年央の騒乱(ホワイトストレークの騒乱)が来ちゃうんで、慌てて色々な記事を書いておりますが(次期アップデート47の第3弾パッチもご覧ください)、年央の騒乱についてはいつもと殆ど同じなので公式記事を読んでください。
前にも書いた通り、欧州サーバーがおかしくなると連れて自分の環境も良くなる状態がまだたまに起こるので、シロディールを戦うにはパーファクトな状態じゃないんだけども、毎度おなじみのボールグループの幾つかとも戦ったり、色々と皆が使用しているビルドも確認して来たので、今日書く事がほんの少しでも明日からスタートする年央の準備の参考になればと思います。
目次
アップデート46以降のボールグループの傾向
アメリカのプライムタイムしか戦っていないから、他の時間帯のシロディールの様子がよくわからないんだけど、現在のボールグループがアップデート46以前のように一様に同じようなビルドを使っているか? と言うと、実はそうではないように思えています。ボールグループに関しては、アゴニーのプルばっかりに頼っているワケではなく、彼らが使うCCにおいては「恐怖」とウォーデンの「チャーム(日本語名は魅了)」が主流になっているように思えてます。
厄介な「恐怖」と「チャーム」
それで、恐怖についてはアップデート47のパッチでも少し説明した通り、次のアップデートから処理の仕方は変わります。しかし、次の年央ではまだ調整されていない状態のままなので、出来れば、不動系の薬(攻城兵器屋が売ってる赤い薬でOK)やアビリティを用意すると良いように思えてます。
そして、問題はウォーデンクラスの特権であるような「チャーム」で、これは書記アビリティのウォーデンのクラスマスタリーで、効果は以下の通りです。
多分、PvPを普段やらない人がこのCCに置かれたら、急に自分のキャラが変な方に歩きだしたりしてパニックする可能性があるし(エフェクトが殆どないから何されてるかわからないw)、それに、どうやらこのこの効果は一つ場所に何個も重ねて置く事も出来るように思えているので、打破を一度した位では抜け出せない事も多々です。
恐怖もそうなんだけど、打破で解除できるCC(クラウドコントロール)とスネア(鈍足や足止め)は実は別の種類で、例えば打破ではチャームとかスタンとかは解除出来るけど、70%の鈍足とか移動不能とかは打破では解除できない。鈍足と移動不能を解除するには、有名な所では両手剣の「怒涛の前進(怒涛の変異)」、サイジックの「時よりも疾く(加速の変異)」、ソーサラーの「ボール・ライトニング(ボルトエスケープの変異)」とかまだ色々とあるけど、打破とは違う技のようなものが必要です。「不動」の薬とか技だけは、両方に耐性を持ったり解除したりできます。(多分、除去や浄化でも解除できるけど、疫病爆発にはまだ注意が必要)
だから、こういう別々の解除が必要になるステータス異常2つを一つの技の効果として置く事は本当に迷惑な話で、ZOSはそれにやっと気付いたのか、先に書いた通り、恐怖(移動不能 + 恐怖の別々の解除が必要な異常を合わせ持っている)は、次のアップデートでこの2種類の迷惑な状態異常を「一つの状態異常」として扱うようにすると言います。ウォーデンのクラスマスタリーも同じ処置が必要です。
話があちこち飛んでいるけど、だから、ボールグループだけじゃないんだけど、こういう打破とスネア解除の2つが必要なCCを多くの人がシロでも使用していて、多分、これらの技のCCの2面性を理解している人は多分すごく少なくて、こういう技に足を絡め取られるとベテランのPvPerとて容易に死んだりできるのが今のシロディールです。
特に年央の騒乱(ホワイトストレークの騒乱)期間はいつもものすごい数のボンバーが走るので、スネア系の技への対策と打破で解除できる系の2種類のCC対策はいつも必要です。何度も言うけど、不動の薬や技だけはその両方を防いだり解除できるし、アルカニストはグループメンバーにCC耐性のアビリティを使う事ができます。
また、ボールグループはアゴニーを昔ほどよく使わなくなっても、なぜかドラゴンナイトのチェーンとか単体プルは熱心に使用して来る事があるので、ドラゴンナイトのチェーンは「回避不可」と書いてあっても、不動の薬とブロックでは防ぐ事は可能である事を覚えておいて下さい。
その他のボールグループのビルド
ソロで走っていたり、ボールグループと殆ど戦わない人は、アップデート46のパッチがサブクラス以外でどうシロに影響しているのかあまり感じないかもしれないけども、現在のアップデート46には、ボールグループにとって非常に重要だった回復系のポーラウィンドと攻撃系の厳寒の烈風(northen wind)の弱体化が含まれていました。
その為、確かにボールグループがこれらの技を使用してくる事は減ったし、但し、ウォーデンの数は相変わらずボールグループの中には多くて(チャーム使いたいからだとも思う)、厳寒の烈風が攻撃杖のult「台風の目(氷)」に置き換えられていたり、一部のボールグループは書記のウルフシルドの氷攻撃系アビリティを全員で使って来る事もあります。これらはアップデート46からウォーデンの氷系攻撃力が上がるパッシブが強化されたからに思えてます。
そして前と変わらないのは二刀流ビルドの鋼の竜巻で、これは回復系の以外のボールのメンバーの殆どが使って来ると思った方が良いので、物理攻撃耐性と範囲攻撃耐性(回避のバフは絶対持ちましょう)はボールグループと戦う時は必須です。また、こういうビルドの傾向から、彼らはグループ全体のスピードをあげて近距離戦に持ち込もうとするので、こちらの準備が出来てない時は、正しい彼らとの距離を保つようにしてください。
ボールグループに殺される原因の一つには、実はボールグループと自分の距離を見誤っている… と言うのがあります。ボールグループは必ずと言っていいほど速度上昇のバフを持っていて、目標を定めると爆速でそこに近づくので、こちらが安全と思っている距離を一気詰められ、CCで行動を封じられて一瞬で殺されたりします。
この彼らとの距離感は、もう何度も彼らと戦って習得して行くしかないんだけども、一つ言える事は、攻撃アビリティを出し切った彼らをいつまでも遠くまで追いかけるな… と言う事です(グループ持ってて自信あるならどうぞw)。彼らはいつまでも逃げてるわけではなく、リソースが回復したり技のクールダウンが終わればすぐに踵を返して攻撃して来るので、その時に「やべぇ」と逃げても"もう遅い"と言うのが殆どです。
シロディールのボンバーの傾向
個人的には、これがサブクラスシステムが来て一番シロで変わった部分と思っていて、特に某陣営の多くのナイトブレードのボンバーは、どういうわけかネクロボンバーに変わっていますww そして、このボンバーの多さの規模は、既に年央がスタートしてんじゃね? と思えるほどで、プライムタイムでは5-6個のネクロボンブが四方八方から同時に攻撃してくるような有り様。これに対策していないプレイヤーが毎日大勢死にまくっています。
そして、昔はネクロボンブのサポートとして使われていたのは闇の収束の引き寄せ(プル)だったけども、今はアゴニーを使用しているボンバーが殆どで、何度も話している通り、アゴニーは防御(ブロック)でしか防げないので(不動の薬でも防げない)、防御する習慣がなかったり、HPが2万程度の仲間の側に立つ事が一番危険だったりします。
いつも考えるんだけど、PvEしかプレイしないプレイヤーの中でPvPボンバー御用達の「残忍な死」セットの知名度と理解はどの位あるのか…? このセットはPvEでは全然使えないので、このセットを知らないプレイヤーも実は多いんではないか? とかね。でなかったら、誰が2万程度のHPでシロになんか来れるのか、そんな恐ろしい事は出来ない筈だからです(このサイトに来てくれる人なら、言ってる意味はわかってくれてると思うwww)
このセットの説明文は本当に不完全で、セットにはこの爆発に人が巻き込まれれば巻き込まれるほど爆発の威力が上がる… と言う一文はありませんが、実は巻き込まれた人数でダメージが変わります。そして、今は約4万のVD(残忍な死の略称)ダメージの爆発が起こる事も普通で、ここ2-3年PvPで必要と言われて来た3万HPでも全然足りない。もうこの点だけにおいてはHP4万の時代。
但し、このセットは敵が死ななければ全くの役立たずで、だから、この4万の爆発を防ぐ方法は「死なない」こと。しかし、敵ボンバーは爆発を起こす為にその誰か一人を殺したいし、その為に一番低いHPの殺しやすそうなプレイヤーを探し、集中攻撃を仕掛けて爆破を起こします。だから、HPが低いと言う事は、ボンバーにターゲットにされる可能性が高くなるし、HP2万しかなくて殺されば場合は、その爆破に巻き込まれた仲間は当然のように嫌な顔をします。
ただ世の中、心臓に毛が生えている人と言うのも沢山居て、何度注意をしたところで HP2万くらいで来てはいつも死にまくって、それによって起きた爆発で仲間を殺しまくる事になっても平気なプレイヤーとはマジで居るんですよ。こういう事が立て続けに起きて、集団戦で負ける事は実は普通にあります。
と言うか、例えば、PvP初心者がシロで死んでしまうなんて普通にある事で、出来ればシロで長く戦っている自分達は初心者とかPvPに慣れていない人たちが死んだとしてもいつだって寛容で居たいんですよ。「自分達だって簡単に死ねるから気にするな」ってね。しかし、そういう彼らが死ぬ度にクソ爆発が起きて、それによりベテランの仲間までが何人も巻き込まれて死んで不愉快になる…とか、こういうクソシステムを作って、PvP初心者にその責任を背負わせているのは一体どこの誰ですか? と言う話。
自分はボンバーはボールグループと戦う為の重要なロールと思っているから、彼らを否定する気は全くないし、ボンバーの爆発が有効なのは「敵グループ限定」位にしろよ…とかねwww これは完全にZOSへのクレームです。初心者PvPerがいつもボンバーのターゲットになるのはマジで可哀想だしね。
いつも年央の騒乱が来る度、こういうESOのクソシステムに腹が立って来るんだけども、どうであれ、年央の騒乱で嫌な思いを出来るだけしないようにする為にも、他のパラメータより何より先にHPは多めに盛って来てほしいと今年も願ってます。
シロディールのクラスの傾向
サブクラスが来た頃は自分はPvEゾーンの方に居て、PvEゾーンは間違いなくアルカニストが多く感じていたけども(ワールドボスのような場所であっても)、その間、PvPのシロディールはどんなビルドが横行していたのかわからないものの、最近のシロに関しては「ソーサラーがかなり減った」と言う感じに見えてました。前はヴァテシュランの攻撃杖を持って、汚された悪夢のセットを着てるソーサラーだらけだったのに、汚された悪夢のセットさえもう全然見ない気がしてるww
現在、メインとして使われているクラスはウォーデンとナイトブレードが一番多いように思えるし、これにネクロを組み合わせているビルドがかなり目立つ感じがする。実際、APランキングもこれらのクラスが上位を占めているようです。だから、今回の年央の騒乱においてもこういうクラスが多くなるんだろうけど、次のアップデート47ではナイトブレードのグリムフォーカスがNerfされる予定なので、どの位の人がメインとしてナイトブレードを使い続けるのか、これも気になるところです。
あと、先に書いた通り、ボールグループやグループ活動している人たちは、メイン攻撃に鋼の竜巻や台風の目を使う事から近距離攻撃を行う事が多いし、アゴニーを使うボンバーもアゴニーは今はまだそのセットを着ている人のところに敵を集めるので(アップデート47からは発動した場所に集める)、かなり敵が懐に入って来る事も多くなって来たように思えてます。一方で、バフと回復が完全に足りないソロやPugメンバーの場合は未だ遠隔攻撃メインの人が多くて、その為、敵との距離を保てないと一気に壊滅状態に追い込まれる事もよくあって、これが結構気になります。
それにもかかわらず、未だ陣営のヒーラーの数と言うのは、ギルドグループの数に依存している事が多くて、仲間にグループが無ければたった2-3人のヒーラーが十数人から何十人の仲間を支えなくてはいけない事も普通にあって、サブクラスになってヒーラーが増えるか? と思えば、逆に感じる事も多いです。対ボンバー、対ボールグループではヒーラーが多すぎて困ると言う事は決して無いし、年央の騒乱でメインとなる集団戦で勝ちまくりたいなら、陣営の半分以上がヒーラーもしくはサブヒーラーのロールでも良いくらいに思えてます。
はっきり言いますが、年央の騒乱のようなシロの集団戦メインのイベントでは、1 vs 1のデュエルビルドは最も使えないビルドとも書いておきます。デュエルビルドは、ボールグループが居ない時の帝都にでも持ち込んで下さい。
最近の自分のPvPについて
最後に。自分のPvPの近況について。今日もプライムタイムに行ってみたんだけども、また自分の環境は酷いパフォーマンスになっちゃって(2回もクラッシュ)、年央の時もこういうPCと回線の問題が続くなら、今年は諦めるしかないようにも思えてます。それでも最近は「まっ、休んでればいいか?」とかなっちゃうのが、自分もいよいよ末期な可能性がありますww
真面目な話、ビルドについては色々ずっと考えて来て、2年ぶりに一部のセットやアビリティを変えたけども、しかし、あまりにニッチすぎるビルドとセットだけに自分以外の人には殆ど役立たないか使えないと思うので詳しくは書きませんwww
一つセットを明かせば、もうシェゴラスの靴が好きすぎて、これをどうやって使うか? それを中心にビルド組んだ一面もあるんだけど、この靴を見てやって下さいなwww
すんげぇ可愛いデザインでしょ? これはアップデート46から使えるようになった神話アイテムで、ロール回避をするとシェオ爺の加護が得れるもの。
実は、アップデート46の神話アイテムには、指輪で「モノミス」と言うのもあるんだけど、この指輪は一部の人から最強神話の一つとも言われております。しかし、この指輪は、アルティメットが貯まらない(萎縮・弱)& 被ダメアップ(脆弱・弱)と言う副作用も持ってるからアルティメットが重要な自分のビルドでは使えない。何の副作用もないシェオ爺の靴の方が絶対にいい。
それに自分の場合、シロで最も多くロール回避を使用する一人の筈なので(特に対ボール)、自分がこの靴使わなかったら誰が使うの… と言う感じで、ZOSが自分の為に作ってくれた…くらいに思っております(おめでたい脳みそでスミマセンw)
- Mad God’s Dancing Shoes(軽装・靴)
- 1 – 戦闘中、ロール回避を行うと以下のどれかの効果が発生します。この効果は3秒ごとに1回発生します。
- 15 メートル以内の敵の下にチーズ ホイールを作成し、1 秒後に 3 メートル以内の敵に魔法ダメージを与えます。
- 1.5 秒後に正面を向いている敵に物理ダメージを与えます。
- 最も近い敵に魔法ダメージを与えます。
- 4.5 秒間、迅速・強(速さ30%アップ) を獲得します。
- スタミナを回復します。
- 次のアルティメット以外のアビリティのコストを削減します。
- アルティメットポイントを獲得
- Monomyth Reforged(指輪)
- 1 - 戦闘中およびメイン武器を装備中に、威力・強(クリダメ20%アップ)、狂戦士・弱(攻撃力5%アップ)、脆弱・弱(被ダメ5%アップ)を獲得します。
戦闘中およびサブ武器使用時に、防護・強(被ダメ10%減)、生命力・弱(被回復アップ8%)、萎縮・弱(アルティメットポイントを1.5秒毎に1減る)を獲得します。
このシェオ爺の靴も人気のモノミスの指輪も、DLCダンジョンのガーラスマラタールに行けるんなら、そこからこの両方の発掘のリードを拾えるし、自分はパートナーとたった二人で行って、1回の探索で二人とも両方のリード拾う事ができました。ガーラスマラタールはDLCで来た当初は難しいとか言われていたけど、今の攻撃力がオーバーフローのESOでは、ノーマルなら二人でラクラク状態です。(ここはTES4のオブリの追加コンテンツ「ナイツ・オブ・ザ・ナイン(九大神の騎士)」の最終決戦になった舞台になった名所。メリディアはペリナルや自分達の敵に間違いなく手を貸していたw)
ただ、一人で行くとガーラスマラタールの最初のボスがハンガータイプで拘束されてHPをチューチューされるので(これがシェオ爺の靴のリードを落とす)、誰か拘束解いてくれる仲間が一人いた方が安心と言う話(コンパニオンじゃダメよ)。一人で行くなら、ホワイトストレークの報復(Whitestrake's Retribution)のクラフトセットがあった方がいいとも聞きましたw
最近、シロで「自分にはシェオ爺の加護があるから」とか言い張ってると、仲間もこの靴を欲しがったりするけど、しかし、他の人は多分もっと別の神話アイテムが使いたい筈www 話題性しか今のところないんだけど、まだこれを発展させるビルドを考えているので、今はシロディールにおける個人のPC環境が良くなる事を祈って、今度はアップデート47の事を考えたいと思います。
どうであれ、良い年央のイベントをお過ごしください。