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【ESO】433年後に一体何があるんだよ、ライランス…

ESOの英語公式Twitterではライランスの「なりきり」質問コーナーとかが展開されていて、そこでライランスはスイートロールは嫌いじゃないと答えていたり、ファンからデート出来る?と聞かれたり、面白いやりとりが続いている。

自分のところでは、先日内装をやる事になったシャトーエボンハートと旧インドリル邸にライランスが「客」としていつも居るけど、かなり色々な話が彼女から聞ける。ファンにTwiiterで「スイートロールが嫌いじゃない」と答えた通り、それを匂わせる会話もちゃんとある。

じゃあ、近くにESOのアニバーサリーイベントのケーキを置いて置いてあげようw

その他、彼女から聞いた話は、どうも彼女は道化師が怖いらしいwww また、さえずる小鳥の声が拷問に思えるとか、人間とは違う感覚を持ち合わせているのは確かで、あんまりネタバレしちゃうと彼女に話を聞く楽しみが無くなってしまうからこれくらいにしておくけど、自分の家に来れる人はいつでもライランスに話を聞いてみて下さい。グラスハウスの中にいつも居るから遠慮なくどうぞ。

その彼女の言葉の中で最も個人的に気になったのはこれ…。

433年後? ある意味で他のTESシリーズをプレイした事があるプレイヤーは未来から来たようなものだから、433年後って何があるの? とかすごい気になるよね。

それで、この433年後の謎の為、TESの舞台になって来たタムリエルの歴史をざっと振り返ると…

レマン3世がアカヴァリ出身のツァエシ族(ヘビ族)の腹心だったヴェルシデュ・シャイエの企みでモラグトングに暗殺され(ツァエシってどんな顔をしてるんだろう?)、それにより第1紀が幕を閉じて、ヴェルシデュ・シャイエの皇帝戴冠により第2紀がスタートする。この第2紀の582年と言うのがESOの舞台となっている。

そしてこの第2紀が終わるのが897年で、第2紀と言うのはタイバー・セプティム(後に神格化されてタロスとなる)のタムリエル統一によって幕を下ろして、タイバー・セプティムの皇帝戴冠により第3紀が幕を開ける。

自分達が知っているTESシリーズの4にあたるオブリビオンまではこの第3紀の後期が舞台で、TES4オブリビオンではメエルーン・デイゴンの侵略を止める為、最後のタイバーセプティムの子孫が命を張ってアカトシュを召喚した事によってタイバーセプティムの末裔は途絶える事になった。これが第3紀433年の出来事だけど、これで第3紀の幕が降りる。(自分がスカイリムよりオブリのストーリーを重要視するのは、この第3紀の終焉が描かれているから)

そこから今度は第4紀が始まり、TES5のスカイリムはこの第4紀の201年が舞台になっている。

それで、ESOの時代から433年…第2紀が終わるのが897年だから、897年からESOの舞台の年を引くと315年。そして、ライランスが言う433年から315年を引くと第3紀の118年頃となる。

この頃、歴史でわかっている事では、まずTES5スカイリムのソリチュードのシナリオでシェオゴラスのナビゲーターで見る事になった狂王ペラギウス3世が119年に生まれる。

そして、第3紀の120年からよく耳にするかもしれない「レッドダイヤモンド戦争」が起きる。スカイリムをプレイしたファンならソリチュードの狼の女王「ポテマ」の霊魂と戦う事になったシナリオで少しその戦争の事を知ったかもしれないし、オブリビオンのプレイヤーなら、そのDLC「九大神の騎士」のシナリオで、そのレッドダイヤモンド戦争にペリナルの遺品を持って参加した九大神騎士達が家や虚栄に支配されて道を見失い、彼らがどんな末路を辿ったのかを知ったかもしれない。

このレッドダイヤモンド戦争とは、タムリエルの歴史でも有名なものの一つで、一種の帝国の跡目争いと言うか、第3紀の119年に皇帝アンティカオスが亡くなり、元老院は120年にその娘であるキンタイラ2世を皇帝にした。しかし、ソリチュードの狼の女王ことポテマは自分の息子ユリエル3世が皇帝になれなかった事が気に入らない。そして反乱を起こす事になった。このポテマの反乱の戦いが「レッドダイヤモンド戦争」。

この戦いはタイバー・セプティムの子孫達を分断したし、王家の親族が近隣諸国を巻き込み二手に分かれて戦う事になり、キンタイラ2世は若くしてポテマに捕まり死亡、その後、ポテマの息子であるウリエル3世が亡くなる7年後まで続く事になった。

UESPの記述を読むと、キンタイラ2世の亡くなった年とか色々な説が存在しているようで結構この戦いには謎もあるようだけども、ライランスが言う433年後とはこの事を指すのか? 実はこのレッドダイヤモンド戦争の前と言うのは111年に九大神騎士団が結成された…と言う以外、あまり歴史的変動は語られていない時代でもあって、ここにライランスは何を計画していると言うんだろう? 読む限り、ポテマが晩年死霊術に手を染める以外は、デイドラとかの名前も出て来ないし…。

あともう一つ考えられるのは、現在ZOSではスタッフを募集して次のMMOに使える新エンジンを開発しようとしている事で、将来的にESO2みたいなのが出来て、それがこの舞台になるのか…? とか。しかし、ESOでさえZOS立ち上げから発売まで8年位掛かっていて、すぐにどうこうと言う話は無いとは思っているけども。

そして433年と言う数は、第3紀の終焉の年とも同じで、まさか何か手違いでこれの事を指してないよな…とか。と言うか、タイバー・セプティムが築いた第3紀の帝国の終焉を招いたのは間違いなく深淵の暁の暗躍とそれが信仰するメエルーン・デイゴンのせいで、今年はオブリ発売15周年の記念でESOでもそのオマージュ的なストーリーが展開する予定になっている。

ライランスのこの言葉が気になって仕方ないんだけど、今年の新章を楽しみにしたいと思う。

因みに第2紀と第3紀の歴史は、英語だけどUESPのこのページを参照下さい。


 
個人的にはドレモラのライランスに興味があって仕方ないんだけど、実はライランスはすごく背が小さい事も最近知った。

ジルと並ぶとジルの肩位しか身長が無いし、ジルはノルドだから背がかなり高いんだけど、オブリビオンのイメージもあってドレモラ系はみんな背が高いと思っていた。
 

5/14追記 日本語公式訳がやっと来ました。

ESOの自分の家に居るライランスと話してみると、もう少し違うイメージがあって、彼女は明らかに人間(定命の者)は自分とは違うと認識していて、彼女もものすごい好奇心が強いから、人間の好奇心も理解しているし、彼女の好奇心に付き合うなら何でも話してくれるようなイメージがある。個人的には"人間的に言えば"想像しているより「親切」な部分がある。それを理解しているのか、4月に公開になった公式PVの最後でも人間からの感謝を望んでいるような部分があるw

公開日 カテゴリー Gameタグ ,

About Makoto

TESシリーズ(Skyrim、ESO等)のファンサイトを運営。しかし、本性は音楽geek(soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。Wordpressは2007年からの古参。 Home:  Rolling Sweet Roll

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