新年がスタートして、今年最初の料理となる「雑煮」w
よく見るとお椀の縁がハゲハゲ…「しまた」とか写真見て思っちゃったけど(汗)
我が家の実家伝来の雑煮は、かなりオーソドックスな雑煮と思うし、東京ではこういう雑煮が多いんじゃないかな? 鶏、シイタケ、ダイコン、ニンジン、ゴボウ、そしてセリ。セリの代りに三つ葉やほうれん草の茹でたのを乗せる家もあるよね。
そしてダシは、鶏ガラ(顆粒とかじゃなくて本当に骨から取った)とコブ、風味が足りない分はティーバック式のアゴとカツオのダシを使っている。味付けは、醤油&粗塩と酒のみ。みりんとか砂糖とか我が家は使わない。
パートナーから「いつも懲りすぎなんだよ」とか言われるけど、いいじゃん、美味いものを食わせてあげようと思ってそうしてるんだから!!w と言うか、ダシは自分の一番こだわるところで(殆ど趣味の領域)、上手いダシからは美味しい料理が作れるし、父親(料理のプロ)から全部教わった方法。
しかし、雑煮だけは地方ごとに本当に色々ある。自分の母親は岡山出身で、岡山ではモチは丸いとか言っているし、京ミソのような白味噌の雑煮もあるし、Twitterでは白アンの雑煮まで見た!
こちらのサイトに色々な地方の雑煮があるけど、色々と食べてみたくなった。
そう言えば、パートナーの出身地には、「凍み餅(シミモチ」とか「凍み大根(シミダイコン)」とか言う不思議な食べ物があって、「凍み豆腐(シミドウフ)」と言うのは殆ど高野豆腐と同じ。寒い所だから、何でも凍らせて保存する文化があるんだろうけど、よくこれをパートナーの実家からは送ってもらった。これも昔は普通の冬の保存食だったんだろうけど、結構作るのに手間暇掛かるみたいで、今では決して安くない食材だし、特に凍み餅は一晩水に浸して、それを砂糖醤油とか付けてフライパンで焼くと教わった。機会があったら食べてみて下さい。
現在、自分は食事作る人、パートナーは食器洗いの係。
良い正月をお過ごし下さい。