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【クラシック音楽】秋だからバッハ!(と言うか、夏の疲れに…バッハをどうぞ、と言う感じ)

9月の声を聞いてもちっとも涼しくなる気配も無くて…いや、少しは涼しくはなってるのかもしれないけど、未だにガリガリ君が欲しくなる毎日だったりする。

それで最近パートナーが朝から「爽やか」と言う理由でバロック音楽とかを聞いていて、ESOのシロディールに行くと「この野郎、許さねーぞ!」とか叫んでいる人が朝からバロックwww この何とも言えないミスマッチが自分には非常に興味深くて仕方無い。

先にプレイリストを貼っておくんで、一曲目から森林に伸びる爽やかで涼しい木陰の道を歩いているような気分を楽しんで下さい。バッハの音楽を楽しみながら、もし暇だったら自分の下らないどうでもいい文章を読んでいただけると有り難いですw
 

バッハについて

バロック音楽…と言うとやっぱり多くの人に馴染みのある作曲家はバッハかもしれない。

しかし、バッハについては、Wikipediaを見た方がより詳細な事がわかるだろうし、自分は彼が遺した素晴らしい音楽へのナビゲーターしか出来ないんだけども、自分が5歳でピアノを習いだして最初の発表会で弾いた曲はバッハだった。

ショパンが好きで始めたピアノだったけども、当然5歳のガキがショパンなんてすぐに弾けるわけないし(中にはそういう天才も居るかもしれないけど、自分は凡人ですw)、しかし先生泣かせのクソガキで、とにかくバイエルとかの練習曲が大嫌いで、家にあるピアノ曲の大全集から何か選んでは「これが弾きたい」とか先生にワガママばかり言っていた。

そんな事よりバッハ!w

バッハは1685年生まれだけども、音楽史と側面から見ればバロック音楽と言うのはかなり古い部類で、ここから今自分達がクラシック音楽と呼ぶものが発展して行く事になった。時にバッハは「音楽の父」とさえ呼ばれる。

しかし、日本の歴史に照らし合わせると、実はバッハが生まれる1年前に徳川8代将軍の吉宗が生まれていたり、徳川吉宗とバッハは国が違えどほぼ同じ時代を生きた事になる。と言うか、実はバッハと徳川吉宗は亡くなった年も僅か1年違いでバッハは1750年、吉宗は1751年。かなりの一致。

吉宗が江戸幕府で享保の改革とかやっていた時、バッハは海の遥か向こうのドイツでせっせと曲作りに励んでいたはずで、今後吉宗の話しとかテレビとか見たら、吉宗と同じ時代に実はバッハが活躍していた事や思い出してみて下さい。当然、当時は多分吉宗はバッハの名前を知るよしもなかっただろうし、当時の日本の多くの人たちもこの名前を全く知らなかった筈。

多分日本史の中で最初に有名になったドイツ人はシーボルトかもしれないし、シーボルトは1796年に生まれて日本にやって来るのは1823年だから、音楽史から見ればシーボルトはベートーベンの時代の人。

しかし、こういう事を考えながらバッハの音楽を聞くと、日本の江戸時代の中期、ドイツにはこれほど美しく精巧な音楽が存在していた事に驚愕するし、バッハが後世に残した音楽の影響力はどれほど大きかったのか、今もその音楽は世界中の人を魅了して止まないし、そこから学べる事も非常に大きかったする。

バッハの存命の時代は日本の人はバッハの音楽どころか名前さえ知らなかっただろうけど、今では日本においても世界三大音楽家と呼ばれもするバッハ、モーツァルト、ベートーベンの名前を知らない人は殆ど居ない。

前に三枝 成彰氏の著書の「大作曲家たちの履歴書」を読んだところ、バッハは音楽の超職人で、バッハ存命中の当時の作曲家・人気投票では1位はテレマンで2位はヘンデル、なんとバッハは7位だったと言う。ヘンデルの2位は納得するけども、今の時代でバロックの作曲家の人気投票をしたらバッハの名前が多分最初に来る筈。

しかし、自分にとってのバッハと言うのは、ものすごい好きな曲がある一方で、「これ、苦手…」と思う曲も実は多くて、教会関係の音楽が多いと言うのもあるけど、それに残された曲が膨大すぎて曲の名前を覚えきれてないものも多すぎ。だから、自分にとってもプレイリストを作るのが実は大変な作曲家でもある。

個人的な嗜好の問題なんだけども、自分は主にマイナーコードで書かれた曲と言うのが苦手で(上のプレイリストにも"いかにもバロック"を匂わせるマイナーコードの曲は含まれているけども)、これはクラッシクや最近の曲に至るまで全てに共通している嗜好。どうしてマイナーコードの曲があまり好きでは無いのか自分でもよくわからないんだけども、マイナーコードの曲と言うのは全てがそうとは言わないけど、悲しい旋律にもよく用いられたり、子供の時から「感受性が強すぎる」と言われて来て、そういう悲しい曲に体を乗っ取られそうになるから、それを避けている可能性もあるwww

その為、そういう曲は超有名なバッハの曲でも上のプレイリストでは選んでないし(有名であってもトッカータとフーガ ニ短調とか突然掛かったら嫌になる人も居るかもしれないしwww)、軽く普段使いのBGMにでもしてほしいと思います。このプレイリストは暫くサイドバーに貼っておきます。
 

スカイリムの酒場で掛かっているようなバッハの曲

ところで余談だけども、バッハの時代はリュート演奏も盛んな時代で、リュートの為に書かれた曲も幾つかある。それがスカイリムの酒場で…と言うか、スカイリムの音楽の方がバッハとかバロック時代の曲に参考にしたんだろうけど、これもかなり良いプレイリストかもしれないから、楽しんでみて下さい。

吟遊詩人とリュートと言うのはゲームの世界ではセットで登場するように思う事もあるけど、実際の音楽史では、宮廷音楽師(バッハもこれをやっていた事がある)が栄える時代になると、吟遊詩人と言う存在も衰退して行ったと言う。だから、バッハの頃は宮廷においてはプロの音楽家がそのサロン音楽を担当するようになって、リュートもバロック時代の終焉と共にあまり使われない楽器になったらしい。
 

追筆 今、九州や中国・四国地方が台風で大変な状況になっていて、お見舞いを言うと共に皆さんの無事を心から祈ってます。

公開日 カテゴリー Musicタグ ,

About Makoto

TESシリーズ(Skyrim、ESO等)のファンサイトを運営。しかし、本性は音楽geek(soul,Funk& Jazz他)、中学2年の頃からプログレ・バンドで鍵盤系をやってました。Wordpressは2007年からの古参。 Home:  Rolling Sweet Roll

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