まだコロナの環境下で音楽業界も色々と影響を受けたままだけども、2022年のグラミー賞が日本時間の今日発表になりました。
それで、ここ数年、なんかグラミー賞の選考おかしくね? と言う事があって、前から選考に色々な思惑が絡んでいるとか言う黒い噂もあったりで、単純に一番売れたり多くの人に愛された楽曲やアーティストが受賞している感が薄れている感じも受ける事もあった。去年なんて、女性の受賞者が多いのは全然良いんだけど(なんか意図的な感じさえ受けた)、売れまくったウィークエンドが全然絡まなかったり、疑問を多く残す事になった。
しかし、今年の選考はそこにメスが入ったようで、今まで選考を牛耳っていた「秘密委員会」(名前からして怪しいwww)とやらが去年5月に廃止されたと言う報道があって、今年は1200人の投票員によって決められる事になったらしい。
グラミーの中でも最も栄誉ある賞と言っていい最優秀楽曲賞とレコード賞(これは制作者に与えられる)は、ブルーノ・マースとアンダーソン・パークのデュオユニットであるシルクソニックの「Leave the door open」が制覇。
確か去年のグラミー賞Liveの時、その会場で初めてLiveとしてこの曲は公開されて、その時から惚れ込んでいた曲だっただけに、これは特に70年代頃のソウルの大ファンである自分にとっても非常に嬉しい結果で、やっと好きな曲が楽曲賞を取ってくれた…と言う感じだった。しかし、自分の音楽の嗜好はマニアックな為に自分の意見だけが全てでは無いと思っているけどもw
その他の受賞曲とアーティストは以下の記事を参考にさせてもらって下さい。
もう一つ、個人的に注目するのはロック部門の幾つかでフー・ファイターズが多く受賞している事で、ロック演奏・歌唱賞、ロック楽曲賞、ロックアルバム賞を取っている事で、個人的にはこのアルバムは大好きだったw 元ニルヴァーナのドラマーで、その後ギターとボーカルをこのバンドをスタートしたと言うデイヴ・グロールが中心のバンド。
この曲はロック楽曲賞をとった「Waiting on a war」。今はウクライナとロシアの戦争下で、この歌詞をどう捉えて良いのかわからないけど、ここで言う"war"と言うのは色々な事を意味していると思うし、ロックと言うのは歴史的に色々な「意味」が込められて歌われて来た。(その為、そういうロックの楽曲は放送禁止になる事もけっこうあった筈)
それで今回も今年のグラミー関係のプレイリストを作ろうと思ったら、Sporifyの方がすぐに作ってくれていたw 去年のヒット曲を楽しんでみて下さい。