昨日のメンテナンスは最初は8時間の予定で、最近8時間のメンテナンスとか言いながら2-3時間で終わったメンテナンスもあった為に、こちらも今回のメンテ予定時間には警戒はしていたけど、それがPCサーバーにおいては3時間も延長して、結局11時間のメンテナンスになった。コンソール版の両機のサーバーとPTSにおいてはほぼその時間枠で収まったけど、PCサーバーのメンテナンス時間は、日本で普通に生活している人はとてもじゃないけどそれには付き合えない時間だった。(自分も結局この終了を待てずに寝てしまった)
それにPCサーバーのメンテナンスが終わった時間がちょうど欧州のプライムタイムでもあったから、メンテナンスが終わったと途端に欧州サーバーにはプレイヤーが殺到したのかログインキューが再び現れるような状態で、英語公式フォーラムを読む限り、ZOSはメンテナンス後もその対処に追われていたようだった。
前にも書いた事があったけど、ZOSが言う事ではPCの北米サーバーと言うのは11のタイムゾーンの人たちが居て、だからアメリカのプライムタイムに人口集中しやすいものの各時間帯でプレイヤーが適度に分散する傾向がある。しかし、欧州サーバーは主にたった2つのタイムゾーンしか無いから、プライムタイムの人口集中とは北米サーバーの人たちの想像を越えたものらしい。それに加えて北米サーバーより欧州サーバーの方が人口が多いともZOSは言っていて、同じゲームをやっていても、こういうサーバーの混雑状況は北米と欧州では全然違うらしい。
それで、今回のメンテナンスについて「全部のサーバーが一斉に長時間のメンテナンスを行うのはレアケース」と言っている人も居て、本当にその通り。ましてPTS(パブリックテストサーバー)までが他のライブサーバーと同じ時間帯にメンテナンスを行っていて、PTSのメンテナンスと言うのは通常日本時間の午後8時か9時頃からメンテナンスをやるのが定番だった。
ZOSからそれについての説明は全く無いし、こういう事情から、ファンの一部の中ではいつもと違う何かをZOSはやっていたんではないか? と憶測も広がっていて、昨日も少し書いたけど、新章が来る前のメンテナンスでは本メンテナンスで時間が掛かりすぎないように事前に一部のゲームデータをサーバーにインストールするケースもある。しかし、それにしてはあまりにメンテナンスが長かった。
と言う事で、実はESOは新しいサーバーに引っ越しをしていたんではないか? と予測しているファンも英語公式フォーラムには結構居た。その話について「いつそんな話があったの?」とか「記事ソース出せ」みたいな事を書いてるファンも居たけど、実はそれはグローバルイベントの時にZOSの代表のマット・フィラー氏が語った事で、自分のサイトでも1月にあった本家の今年のグローバルイベントの纏めに書いた筈だった。
これがマット・フィラー氏がその時に語った事を文字起こししたもの。「今年、全てのサーバーのアップデートとリプレイスをする」と語っていて、しかし、その後日、「だからと言ってすぐに劇的にパフォーマンスが良くなるとは期待しないでほしい」と言う言葉もあった。
それで、最近、ZOSから再びよく聞く言葉は「パフォーマンスの為」と言うもので、6/1からコンパニオンシステムがスタートするし、多くのプレイヤーがPvPとソロアリーナ以外でコンパニオンを連れて歩く状況でパフォーマンスが大丈夫なのか、ファンからの懸念も結構ある。
だから、こういう時に確かにサーバーを新しくして少しでも機能の向上を狙っても確かにおかしくないよね。しかし、これはあくまでもファンの憶測でしか無いから、鵜呑みにはしないで下さい。
そして、もう一つ。昨日メンテナンスが長時間になった理由として、ESOはAkamaiと言うコンテンツデリバリネットワーク(CDN)を使用しているらしく(これは前から英語公式フォーラムで聞く事だった)、これを親会社になったマイクロソフトに変えるんではないか? と言う憶測を語るファンも居た。自分は通信系についてはジャンル外だから詳しくは書けないけど、ESOのゲームのPingが不安定になる事をそのせいにするファンも過去には結構居た。しかし、これについてもZOSが何かを言っているわけでは無いから、ファンの憶測…と理解していた方が良いように思うけども。
しかし、ZOSから説明が無い限り、こんな事を憶測していたらキリがない話で、何かブラックウッドや今後のESOの為に何かをやっていたんだろう…と考えるのが現時点では妥当だと思う。