昨日、自分のフレンドがシロディールを出る時、「おやすみなさい」と英語で書いたつもりがすごい誤字をまたやらかして(本当にいつもすみません)、「ごめんね、自分の英語は時々本当に酷いね」とパクトのチャットに書いたところ、「ジルの第一言語(First language)は何?」とか聞かれる事になった。
多くの仲間が自分が日本人だと知ってると思っていたけど、「自分は日本人」と言うとかなり色々なレスポンスを貰った。驚きのような声もあったし、自分がシロディールに来た頃から仲良くしてもらった姉さんまでが自分が日本人だと知らなかったり、もう一人、同じく最初の時から何か縁があってよく一緒に活動していた仲の良い姉さんは「ジルは素敵なブログを持ってんだよ」と書いてくれたり、同じ位一緒に時間を過ごして来た海外の仲間でも色々だった。
「第一言語が英語の自分と比べてもあなたの英語はグッドだよ」とか「二ヶ国語を使える事は素晴らしい事」まで言って頂いて、半分はお世辞とは思うものの(海外には2-3国語理解する人はかなり居るし、ESOにもそういう人は沢山いる)ありがとうございます。誤字は日本語と同じでやらかしてばかりだけど! 真摯に反省してるけどなかなか治りません!
そしたら、仲間の何人かが、日本の仲間の事をすごい褒めてくれて
「あなたは日本の仲間が誰だか知っているだろうし、彼らはいつも攻撃でも防衛でも最も多くの攻城兵器を置くよね」
「日本のプレイヤーは全てに優れているように見える」
と言う海外の仲間から日本人へのお言葉を頂きまして、海外の仲間が日本の仲間にどう感じているのか、これを是非日本の仲間に伝えたいと思ったりした。
日本のパクトの人の殆どが、海外の仲間と一緒に活動する事が「やりにくい」とか感じた事も無いと思うし(多分他の陣営もそうかもしれないけど、パクトの海外の仲間はみんないい人)、こういう言葉を聞かなくても海外の仲間がかなり日本の仲間に好意を持ってくれているのは伝わっていたと思うし、しかし、こういう言葉を改めて聞くと本当にすごく嬉しくなった。
一つだけ言える事は、日本の多くの人が真面目だったりすごく協力的だったり、そういう事の積み重ねが海外の仲間から好意を持って貰える結果になっている筈で、日本の仲間の頑張りが作りあげた仲間からの信用だと思う。(パチパチパチ) 皆さん、マジで自信を持って下さい。
立派な事や偉そうな事を口で言えたとしても、結局のところそれに行動が伴って無ければ人の信用は付いて来ないし、英語が苦手だったりチャットに何も書かなかったとしても、行動としていつも仲間を助けたり協力していれば、言語の壁も乗り越えて仲良くなれるし信用もされるし、そんな事を思ったりした。
海外のパクトの仲間も本当にいい人ばかりで、そのお陰もあってパクトでずっと楽しく過ごす事が出来た。職場や学校だって仲間に恵まれれば楽しくなるし、自分も皆にとってそんな仲間でありたいといつも思う。
自分にもPvEしかプレイしない時があった
しかし、今は自分はパクト・パクト言っているけど、しかし、このゲームを始めて1年間は、シロディールは足も踏み入れた事もない未知の世界だった。何度も書いているけど、それにまさか自分がPvPをやるとか、スカイリムとやオブリのようなソロゲーしかした事がない自分には考えられなかったし(車ゲーではオンライン対戦した事があったけど)、これはゲーム開始当初一番予測できなかった事に思う。
ソロゲーしかした事が無い人なら理解してくれると思うけど、プレイヤーとプレイヤーがゲーム内で殺し合うとか最初は本当に恐ろしい事に思えたし、それにオンラインゲームの悪い噂ばっかり聞いて耳年増になっていた事もあって、そんな世界には自分は死んでも足を踏み入れる事は出来ないと思っていた。
だから最初の一年はPvE部分でクエストばっかりやっていて(と言うか、ESOの日本語版が出て半年後にスカイリムのSEが来ちゃったから半年位はそっちに行っていた)、ギルドも道端で何度か誘われたりして幾つか入ってはいたものの、チャットで海外の人と何か話す…なんて機会もあんまり無くて、殆どゲーム内で誰とも口をきかない…と言うかなり人間関係が希薄な1年をゲームで過ごしていた。その頃はまだパートナーもESOをプレイしてなくて、自分はゲーム内で全くロンサムな存在だった。
それが1年後に色々と急変する事になった。まず自分がスカイリムSEをプレイする為にPCを買い替えて、それまでESOをプレイしていたPCが空いていたと言う事と、DMMがベースゲーム無料キャンペーンをやってくれたお陰もあって、今までオンラインなんて死んだってやらねぇとか言っていたパートナーまでESOに来る事になった。
それからはいつもパートナーとリアルチャットしながらESOをプレイする環境になって、このパートナーこそが最初シロディールに行きたいと言い出した張本人だった。ナイトブレードで死にまくる事に懲りたパートナーは、シロディールに同盟戦争スキルの「活力」を取りに行く…と3年前の年央の騒乱に言い出して、それに仕方なく同行した事が自分のシロディール行きのマジな発端になった。その時、パートナーがCP200ちょうど位で、自分はCP420位だった。やっとメイルストロームのノーマルをクリアした直後だった。
それで、これも何度も話してる事だけど、そしたらシロディールに行きたてのジルは「女みたいな容姿」とか「ドラゴンナイトでマジで回復できるの?」とか「ノルドのマジカ型?」とか、そんな事ばかり仲間から言われて、ジルが悪い意味で"かなり特殊な存在"である事を逆に仲間から教えてもらったようだったw しかし、それが少し自慢でもあった。
と言うのは、自分は皆と同じ…と言う事をかなり好まない性格で、出来ればオンリーワンが好きだし、しかし果たしてESOのようなゲームで「オンリーワン」なんてものを探せるのか自分にもよくわからなかったけど、パクトの仲間に「お前は変」と言う感じで気付かせてもらったwww
しかし、今ではPvPでの実績もそれなりに作ったからパクトの仲間で「ノルドのドラゴンナイトの回復」と言う事にイチャモン付けて来る人は誰一人居ないし、「悪い意味で"かなり特殊な存在"」も続けて行けば「見慣れたもの」になるのかもしれない。多分、自分にとって皆が居る事が普通なように、仲間にとってもパクトにジルが居る事は普通になっているのかもしれない。