もう公式から来てるかもしれませんが、問題が立て続いた「苦悶の壁」について、今日公式から色々と発表がありました。それを纏めたいと思います。
苦悶の壁のイベントの今後
まず、リッチ・ランバート氏の役職を受け継いだNick Giacomini氏から来た「苦悶の壁」の今後についての話をChat GPTの一番新しい5.1に訳してもらいます。(どの位の精度か使って見たかったのよーw)
私たちは、「うごめく壁」イベントが多くのプレイヤーの皆さんにとって残念な内容になってしまったこと、そして皆さんがフェーズ3や「苦悶の要塞」を楽しみにしてくださっていたことを理解しています。このイベントは、皆さんが私たちに期待していた当然受け取るべき品質基準を満たしておらず、私たちが本来お届けしたかった体験にも至っていませんでした。その点について、心からお詫び申し上げます。
同時に、お詫びの言葉だけでは不十分であることも理解しています。そこで、現在どのような対応を行っているのかをお伝えしたいと思います。
まず、この一連の問題に対して辛抱強くお付き合いいただいたお礼として、12月のデイリーログイン報酬カレンダーの1日目の報酬に「エンデバーシール」8,000を追加します。
ここ数日、私たちはフェーズ3の体験および「苦悶の要塞」において発生している複数の問題に取り組んできました。本日、「うごめく壁」イベント向けに以下のホットフィックスを適用しました(パッチノート全文はこちら 日本語訳は後記):
- 「苦悶の要塞」に登場するタイタンボス「ジサックス」の戦闘から飛行フェーズを削除しました。これにより、戦闘がバグで進行不能になる場合があった問題を修正しています。また、クエスト「友邦の支援」が正しく進行しない不具合も、この修正に含まれています。
- 灰を歩くもの およびインファーニウムが「苦悶の要塞」の内部で立ち往生し、インスタンス内の進行が妨げられてしまう問題を修正しました。
- ソルスティスの包囲キャンプでクエスト「友邦の支援」を報告しようとした際に、スコルドが一貫して出現するよう修正しました。
私たちは、これらの問題修正後に、できるだけ多くの方に「うごめく要塞」をプレイしていただける時間を確保したいと考え、このイベントのフェーズ3を延長できないか検討しました。しかし、「うごめく壁」イベント自体を延長すると、さらなる問題を引き起こしかねない技術的リスクや不確定要素が生じることが判明しました。それは可能な限り避けたいと考えています。そのため、本イベントは現在のスケジュールどおりに終了させ、その後、2026年初頭に、追加の内部テストを完了し、さらなる修正を実装したうえで、「苦悶の要塞」を再登場させる予定です。
今回のイベントでは新しい試みに挑戦しましたが、最終的に、その出来栄えは皆さんの期待にも私たち自身の期待にも応えるものではありませんでした。これは、本来お届けすべきではない体験でした。フェーズ3や「苦悶の要塞」に対するご意見だけでなく、フェーズ1と2(特に周回量、報酬、要求されるアクティビティ)について寄せられたご意見も、しっかりと受け止めています。私たちはこのフィードバックを真摯に受け止めていますし、新しいゲームディレクターとして、皆さんの声に耳を傾け、そこから学び、より良くしていくことを、私自身の言葉でお約束します。
これまでに、ご意見やフィードバック――とくに建設的な批判――を寄せてくださり、「何を求め、何を期待しているのか」を教えてくださった皆さんに感謝します。そのすべてが重要であり、私たちはきちんと受け止めています。私たちは、ESO、そしてプレイヤー同士、さらに私たちに対して長年にわたり示してくださった皆さんの献身と支援に、心から感謝しています。私(そしてここにいる全員)は、皆さんと共に、より良い道を切り拓いていけることを楽しみにしています。
ゲームディレクター Nick G
苦悶の壁の今後の纏め
と言う事で、纏めると…
- 「苦悶の壁」フェーズ3の延長はなし
- その代わり、12月1日のでデイリーログイン報酬で8000エンデバーシールを配布
- 2026年初頭に追加の内部テストをし、更なる修正をした上で「苦悶の要塞」を再登場させる予定
現在の「苦悶の壁」関係の修正状態
それで今日はホットフィックス(サーバーを止めずにメンテナンス)により、色々な問題が修正される事になりました。
- Writhing Fortress(うねる要塞)のタイタンボス、Zysax(ジサックス)
このボス戦で、時々バグが発生してクリアできなくなってしまう状況を修正するため、空を飛ぶフェーズを削除します。 これにより、「Support the Fellowship(仲間の支援)」クエストが正しく更新されない問題も解消されます。 - Walks-In-Ash(灰の中を歩く者)とInfernium(インフェルニウム)
苦悶の壁内で進行不能になることがなくなります。 -
Xul-Kutama delve(ズール・クタマの採掘場)→ 現在問題発生中(明日引き続きホットフィックス)
特定のエリアでキャラクターが死亡し、復活できなくなる状態に陥ることがなくなります。もし現在この状態になっている場合、ホットフィックス適用後、最寄りのwayshrine(聖堂)で復活できるようになるはずです。 - Skordo(スコルド)
ソルスティスの野営地で「Support the Fellowship」クエストを提出する際に、Skordoが必ず現れるようになります。
アップデート48の問題
苦悶の壁の問題と平行して、アップデート48の問題修正が続いています。その一覧は、以下のリンクを参考にしてください。
U48/ 虫の教団の季節 パート2 リリース時の既知の問題一覧
これらの問題はイベント終了で無くなるものではないのでイベント後も注意が必要です。
余談: こういう問題が起きて…
今回のイベント問題は、想像以上にとんでもない規模でファンもZOSも苦しめたと思うし、どんな事があろうと顧客に一貫したサービスを与えなくてはいけないのはゲームだろうとどのサービス業でも同じであるんだけども、しかし、今年ZOSの中であった大規模なリストラ、そしてゲーム開発の最初から今年のはじめまでESOを引っ張って来たZOSのトップ2の退陣… それを思い出すと、いかにそれが今年のESOのゲーム開発に大きな影響を与えたのか、それを無視しては語れないと思ってます。
そして、こういう問題が起きて、ファンとしてZOSや運営側にわかって頂きたいのは、こんな壊れたゲームをプレイさせられて、それでもZOSにフィードバックを送りながらゲームに何とかなってもらいたい… そんな気持ちでESOのゲームに寄り添っているのは、最近来たファンではなく、もう何年もESOをプレイしてESOプラス会員に入って毎年ちゃんとシナリオを購入してくれたファン達です。
お世辞にもZOSはこういう古いファンを大事にして来たとはとても言えないし、本当にファンが文句を言いながらでもこの問題に付き合ってくれている事を忘れないでほしいと思ってます。突拍子もないものを作ってゲームを壊すより、ファンが今まで以上に快適にゲームがプレイできるESOであってほしいと本当に願ってます。
本当に大変ですが、良くなる事を祈っております。