【ESOハウジング】大型船の家「アルドメリ大洞窟」が出来上がった（動画あり）

この間、シロディールで同じギルドの姉貴から「船の家はまだー?」とか聞かれて、慌てて先週新しい船の家を公開する事になりました。（同じギルドの仲間とフレンドはいつでもどうぞ）

早いものでハイ・アイルのスタートまであと2週間だし、今年の1月のグローバルイベントの直後、今日紹介する「アルドメリ大洞窟」と言う巨大な船がある家は再販されて（1月27日～2月3日）、最初にこの家が売り出されたのはUESPの記述によればサマーセットの新章が発表された2018年の1月で、実はまだ2回しか販売になっていない貴重な類の家になってます。
 

結構購入に悩んだ船の家

この家が最初に発売されてサマーセットがスタートした2018年と言うのは自分もやっと本格的にハウジングを始めた頃で、ハードコア系ストアギルドもその年から所属する事になって、だからこの頃と言うのはクラウンで1万を越える家を買うとか全然考えられない事でした。それから4年の月日が流れて、気付いたら家の所有数も今は35軒かな?　狂ったようにハウジングばっかりやってくる事になったけどもw

それで、この家が今年の1月に売り出された時も年末（セール）に購入したクラウンが15000クラウンしか残ってなくて、この家は14000クラウンもしたし、どうしよう…とかマジで悩んだ。あんまりいい気になってクラウンばっかり買っているとパートナーに叱られるしw
 

PVで見た陣営の各船は、現実の歴史に基づいている?

それでも、今年の新章はブレトン文化の島が舞台で、最初に発表されたPVでも船がすごくフューチャリングされていて、それに何度か書いているけどそのPVで使われていたパクト陣営の船が1本マストのハンザコグのような古代の船のような酷いもので（下写真・右）、なんかもっとパクトのかっこいい船作ってハイ・アイルに行きたかったwww

しかし、後から調べてみたら、PVで使われていたパクトの船のモデルはハンザコグで間違いないように思えたし、ハンザコグと言うのは主に15世紀あたりに北欧で使用されていた船で、名前からわかるようにドイツを中心としたハンザ同盟の物流とか使用され、だから、ZOSはパクトの船を何の脈略もなくあの形にしたわけでは無いように思えたりしました。（すぐにハンザコグとわかった自分もどうかしているけどw）

それに比べて、多分PVの写真の中心にあるカバナントの船はバークあたりがモデルになっていると思うし、ブレトンの文化はフランス（ブルターニュ　モンサンミッシェルがある場所）がモデルになっているとは言われているけど、実の世界地図とESOのマップを見比べていると世界地図のブルターニュの場所とESOのハイロックの場所は少し重なるように思えるし、両方が地図では大陸の西に位置して海に囲まれてます。

上の地図が実際の世界地図のブルターニュ地方だけど、ハイロックの場所に少し似ている。

ブルターニュのすぐ上がスペインやポルトガル時代の後の海洋王国となるイギリスで、だからその場所がバーク船の影響を受けていてもおかしくは無いし、PVの左側のアルドメリの船は、バークより少しだけ古い時代に活躍したスクーナかな…とか。スクーナはオランダからスタートした船と言われていて、ハンザコグと比較してもアルドメリとカバナントの船は200-300年後位のはるかに発展した船がモデルになっているように思ってます。

それで、どうでも良い船の話ばかりしてしまったけど、この「アルドメリの大洞窟」の家にある船は2本マストで、場所もアルドメリにあると言う事で、これはアルドメリ型のスクーナーなんでは無いか…とか思ったりしています。帆を開くとどんな船なんだろう…?
 

アルドメリ大洞窟からハイ・アイルに向かうのは現実的?

アルドメリ大洞窟の場所だけども…

アルドメリ大洞窟は上の地図の南の部分で、しかし、補給とか停留とかはサマーセットの西側のセイ・ダーン砦の祠に近い港で、アリノールのすぐ北側にあります。

それでこの船を所有してセイ・ダーンの港で話を聞くと…これも前に書いたかもしれないけど…

自分の船の噂が色々と聞けるし、「船長」の称号をマジでくれよーーー!!（因みに現在の自分の称号は付けている人が実は少ない「探検家」）

そして、実はこのセイ・ダーン港はハイ・アイルに向かうには非常に都合の良い地理にあって…

下の○の部分がセイ・ダーンで上の○がハイ・アイルの舞台の島。すごい現実的な距離で理想的な航路。ハイ、我々はこのルートを使って船でハイ・アイルに乗り込む予定です!!

（なんて、現実は全ての人が祠で一飛び～!!）
 

「アルドメリの大洞窟」の家

ちょっと暗い動画で申し訳ないけども、個人としては結構楽しんでやりましたw
 

船の旅に必用なものとは?

大航海時代のゲームの影響かもしれないし、海洋を船で何日も過ごして目的地に向かうとならば色々な準備が必用な筈で、飲水や食料は勿論、船の部位がインスタント的でも直せる工房とか、船員が休む場所とか…。そんな現実的な事を少し考えながら、この家つくりは始まりました。

そして、最初に考えたのは、この海域には海賊出るのかな…とか、氷炎バリスタを4機、普通のバリスタを2機搭載w　これも大航海時代の影響がありすぎw

ジルは決して攻撃的な性格ではございませんが、前に第3紀の帝国時代、サイジックが協力して海のなんかを退治したとか言う話を聞いた事があります（ESOから見ると未来の話なんだけどw）。これはスカイリム本で読める「狼の女王」第4巻に出て来る話で、スカイリムの頃は「ピャンドニアって何?」って感じだったけど、ESOのサマーセットをプレイした今ならよく理解出来る。嘘だか本当だか知らないけど、この本によればポテマはピャンドニアの王とも一夜を共にしながら、裏で金を積んでサイジックを動かし、ピャンドニアの艦隊を全滅させます。

「おめぇだってサイジックの一員で、そんな事出来る?」とかジルに問いながら、この船とドックにはパクトの旗と共にサイジックのバナーも掲げてありますwww

しかし、個人的に自分の主人公がサイジックの一員になるとか、TESにおいてのその伝承の重さを思った時、今でも驚きと言うか、こんな事があっていいんだろうか?　とかね。個人的にサイジックの名前を最初に聞いたのは、TES4オブリビオンの時だったと思うし、その魔術師ギルドのストーリーの最後の大ボスは蘇ったマニマルコで、ESOで更に深くマニマルコの過去に触れて感慨深かった。

またどうでも良い話をしてしまったけども、この船にはかなり沢山物資箱も積んであります。

そして、小物も色々置いてあるけど、実はコールドハーバーの高級家具屋ではクロックワーク・シティ系の六分儀とか売っている時があって、航海アイテムなんかも色々と置いてみた。

実は完全に作り込んではいないんだけど、この船も個人的な趣味でドゥーマー系の動力源も積んでいて、風が無い時も動力で動ける船…と言う設定になってます。ドゥーマーの蒸気系の技術とかクロックワーク・シティのソーサ・シルの最新技術とか積んである船だといいな…とかw
 

船の中の居住区

毎回悩む保管箱の場所。この船の家の出入りは、実は船の操舵輪からで、だから、入り口に近い部分に普段使うものを集めておくと言うのは自分の基本で（超合理主義）、いちいち何か使う為にすごい歩かなきゃいけない…とか超面倒臭い。この家は船以外の敷地もすごい大きいんだけども、あまりに遠いから、船に大事にものを集めてあります。

そして、何日もの航海を支えるのは、航海士の食事や睡眠の筈で、そういう部分も割に現実的に作ってしまったと言うか…。

しかし、こういうのを作りながら、時化（しけ）とか来て海が大荒れになった時、船の中の箱とか色々な備品なんてぐちゃぐちゃになっているんだろうな…とか、つい考えちゃうと言うかw　一体、サマーセットからハイ・アイルまでどの位の行程なのか…しかし、そういう事を考えながら色々と作っているのはすごい楽しかった。ある意味でハウジングの時間と言うのは、その家の下地にある各文化と向き合う時間でもあって、シロディールに居る時には考える事は無いだろう事を色々と思う時間だったりもします。
 

船以外の部分

実はこの家は船以外にも色々作っていて、実は現在家具の総数は697/700になってますw　いつも家具の上限との戦いだけども。

特に長い船旅から戻って体を休める寝所とか、少し海水浴出来たり…とか、航海士がくつろげたり、またこのドックに常駐・管理している人たちの生活部分も少し作ってあると言うか。本来は無い部分もかなり建て回してあります。

上の部分は本当は全く無い部分で、ここはシャワー完備で小さなプールか温泉みたいな場所もあって、海水浴とか釣りを楽しめる場所として作った。

ここには下の写真の長い海を横切る橋を渡って行く事になるけど、前にも書いたけど、潮の満ち引きとかは殆ど考えていません!www

もう一つの建て増し部分の居住区

本当はもっと飾りたいんだけど、家具上限700ではこれが限界。サーバーをリニューアルしたんだから、欧州サーバーとかコンソールサーバーも新しくなったら、家具上限数をマジで上げてほしい。ミストヴェイル邸とかインドリルの家と家具上限がたった100個しか違わないとかジョークでしか無いよね。こっちの家はクラウンでしか買えない家だし、大枚叩くわけだから、家具上限の優遇くらいはあっても良い気がしてます。

ドックの方のキッチン兼ダイニング。テーブルの上にオレンジが置いてあるけど、現実の歴史において長い航海で最も恐れられたのは海上で新鮮な野菜や果物がとれなくてビタミンC不足で起こる壊血病。だから、船を降りたら、これをたっぷり摂る必用がある。

この船の家をやりながら、幾つかのアンティークを発掘して、この家に置けとばかりのように上のアイレイドのなんか光源を掘り起こして来たんだけど、それ以外にもヴァーデンフェルとサマーセットで絵をそれぞれ一枚宝箱から見つけて来て（滅多に拾わないような貴重な絵）、そういうものが幾つか船に飾ってあります。

なんか、前もレヤウィンの水辺の家をやっている時もブラックウッドで2-3枚絵を拾ったし、西スカイリムのプラウドスパイア邸をやっている時も西スカイリムやブラックリーチで絵を数枚拾ったけど、家を買うとこういうスイッチがあるのか?　それ以外では殆ど拾わないんだけど…。

この家にはメリディアの像まであるけど、個人的には殆どそれは灯台がわりに思っているし（ひどい…）、やっぱりここに祀るべきものはこの方でしょう。

風の神様で船乗りやノルドから信仰厚いキナレス（カイネ）様。ジルの設定は、やはりノルドのドラゴンナイトの為にアカトシュとキナレスをスカイリムの時のまま信仰しているけども、今年はキナレスの銅像が来る予定があるみたいで（ボツだけ勘弁）、キナレスの銅像が今年こそ手に入りますように…。（上の小さなキナレスのスタチューはESOプラス会員だけが貰えました）

ハイ・アイルを楽しみにしていましょう。
 
余談: 今はこの家と闘っていますw　これは暫定デザインで始まったばかり。