年央の騒乱が昨日で終わった。
いや、この期間、シロディールに人が沢山来てくれた事は本当に素晴らしい事なんだけど、しかし、一部...無法地帯とまでは言わないけど、これが正常運転に戻ってくれる事を祈るばかり。
これはよその陣営とか自分の陣営とか限らず、同盟ポイントを激しく稼げる期間と言う事も重なって、同盟ポイントを稼ぐ為にやりたい放題が目につく場合もあったし、戦わずに楽して同盟ポイントを稼ぎたい人も居るし、陣営の色々なバランスがそれにより崩れるような時もあったw
自分は年央の騒乱に参加するのは3回目だけど、去年の夏の時は皆よく戦っていた記憶もあるし...いや、去年の夏の年央の騒乱の時はパクトが1位独走状態だったから、何をやっていても安心してられたと言うのもある。
しかし、今回はアルドメリが首位でパクトはこれを追わなくてはいけない状態。年央の騒乱の最中だろうが、1位を目指す事は変わらない陣営の目標であって、昨日の午前中にアメリカ時間の人たちが手堅く守り続けて首位まで100ポイント差を切るまでパクトは追い上げを見せたけど、その午後は「どうして?」と言う位、再び300ポイント以上離される展開。
(実際、今はもっと大きなポイント差になってるよね...)
自分は午前と午後とその両方をシロディールで見ていたけど、最近はPugとかギルドのグループに疑問を感じる事もある。そのトップの人がミスリードした時の陣営へのポイントの跳ね返りがマジでデカいw
年央の騒乱の最終日の昨日はその典型のような一日で、一日でパクトの最も良い部分と最悪の部分の両方を見る事になった。
目次
星霜の書の争奪戦だけが、陣営を勝利を導く手段では無いと言う事
昨日のアメリカ時間は大きなPugが鳴りを潜めていて、もしかしたらそれ以外のギルドのグループもあったのかもしれないけど、パクトは徹底的な防衛を続けた。
実際、各陣営の人口がイーブンの時は、これが最も手堅い戦法だったりする。そういう時は、敵の星霜の書を奪う事も難しいし、ライバル陣営より2-3個砦が多い状態を維持して、あとは徹底防衛。それにより時間を重ねる事で僅かでも確実にポイント差が付いて来る。
実はこれは過去のパクトが最も得意としていた戦法で、この手堅い守備が何度もパクトを勝利に導いて来た。
星霜の書を奪い、維持する事にも戦略や賢い行動は必要
しかし、星霜の書の加点・減点が来た事で、そういう戦法もパクトの中では変わって来た。敵の星霜の書を奪う事で、ポイント的に大きくジャンプアップできる可能性があって、それを狙う方が好まれるような感じにもなって来た。
そして、星霜の書を奪って来ても、それを長時間自分達の陣営で維持出来なければ、それは陣営のポイントに大きな有利性を与える事は出来ない。
また、敵の星霜の書なら何でも奪ってくれれば良い...と思ってる人も居るけど、実際のところ、敵の星霜の書を奪った加点10ポイントよりも、ライバル陣営がそれを失った事により、マイナス20ポイントになる事の方が効果が大きい。
例えば...1位アルドメリ、2位パクト、3位カバナントの今の状況の場合
- パクトがアルドメリの星霜の書を奪った場合
パクト+10p、アルドメリ-20p、アルドメリに対してパクトは30p得する - カバナントがアルドメリの星霜の書を奪った場合
パクト±0p、アルドメリ-20p、カバナント+10p アルドメリを追い上げたいパクトは事実上20pの得 - パクトがカバナントの星霜の書を奪った場合
パクト+10p、アルドメリ±0、カバナント-20ポイント パクトはアルドメリに対して10pの得
だから、パクトの場合は、アルドメリから星霜の書を奪う事が現状最も効果が大きいし、カバナントがアルドメリの星霜の書を奪ってくれても、パクトがカバナントから星霜の書を奪うより、対アルドメリと言う点では効果が大きい事になる。
何でもかんでも自陣営に持ち込めば良いってわけじゃない
先月だったか、2位がカバナントで、3位のアルドメリがカバナントの星霜の書を持っていた。
個人的には、こういう時は、その星霜の書を3位のアルドメリに守ってもらえ...と思う。パクトから見れば、アルドメリがカバナントの星霜の書を持っていても、カバナントに毎時間-20ポイントのダメージが入る。
そして、何より他陣営の星霜の書が自陣営にあると言う事は、パクトがいつもアルドメリとカバナントの注意を引き付ける事を意味して、それを取り返したいカバナントとそれを奪いたいアルドメリがひっきりなしにパクトに攻めて来る事を意味する。
そうすると、星霜の書一つのせいでそれを守る事で精一杯になり、パクトの領地も縮小し、砦が4つ位しか無くなったり、結局、星霜の書のポイント加算がそれで帳消しになる事が殆ど。だったら、その時3位だったアルドメリにその星霜の書を持っててもらう方がパクトは遥かに楽。それでも、パクトはカバナントより20ポイント得する事になる。
しかし、先月も、このアルドメリが持っているカバナントの星霜の書を積極的に奪いに行こうとするパクトのPugがあって、仲間からそれが賛否両論となり、何でもかんでも自陣営に持ち込めば良いわけでは無い事もある。殊にとんでもない火種さえ、それと一緒に陣営に持ち込む事があるしね。
その例として、面白いアメリカのグループがあって、先月だったかな...アルドメリがカバナントの星霜の書をアレッシアに置いていたんだけど、カバナントがそれをアレッシアに取り返しに来ると、そのパクトのグループが動いて、カバナントが星霜の書を取り返せないように邪魔しに行っていた。
その行動は、リーダーからチャットにちゃんと報告が来ていたから、パクトの仲間はそういう事をする理由と意味をちゃんと理解していた。
当然、パクトがそういう行動したのは、敵の星霜の書を自軍に持ち込む事は敬遠したいし、だから、ポイントの為にアルドメリにそれを持ってて欲しかっただけw
よくチーム・グリーンだとかチーム・オレンジとか言ってる人も居るけど、そんなのは、その時の状況で互いの陣営が互いを利用しあってるだけで、最近は、時間によっては今まであまり見られなかった赤と青でアルドメリを攻めている時もあるw
パクトの場合は、両方の陣営から激しく攻められる事も多いし、頭を使ってそれを回避出来る時は、敵の注意を他の陣営に向けさせる...と言う作戦も必要な時がある。星霜の書と言うのは、それを奪った陣営だけからじゃなく、もう一つの陣営の注意も非常に引き付ける...と言う事も覚えておかなくてはいけないように思う。
星霜の書の奪う事は熱心でも、それを守る事はどうでもいい人達...
しかし、昨日の日本時間の午後は、日本時間で言う午前のアメリカ時間の人たちの手堅い防衛とうって変わって、ジェットコースターで一気に滑り落ちる状況になった。(確実にポイント差を縮めたアメリカ時間の仲間に申し訳なくなる位...)
昨日もアルドメリの同盟ポイントを激しく稼ぎたいグループが幾つも暴れまくっていたけど、アリウスとキングクレストを一気に落とされて、チムの星霜の書を奪われる事になった。
しかし、これがパクトに全然人が居ない時間とかだったら「仕方ない」と思えるけど、昨日はパクトに鍵が掛かるほど仲間が居た時間帯の話。
アリウスには2つのアルドメリのグループが来ていたけど、アリウスに居た防衛は自分とパートナーを含めてたった8-9人。
その時にパクトの他の仲間は何をやっていたのか?と言うと、一つはアレスウェルに行っていて、もう一つのグループはドレイクとハルルンを取り戻していた。
ここに至るまでも色々とあって、ブルーロードやドレイクも取られていてもパクトは全然取り返そうとしない。自分や仲間が何度もそれを取り返す必要がある...と言っても、いつも集まるのは数人の仲間ばかり。
他の人たちは陣営の人数が減ったカバナントの方にばかり向かって、一人の仲間が「カバナントと戦っても自分達は陣営のポイントを取り戻せない。アルドメリと戦わなくてはいけない」と言っても「カバナントの人数が少ないからそこを攻める」とか言い張って戻って来ない。
昨日も、そういう仲間が殆どやろうとしない防衛に走り回っていたけど、仲間7-8人で24-5人の敵グループを相手にするのも普通にあって、それでも何とか出来る限り撃退もして来る事にもなった。
そしてブルーロードを取り戻せないままそれを放置したせいで、アルドメリの大軍は最後にはアリウスにやって来た。それと足並み揃えてキングクレストを落としたのはカバナントだったけど。
チムの門が開いたら、やる事は一つしかない。星霜の書を守る事だけ。
同時にファラガットも攻められていたから、その防衛に行った人は仕方ないとして、チムの星霜の書を所に集まったのは僅か10人。守れる筈がない。
そしたら、その時、パクトの一番デカいPugが何をやっていたか?と言えば、ブルーロードもセヤヌスも黄色のまま、なぜかアレッシアを攻めている。
個人的には「ポカーン」...。何を考えているんだ、こいつらは...とか思ったけど、当然、そういう事を思ったのは自分だけじゃないし、パクトのチャットはそのグループへの非難と嫌味が羅列。
一番キツイ言葉は、これだった...
「they are the enemy, not your ep borther and sister」
奴らは敵であって、自分達のブラザー&シスター(仲間)じゃない
この言葉は少し言い過ぎだと思うけど、しかし、こう言いたくなった仲間の気持ちも理解できる。少なくともここで毒を吐きたくなった人は、パクトの勝利を心配してる仲間と思うしね。
それに、そのグループばっかりに責任があるわけじゃなくて、それまで何を言ってもカバナントの方にずっとステイしていたお前らにだって責任があるぞ...
すっごい日本人らしい事を言っちゃうけど、これは陣営の「全体責任」。
その直後、その非難されたグループは、チムの星霜の書が置かれたフェアユールにアレッシアも取らずに特攻を繰り返しているし、仲間がその責任を押し付けて、そのグループのリーダーがヤケを起こしてるようにさえ見えていた。
少し冷静になれよ...とか思ったけど(stay calm)。
そして、自分の所属するPvPギルドのギルマス達がチャット(ゾーン)に登場して一言、
「お前ら、ちゃんとマップを見ろ!!!」
はい、マップは真っ黄色でございます...ギルマス。
自分は、アリウスで戦って、その後、最後の手段としてキングクレストでアルドメリを相手に戦って、しかし、それを止める事が出来ず、その後、チムの聖堂でアルドメリと死闘して、キャンプを2回も立て直して、それでもチムの星霜の書を奪われて...。
もう”燃え尽き症候群”のようになって疲れ果てて...いや、精神的にね。敵に腹をたてている時なんてまだ幸せな方。
それでも、ゲームの中の「騒乱」なんて言うものは、本当は実生活には何も影響を与えない事だから、どうでもいい事なんだけど...と、開きなおるしかないwww
しかし、本当に「騒乱」と言う言葉そのままだよね。
騒乱と言う言葉を調べてみると...
「世の中に騒ぎが起こって秩序が乱れること。騒動。」だそうで。
その後、ギルマスがギルド・チャットで色々言っていたけど、自分は疲れ果ててゲームを後にした...(なんて仕事があったんだけどw)
昨日の日本時間にはゲームには入らなかったけど、パートナーからその一部始終を聞かされた。昨日はパートナーは、自分のフレンドのグループにお世話になっていたみたいで(ありがとうございます!)、またスパイか愉快犯が出現...みたない話。
いや、先月も自分は3回、星霜の書のスパイを見たし(全部、自分がそれに帯同して一部始終を見た話)、今月、愉快犯というか、同盟ポイント欲しさに星霜の書をエサにしてるようなグループを見たしね。
昨日も、ギルドのグループでもおかしな事をやっている事がチャットで話題になったし、公式フォーラムでもギルド毎で陣営を変えてやりたい放題の所がある事も指摘されていた。
最近、どの陣営も色々と何かの「欲」に駆られたような品が無い人が増えているような感じもするし、他陣営でそういう人を見た時は笑ってられるけど、自陣営でそれをやってる人を見ると......
ネットのゲームとは言え、SNSと同じで自分の行動や発言は常に色々な人に見られている事をお忘れなく...
問題のチムの書は無事に戻ってきたみたいだし、取り返しに尽力した仲間は本当にお疲れさまでした。しかし、このポイント差、どうする...。(脱力してスミマセン....苦笑)
最後に言っておくけど、パクトは普段はもっとちゃんと動いているし、しかし、本当にたまーにに何かの呪いがあったようにおかしくなる時があるwww 今回のこれは、それと同じに思えている。
1/23 追記、皆の頑張りで1位に返り咲いたぞーー!!