ここ数日、WP5.5用のプラグインのアップデートが忙しく来ていて、新しいWPが来るカウントダウン状態だったけども、今日、自分のところの両サイトもWP5.5にアップデートすることになった。WPとプラグイン制作関係の方は本当にお疲れ様です。
WordPress5.5のコードナンバーは「エクスティン(Eckstine)」
それで、いつも新しいWPが来る度の毎度の音楽の講釈w 新しいWPのアップデートが来る度、そのコードナンバーとしてジャズ・ミュージシャンの名前が捧げられるけども、今回はビリー・エクスティン。
実は自分も今回のエクスティンの事はあまりよく知らなくて(やられた…と言う感じ・汗)、自分のSpotifyの記録見たら、サラ・ヴォーンとのデュエット曲がお気に入りに入っていた。
音源を聞いても相当古いシンガーである事は想像できると思うけど、この曲の出だしの渋いバリトン・ヴォイスのシンガーがビリー・エクスティンの声。日本のWikipediaにも彼の纏めはなくて、英語の方を見てみると、スウィング時代のジャズ兼ポップシンガー、バンドマスターであったと言う。
既に彼は93年に78歳で亡くなっているけども、まるでWordpress5.5と時を合わせるように今年の7月9日に彼のリマスターされた「Prisoner of love」のアルバムが出て、このオリジナルは1945年と言うから第二次世界大戦が終わった年だよね。(そろそろ日本でも終戦の日…合掌)
彼の古い動画をお借りして来たけども、ここでビッグバンドのバンマスやりながら歌を歌っている人がビリー・エクスティンで、動画見ただけで「ふる!!」www(モダン・ジャズより古い感じがする)
だから自分も彼については全然知識が無いんだけども、ナット・キング・コールとか好きな人なら聞きやすいアルバムなんではないか…と。(下のアルバムが7/9にリマスターとして発売された新譜)
しかし、クソ暑い夏の夕暮れ、50年代とか60年代の映画に出て来るような日本のレトロなカフェとかキャバレーとかを思い浮かべて何かの酒を片手にノスタルジーに浸るのにはちょうど良いような感じで、違う時代にタイムスリップが出来るような曲。
wordpressの制作関係の人には間違いなくコアなジャズファンが居て、歴代のwordpressのコードナンバーとして名前が捧げられたジャズマンはwikipediaでも見れる。
アメリカのWikipediaの彼の纏めには、エクスティンの最期の言葉は「ベイシー」だったと書いてあって、エクスティンを知らなくてもベイシーが何を指すのかジャズをかじって来た人はすぐに悟る筈。ジャズ・ピアニストでもありカウント・ベイシー・オーケストラのバンマスであるカウント・ベイシーの事だと思うけども、自分はこの記事を書きながらずっとエクスティンの曲を聞いていた。
WordPress 5.5 の新機能
それで、今回はなぜこのWordpress5.5にエクスティンの名前が捧げられたのか、自分のエクスティンへの知識不足から書けないんだけども、5.5ではサイトの固定ページとシングルページの読み込み速度をあげる事が売りの一つのようで、「画像がスクロールして表示されるまで画像の読み込みを待機させます」とある。実はこれは自分の本家サイトでは既にテンプレートの方に実装されていて、それがどのデザインでも使えるようになったと言う事だと思う。
また、殆どのサイトがプラグインで既に実装していただろう「XML サイトマップ」がWordpressのデフォルト機能として含まれるようになった…と言う事で、これもプラグインのお世話にならなくて良くなった…と言う事かもしれない。この詳しい機能を調べて、必用なら自分のサイトもプラグインを整理したいと思うけども。
そして、プラグインの自動更新が出来る機能も追加されて、プラグインページでは各プラグインを自動更新するかどうかの設定が出来るようになった。(下の写真の一番右端の赤線の部分で設定)
ブロックエディタについては、まだ自分の所は全然使ってないから何が変わったのか全然わからないんだけどw
しかし、もっと大事な事は、新しいWordpressにはセキュリティやバグ修正が含まれている事で、その為に早いアップデートはいつも大事な事で、併せて5.5用のプラグインのアップデートもしておきましょう。
今回のアップデートではセキュリティの修正は書かれてはいないんだけども、しかし、一昨年だったかWordPressの乗っ取りが多発した時、攻撃者の動きを警戒して何のセキュリティの修正があるのか伏せられたままそれに対応する為に新しいアップデートが発表された事もあった。