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【F1】ブラジルGP ホンダPU 1-2位 フェルスタッペンが優勝、まさかのトロロッソ、ガスリーが2位 マジで嬉しすぎるー!!! 

F1のレースも残るところあと2戦まで来て、南米に位置するブラジルはいつも時差に苛まされるレースで、その上、ここのところアメリカ大陸でのF1が続いていて、日本のファンは睡眠不足になりがち。それでも、今日のレースはホンダファンとして眠さもぶっ飛んで見る事になった。

昨日フェルスタッペンが見事にポールポジションを決めてくれて、それだけに夜中の2時にESOのシロディールから慌てて戻って来たけども、今日自分がブラジルで見たものは、一生忘れられない一つになるかもしれない。

その理由。

  • ホンダPU(エンジン)の表彰台1-2独占。 
  • それも、レッドブルとトロロッソと言うすごい組み合わせ。
  • そして、今日はホンダの創業者で自分達のようなホンダ・ファンにとっては神のような本田宗一郎氏の誕生日。
  • 実は自分の亡き父親も、本田宗一郎氏と同じ誕生日だったりする。
  • そして、自分はホンダ好きが高じて、ホンダの超弱小株主までやっている。

 

やったぜー ホンダ!!!!!

(何を隠そう、いつも冷静そうな事を書きながら、実は自分はかなりの熱血漢なタイプw)
 

(↑ 後にハミルトンはアルボンとの接触のペナルティで7位降格。サインツが3位となる)

残念な事はレッドブルのアルボンに起きた事で、最後の最後、アルボンは2位にいて、フェルスタッペン - アルボン - ガスリー とホンダPUが上位3台を占めていた。

しかし、アルボンはハミルトンとの接触でレースを失う事になったし、ハミルトンはこれによりペナルティを受けて7位降格、4位でフィニッシュしたサインツに初表彰台が来た。

それでも、トロロッソのガスリーが2位に来た事で、今日のブラジルGPの結果には個人には発狂寸前まで行って当然のような感じだった。

思い出してみると、今年、レッドブルのフェルスタッペンは既に3度目の優勝で、自分達はマックスが稀代の天才ドライバーの一人であるかもしれない事を認めているし、2015年以降のホンダPUのF1再参戦以降、最初にホンダのPUを勝たせてくれて、その時の殆ど爆発したような感動だって当然忘れはしない。

しかし、フェルスタッペンは何度かF1のレースで頂上に来るものの、2位にそのチームメイトが来る事は無くて、今年の前半、そのチームメイトがガスリーだった。

正直に書くけども、そのガスリーのぱっとしない走りに、レッドブルは途中で兄弟チームであるトロロッソのアルボンとガスリーのシートの交換をし、ガスリーは去年まで走っていたトロロッソに逆戻りになってしまった。

レースとかの世界では、「結果が全て」みたいなもので、ガスリーがどんなにいい奴だったとしても、結果が出せなければ容赦ない顛末が待っている…そんな感じだった。

そして、そういう顛末の後、レッドブルでは出来なかった事をガスリーはやってのけた。それもトロロッソの車で。

これがどれだけすごい事なのか、自分が知る限りのF1で、2008年モンツァで当時まだトロロッソで走っていたベッテルが優勝して以来、こんな快挙は知らない。

そして、今年3度目のフェルスタッペンの優勝。今はそれはホンダPUの優勝も意味する。

ここ数戦、フェルスタッペンも本調子じゃなくて、やっと前戦のアメリカで表彰台3位に戻って、その久々の優勝もマジで嬉しい。こういう天才の一人がホンダPUを乗ってくれている事にも本当にホンダファンとして感謝しているし、ある意味でフェルスタッペンには全幅の信頼さえある。マックスなら、いつだってやってくれるだろう…と言うね。マックス、今日もありがとう!!

 

ガスリーの表彰台2位に思う事

しかし、今日の自分の心の中の主人公は、間違いなくガスリーだった。

(ウォーーーーと5回もガスリーが叫んだとF1公式も書いているw)

ホンダがマクラーレンと組んでF1に戻って来て、そこから3年、ファンは一体何を見る事になったのか? 絶望の連続のような状態で、テストでもレースでも散々な感じで、それにさらに拍車かけるみたいにマクラーレンもそのドライバーもホンダに対して暴言吐きまくりで、日本のホンダファンはどんだけ辛い気持ちになったのか。

海外のF1関係者が忘れていた事は、間違いなく今は単なるF1のエンジン屋(あくまでもF1から見た話。二輪でだって世界的に活躍する超大企業なんだけどw)にすぎないホンダがどれだけ日本にファンを持っているか?と言う事。エンジンのF1参戦だけで、こんなにその母国のファンが一喜一憂するエンジンメーカーが今までF1に存在したか?

当然、その日本でのローカルな人気は、今までのホンダがF1で築いて来た歴史がそうさせているんだけど、いや、海外のF1ファンとて、自分達の気持ちをわかってくれている人は多いし、今年、フェルスタッペンが最初に勝った時のマックスに贈った "英語で書きながら明らかに日本のファンを名乗る自分の殆ど発狂Tweet" にどれだけの海外のF1ファンが「いいね」を押してくれたのか。

しかし、自分が発狂寸前になるその前、散々マクラーレンと組んで心がズタズタの自分のようなホンダファンを癒やしてくれたのが、間違いなくトロロッソのガスリーだった。

レッドブルと言う本命にホンダPUを使う前、レッドブルは兄弟チームのトロロッソにホンダを積ませてデータを取ったりしていた。トロロッソがどんなに良いチームだったしても、それが上位を占めるチームには敵わない事は承知で、しかし、ガスリーはそういう状況でホンダのPUを励ましながら、4位まで車を持って行ってくれた。マジでトロロッソに感謝する事になった。

そして、ガスリーはF1にあがる前、日本のスーパーフォーミュラに乗っていたし、その時もホンダエンジンの"無限"に乗っていた。だから、彼はホンダがどんだけ日本で人気があるのかを理解していたし、そして彼とホンダとの付き合いもここから始まっていて、彼はF1でもホンダやそのファンに優しかった。その言葉に逆に日本のホンダファンが励ましてもらっているようにも思う事があった。

だから、今年、ガスリーが成績の問題でレッドブルからトロロッソに逆戻りが決定した時、多くのホンダファンは間違いなく複雑な思いがしたし、「ガスリーは良い奴なんだよ!」とかばってあげたいけど、しかし、F1が「良い奴」と言う理由だけで通用するような場所ではない事は誰もが承知のような感じで…

それが、また同じ事を書いちゃうけども、ガスリーはレッドブルで出来なかった事をトロロッソでやってのけた。レッドブルよりも劣るだろう車で…。

当然、それはフェラーリが同士討ちをしてくれたり、メルセデスのボッタスがリタイアしたお陰もあった。しかし、最後の一周、現役の6回のF1チャンピオンであるハミルトンを押さえてフィニッシュした時、マジで個人的には泣きそうになったし、本当に良くやった…とか、とんでもない良いものを見てしまった気持ちしかなかった。

そして、当然のように、多くのファンは今年ガスリーにあった事を思い出しただろうし(レッドブルからトロロッソに降格になった)、尚更、彼にこんなチャンスがあった事に感動せずにはいられなかった。

いや、速い勝って当然の車で表彰台2位が出来るドライバーは幾らでも居るだろうけど、トロロッソの車で表彰台に立てるドライバーはそうそう居ない筈。ドライバーの腕も、そしてレースの展開にも恵まれる必要があるだろうし、多くの事が重ならないとこういう結果は難しい。

そして、時折しも、先日、レッドブルが来年もフェルスタッペンとアルボンのラインナップでレースをする事を発表し、ガスリーはトロロッソに留まらなくてはいけない事も明らかになった。

そういう中でのガスリーのこの今日の結果。

本当にガスリーの心の中にどんな思いがあったのか、それを察せないほど自分は子供でもない。

ガスリーに知ってほしいけど、日本のホンダファンがどんだけガスリーのこの表彰台を喜んでいるのか、それを知って今後の励みにして欲しいとも思う。本当に自分も嬉しくて仕方ない。

ガスリーのTweet。

「ウォーー、2位だよーーー!!!!! 
僕は本当に言葉を失っている。ただただ信じられない日! 自分の人生の最高の日、この瞬間と感動につながるだろう最初の一歩を踏み出して以来、自分を助け支え続けてくれた全ての一人一人に感謝を言いたい。そして、アントワーヌ、これを自分の友人である君の為に。」

アントワーヌとは、今年のスパのF2のレースで亡くなったアントワーヌ・ユベール選手の事だと思うし、彼はガスリーの親友で、ガスリーはヘルメットとかにもユベール選手への思いを示すものを付けたり、その死にガスリーが深く傷つき、そしてその死を悼んでいた事は多くの人が知っている事だった。

自分達のような外野が、ガスリーの表彰台とユベール選手の死を並べて語る事は失礼な事だけども、しかし、もしユベール選手の死がガスリーに何かを思わせて、何かを奮い立たせているのなら、親友も天国からガスリーに微笑んでいるのかもしれない。自分達もガスリーのサポーターとして、ガスリーと共に天国のその友にもう一度手を合わせたいと思う(合掌)

これからも、レッドブルとトロロッソをずっと応援して行くよー!!

公開日 カテゴリー Motorsports

About Makoto

TESシリーズ(Skyrim、ESO等)のファンサイトを運営。しかし、本性は音楽geek(soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。Wordpressは2007年からの古参。 Home:  Rolling Sweet Roll

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