シロディールに通いだしてそろそろ9ヶ月近くが流れようとしてるけど、初めてシロディールに行った頃は、英語が理解できたとしても陣営のチャットの暗号のような記載に結構苛まされる事があった。
今では殆ど理解出来るようになったとは思っているけど、しかし、それでも”inc”言うのが何の略なのか、その意味も漠然としか分からないw
漠然...と言うのは、経験則から「多分、こういう事を言ってるんじゃないか?」と言う程度の理解で、”inc”の場合、チャットの前後からそこで戦闘が起きる予兆がある...程度の曖昧な理解だった。
”AD inc chal” のような使い方がされる事が多いけど、当然、何度もこの意味を調べてみた。しかし、incでヒットするものは、”株式会社”の意味ばっかりで、今思えば、PvPギルドのギルマスにでも尋ねてみれば良かったのかもしれない。
それで、一昨日、英語の公式フォーラムを読んでいると、ESOにおいてチャットでよく使われる用語を公式のフォーラムで纏めているページを紹介してくれていた人が居た。
The ESO Slang and Abbreviation Dictionary
英語の公式の記載だから、その言葉の説明も英語になってしまうけど、ESOの初心者には非常にありがたい記載かもしれない。
日本の某掲示板の最初にも、グループダンジョンの略称や簡単なコミュニケーションに関する略語を纏めてくれてるけど、さすがにシロディールの用語までは網羅してないから、この英語の纏めは有り難かった。
それで、自分が何となくでしか理解できなかった”inc”
これはincomingの最初の文字をとったものらしく、この英語の纏めに書いてる事を訳してみると...
Short for Incoming Train. (行列がすぐに到着すると言う意味)
巨大な敵の力がある特定の場所に向かう時に使用される。例えば、斥候がカバナントのzerg(沢山の人員のグループや団体)がブルーロード砦に向かっているのを見た時、彼らはゾーンチャットで「DC inc brk(ブルーロードの略称)」と言う。
(訳:管理人)
なるほど...。正しい意味がやっとわかってすっきりしたw
自分の場合、英語はそれほど苦にしないと思ってるけど、それでもスラングとか略語とかはまるでお手上げの時があるし、Twitterでも英語圏の人が書く略語みたいのには苛まされた時があった。
Twitterの場合は、英語で140文字を書き込んでみると、漢字を使用してかなり文章を詰め込める日本語と比べて、英語は短い文しか入れられないから、文字数を節約する為に略語的な単語を使う人が多くなった。
自分は、オンラインゲームはESOが初めてだけに、過去のオンラインゲームの状況はよく知らないけど、しかし、シロディールで戦況等を知らせるチャットと言うのは、大抵、敵が大勢押し寄せている時とか、緊迫した状況を味方に伝える時に使われる事が多い。
自分も陣営のゾーンチャット(当然、英語)で敵の状況を知らせる事があるけど、そういう緊迫した状況では、間違いなくゆっくりチャットを打ってる余裕は殆どなくて、まるで記号が羅列する超短文になる事も多いし、そういう時は確かに略語のようなものは有り難いと思う。
しかし、シロディールに慣れていない人たちは、そういう略語が何を意味するのか理解出来ない事もあるように思うし、自分も先に書いた通り、英語が理解出来たとしても、オンラインで使用される記号のような略語には苛まされた。
それに、北米サーバーで自分達はプレイしてるけど、そこには自分達のような日本やアジア圏の人たちも結構居るし、時にはスペイン語やポルトガル語?と思う言語も時間によってはチャットに流れる事もある(多分、南米のプレイヤーだと思う)。
そういう事を考えると、実は”初心者っぽい”誰でもわかるような簡単な表現の英語が一番多くの人たちに伝わっているように思う事がある。実際、自分が書き込んでみた感触として。
例えば、AD inc chalと言うのであっても、
”AD large group went to chal from BRK”
(アルドメリの大きなグループがブルーロードからチャルマンに行ったよ)
”large group”を”zerg”と書く人も多いけど、この英語だったら、日本なら中学生程度の英語でも理解できると思うし、どの国の英語が苦手な人でも楽に理解できる筈。
初心者英語すぎて恥ずかしい...とか言う事より、実は英語圏の人とか特にアメリカは色々な国から渡って来てる人も多いから、初心者英語だったり、ちょっと変な英語を使っても、それほどアメリカの人は気にしない(特に都市部の人は寛容)。
それより、仲間は、「コイツはに正しい事を伝えてるのか?」と言う事を見てる人も多いように思うし、そっちが大事。
チャットでも間違った情報を書いてそれを訂正しないで居ると、「おめぇ、嘘書いただろ?」とか”fake”と言う言葉も飛び交う事もあるし、但し、間違った事を書いた時も訂正したり謝ったりすると、それについては、とやかく言わない。
自分も本当にたまにだけど、慌ててチャットを書いたりすると、例えば、砦の資源の「鉱山」と「製材所」を書き間違えたりする事があって、そういう時は「sorry」と言ってちゃんと訂正する。
そう言えば、一昨日も、陣営のゾーンチャットで何か書いたら、誰かが「自分はジルを34見た」みたいな意味不明な事を書いた仲間が居て、その34が意味不明すぎて、返事にも困っちゃったけど、英語でもかなり意味不明な事を実は書いてる人が多いw
それに英語でも最近日本でも問題になってる「主語抜け」で文章を書く人も多くて、主語が無いから「一体どこの事を言ってるんだ?」と理解できない事も多い。中には「どこの事?」と聞き返している人も結構居るし。
だから、日本人から見ると、英語で書かれている文章は高度で完璧に見える場合もあるけど、実は全くそうじゃない。自分達にとっての日本語と同じ。日本語でも何を言いたいんだか、何を意味してるのかわからない文章にぶち当たる事があるけど、英語も使う人によっては、それと同じになる...と言う事。
しかし、さすがに自分が所属するギルドで、明らかに(大人の)アメリカの人だ...とわかっている人たちは、綺麗な英語を書く。英語でも、スラングとか多用する人は、日本も同じかもしれないけど、若年層とか、日本で言うDQN系の人も多いように見える事があるwww
シロディールのゾーンチャットでは、プレイヤー同士の交流や情報の交換してるだけじゃなくて、時には、「オレは◯◯に殺された。敵を打ってくれ」とか、「自分は今日、何人のDCを殺した」とか私的な事を書いてる人も居るし、個人の日記になってる事もあるしね。
なんて言うか、パクトでも弱体する時間帯と言うのがあって、自陣営の砦とか取られまくってる時間帯とか緊迫したチャットが流れそうに思うけど、実はそういう時間帯こそチャットに下らない会話とか日記みたいのが書かれている事も多い(苦笑)
そういう人が多いからパクトが弱体化するのか(砦とか取られまくってるのに情報は少ないし、情報が無くて動けないのか、もしくはパクトの状況には興味がない人が多いとか)、ヴィベクの陣営の人数はグラフを見る限り揃ってる筈なのに、そういう謎な時間帯と言うのがある。
ゲームだから、そういうのも仕方ないんだろうけど、やっぱりパクトが強い時間帯と言うのは、日本時間でもアメリカ時間でも、社会人プレイヤーが多い時間帯のように思う。
...って言うか、すごいシロディールでの謎があるんだけど、カバナントが強い時間帯。週末を除けば、日本時間でもアメリカ時間でも夕方が多くて、だいたい夕方の4時半とかから6時位まで?
普通に会社に行ってる人ならとてもゲーム出来る時間帯じゃないように思うし、パクトではその時間は普通にプレイヤーが一番少ない状態になる。
その時間は、一方的にカバナントに轢き殺される事も多いけど、カバナントには、夕方にゲームできる環境の人が多いのか...。これは日本時間もアメリカ時間も共通。
それとも、この時間帯はパクトを含んで違う陣営の人口が少なくなるから、その有利を利用してるのか...しかし、ゲーム出来る時間と言うのは、仕事とかしてると簡単に変えたり出来るものじゃないようにも思う。(自分のような自由業のような奴でない限り...)
個人的にはこの時間帯はかなり嫌いで、それはパクトが弱くなるから嫌い...と言う意味じゃなくて、資源とかにも、プレイヤーの殺害しか考えてないようなヤバい敵プレイヤーが籠もる事が非常に多くて、味方も少ない事から非常に面倒な事になる事も多い。
しかし、そういう時間帯でもシロディールに入ってパクトの為に頑張ってくれる味方が居るから、パクトのポイントも維持されてるんだろうし、それには感謝しなくてはいけない。
今月は、アルドメリがかなり猛威を奮ってるけど、自分が知ってる情報では、この機にシロディールに向かおうとしているアルドメリのギルドは実際多いようで。
パクトは今月も厳しい状況を強いられているけど、明日から再び経験値アップにもなるESOの4周年アニバーサリーのイベントも始まるし、これがシロディールの各陣営の人口にどういう影響を与えるのか?
パクトの陣営は、他の陣営と比べるとイベントの影響をやや受けづらいように見える事もあるけど、自分もモチーフ欲しさでアニバーサリーイベントには参加したいし、どうしよう...w
最近、個人的にESOで最も凝ってるのはリスタイルに使う為のモチーフ集めで、シロディールで激しく戦ってる...と思いきや、家やリスタイルにも思いきりはまっていたり、それが自分でも面白い二面性にも思う事がある。