全米ライフル協会が破産申請したとか言っているから「マジ!」とか思ったら、単なるニューヨーク州からの提訴逃れと言う事で、闇は深いよね…。このライフル協会と共和党をセットで語る人も多い。全米ライフル協会は一部のアメリカの自治体から「国内テロ組織」認定さえされている。無くなればいいと自分は心から思うけど、同時に治安が行き届かない、警察だって素直に信用できないあの国で、人々から本当に拳銃を奪ったらどうなるのか?とか、計り知れない心配までが同居する問題。こちらの上智大学の先生の記事にはこんな一文さえある。
そもそもアメリカの場合、イギリスの圧政から銃を持って独立した経緯があり、一種の革命権として(つまり、「人権」として)「銃を持つ権利」が存在するという難しさもある。
革命権とか初めて聞いたけど、これは別名「抵抗権」と言うらしく、「人民により信託された政府による権力の不当な行使に対して人民が抵抗する権利」と言うものらしい。今日も「ライフル協会に何があろうと自分達は銃を手放さない」とかアメリカの人が言っていると聞いたけど、銃を傍らに置いて生きて行く人生とか、日本人の自分には考えられない。