シロディールのクラッシュが治るまでPvEの方で時間を潰している毎日が続いている。…全然違う話から入るけど、実は自分はこの週末にWOWOW初登場の「アベンジャーズ/エンドゲーム」（映画）を2日連続で見ていた。
上映から1年経ってやっとテレビ解禁になったんだろうけど、このシリーズがこれで終わってしまったのがすごく寂しい。この中の北欧神話の神様がモデルのソー（トール）は海外の人から見てもTESの「ノルド」のイメージがあるようで、エンドゲームでのソーがビヤ樽腹の中年オヤジみたいになっていて笑った。しかし、キャプテン・マーベルって一体何もん?w 自分は、このシリーズの映画は全部見てるけど、なんか強すぎてルール違反な気もするw
…それは置いておいて、先週からESOでは新DLCのグループダンジョンの2つが解禁になって、日曜日の午後、パートナーと2人でその一つの「アイスリーチ」に行って来る事になった。今日はそのレポート。
目次
アイスリーチのダンジョン攻略
それで、DLCダンジョンと言うと、普通のグループダンジョンより長いとか難しいとかよく言われていて、しかし、この「アイスリーチはそれほど難しくない」と聞きつけて初見の2人でも何とかなるか…とか、2人だから取り敢えずノーマルレベルだけども行って来た。
確かにギミックを幾つか理解しておく必要があるし、後半は少し多めのヒールがあった方がいいと思われるものの、ギミックの難度自体は、理解さえしてしまえば普通のグループダンジョンと違わないレベルと思ったりもした。
2人の参加クラスと準備
- パートナーはスタミナ型ナイトブレード（二刀と弓 → シロでは両手剣使ってる）
自分はマジカ型ドラゴンナイト（炎の杖と剣盾 しかし最後の2戦から回復の杖と剣盾）PvEでもジル! - 耐性は二人共2万4000位 HPは約2万
（これは過去にジルの耐性に合わせて、パートナーが同じ位にした経緯がある） - 2人とも普段はPvPがメインフィールドだけど、装備はちゃんとしたPvE専用のもの。自分は最後2戦は回復の杖への変更に合わせて別のPvE用に変えている。
今までも2人で色々なグループダンジョンを攻略して来る事になって、その経験から2人攻略の場合は耐性が高い方がプレイしやすいように思えている。そして、他のグループダンジョンに比べて、ノーマルであってもDLCと言うか、後半はやや多めの回復も必要になった。
この耐性をもっても防御とかしないと1撃で1万5千位のダメージを食らうボスも居るから、タンクが居ないパーティでは少し気を付ける必要がある。
1人目のボス「牙削りのクジャルグ」 HP 550万
このダンジョンは最初のボスが一番HPが高いんだけど、HPが高いだけでノーマルだと攻撃は何て事ないボス。たまに氷の精霊を呼ぶ程度の事。
初見だから、力押ししちゃっている部分があると思うし、そういう理由から細かい事はわからないけど、巨人のボスがハンマーを打ち下ろして来たりして、しかし、そのハンマー攻撃は方向が決まっているから、この時離れて重攻撃してリソースを回復するとか色々と余裕があった。この巨人のボスの攻撃力で泣くなら、この先は進まない方がいいような感じ。
2人目のボス 「シスター・スケルガ」 HP 120万
ワールドボスよりHPが低い魔法系ボスだけど、気を付けなくてはいけない技がある。
上の写真の左の赤丸のところ、パートナーのキャラが炎の渦のようなものに包まれているけど、実はこのボスが仕掛けて来る嫌な魔法で、炎に包まれている人はダメージを受けないか、もしくはダメージがあっても少しなんだけど、これに近接した仲間は側に居る限り大ダメージを受け続ける。
だから、この魔法を受けて炎のバリアに包まれたら味方に近寄ってはいけないし、自分が受けてなくてもバリアの味方には近づいていはいけない。実は、最終ボスもこの嫌らしい攻撃を仕掛けて来る。
しかし、遠距離DPSならいいんだろうけど、うちは2人ともどちらかと言うと近接型だから（ドラゴンナイトはマジカであっても近接攻撃しかないのよw）、どうしても2人でボスを囲みたくなるし、だから、この時はパートナーばかり炎のバリアを掛けられるから、パートナーは弓でその時間を凌いで自分に近づかないようにしてくれていた。このボスはワープして場所を移る傾向もあるから、何か一つ遠距離攻撃を持っていると無駄が無いかもしれない。
その他、ストラングラーとか出て来て、もしかしたらボスの回復とかしていたのかな? それはパートナーも自分も気まぐれに殺す程度でボスを倒してしまった。とにかく同士討ちみたいになる炎のバリアは、仕掛けられる頻度が高いし、気をつける事。
しかし、ボスからのダメージも決して低いとは言えないし、タンクが居ないパーティではダメージを受ける頻度も多いから、マメに回復したりダメシを張ってHPを早めに維持しておくこと。自分はPvEではDPSとは言え、シロディールでヒーラーをやっているから、どうしてもこういう視点で戦いを見てしまう傾向がある。
3人目のボス 「うごめくヴェアロフ」 HP 250万
肉の巨人の動きがトロいボス。しかし、メイン攻撃は炎（AoEも使う）で、そのせいで炎耐性でもあるのか、炎魔法はちょっとダメージが低くなるように思えた。しかし、ノーマルのレベルなら、これと言った攻撃もなくて、強いて言えば、4隅にある魔法陣からたまにレイスとゾンビを呼び出して来るから、早めに倒してしまう。ノーマルなら雑魚は瞬殺できるレベル。
また後半になると2つの火柱のようなものが縦横無尽に走り出すから、出来るだけ避けた方が良い。この辺りからパートナーがダメージを結構受けるようになって来て、1万台のバーストヒールも数度必要になった。その為、用心をとって、次のボス戦からジルを少しヒーラー系のビルドに傾ける事になった。モンスターヘルムやら装備も少し変えた。
4人目のボス 「ストームボーン・レブナント」 HP 340万
雷系と氷系の技を使う戦士系の面倒臭いボス。氷系の技を使われると足止めも食らう。ジルを回復寄りの装備とビルドに変更したのが功を奏した感じだった。
まず気を付けたいのはアッパーカットに似たふっ飛ばし攻撃。ジルの24000の耐性でも盾防御をしてないと15000位のダメージを食らったり、盾の防御があっても3500~7000ダメージを食らったりもする。タンクが居ないパーティや耐性が低かったり防御行動が苦手なキャラはかなり気を付ける必要があるし、ダメージを食らったら速やかに回復。
個人的な事を書けば、このボス戦の前半は防御のスタミナがキツくて、リソースが全部戻る薬を使っていた。ジルはいつでも非常にタゲをとりやすい性質を持っている（シロディールの衛兵でさえw）
そして、上の写真を見てほしいけど、途中から嵐の精霊のお供キャラを出て来て、ボスと雷でつながっている。これらはレブナントのボスをバフ（強化）してしまうらしいから、出て来たら速攻やっつける。ノーマルなら瞬殺できるレベル。
ボスのHPが少なくなって来ると、剣を上に掲げたようなポーズでアイスストームのような一切逃げ場が無い部屋全体に広がる冷気技を使って来る。
ノーマルレベルではダメージは大きく無いけど、冷気の時間が長いし、一切逃げ場が無いと言う事で地味にジワジワとHPを削られる。自分達は、ここは回復杖技のマスヒーリング系や足りなければ回復の杖のアルティメットを使って凌ぐような感じで、しかし、この攻撃はベテランでは怖そうな予感もあるw
この戦いを通して、自分は回復の杖のアルティメット、パートナーは同盟戦争スキルのアルティメットの復活の障壁（HP回復あり）を使って、その2つがかなり役立った。
最終ボス アイスリーチの魔女結社の魔女 全部でHP 120万???
最終ボス戦は、ギミックの理解が必要。 正直に自分達は初見だったからギミックの理解がなくて一度全滅しましたwww（わかれば些細な事なんだけどね…w）
まず魔女は、リーダーのマザー・シアネイトを含んで全部5人居るけど、最初はシアネイト以外の4人が下に降りて来て戦う事になる。
それで上の写真を見てほしいけど、4人の内3人が青い透明の卵型のバリアに守られている。そして、ジルが向いてる正面の一人だけバリアが外れているけど、バリアが外れている魔女に攻撃を加えて行く。一人の魔女のHPを0にしたりすると、別の魔女のバリアが外れてそれに攻撃出来るようになる。（とは言っても、この段階では全部の魔女を倒せない。対象が変わるだけ）
気を付けなくてはいけなのは、ここにも2人目のボスの「シスター・スケルガ」が使って来た炎バリアが登場する事で（写真上）、これは仲間に相変わらずダメージを加えるから、これがパーティの誰かに入ったらむやみに近づく事は厳禁。
そして4人の魔女にダメージを入れて行くと、突然魔女4人全員にシールドが張られ、その中心に魔女4人と繋がった黒い球体が現れる。（写真下）
ここで自分達はドツボにハマったんだけど、この時魔女4人にバリアがあって攻撃が通らないから「えっ、どうすんの?」とか思っていたら、突然、大爆発が起きて2人とも死んだwww
「ヒント: マザー・シアネイトのストームサージを止めるには、4人のシスターを同時に妨害しなければなりません」
そんなの知らねーよ!w と言う感じでまたやり直し…（ガックシ）
しかし、ダメージ2万9千だったらタンクなら生き残れると思うし、それともこのギミックを解かなきゃ全滅するようになっているのか?
この魔女達の「妨害」については、本当の所は4人同時…と言うより、2人くらいちゃんと妨害して、後は適当に妨害しておけば大丈夫に思えた。実際のところ、自分達のパーティは2人しか居ないから一人づつしか妨害出来ないし、それでも大丈夫だった。
ドラゴンナイトの場合、吸入の変異「ディープブレス」に妨害が付いているから、それを唱えればいいし、攻撃の杖を使っている人なら「力の発動」の変異「壊滅の雷撃」でも投げればOKだと思う。（当然、自分はいつもPvE用にディープレスを入れてるからそれを使った）
「妨害♪ 妨害♪ 妨害♪」
バリアが外れた魔女を攻撃 → 魔女全員がバリア状態で真ん中に球体が出たら魔女の妨害
そういう事を何度か繰り返して行く内に（しかし、これが結構長い）、マザー・シアネイトがHPがかなり減った状態で降りて来て、魔女たちの中心に立つ。これを倒せば終わり。
マザー・シアネイトもなんか黒いエフェクトの範囲攻撃をして来るけど、ここまでこのダンジョンの戦いに耐えられた人なら何て事は無い筈。4人の魔女達より簡単に決着がつくかもしれない。
しかし、注意点を幾つか書いておくと、この最終ボス戦は自分達位の耐性があってもそれなりに回復が必要になるし、結構1万以上のバーストヒールが必要になったりもした。だから、自分達のように2人だけでこれをクリアしてやろう…とか言う人は、回復だけはしっかり整えて、早め早めに回復しておくこと。2人攻略の場合は、片方が死んだだけでかなり苦しくなる事も多いから、どちらも死んでる余裕がない。
もしCPの高い4人パーティだったら、このノーマルのレベルの場合はヒーラー専科やタンク専科は要らないと思うし、いざと言う時の為にマジカ型の一人が回復杖の技を2個位持っておけば、あとは各自のヒールだけで割に簡単にクリア出来ると思う。
しかし、CPがそれより低い場合や、戦闘に慣れてない人ばかりが集まればその限りじゃないと思う。特に耐性には注意が必要。自分たちはDPSであっても、タンクまでは行かなくてもかなり耐性が高いし、PvEしかやらない人はとかくDPSの数値ばかりを気にするけど、こういうダンジョンでは受けるダメージも深刻になる場合もある。
今回はノーマルだから2人でちんたらやってられるけども、これがベテランモードになったら、どの位のダメージと難度になるんだろう…。ベテランになったらもっと気を付けなくてはいけない敵の攻撃もあるかもしれないし、それを考えながらダンジョンを去る事になった。
どうでもいい事 リリスにアブナー・サルンの事が伝えられない
それで、ストーリーに関して。久々にリリスに会って来たけども、会話に一度だけサルンの名前が出て来たように思うけど、しかし、アブナー・サルンやサイ・サハーンの事を伝えるような会話は全く無かった。
これはもしかしたら今年の新章の「グレイムーア」のプロローグにでも持ち越されるのかな?
しかし、ネタバレはしないけども、DLCのストーリーには興味があってもダンジョンには行きたくない…と言うの人の為に、個人的にはあまり重要なストーリーがそこにあったとも思えないし、多分、グレイムーアをプレイする際、このストーリーは知らなくても大丈夫…とさえ思った。
アイスリーチはオルシニウムにあるダンジョンなんだけど、これを機にリリスが久々に故郷のスカイリムに戻る用事が出来る…と言う位な感じで、リリスに再会するシナリオと思っていいかもしれない。
パートナーと2人だけのグループダンジョンの攻略は、ストーリーを追うのには非常に都合が良くて、2人とも樽とか木箱とかすぐに覗いて何かを拾いたくなる性格で、色々な下らないものを拾いながら、本とかじっくり読んでみたり、話もゆっくり聞いてみたり、とてもスローライフ的なダンジョン探索になる。
実はシロディールでも自分は案外スローライフ・タイプで（砦とか攻撃されれば真っ先に動く方だけど、やる事が無い時は、無理してどこかを攻めようとか言う方でもなく、砦で皆と踊ったりしている事も多いw）、それだけに自分達のペースで動きたいから、PvEでもPvPでもグループ活動というのは熱心には好まない方だったりする。これもパートナーと共通で、やっぱりこういう部分の価値観が良く似ていて自分達はいつも一緒に居るのかもしれない。
また次の機会に今度はもう一つダンジョン、ハローストームの方に行って来たいと思う。そこは2人で攻略できるかな…?