コンテンツへスキップ

F1カナダGPの表彰台インタビュアーは、オブリでセプティム七世の声を担当した名優 彼が挑戦した”シューイ”とは?

6月の週末は個人的には異常なスケジュールになってて、今日もカナダGPが日本深夜の3時からあって、その9時間後にはベセスダのE3。 次はいよいよルマン24時間(一体いつ寝ようか?)。これが終わったらスケジュールが一段落。

それで今日のカナダGPの表彰台インタビュアーは、スター・トレックでピカード大佐を演じたりX-メンにも出演してる名優サー・パトリック・スチュワートだったけど、彼は、TESシリーズのオブリビオンでも皇帝セプティム七世の声を担当していた。オブリのスタートは、この人の声から始まる...と言っても過言じゃない。名門のシェークスピアの劇団主席だけあって、非常に独特の英語のイントネーションで話す人で、キングス・イングリッシュの喋り手としても有名らしい。

調べてみると、キングスorクイーン・イングリッシュは、昔はBBCも採用していた発音で、自分はよくBBCのニュースサイトにもよく行くけど、今のBBCは普通のイギリス英語だし(日本からだと見せてくれない動画とかもあるんだけど、BBCなら仕方ない)、現在は日常的にこの発音を用いるイギリスの人は僅か3%位しか居ないらしい。

そのサー・パトリック・スチュワート、F1のインタビュアーとして登場して、カナダと英国と言うのが近い関係である事を感じさせたり、同じイギリス人のルイス・ハミルトンが優勝した事もあって、ハミルトンと親しげに話していたのが印象的だった。

個人的にロンドン育ちのハミルトンの英語と言うのは、聞き取りやすいし訳しやすいし、自分が言うのも失礼だけど、きれいな英語を喋る(イギリスも地域によってかなり独特だったりする)。前にも書いたけど、自分もイギリス英語に触れてる時間が長かったせいで、どちらかと言うとイギリス英語の方が理解しやすい。最近はアメリカの記事を読んでる方が多いから、それも普通になって来たけど。

しかし、驚いたのは、オーストラリア人のリカルドの”シューイ”と言う...これはローカルな習慣なのかな? 自分もリカルドを通して以前初めて知ったけど、表彰台で自分の履いてる靴にシャンパンを注いで飲む行為。イギリス人のハミルトンからは「汚い」とキチガイ認定を受けていたけど、サー・パトリック・スチュワートはそれに付き合って、リカルドの靴にシャンパン注いで飲んでいた事www

(左がサー・パトリック・スチュワート、右がリカルド)

リカルドにとってはそれは自分が履いてる靴だからいいけど、パトリック・スチュワートにとっては、それは他人(リカルド)が履いてた靴であって、それも2時間もレースしてアクセルかブレーキを踏み潰して汗や体臭を吸いまくったような靴でこれに付き合うとか...。自分だったら考えただけで吐き気がして来そうだけど、それも野郎の靴で...いや、女子の靴でもこれはキツイな...www

サーの役者魂にhats offする。日本のお笑い芸人がよくやる体張ったアホな挑戦さえ思い出したけど(自分はあの手の下品は苦手)、しかし、会場に集まったファンのノリに合わせて、また表彰台のドライバーを称える意味でも場を全く濁す事なく大した御仁に思えた。

(F1の公式までサー・パトリック・スチュワートに”Sorry”とTweet)

ハミルトンが勝った事より、自分のTweetのTLは、一時このサー・パトリック・スチュワートがシューイに挑戦したTweetで溢れていた...海外の人にとっても、これは間違いなくクレイジーな行為に見えるらしい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)