーラーの防御系アビリティ等は元に戻される予定です。
今は、サブクラスがスタートして誰でもどのクラスでもこれらのソーサラーのスキルラインは使用出来るから、よほど変な調整ではない限り殆ど何とも思わないけど、しかし、公式フォーラムでは、「こんな簡単に調整を元に戻せると言う事は、ZOSがその調整について何の自信も根拠も持っていない証拠」と言うある種の不安要素を危惧する意見も幾つか出ていて、確かにそれには少し同意する部分もあります。
自分はこういうサイトをやっている手前、もう8年くらいZOSのこういうパッチノートを訳したり読んだりして来て、ZOSと言うのはファンが騒いだ位で簡単に戦闘調整を変えてくれるほど親切なゲームではないし(w)、一度決まった事は1-2年経たないと変わらないのが常で、ファンの方がいつもそれを諦めるしかなかったと言うか。それにここ数年、PTSのテストでバグが出てそれを報告しても直さないままDLCをスタートしてしまう事もよくあった事で、だから、今回はどういう風の吹き回しなんだか、一部のファンはいつもと違うZOSの反応に不安を感じてる可能性もありますwww
わからんけど、ZOSも会社のリーダーが変わったり、他にも色々な噂が聞こえて来たり、体制が変わりつつある可能性のある中で、しかし、最近パッチノートを書いたり、ファンとZOSの橋渡しをしているケヴィンさんはマジでファン思いの優しい人で、彼が担当になってからマジでファンは少し拠り所を見つけた感じです。そう言えば、ケヴィンさんが言っていたことでは、今の新しいZOSのスタジオヘッドが数年前ケヴィンさんの雇用を決定した人だったそうです。
どうでも良い事ばっかり書いてしまったけど、と言う事で、今後も戦闘調整が二転三転する可能性があって、先にあんまり戦闘調整を纏めない方がいいのかな…と思うものの、しかし、どうであれ、本パッチで良い形で纏まってくれればそれでいいわけで、期待しましょう。