来るぞ、来るぞ...と言われて、Wordpress5.0が本当に来た。
歴代のWordpress(WP)には、歴史的なジャズ・ミュージシャンの名前がイメージとして付けられて来て、今回は"Bebo"。
WPの話題より得意な音楽の話からしちゃうけど、ベボ・バルデスは、モダン・ジャズ時代の頃(1950年代)から現代(2013年に亡くなられた)まで、キューバ・ジャズの第一人者のピアニストとして活躍した人で、60年頃、キューバの独裁政治から逃れる為、奥さんの故郷であった北欧のストックホルムに移った。
彼の音楽は当然のようにラテンで、その音は後のどれくらいのミュージシャンに影響を与えたのか、それはジャズの革新的な音でもあった。
音を聞く限り、クインシー・ジョーンズにも多大な影響を与えたんじゃないか...とも思えるし、しかし、今までWPには、モダンジャズ、ビバップのジャズ・ミュージシャンの名前が付けられて来て、しかし、5.0はキューバ・ジャズ。
だから、キューバ・ジャズが後々のミュージックシーンに与えた新しく大きな影響を考えると、WP5.0がどれだけ革新的で、またそれが、後々に与えるかもしれない新しい影響を予見した名前にも思えて来る。
5.0の”Gutenberg"が個人的に色々とストレス...w
しかし、今回のWP5.0の新要素である新エディターの”Gutenberg”...これ、どうすんの?
自分もベータ版で1度か2度か練習してみたけど、正直、わけがわからん...(そもそも完全にやる気がない練習だったけどw)
特に自分の場合、WP2.1(2007年)からWordpressを使って来て、リッチテキスト・エディターですら嫌って来たのに、ほいそれ...とこういう物に馴染めるとか、最初から想像はしてなかった。
それに、このエディタがどの位メジャーに浸透して行くのか自分には想像もつかないけど、エディタ機能と言うのは、サイトの運営者の多くにとって殆ど中心にあるもので、当然それが使いやすいかどうか...それは重大な問題。
WPはなんで急にこんなジャンプ・アップする必要があったのか...
そしたら、今年の8月頃の財経新聞に面白い記事があった。
この背景には急速に台頭するSquareSpace、Wix、Weebyといった、コーディングを知らなくても簡単にサイトが作れるサービスへの危機感があることがWordPress.comを運営するAutomattic社からも公式に語られている。
こういう事を書いたら良くないかもしれないけど、なんて言うか、今までのWPと言うのは、HTMLとかCSSとかをちゃんと勉強して来た人だけが踏み入る事が出来る「特権的な領域」みたいに思えていたような所があるし、当然、WPに触れる事からその勉強を始めてもいいんだけど、最近はどのサービスも、「何も知らない人でも簡単に」と言う部分に譲り過ぎているような感じもしなくはない。
WPもその路線に進んで行くのか...とか、少し寂しくも思う部分もあるけど、時代がそうならそれも仕方ない。しかし、長いWPの信奉者としてコケないで欲しい...とも思ったりもするけど。
ネットで”Gutenberg”の評価を調べてみたけど、日本では大概に否定的な意見はなくて、もしかしたら慣れたら使いやすいシステムなのか...?
しかし、10年以上も同じ方法で記事を書いて来て、それを急に変える事は個人的な感覚では難しい...。
そういう人の為に今まで通りのエディターで記事が書けるプラグインも用意されている。
当然のように自分はこれを入れたけど...。
”Gutenberg”がメジャーに浸透するようなら、勉強用のサイトでも立ち上げてその練習してみるw (正直、暫く様子見)
今のところ、WP5.0にしてみて自分のサイトは不具合は出てないみたいで、しかし5.0が来る少し前から、プラグインやデザインのこの対応の為のアップデートが沢山来ていて、プラグインやデザインの制作者さんは本当にお疲れさまです。対応に感謝しています。