今は9時間メンテナンスの最中で、その合間に昨日の夜中に来た時期アップデート38のPTSテストパッチの第4弾パッチ（9.0.3)について書きたいと思います。今回は微々たる戦闘調整があるものの、特に目立つのは新クラスの「アルカニスト」のスキルラインの調整です。また新章ネクロムに関する修正&調整が再び多く含まれています。
アルカニストの調整は多くの人は6月5日に調整済みのパッチを手にするはずで、この説明は飛ばしますが、それ以外の幾つかの追加調整について書いておきます。
クラスと武器スキルラインの追加調整
クラスの調整
- ドラゴンナイト
- 炎の鉤爪
この変異の継続ダメージ（DoT）は、まだDoTをアクティブにしていない時だけではなく、常にターゲットに適用されるようになりました。
よくわからない変更に思えるかもしれないけど、初期案の9.0.0で、この変異のDoTはDoTを適用されていない敵にのみに有効…と言う一文が入っていたんだけども、それが元に戻ったと言う感じだと思っています。9.0.0の時から意味不明な感じだったんだけど、今まで通りになる、多分。
- テンプラー
- バックラッシュ
このアビリティと変異は、最終的な値に到達するための総ダメージが60%少なくなった。
実はこれについてはZOSより説明があって、このアビリティの最大パワーに達する事はPvPでは本質的に不可能であり、その為に最大値に到達するまで必要なダメージ量を減らしたと言います。
しかし、PvPでは依然最大値に到達する事は困難な数値で、対戦相手が何か対策を持っている場合はダメージは調整後も最大値には達しないだろうと言う事です。この最大値に達しづらいと言うのは、ZOSの意図的なもので、これについて未だテンプラーがある程度のウィークポイントがある事も承知で、この値については、今回少し改善されるテンプラーの他の技との兼ねあいを観察しながら（Liveサーバーでデータを取得した後）、再調整する可能性があるとのこと。
弓スキルライン
- 弓
- 酸の矢散布
この変異の継続ダメージ（DoT）は、まだDoTをアクティブにしていない時だけではなく、常にターゲットに適用されるようになりました。持続ダメージが約27%減少したかわりに持続時間が4秒から5秒に増加。
これは殆ど先に書いたドラゴンナイトの炎の鉤爪と同じ調整で、しかし、ダメージ調整もされています。実は9.0.0の段階では、ティック毎のダメージが38%増加と書いてあったんだけども、結果こういう数値になったようです。
古遺物の新神話アイテムの再調整
これはややこしい可能性があるので、新旧の調整を並べて書いておきます。
- 1 – スタミナが 33% を超えている間、受けるダメージを 50% 減らし、直接ダメージを受けるたびにスタミナを 1567 失います (最大 0.5 秒に 1 回まで)。
※ これはブロック（防御）などの他のダメージ軽減ソースとスタックする。
- 1 – スタミナが 50% を超えている間、受けるダメージを 50% 減らし、直接ダメージを受けるたびにスタミナを 968 失います (最大 0.25 秒に 1 回まで)。
※ これはブロック（防御）などの他のダメージ軽減ソースとスタックする。
これについてもZOSより説明があって、このセットと言うのはブロック（防御）のように機能するダメージ軽減を提供する事を目的にしていて、今回の調整では、プレイヤーが「神」のようにならないように調整したと言います。これにより、攻撃を受けた時のスタミナ消費は少なくなるものの、0.25と言うクールダウンは、攻撃者が少ない場合は良いものの、多くの敵に一度に攻撃されると一気にスタミナが尽きて弱い装備になるとのこと。（星の蛇の装備の理論と似ている）
と言うか、ブロックように機能するセット… PvPerから言わせて貰えば「余計」と思うし、1秒で軽攻撃とアビリティしか発動できない敵一人（デュエル）の時は使えるかもしれないけど、マキビシやカタパルトのダメージ床とかそこらで形成されているPvPの集団戦とかでは、あっと言う間にスタミナが尽きる罠にはまる可能性もあって、これはスタミナ管理がちゃんと出来る場合じゃないと難しい可能性があります。1vs10とかではヤバイ装備の可能性もあるし（このスタミナと活力であっと言う間にスタミナ尽きる可能性がある?）。PvEでは良い可能性があるけども、どうなの?
そして、もう1つの新神話アイテム。
1 – モンスターに与えるダメージとクリティカルダメージを 15% 増加させ、軽攻撃と重攻撃のダメージを 99% 減少させます。
1 – 威力・弱（minor force/ クリティカルダメージを10%増加）を付与し、軽攻撃と重攻撃のダメージを 99% 減少させます。
前にも話した通り、このアミュレットはウィービングが苦手な人の救済装備と言う事で、ウィービングが苦手な人だけじゃなくて嫌いな人からも最初は大きな支持があったんだけど、今回の変更で多くの人が「ゴミ」とまでは言わないけど、失望したりもしていますw
PvPでも今はタンクだらけでこの貫通力に期待していた人も居たみたいだけど、調整で3000以上も貫通下げられる…とか、ZOSが言う事では想定以上のパワーになったと言う事で。PvEのハイエンドをやっている人の話しでは、既に超ムズの試練とかのグループの場合、クリティカルダメージも貫通も殆どキャップ値まで持っている為にそこに至るまでの人の為の指輪だろうと言う意見もありました。PvEではオーケンソウルリングの方がやはり使えると言う意見も多いです。
その他、新トライアルセットのマイナー調整が来ているけども、9.0.0の方にあとでこの修正を加えておきます。
と、主だったものものはこれ位で、来週はこのテストパッチの追加分の最後のパッチが来る予定です。
また今週の木曜からPvPでは「年央の騒乱」がスタートするので、多くの人が忙しい毎日を過ごす事になると思いますが、楽しいPvPのお祭りを楽しんでほしいと願っています。
今までのアップデート38のテスト用暫定パッチの一覧