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デイブ・グルーシンと渡辺貞夫

元旦にWOWOWで放送された去年の年末のオーチャード・ホールで行われた渡辺貞夫とデイヴ・グルーシンとの久方ぶりの共演ライブの録画を今日見た。

渡辺貞夫が旧友デイヴ・グルーシンと再会し、1980年の日本武道館での歴史的コンサートを再演した特別な一夜を元旦にWOWOWでオンエア!

渡辺貞夫氏の公式サイトによれば、参加ミュージシャンは以下の通り。

渡辺貞夫 (alto saxophone, Sopranino)
デイヴ・グルーシン(ピアノ、指揮)
Rhythm Section:ラッセル・フェランテ(Piano), ロベン・フォード(Guitar), ベン・ウィリアムス(Bass), ウィリアム・ケネディ(Drums), スティーヴ・ソーントン(Percussion), ンジャセ・ニャン(Percussion)
Sax Section:宮崎隆睦, 小池修,近藤和彦, 今尾敏道, 佐々木はるか
Trombone Section:村田陽一, 辻冬樹 奥村晃, 山城純子
Trumpet Section:西村浩二, 佐久間勲, 奥村晶, 松島啓之

デイブ・グルーシンと貞夫さんについては説明は必要ないけど、目を引くのは間違いなくイエロージャケッツに関係する3人のメンバーが参加してることで、特にロビン・フォードはマジで好きなブルース・ギターリストで...と言うか、イエロージャケッツの方がリアルタイムじゃないから(追記:最近も活動してるんだね)後から聞く事になったけど、ロビン・フォードは今とイメージ違う事をやっていたように映った事もあった。

それに、説明要らねぇとか言いながら書くけど、貞夫さんは83歳で来月84歳。その年でこの一流メンバーを従えてライブをやってる事がマジで驚き。FM東京(JFN系)で未だにラジオのパーソナリティを務めてる位だから、失礼な言い方だけど全然ボケてなくてセッションを未だにバリバリやってるのは知ってたけど、実際ライブ映像を見ると思ったより本当に元気。ずっと元気でセッションを続けて頂きたい。

そして、デイブ・グルーシンが82歳。自分にとってグラミー受賞10回の生きてるリアル神様。この人の音楽に出会わなかったら、ジャズピアノやラテンやボサなんて勉強なんてする事はなかっただろうし、13歳の時にこの人の音楽に出会ってしまった為に自分の人生が狂ったw
これは、本当にマジな話で、それくらい自分にとっては思い入れのあるピアニスト&コンポーサーで、言葉では語り尽くせないような思いがある。

デイブの事を書くと崇拝しすぎて暴走しそうだからこれ位にしておくけど、デイブと貞夫さんは70年後期から80年代に一緒にプレイしたり、しかし、その後は一緒にセッションすることはなく、今回のライブにあたり、貞夫さんがわざわざNYまでデイブに会いに行ってLive参加を打診したらしい。貞夫さんもデイブと一緒にもう一度プレイしたかったんだと思う。

それで80年のデイブと貞夫さんの武道館Liveの映像をお借りして来たけど、この動画をあげてくれた方の話によれば、既にLive音源として有名な”How's Everyting”と同じもので、このバックミュージシャンがひれ伏したくなるほどのすっげーメンバー。

渡辺貞夫(sax)
デイブ・グルーシン(piano & Keyboard 指揮)ヤマハのCP70も弾いてるよね。
スティーブ・ガッド(Drums)
エリック・ゲイル(guitar)
ジェフ・ミロノフ(guitar)
リチャード・ティー(Rhodes & Keyboard)
アンソニー・ジャクソン(bass)
ラルフ・マクドナルド(Percussion)
ジョン・ファディス(Trumpet)
東京フィルハーモニー交響楽団

皆若くて笑っちゃうんだけど(アンソニー・ジャクソンもこんな若いとかw)自分にとっては、デイブの他にリチャード・ティーと言うフェンダー・ローズの神までが居て、この二人が一緒にプレイしてるのは初めて見た気がする。個人的には、エリック・ゲイルのカットギターとソロが素晴らしすぎる。

80年にこんなすごいライブを武道館で見ていた人が居るんだな...この間のジャコ・パスのInvitation(82年)の時も書いたけど、こういのを見ると、もっと早くに生まれたかった...とさえ思う。この頃の伝説的なミュージシャンには既に亡くなってる人も居るし、もうこの時代は戻って来ない...

と言うか、ジャズ系のセッションマンと言うのは、ライブやって、その一度きりの演奏でどれだけの事が出来るのか...そうやって評価を上げてきた人達で、スタジオで何テイクも録り直して実力以上の音を作ってるだけの連中とは全く違う。そういう時代が段々崩壊しつつあるし、ステージ見てても、オケに合わせて口パクだけやってる...とか、そんなもので人の心を揺さぶる音楽に掛ける魂や情熱がどれだけ伝わるのか...最近考える事も多い。

貞夫さんは今年はスティーブ・ガッドと演ると言っていたけど、あの時代を知る人にとっては、スティーブ・ガッドは本当に特別なドラマーなのは心から理解する。心ゆくまでセッションを楽しんで下さい。
 

追記 デイブ・グルーシンは参加してないけど、貞夫さんの別の武道館Live。
先の動画とメンバーが殆ど一緒なものの、ベースがウィル・リー!
スタッフのメンバーとウィル・リーの共演と言うのもスゴイけど(特にリチャード・ティーとエリック・ゲイルが早逝した事を思えば)、この時のウィル・リーはやっと30歳になるかならないか?
アンソニー・ジャクソンも素晴らしいけど、ウィルのスラップだらけのファンクベースっぷりがカッコ良すぎて、この動画も貼っておきます。

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